世界中からリピーターが訪れ、多彩な顔を持つハワイ州最大の島「ハワイ島」。
「ビッグ・アイランド」の愛称にふさわしく、ハワイ島はたくさんの魅力にあふれています。
ハワイならではの広大で迫力満点の自然、その自然によって培われた風土や文化、歴史などを存分に感じられる場所です。
ビッグスケールの大自然に魅了される「ハワイ島」は、定番のハワイ観光に飽き足らなくなった、オアフ島卒業組やハワイ上級者にぴったり!
また、ハワイ島についてまだあまりなじみがないという人にも、その魅力を知ってもらえるように、おすすめの観光スポットやハワイ島での過ごし方についてご紹介していきます。
多彩な顔を持つハワイ州最大の島「Big Island」
ハワイ島はハワイ諸島の中で最も大きな島で、ホノルルのあるオアフ島の約6.7倍もの面積を誇り、ハワイ州の他の島を合計した面積の2倍近い広さです。
そのためハワイ島は「ビッグ・アイランド(Big Island)」と呼ばれますが、島の名前と州の名前が同じなので、呼び分けしやすいようにこの愛称が使われているそうです。
ハワイ島の主要都市は、地元の人たちが多く暮らす東部の「ヒロ(Hiro)」と、西部のリゾート地「コナ(Kona)」があり、どちらの地区にも国際空港があります。
初めてのハワイ島で優雅なホテルライフを満喫するなら、リゾート地や観光地に近く、日本からの直行便も就航するコナ国際空港を利用すると便利です。
なお、直行便の運航がない日など、オアフ島経由でハワイ島に移動する場合、ホノルル−コナ間の飛行時間は45分程度と、あっという間に到着できます。
「せっかくハワイ島へ観光に行くのだから、穏やかなソーダ色の海で楽しみたい」という人にも満足いただける場所があります。
地球上にある13の気候帯のうち、11もの気候帯が存在するほど多様な気候風土を持つハワイ島は、ビーチもまた多彩です。
好天の日が多いハワイ島西海岸の「コナ・コースト(Kona Coast)」や、「コハラ・コースト/サウス・コハラ(Kohala Coast/South Kohala)」などは、波も穏やかな日が多く、大型ホテルも点在しているので、滞在しながらリゾートらしい海を楽しむには格好のエリアです。
島の最南端には「パパコレア・グリーンサンドビーチ(Papakolea Green Sand Beach)」など、秘境さながらのビーチもあります。
「サウスポイント(South Point)」という場所の崖下にあるそのビーチは、水も綺麗で魅力的ですが、危険な場所のため近々立ち入り禁止になるという噂もあります。
※レンタカー利用の際、この地区は保険適応外となっています。
ハワイ島へのアクセスや、アメリカ合衆国最南端「サウスポイント」への行き方はこちらの記事でも紹介しています。
ハワイ島で元気になる!パワースポット巡り
現在も火山活動が活発なハワイ島は世界三大パワースポットの一つと言われるほど、島全体がパワーと神秘に満ちた場所です。
スピリチュアルに生きるハワイアンの神聖な地を訪れると、その自然のもつ偉大さにふれ厳粛な気持ちになることでしょう。
ハワイ島はオアフ島のThe BUSのような便利な公共交通手段がないため、移動はレンタカーやタクシーが中心になります。
広大なハワイ島の各所に見どころが点在しているため、全てを巡ると結構なロングドライブになることも。
そのため、ハワイ島観光を効率的に回るならば、オプショナルツアー(現地ツアー)を利用するのもおすすめです。
大地のパワーを感じる漆黒の溶岩風景!
コナ空港から出発してまず目にするのが、リゾートらしからぬ漆黒の溶岩地帯です。
これまで持っていたハワイのイメージとかけ離れた、荒涼とした大地の風景が目に飛び込んできます。
初めてハワイ島を訪れた人にとっては、オアフ島との景色の違いに驚き、ショックを受けるかもしれません。
しかしこれもリアルなハワイなのです。
黒い溶岩の上に立ち足元から感じる大地のパワーは、ハワイが活火山の島であることを改めて気付かせてくれます。
▼漆黒の溶岩風景を含む、活火山の島「ハワイ島」の観光スポットを巡るならばこちらのプランがおすすめ!
