子連れで海外旅行は不安・・・子供が楽しめる行き先はどこだろう・・・とお悩みの方へ
台湾旅行はいかがですか?
日本から近く、時差も少なめ、グルメも優しい味のものが多く子供も食べやすいなど、おすすめポイントがたくさんの台湾は子連れ海外旅行ぴったり!!
また、現地の人も子供に優しい方が多いと言われています。
子連れ台湾旅行のポイント、おすすめスポットやグルメをご紹介します!
台湾の基本情報
日本からの所要時間
日本から台湾へ直行便が出ている空港は「台湾桃園国際空港」「台北松山空港」「高雄国際空港」の3つ。
主に利用される空港は台湾最大の空港「台湾桃園空港」です。
成田空港、羽田空港から台湾桃園空港への所要時間は約3時間半~3時間55分。
福岡空港からは約2時間半と、東京からよりも所要時間が短いです。
台湾桃園空港から台北市内へはタクシーで約40分かかります。
費用を抑えたい方は桃園空港MRTがおすすめです。
台北駅まで普通列車で約50分、快速列車で約35分です。
台北市内に近くアクセスがいいのは「台北松山空港」です。
日本からは羽田空港からのみ直行便があり、所要時間は約3時間半です。
台北松山空港は15分~30分ほどで市街地に出ることができます。
時差
台湾は日本より1時間遅れています。
台湾が午前7時なら日本は午前8時になります。
他の国に比べ時差が少ないので時差ボケになることも少ないです。
気候・服装
台湾は一年通じて高温多湿な気候です。
東京と比べると平均5℃~10℃気温が高いです。
サングラスや帽子などの紫外線対策や、こまめな水分補給などの熱中症対策が大切です。
室内は冷房が効いていて肌寒く感じることも。
薄手の上着を持っていると便利です。
台湾の街中にはコインランドリーが多くあります。
ホテルにも設置してあることがありますが、混雑していることも。
長い滞在の際や、子供が服を汚してしまって着替えが足りなくなったら利用してみるのもおすすめです。
▼台湾旅行の服装について詳しくはこちら
通貨・物価
台湾の通貨は様々な表記、呼び方があり、紙幣には「圓」と表記されています。
買い物をする際の値札でも様々な略称が使われていることありますが、使われている通貨は一種類です。
・台湾ドル[TWD]
・ニュー台湾ドル[NT$]
・新台湾ドル[NTD]
・台湾元(たいわんげん)[元]
・台湾圓(たいわんえん)[圓]
※この記事では「元」で表記させていただきます。
2024年8月現在、1元=約4.5円です。
両替時に発生する手数料などを加味して、1元=5円で計算すると考えやすいです。
両替は日本より、現地の方がレートがいいことが多いです。
台湾も日本同様にキャッシュレス化を進めていますが、夜市や個人商店など支払いが現金のみのお店も数多く残っています。
必ず現金は用意しましょう。
クレジットカードはデパートやレストラン、大手チェーン店などでVISA、MASTER、JCBが主に使えます。
コンビニは使えない場合があるため確認が必要です。
子供を連れている時に慣れない台湾ドルでお支払いするのは大変ですよね・・・
そんな方には、交通系ICカード「悠遊カード(ユーユーカード、ヨーヨーカー)」が便利です!
コンビニやMRT各駅で100元で購入できます。
カードに現金をチャージしておけば、MRTや、バス、一部のタクシーなど交通系はもちろん、コンビニのお買い物もタッチで決済できます。
日本の交通系ICカードと同じような使い方です。
切符を買う手間が省けますし、運賃が割引になることも。
帰国の際チャージが残ってしまっても有効期限はないので次回の台湾旅行にも使えます。
もう使わない方は、窓口にて手数料20元払えば、チャージ料金の払い戻しも可能です。
※カード購入代金100元は戻ってきません。
物価は日本よりやや安い傾向にあります。
台湾の人は外食する頻度が高いため、ローカルグルメのお店などでは安く食事ができます。
また、タクシーや地下鉄などの交通費も比較的安めです。
▼台湾の通貨について詳しくはこちら
▼台湾の旅行費用、物価について詳しくはこちら
台湾子連れ旅行、要チェックポイント!
