円安時に注目の海外旅行おすすめ国8選!各国の物価比較とあわせてご紹介!

円安時に注目の海外旅行おすすめ国8選!各国の物価比較とあわせてご紹介!

円安の今行くべき海外旅行
円安や物価高が続いている今「海外旅行に行けない」と嘆いている方もいるのでは。
円安の状況でも、お得を感じられる海外渡航先は多数あります。
この記事では、円安時の海外旅行先を選ぶポイントや、旅行先の物価の比較などを含め、円安の今おすすめの海外旅行先をご紹介します。

円安時の海外旅行先選定のポイント

海外旅行における予算の割合で大きく占めるのが「航空券代」「宿泊費」「食事代」「オプショナルツアーなどのアクティビティ」。
その他「Wi-Fiなどの通信費」「海外旅行保険」「VISAなどの申請費用」が想定されます。
旅行を計画する上で、自分にとって「優先すべきポイント」なのか「我慢できるポイント」なのかを見極めながら予算を配分していくのがおすすめです。
また旅行の目的が明確になっていると「こんなはずじゃなかった」と後悔することもなくなります。

近場の旅行先

当たり前ですが予算を抑えるには、飛行距離の短い近場を選ぶのがおすすめです。
燃油サーチャージも距離によって比例するため、予算の割合の多くを占める航空券代を抑えやすくなります。
LCCなどの航空会社を選べば燃油サーチャージがかからないことも。

旅行期間を短めに

宿泊費を減らすことで、旅行費用を抑えることができます。
例えば路線によっては深夜便(ナイトラン)が就航している渡航先を選ぶなど深夜便をうまく活用し機中泊にすることで、宿泊費用を抑えることができます。

日本深夜発のナイトラン(羽田・成田の一例)
ソウル
台北
ベトナム

日本着が朝のナイトラン(羽田・成田の一例)
ベトナム
クアラルンプール
バンコク
台北
イスタンブール
マニラ

屋台や夜市、スーパーを活用する

旅の魅力のひとつが「食」です。
旅行先での食事は最大の楽しみとする方も多いのでは。
ホテルやレストランでの雰囲気あるお食事もいいですが、屋台や夜市などでローカルフード、B級グルメを満喫するのも楽しいものです。
またスーパーマーケットをうまく活用することで、ホテルのお部屋で食事をしたり、現地ならではのお土産を入手することもできます。
特にお水などの飲み物は観光地では高いことがあるため、事前に準備して観光地にでかけると節約することができます。

オール・インクルーシブの宿泊施設を利用する

オール・インクルーシブ(All inclusive)とは、そのホテルの宿泊料金の中に食事代やホテルの施設利用費、アクティビティ参加費などが全て含まれているプランのことを指します。
なんといっても、滞在中の追加料金を気にせずに過ごせるのが魅力。
滞在中のアクティビティや、夕食時のドリンク代がインクルーシブのホテルなら、値段を気にせずに、体験したいアクティビティを楽しんだり、好きなワインを選んだりと贅沢且つ充実した時間を過ごすことができます。
宿泊費用としては高額になることが多いですが、予算感を把握しやすく気持ちの面含め安心できます。

やっぱり、行きたい場所に行く

海外旅行は、言語や文化が異なる非日常空間で過ごすことで何かと刺激があります。
価値観が変わったり、日本の魅力を再発見したり、はたまた考え方や日常生活を見直すきっかけに繋がることも!
「ここに行きたい!」「ここに行ってみたい!」という場所があれば、より一層刺激や学びになります。
自分が興味がある場所や、心躍る場所を訪れることで、そこで得たさまざまな経験は人間力の幅にも繋がります。

そのため、予算やスケジュールだけを理由に、本当に行きたい場所を諦めるのはもったいないかもしれません。
自分の心に正直に、プライオリティをつけながら旅行を計画することも大切ですね。

海外旅行のメリット一例
・言語、文化が異なる場所は、新しい刺激となり視野も広がる
・価値観が変わる
・日本の魅力を再認識、再発見できる
・世界情勢に対する興味が湧いてくる
・計画力、行動力、積極性が向上する
・トラブルに対する力が身につく
・自分自身や、日常生活を見直すきっかけになる