地球の息吹、火山活動を間近に
ハワイ島の自然といえば、地球の息遣いを間近に感じられる火山なしには語れません。
島内には5つの火山があり、ビーチと同じくそれぞれ多彩な魅力があるのが特徴です。
なかでも地球上で最も活発な火山として知られ、世界遺産にも指定されている「キラウエア火山(Kilauea Volcano)」が圧巻の「ハワイ火山国立公園」は、1番人気のハワイ島観光スポットです。
公園中央部に広がる「キラウエア・カルデラ(Kilauea Caldera)」は、まるで他の惑星のような異世界を思わせる景観が広がります。
このハワイ火山国立公園内のキラウエア・カルデラ内部、標高1,200mの地点にあるのが、キラウエア火山の「ハレマウマウ火口(Halemaumau Crater)」です。
オアフ島と違い、ハワイ島の活火山の火口は圧倒的な存在感を放つビュースポットといえるでしょう。
この火口にはハワイ神話に伝わる火の女神「ペレ(Pele)」が住むと言い伝えられ、ハワイにおいて非常に神聖な場所であり信仰の対象とされています。
ハレマウマウ火口の日没後に真っ赤に燃え盛る様子は迫力満点です。
▼ペレが宿ると伝えられるパワースポットと美しい星空を満喫するなら、こちらのプランがおすすめ!
マウナケアで満天の星空に酔いしれる
同じ火山でも「キラウエア火山」から車で2時間半程の場所にある「マウナケア(Mauna Kea)」は、世界でもトップクラスの満天の星空を眺めることができます。
ハワイの最高峰(標高4,205m)、ハワイ語で「白い山」という意味のマウナケアは、雪で覆われる山頂に雪の神「ポリアフ(Poliʻahu)」が住むと言われ、こちらもハワイの人々の聖地として有名です。
富士山よりも標高の高いマウナケア山頂の空気は非常に澄んでいて、天体観測に適した環境であることから、日本の「すばる天文台」をはじめ世界各国の天文台が設置されています。
その美しさから「宇宙に一番近い場所」と称されているほどです。
日本では見ることのできない南十字星など、いくつもの星や時には流れ星も見える夜空はとても幻想的で、一生ものの貴重な体験になること間違いありません。
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ホヌに出会えるかも?サウスポイントの黒砂ビーチへ
ハワイ島の、そしてアメリカの最南端でもある「サウスポイント(South Point)」方面、ハワイ島南東部にあるカウ海岸に「プナルウ黒砂海岸(Punaluu Black Sand Beach)」があります。
この黒砂ビーチの砂は火山の影響で出来た、溶岩や火山岩が砕けたもの。
波打ち際ではたくさんのアオウミガメが泳ぎ、特に晴れた日の午後は日光浴(いわゆる甲羅干し)のために上陸した姿も見られます。
ハワイでは、ウミガメをホヌ(Honu)と呼び、古来より「幸運を運ぶ海の守り神」とされています。
アオウミガメの周囲4.5m以内に近寄ったり、触ったりすることは厳禁ですが、離れて眺めるだけでもきっと幸せな気持ちになるでしょう。
※アオウミガメは絶滅危惧種でもあり野生動物のため、必ずしもその姿を見られる訳ではありません。
▼ウミガメ出現率の高い黒砂海岸など、ハワイ島の人気観光ポイントを一日で効率よく観光する、おすすめ現地ツアー
王族ゆかりのワイピオ渓谷の絶景に出会う
ハマクア・コースト北部に広がる聖地「ワイピオ渓谷(Waipio Valley)」は、かつてカメハメハ大王が幼少期を過ごした「王族ゆかりの地」であったため「王家の谷」と呼ばれています。
「ワイピオ」とは、ハワイ語で「曲がりくねった水」という意味があり、渓谷内をくねくねと曲がりくねって流れるワイピオ川のこと。
ここは霊力(マナ)に守られた場所との言い伝えがあり、過去に何度か津波や洪水に襲われた時も、ワイピオ渓谷に住む人々は全員無事だったそうです。
今なお強力なマナに守られていると信じられています。
海沿いのワイピオ渓谷展望台からは、切り立った岩山の断崖絶壁と緑鮮やかな渓谷の絶景を見渡せ、その神々しさには鳥肌が立つほどです。
▼ハワイ島の多様な自然美を体感できるツアーで、聖なる地「ワイピオ渓谷」を訪れるならばこちらのプランがベスト!
