香港オーシャンパークってどんなテーマパーク?
1977年にオープンした香港オーシャンパークは、香港の老舗テーマパーク。2017年に開園40周年を迎えました。
香港オーシャンパークは、その名前の通り「海」をテーマにしたテーマパークです。香港島の南にある山の上に広がる同パークの敷地面積は91万5,000平方メートルもあり、アジアでも指折りのビッグスケールを誇ります。
園内は、水族館やパンダ舎がある「ザ・ウォーターフロント」と、コースターなどの遊園地的なアトラクションがある山頂エリアの「ザ・サミット」という2つのエリアに分かれています。
テーマパーク「香港オーシャンパーク」へのアクセスは?
テーマパーク「香港オーシャンパーク」へのアクセスは、従来はバスかタクシーを使うしか方法がありませんでした。しかし2017年、香港島南部に待望の地下鉄(MTRといいます)の新路線が開通。地下鉄の開通によって、香港の中心地である金鐘(アドミラルティ)から香港オーシャンパークまで、わずか5分でアクセスできるようになりました。
もともと地元の人には人気のあった観光テーマパークでしたが、交通アクセスが格段に便利になったことで、外国人観光客の利用も急増し、大きな注目を浴びるようになったわけです。
したがって、金鐘のホテルに宿泊している観光客は要チェック。なおMTRの1日乗車券は、改札機に通してから24時間使用できます。
地下鉄に乗って香港オーシャンパークへGO!
インスタ映えするカラフルでユニークなキャラクターや建物がいっぱい!
テーマパーク「香港オーシャンパーク」に到着したら、いきなりカラフルなエントランスと、ユニークなキャラクターのお出迎えにインパクトを受けること間違いなし。
派手な割にはどこか素朴で、憎めないかわいいキャラばかりです。テーマパークならではの建物やアトラクションもカラフルなので、インスタを撮るなら思いっきりフィルターをかけて撮影を。異次元の世界にいるような写真が撮れることでしょう。
園内はとにかく広いので、お気に入りの撮影スポットを見つけましょう。
パンダやイルカなどをモチーフにしたユニークなキャラクターたちがお出迎え
山頂にある遊園地エリア「サミット」でアトラクションを遊びまくる!
山頂にある遊園地エリア「サミット」には、「オーシャンエキスプレス」という名前の地下を走る列車か、ケーブルカーでアクセスします。
ケーブルカーは所要時間が20分ほどかかりますが、海に面した山の斜面に沿ってケーブルが引かれているため、大きな窓からの雄大な眺めが絶景! あっという間に到着するはすです。
香港オーシャンパーク名物のケーブルカー
ケーブルカーで山頂の「サミット」に到着すると、子どもから大人まで観光客の誰もが楽しめる遊園地が待っています。
ジェットコースターやゴムボートの急流下り、フリーフォール、そして観覧車など、絶叫系からかわいい系のアトラクションが勢ぞろい。女性2人でもカップルでも、キャーキャー叫びながら楽しめるテーマパークです。
アトラクションのマシンはどれも色とりどりなので、インスタ映えも◎!
また続々と新しいアトラクションが誕生しているので、いつ観光旅行で訪れても飽きさせません。
上空をぐるぐる回れば香港島の景観も楽しめる
コースター系は種類も豊富!
愛くるしい動物がいっぱいの「ザ・ウォーターフロント」
香港オーシャンパークは海のテーマパークだけあり、香港オーシャンパークいちばんの観光の見どころは、海に関する展示体験施設です。水族館やパンダ舎がある「ザ・ウォーターフロント」では、魚だけでなく愛くるしい動物とたっぷり触れ合えます。
そんな香港オーシャンパークの、テーマパークとしての最大の観光スポットは水族館。
ここでは深海からサンゴ礁の海までさまざまな海の様子を再現していて、魚の種類は400種類、5500匹。ずっと水槽を眺めていると癒やされること間違いなし。
中でも圧巻は、長さ13mの巨大水槽や、頭上から魚たちを見ることができる直径5.5mの巨大窓。悠々と泳ぐマンタなど、普段なかなか撮れない素敵なインスタ写真が撮れそうな穴場的なスポットです。
また他にも、サメの生態を学んだり、ペンギンと戯れたりと、時間がいくつあっても足りません。
頭上を見上げるとそこには大きなマンタが!
かわいいペンギンが寄ってくる!
