観光のついていない女子旅向き海外ツアーを見つける
では、観光のついていない海外ツアーの探し方をご紹介します。今回は東京在住の女友達3人で台北(台湾)へ土日を含む3日間を使って3か月後の11月に女子旅を実現するという計画です。
1.検索条件を入れてリストを出す
HISの海外ツアーサイトTOP(https://e.his-j.com/trip/ciao/search/02A_10/)を見てみると、地図のデザインの検索ボックスがあります。※以下キャプチャ画像はPC版のサイトです。
右側の出発地のボックスで「首都圏すべての空港」を選択してみました。続いて、目的地「アジア」「台湾」「タイペイ(台北)」、期間「3日」、予算の上限を「3万円」と選択し、「オンライン予約で空席あり」にチェックを入れて検索ボタンをクリックします。
検索結果が表示されました。
続いて、今回の女子旅は台北(台湾)へ3人で行くことになっているので、左下の「部屋利用人数」の「2」を、「3」名1室に変更します。変更すると上部に「部屋利用人数[3名1室]」という条件が足され、表示も変わりました。
検索結果のリストを見るために右上のオレンジの「×閉じる」ボタンをクリックします。
続いてリスト上部の「価格の安い順」ボタンをクリックします。するとリストが安い順に並べ替えられました。
2.航空会社と発着時間帯とホテルをチェック
では、検索結果を上から順に見て行きましょう。
リストから選ぶということは航空会社と発着時間帯とホテルを決めるということです。右側の赤い金額ではなく、黒い文字の方を見ていきます。上から順にチェックポイントをご説明します。上の画像上に赤い囲みや下線を入れた箇所です。
- チェックポイント
- 「滞在中まるまる自由行動」・・・観光が一切ついていないツアーを指しています。
- 「バニラエア(無料の機内食サービスはありません)」・・・LCC(格安航空会社)です。
- 「相部屋利用」・・・宿泊先の名前の横に注意書きが入っています。
- 「羽田発」・・・成田空港よりも羽田空港の方が家から近い場合メリットとなります。
- 「深夜発」・・・現地を深夜に出ると日本到着が翌朝になります。
このように、上から順にチェックしていき、例えば自分の譲れないような条件「相部屋利用」等が出てきた時は、そのリストを飛ばして下へ下へと見て行きます。リストを見ていると、選ぶということは航空会社、出発・到着時間、ホテルを選んでいる事だと気付くでしょう。値段の安い順に並べるとLCCが上位に来ます。台北(台湾)など飛行時間が短い場合は機内食が無くてもブランケットがなくても、事前に知っていれば何てことないのでぜひ利用してみましょう。
良さそうなリストが見つかったらオレンジ色の「詳細を見る」ボタンをクリックしてみましょう。
選んだ海外ツアーの詳細ページが表示されます。魅力的なイメージ写真ではなく記載されている文字を1つずつ確認していきます。表示金額は大人1名分の金額だと分かります。
ほかに「諸税等別途必要」でそれは「成田空港施設使用料」等であることや、送迎がついていないプランであることがわかります。また、ホテルは「フローラホテル」で、詳細をチェックするため、ホテル名をクリックすると別ウィンドウが開きます。
3.ホテルは立地と口コミのチェック
写真の中にコンビニらしきものが写っていることを横目にさらに「口コミ30件」の表示をクリックします。
悪い情報も良い情報もチェックしましょう。
中でも立地や交通の便が良い点が書かれていると、安いホテルを探している時は決め手になります。自分に合ったホテルかどうか見極めましょう。今回ホテルはリゾートではないので部屋でゆっくりする気はなく、清潔でシャワーがきちんと出ればOKぐらいに考えています。
4.スケジュールのチェック
口コミのウィンドウを閉じ、元のツアー詳細ページに戻り、下へ下へとチェックを進めます。スケジュールでは、観光が本当についていない事を確認できます。また、付いていない送迎を追加で申し込むことができることがわかります。
日本発着時間も確認できます。通常の電車やリムジンバスが利用できる時間帯です。続けて下へ見て行きます。「旅行条件」の箇所で注目すべき箇所がありました。
1人旅の場合は追加代金として18,000円が必要なことがわかりました。今回は3人で泊まるため関係ないと思われがちですが、実は3人という人数は部屋の設定が無いことが多く(部屋が広いリゾート等でエキストラベッドを足して本来2人の部屋に3人という設定にしている場合もあります)、台北(台湾)の様な都市部の場合は、この費用が関係してくることがあります。