ハワイ島の中心、どこか懐かしい雰囲気が漂う街「ヒロ」
ハワイならではの大自然を満喫できるハワイ島での観光ですが、歴史ある雰囲気が魅力の街並みにもぜひ親しんでみてください。
ワイキキの賑やかさとは一味違う落ち着いた風情に、どこか懐かしさを感じることでしょう。
東海岸に面したハワイ島最大の街「ヒロ」は、ハワイ州全体でもホノルルに次ぐで2番目の規模を誇る港町です。
約44,000人が暮らすハワイ郡の郡庁所在地でもあります。
歴史的建築物が並ぶ「カメハメハ・アベニュー(Kamehameha Ave)」はハワイ島の観光・散策スポットとして人気スポット。
世界最大のフラの祭典「メリーモナーク・フェスティバル」の開催地としても有名です。
日系人によって繁栄したヒロの街は、賑やかでありながらも、のんびりとした雰囲気に懐かしさを感じます。
ハワイアングルメで一番に思い浮かぶ、ロコモコ発祥のお店「CAFE100」や、日本人にも大人気のマグロを使ったアヒポケで有名な「スイサン」は、 どちらもヒロを訪れた際には、ぜひ味わいたい逸品です。
店内は地元住民と観光客でいつも賑わっています。
そして、1977年に創業した「ビッグアイランド・キャンディーズ」の本店があるのもヒロです。
ハワイのお土産で人気のショートブレッド・クッキーは、ヒロの工場内で一つ一つ手作りされています。
カラフルでハワイらしいパッケージも魅力の一つで、本店ショップでは、オアフ島では手に入らない限定フレーバーのショートブレッド・クッキーを買うことができるのもポイント。
ハワイ島で一番人気!ヒロ・ファーマーズ・マーケット
ヒロのダウンタウンで開催される「ヒロ・ファーマーズ・マーケット」は、カマアイナ(kama’aina:地元の人)御用達のヒロの名物。
地元の農家や花屋、惣菜店、クラフト店、雑貨店などが多数出店しています。
マーケット内には箱から溢れんばかりに積まれたトロピカルなフルーツの甘い香りが漂い、花屋では真っ赤なアンスリウムやハワイならではの花々が実に鮮やかで、眺めて廻るだけでも十分楽しい!
生花を使ったレイも売られているので、気に入った逸品を買い求めてハワイ島滞在の気分を高めるのはいかがでしょう?
ハンドメイドのオーガニックコスメや、フラのダンサー達も愛用するロイヤル・マナ・オイルなどもあり、美を追求する人にもぴったりです。
ヒロ・ファーマーズ・マーケットはエリアによって、農産物や花・フルーツ、アート作品やハンドクラフト、など取り扱う商品が分かれています。
フードコートや、ポケをはじめローカルグルメが楽しめる「ヒロ・ファーマーズ・マーケット・キッチン」といった、食のエリアもあるので、買い物ついでの朝食もいただけます。
基本的に毎日朝7時~15時までオープンしていますが、曜日によって規模が変わります。
おすすめは200店舗程の出店がある水曜日もしくは土曜日です。
それ以外の日は30店舗ほどと、出店数にかなりの差があるのでご注意を。
カマアイナの日常に触れ、ゆったりと暮らすように滞在を楽しむのも「ハワイ島での過ごし方のコツ」と言えるでしょう。
▼早起きしてファーマーズ・マーケットを散策した後におすすめ!ヒロ発着の現地ツアー
虹の祝福とマイナスイオンに癒される、レインボー・フォールズ
ヒロのダウンタウン近くで滝を見られる場所があります。
「ワイルク川州立公園」内にある「ワイアヌエヌエ滝(Waianuenue Falls)」です。
ハワイ語で「水にかかる虹」を意味するワイアヌエヌエ滝は、滝に虹がかかることから「レインボー・フォールズ」として知られています。
ヒロの街中を流れるハワイ島最長の川「ワイルク川(Wailuku)」の上流に位置し、市街地からアクセスしやすい観光スポットです。
滝の落差は24m、滝壺の直径はおよそ30mあり、雨季になると水量が最大になり滝壺も激流となることから、その迫力も増します。
天候や水量にも因るため、常に虹が見られる訳ではありませんが、水量の多い晴れた日の午前中であれば、神秘的な虹を見られる可能性が高いようです。
ワイルク川沿いをさらに上流へ2.4kmほど上ると「ペエペエ滝(Peepee Falls)」があり、滝が流れ込む周辺の複数の池は「ボイリング・ポット」として知られます。
溶岩がゆっくりと冷やされてできた玄武岩から流れ落ちる水が、無数の泡となり、まるで沸騰しているかのように見えることから、このように呼ばれています。
