
ほほえみの国で知られる東南アジアを代表する国の1つ「タイ」
エスニックなスパイスやトロピカルな食材を活かした料理が多彩で、美食の国としても知られます。
最近ではタイ料理の有名チェーンや高級レストランが日本にも進出し、気軽に本場の味を楽しめる様になりましたが、やっぱり最高の調味料は「本場の空気感の中で味わうこと」ではないでしょうか。
この記事では、既にタイ料理の神髄に魅了された「タイ料理マニア」な方から、「辛い料理はちょっと苦手…」という「タイ料理ビギナー」の方まで、是非現地で味わってみたい!と思っていただけるよう、代表的なタイ料理10選を紹介します。
ガパオライス
タイ料理のおすすめといえば、真っ先に「ガパオライス」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
日本でもカフェを中心に、ガパオライスを提供するお店が増えています。
挽肉をスイートバジル、唐辛子で炒め、ライスに目玉焼きと共に添えるのが一般的です。
一方、本場タイではガパオというハーブを使用します。
英語では「ホーリーバジル(holy basil)」と呼ばれ、これがガパオライスの由来。
スイートバジルを使用する日本と違い、鼻を通るようなハーブの香りが特徴です。
カオマンガイ
「カオマンガイ」は、茹で鶏をその茹で汁で炊いたご飯にのせ、パクチーやネギ、ニンニク、ショウガなどを合わせたピリ辛の香味ソースをかけて食べる人気&おすすめのタイ料理です。
旅好きのHIS SNSフォロワーによる「旅ランキング」本場で食べたい!バンコクグルメランキングでも第2位!
タイ語で「カオ」は米、「マン」は油、「ガイ」が鶏を意味します。
バンコク随一といわれる人気のお店が「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム(Go-Ang Kaomunkai Pratunam)」。
スタッフ全員がピンクのポロシャツを着用していることから、通称ピンクのカオマンガイともいわれています。
いつも地元の人と旅行者で満席状態の人気店なので、テイクアウトもおすすめ!
●カオマンガイがおすすめのタイ料理店「ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム」
- 住所:960-962 Phetchaburi Rd, Khwaeng Makkasan, Khet Ratchathewi, Krung Thep Maha Nakhon 10400 THAILAND
- 電話:02-252-6325
- 営業時間:6:00~14:00 15:00~22:00
グリーンカレー
ココナッツミルクをベースに、青唐辛子のスッキリとした辛さが特徴の「グリーンカレー」は、日本でもおなじみのおすすめタイ料理です。
ルーがサラサラしたイメージのあるグリーンカレーですが、本場の味は意外にもこってり。
バンコクの有名店「ガルパプルアック」は、辛さを抑えたマイルドな味わいが人気です。
激辛なお店が多いバンコクの中で、日本人におすすめのタイ料理店。
店内もとてもきれいなカフェなので、初めての方でも気軽に入れる雰囲気です!