おすすめの滞在日数
台湾旅行、特に台北市内の観光だと2泊3日が定番です。
少し足を延ばして九份や十分、台湾南部の高雄に行くなら、まるまる2日間の自由行動がとれる3泊4日がおすすめ。
移動に時間がかかってしまう子連れ家族旅行では余裕を持ったスケジュールをたてましょう。
宿泊エリアの選び方
空港や観光スポットへのアクセスがいいエリアおすすめ。
台北なら以下の3つのエリアがおすすめです。
○台北駅エリア
台北駅は台北市内最大の駅で、複数の路線が乗り入れており、バスターミナルもあるので交通アクセスはばっちり!
飲食店やショッピング店が多く、活気があるエリアです。
駅直結のホテルもあります。
○中山駅エリア
台北駅から一駅の中山駅。
日系デパートの三越などの高級店やおしゃれなカフェがある繁華街です。
サービス充実のホテルが多くあります。
○西門駅エリア
「台湾の原宿・渋谷」と言われ、若者向けのお店が多くあるエリアです。
一方で歴史的な建造物も多く残っており、新旧融合したような街です。
お得なホテルが多くあります。
持ち物
○パスポート
台湾旅行では滞在予定日以上の残存有効期間があるパスポートがあれば入国可能ですが、残存有効期間がギリギリだと万が一滞在が長引いてしまった時に帰国ができなくなってしまいます。
有効期間は余裕を持っておきましょう。
18歳未満は有効期間が5年なので有効期間切れにも要注意です。
0歳の赤ちゃんでも、パスポートは必要なので取得をお忘れなく。
○海外simまたはsimカード
旅行中は地図アプリや翻訳アプリなどインターネット環境が必要な場面が多々あります。
海外で使えるポケットWi-Fiやsimカードがあれば、どこでもインターネットが使えるので用意しておきましょう。
○変圧器
台湾のコンセントは日本と同じAタイプなので変換プラグは必要ないです。
電圧は日本が100Vに対して台湾は110Vなので変圧器は必要になります。
「100V~240Vまで対応」などの記載がある電化製品であれば変圧器は不要なので使う際は事前に表記を確認しましょう。
また、家族分のスマホやカメラの充電が必要になると思うので、高電圧対応のOAタップ(タコ足コンセント)があると便利です。
○水に流せるティッシュ・ウエットティッシュ
台湾は観光地や駅のトイレでもティッシュが置いていないことがあるので要注意です。
いざという時のため、ティッシュを多めに持っておきましょう。
台湾と言えば屋台グルメ!
手や口まわりが汚れてしまった時のために、ウエットティッシュを持参しておくことをおすすめします!
現地で買うと香料が入っていたり、アルコール入りのものがあって、子供の肌が荒れてしまうことが・・・
日本から使い慣れたものを持って行くと安心です。
▼海外旅行の持ち物について詳しくはこちら
現地での移動手段
子連れ旅行ならタクシーが便利!
台湾のタクシーは初乗り1.25kmまで70元(約250円)くらいと日本に比べ安いです。
ホテルから乗るならフロントで呼んでくれます。
駅前や観光スポットならタクシー乗り場があります。
道端なら手を挙げて止めましょう。
タクシーの扉は手動なので自分で開けて乗りこみます。
料金はメーター制なので乗車中は必ずメーターが動いているか確認しましょう。
タクシーによって使える支払い方法が違うので、乗る前に確認することをおすすめします。
空港からホテルの送迎や、観光に使える貸切車のチャーターを日本であらかじめ予約しておくと、旅行先で慌てなくて済みます!
▼台湾の送迎オプショナルツアーをお探しの方はこちら!
▼台湾の貸切チャーターオプショナルツアーをお探しの方はこちら!
運賃を抑えたい方はMRTも便利です。
MRTは日本の地下鉄のようなもので、5路線運行しています。
中国語がわからなくても路線が色分けされているのでわかりやすいです。
切符を買うか、悠遊カードで乗ることができます。
切符は紙製でなくプラスチック製のコインのような形をしています。
改札を入る時はタッチ、出る時は改札についた穴に返却します。
悠遊カードは入る時も出る時もタッチです。
悠遊カードを利用すると運賃が割引になるのでおすすめです。
日本と違う点は、改札を通るとホームでも車内でも飲食が禁止ということ。
子供がいると移動時にお菓子や飲み物をあげたくなりますが、罰金になる可能性があるので注意しましょう。
トイレ事情
トイレに行きたくなったら、デパートやMRTの駅に行きましょう。
MRTの駅には改札の中にも外にもトイレがあります。
定期的に清掃が入っており、比較的きれいです。
台湾は下水管が細い部分があり、紙を流すことができないトイレが多いので要注意です。
個室の中にゴミ箱が設置してあるので、そこに捨てましょう。
また、デパートや一部のMRTの主要な駅には「哺(集)乳室(ブゥ(ジ)ルゥシー)」と言う赤ちゃんの休憩室があります。
授乳スペースやおむつ交換台があり、赤ちゃん連れにはありがたいサービス。
MRTの駅にある哺乳室は施錠してあるので、窓口や哺乳室の外についているインターホンで係の人を呼んで開けてもらいましょう。
子連れで楽しめるスポット
台湾は歴史を感じるスポットやグルメを楽しめるスポットなど見どころ満載。
大人も子供も楽しめるスポットをご紹介します!