ヒロを観光する際には、レインボー・フォールズだけでなく、ぜひペエペエ滝とボイリング・ポットにも立ち寄って、ワイルク川州立公園の自然の美をのんびりと満喫しましょう。
▼ハワイ島内に点在する滝を巡るならば、こちらの現地ツアーをおすすめします。
昔ながらのハワイ文化を感じられる海沿いのリゾート「コナ」
ハワイ島にもオアフ島でいうところのワイキキのようなエリアがあります。
ヒロから車で2時間半ほどの場所に位置する「カイルア・コナ(Kailua-Kona)」は、昔ながらのハワイ文化を感じられるコナ・コースト沿いの町です。
カイルア・コナはカメハメハ大王が晩年を過ごした地でもあり、重要な史跡が数々残されています。
ハワイ島の中で、リゾート地の割には比較的リーズナブルな宿泊施設もあるのもコナです。
ワイキキよりも規模はずっと小さいものの本土からの観光客が多く、特に「アリイ・ドライブ(Ali’i Drive)」沿いは、どこか懐かしさのある古き良きハワイを彷彿させるストリートです。
小さなショップが並び、景観の良いレストランやカフェも多く、パンケーキ、シェイブアイスなどのスイーツが人気ですが、ハワイ島のブランド牛「ビッグアイランドビーフ」のハンバーガーも絶品です!
ハワイ島には、オアフ島にある様な高級ブランド店などは少なく、ショッピングには物足りなさを感じるかもしれません。
その代わりに、日中は街を散策してロコ(ハワイに住む人)に人気のハワイらしいアイテムをお土産として買ったり、ローカルフードの食べ歩き、疲れたら海を眺めながらビーチで一休みするもよし。
夜はドレスアップしてディナーに出かけるのもよし、海を眺めながらライブのハワイアンを聴く。
そんな過ごし方をできるのがカイルア・コナです。
世界的に有名なコーヒー農園にあるビューポイントへ
ブルーマウンテン、キリマンジャロと並んで世界三大コーヒーの一つとされている「コナ・コーヒー」。
その生産量は非常に少なく、産地や収穫方法などが厳しく定められている、希少価値の高いコーヒーとしても知られています。
コナ・コーヒーの本場コナには、ローカルタウンの周辺にいくつかのコーヒー農園があり、美しいハワイの花を見ながら園内を見学したり、コーヒーの試飲もできます。
ドトール・マウカ・メドウズ・コーヒー農園には「永遠の泉」という休憩スポットがあり、噴水プールとその向こうに太平洋が一体化して見える絶景ポイントです。
空と海とプールの青いグラデーションがとても美しく、写真撮影にぴったりな場所です。
フアラライ山のふもとの高台に位置する、UCC直営農園からも美しいコナの街と海の絶景を一望できます。
こちらでは希少な100%コナ・コーヒーの焙煎を体験してみましょう。
浅煎り、深煎りなど、新鮮なコーヒーの生豆をお好みの色・自分好みの度合いに焙煎して、オリジナルのラベルを貼り付けたコーヒーの袋をデザインすることも可能です。
▼経験豊かなUCCハワイのスタッフが日本語でガイドをしてくれる現地ツアーがあります。
晴天率も高い、島一番のリゾート地「コハラコースト・ワイコロア」
美しいビーチに名門ゴルフコースを擁するラグジュアリーなホテルが立ち並ぶ、ハワイ島随一の高級リゾート地。
このエリアは晴天率が高いことから、1年中様々なアクティビティを楽しむことができます。
ショッピングモールも充実しているので、快適な滞在がおくれるほか、パワースポットもある魅力的なエリアです。
ワイコロア・ビーチ・リゾート内のショッピングセンター「キングスショップス」では、ハワイのローカルブランド、アートギャラリーなどオリジナリティあふれるショップや専門店が揃っています。
湖に面した緑あふれるトロピカルな雰囲気の中、ショッピング以外にも様々なハワイアンカルチャーのイベントや、無料のウクレレレッスン、フラレッスンなどの催しを楽しめ、観光にも適したスポットです。
毎週水曜日の朝8時30分から14時30分まで、ファーマーズマーケットも開催され、ハワイ島産のフルーツを使ったジャムや、無添加のはちみつなどの他にも、ハンドメイドのバックやジュエリー、ハワイの伝統工芸のティキ(Tiki:木彫りや石像など神の像)など、クオリティにこだわったお店が並びます。
ワイコロア地区の最新ショッピングセンターが「クイーンズ・マーケットプレイス」 。
ファッションアイテムからスポーツ関連、楽器店など、様々なジャンルのショッピングを楽しめるとあって、旅行者にもロコにも大人気です。
ダイニング、カフェも充実しており、カジュアルな価格帯のフードコートやアイランド・グルメ・マーケットは、長期滞在者にも重宝します。