●グリーンカレーがおすすめのタイ料理店「ガルパプルアック」
- 住所:27 Pramuan Rd. Silom, Bangrak,Bangkok 10500 THAILAND
- 電話:02-238-4002
- 営業時間:09:00~18:00(日曜日は15:00まで)
トムヤムクン
世界三大スープに数えられる「トムヤムクン」は、日本のエスニックブームの火付け役ともなったタイ料理を代表するスープです。
トムヤムクンといえば、激辛スープというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、「トム」は煮る、「ヤム」は和える、「クン」はエビを意味し、実は名前に「激辛」は入っていません。
本場タイでは現地の調味料やハーブ、スパイス、野菜が使用されており、辛さと酸味、さらに甘味が複雑に絡み合って絶妙な味わいに。
おすすめのタイ料理店は、トムヤムクンヌードルが食べられる「ラーン・ピーオー・クイッティアオ・トムヤムクン」です。
日本でおなじみのカップヌードルとは違った、本場の味を試してみて下さい。
タイスキ
日本のすき焼きが名前の由来となった「タイスキ」は、タイ風の水炊き鍋。
福岡県の郷土料理「水炊き」のように、だし汁で肉や魚のすり身、野菜を茹でて食べます。
茹で上がった具材をだし汁と共にお椀へ取り分け、パクチー入りのタレと薬味を加えて好みのスープに仕上げて食べるのが、日本の水炊きとは違った特徴です。
おすすめのタイ料理店は、日本でもチェーン展開し、バンコクのデパートやショッピングセンターでもよく見かける「M.K.レストラン」です。
予算的には、セットで頼んでも一人前2,000円未満と比較的手頃なので、気軽にタイスキを楽しむことができます。
パッタイ
「パッタイ」は、日本人にもなじみが深いタイ風焼きそばで、米から作られた麺とプリップリのエビが特徴的です。
日本の焼きそばと違って、ニンニクやナンプラー、酸味調味料や砂糖を使って味付けをします。
屋台料理としても人気ですが、本格タイ料理店もおすすめ。
料理名の「パッ」はタイ語で炒めることで、「タイ」はそのまんま国名の「タイ」なのだとか。
1966年創業の老舗「ティップサマイ」で、メニューはパッタイのみというこだわり! バンコク旅行の際は、ぜひ立ち寄りたいお店のひとつです。
●パッタイがおすすめのタイ料理店「ティップ サマイ」
- 住所:313-315 Mahachai Road, Samranrat, Pranakorn, Bangkok, 10200 THAILAND
- 電話:2226-6666
- 営業時間:9:00~0:00(火曜日定休)
カオソーイ
タイ北部・チェンマイの名物「カオソーイ」は、バンコクでもすっかり人気となったカレーラーメン。
酸味の効いたココナッツミルクのカレースープをベースに、茹でた卵麺、さらに揚げたカリカリの卵麺が乗っているのが大きな特徴です。
初心者におすすめのタイ料理店は「カオソーイ・チェンマイ」。
カオソーイ専門店のこちらのお店では、バンコクにいながら本場チェンマイの味を楽しむことができます。
生春巻き
タイ料理の名脇役といえば、やはり「生春巻き」ではないでしょうか。
新鮮な野菜とプリップリのエビをモチモチのライスペーパーで包み、甘酸っぱい専用のタレにつけて頂きます。
おすすめは、洋服や雑貨、バッグなど、いろんな店が並ぶ「タイ航空マーケット(タラート ガン ビンタイ)」のフードセンター「ルンプーム市場」にある「Khun Tip」。
ここは本物のブランド品が激安で手に入ることで有名で、女性の観光客に人気のスポットとしても知られています。
お買い物中の食べ歩きに立ち寄ってみてはいかが?
ガイヤーン
「ガイヤーン」は、いわゆるタイ風焼き鳥です。
ナンプラーと香辛料で漬け込まれた鶏肉を炭火でじっくり焼き上げます。
その甘辛い味わいは、ビールとの相性抜群で、お酒好きには欠かせない一品。
おすすめのお店は「サバイジャイ・レストラン」。
ガイヤーン以外にも、タイ東北部のイサーン料理をバンコクで楽しめます。
辛い料理が好きなには特におすすめ!
プーパッポンカリー
タイ好きの間で密かな話題になっているのが、この「プーパッポンカリー」。
香味野菜とスパイスで甘辛く味つけられた、渡り蟹のカレー炒めです。
当初はシンプルなカレー炒めだったようですが、卵を加えたりとアレンジされて、今やタイの名物料理として確立されました。
この料理を考案したのが「ソンブーン・シーフードレストラン」です。
タイ料理おすすめの元祖プーパッポンカリーを是非味わってみて下さい。
まとめ
今では日本でもメジャーとなった代表的なものから、ローカルな一品まで10種ご紹介しましたが、
もしかしたら、そろそろお腹が鳴る頃では?
本場のタイ料理を味わいたくなったら、せっかくならば現地タイへ!
※写真画像はメニュー例にて、必ずしも紹介した店舗の料理とは限りません。
掲載内容は2020年の情報を基に、適宜修正しておりますが、営業時間や電話番号など、店舗情報は変更されている場合もありますので、事前に最新情報をお確かめください。
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