台北101
台湾のランドマークである台北101。
地下1階~6階は有名ブランドショップやレストランがあるショッピングモールになっています。
子連れ家族旅行におすすめなのが89階展望台!
5階から89階まで超高速エレベーターでわずか37秒で上がれます。
89階は高さ382m。
眼下には台北の街並みが広がっています。
カフェバーがあるので景色を楽しみながらゆったりと過ごせます。
また、同フロアにはフォトスペースもあり、SNS映えする写真が撮れることで人気です。
中正紀念堂
台北の代表的な観光スポットである中正紀念堂。
日本統治後に台湾を統治した元総統「蒋介石(しょうかいせき)」を記念して建てられた歴史的なスポットです。
本堂で毎日午前9時から午後5時まで1時間毎に行われる衛兵交代式は必見。
ビシッと足並みをそろえた衛兵さんの動きは大人も子供も目が釘付けになります!
見る場所は早い者勝ちなので、最前列で見たい方は15分くらい前に訪れることをおすすめします。
周囲の広大な敷地は元々軍用地で、その面積は約25万㎡。
敷地内にはオペラハウスや音楽ホール、公園広場、庭園などがあり、地元の方々の憩いの場として親しまれています。
広場内にある2つの池には巨大な鯉の形をした鯉の餌自動販売機があり、鯉の餌やりができて子供に人気です。
また、音楽ホールの中にはタピオカミルクティーの名店「春水堂」の中正店があります。
散策に疲れたら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
台北市立動物園
台北市動物園は世界十大都市型動物園の一つで東南アジア最大の動物園と言われています。
園内には屋内展示館が7つ、屋外展示エリアが8つあり、一日中楽しめます。
400種類以上の動物を飼育しており、やはりここでも人気なのはジャイアントパンダです。
休日は人気のあまり整理券が配られることがあるほど。
入園時にインフォメーションセンターで確認しておきましょう。
パンダ館内のパンダグッズショップやカフェも必見です。
台北市立動物園に来たからには必ず見てほしいのが台湾動物エリア。
タイワンジカやタイワンザル、サンケイなど台湾固有種は台湾でしか見ることができないので、ぜひお見逃しなく!
園内の移動はシャトルバスが便利。
公式サイトには日本語の園内マップがあるので要チェックです。
大安森林公園
台北市中心にある自然たっぷりの公園で、まさに都心のオアシスとして地元の方々に親しまれています。
最近、MRT大安森林公園駅が開通し、よりアクセスが便利になりました。
大きな芝生広場やカラフルな遊具があり、思いっきり遊べます。
ここで、台湾ならではの「健康歩道」を体験してみては?
コンクリートにたくさんの石が埋め込まれており、その上を裸足で歩いてみるというもの。
気持ちいいと感じるか、痛いと感じるかは人それぞれ!ぜひ体験してみてください!
- 住所:台湾台北市新生南路二段1号
- アクセス:MRT淡水新義線「大安森林公園」駅で下車
寧夏夜市
台湾と言えば夜市!
子連れにおすすめなのは寧夏夜市(ニンシャーイエシー)。
台北駅から徒歩圏内なのでアクセスがよく、有名な夜市「士林夜市」よりも規模が小さいので迷子の心配が少ないです。
ピンボール風ゲームや輪投げ、ダーツなどレトロで子供向けのゲーム屋台が豊富なのもおすすめポイント!