まさにオールドハワイ!映画の舞台にもなった「ホノカア」
ハワイ島の北東部、コナ空港から1時間ちょっとの距離にある小さな街「ホノカア(Honokaa)」。
今やひっそりとして、ノスタルジックなローカルタウンですが、かつてはサトウキビ栽培やマカダミアナッツ産業で栄えた土地で、日系移民が多く住んでいました。
映画の舞台となったことで一躍有名になったので、ご存じの人も多いかもしれません。
レトロな街並みには、あちこちに日系移民の歴史を感じさせるような看板が残されており、映画に登場する日系人が作った映画館「ホノカア・ピープルズ・シアター」も健在。
ここはまさにオールドハワイを感じながら、タイムスリップしたような体験もできます。
雑貨屋やカフェなどもあり、散策するだけでも古き良きハワイの雰囲気を楽しめますが、ホノカアを訪れたならば、テックス・ドライブインの名物「マラサダ」を味わってみてください。
ホノルルでもマラサダの有名店がいくつかありますが、それともまた一味違うハワイ島のマラサダを、熱々の状態でいただくのがおすすめです。
▼大きなハワイ島に広がる主要な観光スポットをベテランガイドと1日で一周、テックスドライブインのマラサダも味わえます。
大自然をより深く感じる、アクティビティ・観光スポット
ハワイ島ならではの大自然を満喫できる観光スポット、およびそれら観光スポットを巡るツアーをご紹介します。
またアクティブ派の人は、やはり滞在中にマリンスポーツやアクティビティを楽しみたいということも。
観光スポットとあわせて、おすすめのアクティビティやハワイ島での過ごし方についても触れておきましょう。
落差約134m!神秘の景観「アカカ滝」
ノース・コハラや、風光明媚なハマクア・コーストエリアにある「アカカ滝(Akaka Falls)」は、ハワイの神話や伝説にも登場する、ハワイ島で有名な滝の一つです。
ワイアヌエヌエ滝と同様に、滝の周辺は「アカカ・フォールズ州立公園(Akaka Falls State Park)」に指定され、野生の蘭、竹林やシダの生い茂る、緑の濃い熱帯雨林になっています。
一番の見どころアカカ滝の落差は約134mもあり、スケールの大きさ、水量ともに迫力満点!
滝壺の様子は展望台からも見下ろせるので、轟音を響かせながら飛沫をあげてコレコレ川へ流れ落ちる様子を、間近に眺められるのもポイント。
州立公園内にはアカカ滝ともう一つ、落差約30mの「カフナ滝」があり、2つの荘厳な滝を散策することができます。
公園入口の駐車場からスタートする舗装されたハイキング・コースは比較的ゆるやかな上り坂で、所要時間は1周およそ30分~40分ほどです。
▼ハワイ島内に点在する滝を巡るならば、こちらの現地ツアーをおすすめします。
透明度の高い海ハワイ島沖の海をより深く感じる。
やっぱりハワイに行くならマリンスポーツを体験したい!と考える人も多いと思いますが、透明度の高いハワイ島沖では、イルカやクジラなど海の生き物との遭遇率が高いことでも知られます。
時には優雅に悠々と、時には飛んだり跳ねたりするイルカの群れに遇うならば、インストラクターが同行するオプショナルツアーへの参加がベストです。
さらに、運が良ければイルカだけではなく、野生のマンタと一緒に泳げる可能性もあります。
ハワイ島での滞在が冬季であれば、ザトウクジラや、ナガスクジラ、シロナガスクジラを眺められる、ホエールウォッチングもおすすめです。
※2024年8月現在、イルカと一緒に泳いだり、45m以内に接近することは法律で禁止されています。
シュノーケリングを含むプランでは、泳ぐために必要なシュノーケル、マスク、フィン、ライフジャケットなども全て用意されているほか、軽食(スナックや飲み物)が付いたものもあります。
一部を除き、現地集合プランの他に、ツアー参加者が集合・解散する場所とホテルとの送迎付きプランも用意されているので、ハワイ島が初めての人にも安心です。
▼ハワイ島でも楽しめるマリンアクティビティ5選
コナ港から出航!ゴージャスでトロピカルな「 サンセット・ディナークルーズ」
ハワイの海をクルージングするなら、コナ港から出港するクルーズツアーがおすすめです。
特に夕方に出港するサンセット・ディナークルーズでは、ハワイアンスタイルのディナーやショーを楽しみつつ、太平洋に沈む真っ赤な夕日を見ることができます。
クルーズ中にイルカやマンタ、ホヌ(ウミガメ)に出会うサプライズがあることも?!