では、確認が済み、ホテルの変更が無ければ「空席紹介 オンライン予約」ボタンをクリックします。まだ予約するわけでは無いのですが、次の画面へと進みたいのでクリックします。
プランが決まったら予約前に確認しておくこと
ツアー予約内容の入力ページが開きます。上から順に選択をしていきます。まずはここで再度、人数を「3名」に設定しなおします。
表示していたホテルが一度消えますが、気にせず画面の指示通り「有効な日付」をカレンダーから選びます。
今回は第1候補を11月19日土曜日で探していたのでカレンダーで、選択できるオレンジ色のボタンがある日付を確認し選択します。
確認しておいたフローラホテルが表示されました。部屋は2つに分かれますが3人で同じホテルに泊まれます。
送迎をつけるか自力でリムジンバスに乗るか
次に空港送迎ですが、ホテルの口コミで拾った情報を元にGoogle Mapで探したところホテルから徒歩5分で空港リムジンバスの到着するバスターミナル「台北西站A棟(Taipei West Bus Station Terminal A)」があることがわかりました。
ネット検索を駆使し、片道1人125元(日本円で約1,883円)かかることもわかりました。安くて近くて時間のロスがなさそうなので1人旅の時は利用したいと思ったのですが、今回は3人で女子旅です。
たった5分とはいえ、もし雨が降ったらスーツケースを引っ張って歩くことになる点と、空港送迎が片道1人2,000円とリムジンバスの約1,883円とあまり差が無いことから、パックツアーと一緒に申し込める送迎の方を選択することにしました。途中免税店に寄ることになり時間のロスが出ることもチェック済です。むしろ免税店立ち寄りを楽しむことにします。
往復の送迎を選択すると、右側の支払総額に3人分の送迎費用が加算されました。
3人の場合、1人部屋追加代金が加算される
最後に上から下まで、もう一度青い項目の帯ごとに選択漏れが無いか確認し、「料金内訳」を確認しましょう。3人で114,030円。1人当たり38,010円です。明細をよく見ると1人部屋追加代金18,000円が加算されていることがわかります。2人部屋を2つ予約していることになるため、追加費用が加算される仕組みです。
[重要]キャンセル時のリスク確認
旅行は1人旅でも3人旅でも、発熱や怪我など何か起きるとキャンセルしなくてはいけない場合があります。その場合のキャンセル料や期日についても行くメンバー全員で共有しておくようにしましょう。1人でも前日に熱が出たら全員やめる・やめない。キャンセル料は何日前ならいくらになる何も起きていないときに確認をし全員で決めておきましょう。
さて、この段階で友人に共有すべき必要事項を印刷やPCのメモ帳にコピペしたら、3か月前なら一旦サイトを閉じても同じ商品が数日後にすぐ同じ手順で見つかりました。【日程、金額、ホテル、1人部屋追加料金のこと、キャンセル時のリスク】すべて行くメンバーで共有して決めてから予約です。
ツアー予約内容の入力と確認が完了したら「上記「旅行条件書」及び「個人情報保護方針」の内容に同意する」のチェックボックスにチェックを入れてオレンジのボタンをクリックしログインまたは会員登録へと進んだあと「旅行者情報の入力・海外旅行傷害保険の申し込み」を行い予約へと続きます。詳しいサイトの操作方法は>>>こちらから
[重要]予約には参加者全員分のパスポート情報が必要
旅行者情報の入力画面では、参加者全員分のパスポート情報が必要です。事前に全員のパスポートのコピーを用意しておきましょう。入力時に1文字でも間違えると出発できなくなる、責任重大な工程です。予約確定前に何度も何度も指さし確認しましょう。
予約まで進めるか、事前にある程度内容がわかったところでメンバーに相談するために一旦操作をやめるかは、旅行までの日数によります。3か月前なら1日2日たってもまだ空席照会で同じものが見つかることが多いようですが、1箇月前だと状況が変わります。Wi-Fiがつながるカフェなどでメンバーが集まりノートPCで一気に予約まで済ませるか、予算以外は誰か1人に任せ予約まで済ませるかした方が良いです。
台北(台湾)へのツアー予約ができれば、あとは、いよいよ行きたい場所の優先順位をつけてスケジュールを埋めて行くだけです。
次回は「現地オプショナルツアー予約編」です。
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