もちろん、B級屋台グルメも楽しめます。
屋台ではクレジットカードが使えないので現金を必ず用意して行きましょう。
- 住所:台湾台北市大同區寧夏路
- アクセス:MRT信義淡水線「雙連」駅から徒歩約9分
▼台湾の夜市について詳しくはこちら
十分
十分では人気のアニメ映画のようなランタン上げ体験ができます。
ランタンには願い事や絵を書くことができ、うまく飛ばすことができたら願いが叶うと言われています。
自分が書いたランタンが飛んでく体験は、思い出になること間違いなし!
レトロな街並みの十分老街(シーフェンラオジェ)は線路脇にたくさんのお土産屋さんが軒を連ねています。
特に小さなランタンのストラップは十分ならではのお土産です。
タイミングがあえば目の前に列車が通ることも!
列車が通る時は、線路を無理に横断したり、手や足を出したりしないよう注意しましょう。
▼十分の街に行くオプショナルツアーはこちら
- 住所:台湾新北市平渓区十分街
- アクセス:「台北」駅から台鉄「瑞芳」駅で平渓線に乗り換え「十分」駅で下車
猴硐(猫村)
十分駅がある平渓線には「猫村」と呼ばれている猴硐(ホウトン)駅があります。
かつては炭鉱の街として栄えた猴硐は、現在では猫がたくさん住んでいる街として人気のスポットです。
街中のいたる所に人慣れした猫がたくさん!
動物好き、猫好きの子供なら大興奮間違いなし!
駅近くの売店には猫のえさや猫じゃらしが売ってます。
ごはんをあげたい方は必ず売店で購入したものをあげましょう。
※人間の食べ物をあげるのは厳禁です!
猴硐ならではの猫型パイナップルケーキはお土産におすすめです。
- 住所:台湾新北市瑞芳区柴寮路70号
- アクセス:「台北」駅から台鉄「瑞芳」駅で平渓線に乗り換え「猴硐」駅で下車
子供にもおすすめ♪台湾グルメ
台湾は外食文化が根強く、美味しくて安い飲食店が多いです。
台湾グルメは、優しい味付けの料理が多く、子供でも安心して食べられます。
中でも台湾に行ったらぜひ食べてほしい台湾グルメをご紹介します!
小籠包
台湾名物「小籠包」は欠かせません!
薄い皮に豚肉やエビなどの具を包んで蒸した点心です。
中にはスープが入っているのでやけどには注意!
チョコレートやタロイモペースト、あんこなどが入ったスイーツ小籠包は子供が気に入ること間違いなし。
台湾には数多くのお店があり、お店によって特徴があるのでぜひ、食べ比べしてみてください。
鶏肉飯
甘辛く煮た豚肉をご飯にのせた魯肉飯(ルーローファン)は有名ですが、お店によっては脂っこかったり、八角の匂いが強く子供の口には合わないことが・・・
ここでご紹介するのは鶏肉飯(ジーローファン)です。
蒸したり、茹でた鶏肉をダシで味付けをしてご飯にのせた丼料理です。
優しい味で子供も食べやすいのでおすすめです。
味が物足りない方には、お店によって特製のしょうゆダレなどの調味料が置いてあるので、アレンジするのもいいですね!
台湾カステラ(古早味蛋糕・布丁蛋糕)
日本や韓国で最近ブームの台湾カステラ。
台湾北部の淡水(ダンシュイ)でよく食べられていたお菓子です。
台湾では台湾カステラではなく「昔ながらのケーキ」を意味する「古早味蛋糕(グーザオウェイダンガオ)」や「プリンのようなケーキ」を意味する「布丁蛋糕(ブーディンダンガオ)」と呼ばれています。
材料はお店によりますが、卵と小麦粉、牛乳、植物油、砂糖のみでとてもシンプルなので子供でも安心して食べられます。
ふわっふわの生地はしっかりと泡立てたメレンゲと、蒸し焼きで焼き上げているおかげ。
焼き立てはもちろん、冷蔵庫で冷やしても、また違った食感で美味しいです。
台湾かき氷
年中通して温暖な台湾は、かき氷屋さんが街中にあります。
おしゃれなカフェからローカルな老舗まで種類は様々。
台湾かき氷氷自体にミルクやフルーツなどの味がついていて、上にはフルーツがたくさんトッピングされているところが特徴です。
夏はマンゴー、冬はイチゴが多いです。
価格は比較的安いのに、量は多いのでシェアして食べるのがおすすめです!
いかがでしたか?
台湾は子連れ家族旅行にぴったりの旅行先です♪
ぜひ、この記事を参考に家族で台湾旅行を楽しんでください!
▼台湾旅行をお探しの方はこちら