ハワイの海を満喫し、大切な人とロマンティックな時間を過ごすなら、ぜひおすすめしたいツアーです。
ハワイ島の絶景を見渡せるコハラ山で乗馬体験
大自然に抱かれたハワイ島での過ごし方は、海やビーチ、熱帯雨森散策だけではありません。
ハワイ島には多くの牧場があり、そこではカウボーイたちが馬に乗って牛追いをしています。
コハラ山の山腹に広がる雄大な草原や、広大な牧場の中で乗馬体験はいかがでしょうか。
天気が良ければ、マウナケア、マウナロア、フアラライといったハワイ島の山々や真っ青に広がる海を見渡すコハラコーストの絶景を眺められ、心地よい風に吹かれながら大自然を肌で感じられます。
ご紹介する現地ツアーでは、牧場までの道のりの途中で、ハマクアマカデミアナッツ工場への立寄り、ワイメアのショッピングセンターでショッピングも。
また、乗馬の前には全米トップ10バーガーに選ばれた、地産地消の肉や野菜を使ったワイメアの有名店「ビレッジバーガー」のハワイ牛バーガーで腹ごしらえ。
日本語ガイドによる送迎もしてくれるので、ハワイ島が初めての人や乗馬初体験の人でも安心です。
まとめ
オプショナルツアーの参加と聞くと「海外旅行ビギナーのための観光」というイメージがあるのではないでしょうか。
ところが、意外と旅慣れたリピーターが利用するケースも多く、一度訪れた場所をより深く知りたいと思う時、現地をよく知る案内があればその場所の魅力を見逃すことはありません。
観光だけでなく、自然を体感できるアクティビティを安全にかつ安心して楽しむには、インストラクターや日本語ガイドはリピーターにとっても心強い味方です。
大自然や街並み、とにかく多彩な楽しみが凝縮しているハワイ島のツアーは種類も多く、ゆったりと滞在したいハワイ島の魅力を探すことができます。
▼はじめはホノルルを拠点に、日帰りでハワイ島を観光する方法もあります。
また、ハワイ島のホテルは価格帯の幅が広く、ホテル代は節約して様々なオプショナルツアーを楽しみたいのか、ホテル併設のゴルフコースを回りたいのか、長期滞在型で暮らすようにリゾートライフを楽しみたいのか、など、過ごし方や目的によって選ぶことができます。
希望のオプショナルツアーが決まっている場合、その集合・解散場所に近い立地、送迎対象のホテルかどうか、で滞在先を決めるのも一つの方法です。
初めてのハワイ島で、オアフ島並に雰囲気の良いリゾートホテルに滞在するなら、コナ周辺かコナ空港から北へ車で20分ほど走ったコハラ・コーストがおすすめ。
カイルア・コナのビーチ沿いに建つホテルは、オーシャンビューの景観とローカルな雰囲気を味わえます。
優雅な高級リゾートを満喫するなら大型のホテルが建ち並ぶコハラ・コーストのワイコロアが最適です。
食事やショッピング、プールやゴルフなどのアクティビティまで、すべてリゾート内で完結し落ち着いたリゾートライフを楽しめます。
オアフ島卒業組やハワイ上級者ならば、以前一度行って気に入った観光スポットやビュースポットをいくつかピックアップして、レンタカーでドライブするのはどうでしょう。
ハワイのレンタカーは日本の免許証があれば利用できるので、楽しみ方がより一層広がるのも魅力的です。
ハワイ島でレンタカーを借りる際の注意点は?はこちらの記事でも紹介しています。
オアフ島に比べるとハワイ島は日本人観光客はまだまだ少ないですが、世界中からリピーターが訪れるほど人気の島です。
それはハワイ島での楽しみ方や過ごし方だけでなく、ハワイ島へ観光に訪れた人しか知らない「独自の魅力」が理由になっているかもしれません。
是非、あなたもハワイ島の持つその魅力のとりこになってみませんか?
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