クラゲの展示エリア「シージェリー・スペキュタクラー」はダントツのインスタ映えすることから観光客の注目を集めるスポットです。
ここには大小1,000ものシージェリー(クラゲ)がいて、クラゲが入った円柱型の水槽がライトアップされる演出は、とてもロマンチック。ゆらゆらと動く姿に癒やされて、時間を忘れるほどです。
幻想的な「シージェリー・スペキュタクラー」のクラゲ
香港オーシャンパークのアトラクションといえば、イルカも観光客に人気者。元気に水しぶきを上げる定番のイルカショーはもちろん、イルカと直に触れ合えるプログラムが用意されているなど、豊富な体験交流型のプログラムは、海のテーマパーク「香港オーシャンパーク」ならではの醍醐味でしょう。
「バードショー」ではミミズクやオウムも人気
かわいいイルカと友達になろう!
香港ではここだけ!パンダ×2は必見
香港オーシャンパークでは、動物の可愛らしさにも注目!テーマパークの動物の中で観光客にいちばん人気なのは、何といっても愛くるしいパンダです。
パンダ舎の「アメイジング・アジアン・アニマルズ」では、アジアの希少動物がたくさん生息しています。
ユニークなのは、ジャイアントパンダとレッサーパンダが同時に飼育されていること。同じ「パンダ」とは思えない、それぞれのキュートさが際立ちます。ちなみに、香港のテーマパークでパンダが見られるのはここ香港オーシャンパークだけなので、観光客は絶対に見逃さないこと!
他にもチュウゴクオオサンショウウオや、ヨウスコウワニなど、アジアの貴重な在来動物が飼育されています。
これぞスターの貫禄!ジャイアントパンダ
時期が合えばあえるかも?カンガルーの赤ちゃん。
オーストラリアのコアラももちろんチェック!
コアラは、オーストラリアの自然生息地を再現したオーストラリア館「アドベンチャー・イン・オーストラリア」で見ることができます。
現地の環境そのままの、のんびりとした姿がたまらずキュートです。コアラの他にも、ワラビーやワライカワセミなど、オーストラリアそのままの雰囲気を作り出しています。
香港観光なのにコアラというのも、香港のテーマパークならではの面白さです。
ころんとしたフォルムに癒されるコアラ
お腹が空いたらレストランへ直行!洗練された中華料理に舌鼓
お腹が空いても、香港オーシャンパーク内にはレストランやカフェなど多数の飲食スポットがあるので観光客でも安心です。
女性同士やカップルの観光客にオススメなのは、大きな水槽がある水族館レストラン「ネプチューンズ・レストラン」。ブルーにライトアップされた水槽の魚を眺めながら、ロマンチックな食事タイムを満喫できます。
平日は午後10時、土・日曜日は午後11時までオープンしていて、シェフの感性あふれる洗練された中華料理を楽しめます。一つ一つの盛り付けが美しく、インスタ映えすること間違いなし。香港観光ならではのグルメを満喫しましょう。
水族館レストランで気分は海底ディナー?
おみやげ購入ならレトロゾーンの「オールドホンコン」へ!
香港オーシャンパークに来たら、何かお土産も購入したいところです。そんなときは、「オールドホンコン」というエリアがオススメ。
1950〜70年代の香港が再現されていて、一歩入り込むとレトロなの街並みにタイムスリップできてしまいます。もちろんインスタの写真映えも文句ナシ。
おみやげ店もたくさんあるので、お気に入りの観光みやげをゲットしましょう。
他にも、香港オーシャンパーク内にはお土産ショップがいくつかあり、テーマパーク内でしか購入できないオリジナルグッズが豊富に揃っています。特にパンダのグッズは人気です。
夜はエキゾチックな風景になる「オールドホンコン」
日本から香港へのアクセス方法は?
日本から香港へのアクセスは、ほとんどが飛行機でのアクセスになります。日本からの直行フライト便は、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、那覇空港(沖縄)、福岡空港、新千歳空港(札幌)、中部国際空港(愛知)から出ています。
それ以外にも、乗継便で香港にアクセスする方法もあります。
日本国内の空港から香港国際空港への所要時間は、直行便の場合、4〜5時間ほど。
テーマパーク「香港オーシャンパーク」が香港観光のメインなら、ホテルに泊まるのは、香港の中心地である金鐘(アドミラルティ)が便利です。香港国際空港からもアクセスが便利なので、海外観光旅行の初心者でも安心して利用できます。
一般的にはエアポート・エクスプレスをはじめ、地下鉄(MTR)、空港バス、タクシーなどどれを選んでも観光客には便利。そのほか、ホテルによってはエアポートシャトルバス、エアポートリムジンも利用できます。
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