おすすめの海外旅行先

円安時期でも楽しめる海外のおすすめ渡航先をご紹介。
渡航先を選ぶ上で、ぜひ参考にしてみてください。

韓国

韓国の旅行イメージ
日本から一番で近い海外渡航先。約2時間30分と飛行時間は短く、少ない日数でも気軽に行ける旅行先です。
物価は日本と同じくらいか少々高めですが、航空券代を安価に抑えられる分、現地滞在費にまわすことができます。

項目 料金 ※2024年5月現在の目安
ミネラルウォーター500ml 約125円/コンビニ
コーヒー(Tall) 約520円
ビール 約320円(500ml)/コンビニ
ビッグマック 約850円
ラーメン 約1,000~1,400円
チップ なし
タクシー初乗り 約550円
地下鉄初乗り 約160円

台湾

台湾旅行
九フン

日本から約3時間30分で行ける人気の海外旅行先のひとつ。
年間を通じて比較的過ごしやすい気候や時差がほぼない(1時間)ことに加え、各地からのアクセスの良さも人気の理由。
また、台湾の歴史を象徴する観光地から最先端のショッピングタウン、B級グルメが並ぶ夜市まで、旅の魅力が凝縮された旅行先です。
台湾夜市はリーズナブルな価格でローカルフードを楽しめたり、移動手段の面でも地下鉄が整備されていて日本より安価に移動できるのもうれしいポイント。

項目 料金 ※2024年5月現在の目安
ミネラルウォーター500ml 約140円/コンビニ
コーヒー(Tall) 約550円(カフェラテ)
ビール 約180円/コンビニ
ビッグマック 約370円(単品)
ラーメン 約1,200円
チップ なし
レストランなどサービス料として会計時に10%加算
タクシー初乗り 約390円
地下鉄初乗り 約90円(MRT)

ベトナム

ベトナムのリゾート地
ニャチャン

日本から6時間ほどで行けるベトナムは、日本より物価が安いため滞在費が抑えられると、今注目の旅行先です。
ホーチミンでは「街歩き」ハノイは「世界遺産」、ダナンは「リゾート」と「世界遺産」、ニャチャンは「ビーチリゾート」と訪れる都市により、その楽しみ方はさまざまです。
日本よりも物価が安いため、少々背伸びしたホテルに滞在するのもおすすめです。
屋台で気軽に安価なローカルフードを食べ歩きも楽しいですね。

項目 料金 ※2024年5月現在の目安
ミネラルウォーター500ml 約55円/コンビニ
コーヒー(Tall) 約520円
ビール 約150円
ビッグマック 約540円
ラーメン 約1,500円
チップ サービス税として会計時に5%加算
タクシー初乗り 約90円
地下鉄初乗り なし

マレーシア

マレーシアボルネオ島
ボルネオ島

日本から約7.5時間で行けるマレーシアは、マレー半島とボルネオ島の一部から成っている国です。
ビーチリゾートや熱帯雨林、世界遺産から大都市まで、自然と都会の両方が楽しめます。
ホテルの宿泊料が他国に比べてまだまだ安いのでお得を感じることができます。
いいホテルでゆっくり滞在するのもおすすめです。

項目 料金 ※2024年5月現在の目安
ミネラルウォーター500ml 約80円
コーヒー(Tall) 約440円
ビール 約350円
ビッグマック 約690円
ラーメン 約980円
チップ チップ慣習なし、サービス税として会計時に6%加算
タクシー初乗り 約100円
地下鉄初乗り 70円

タイ

タイの旅行
日本から6時間半くらいで行けるタイは、比較的物価が安く、シティもリゾートも楽しめるおすすめ旅行先です。
マレー半島の東側と西側でベストシーズンが異なる為、1年を通して楽しめるリゾートです。

項目 料金 ※2024年5月現在の目安
ミネラルウォーター500ml 約40円
コーヒー(Tall) 約500円
ビール 200円(350ml)
ビッグマック 約650円
ラーメン 約1,000円(日系)
チップ ホテルサービスなど20~50THB,マッサージなど50~200THB程度
タクシー初乗り 約100円
地下鉄初乗り 約80円

バリ島

バリ島
インドネシア・バリ島は、日本から直行便で約7~8時間で行けるアジアンリゾート。
海も山も、アクティブ派もゆったり派も楽しめる、魅力あふれるアジアンリゾートです。
プールやレストランなどがいくつもある高級リゾートや、贅沢なプライベートな空間を持ち合わせたプール付ヴィラなどが、比較的お値打ちに宿泊でき、ちょっと贅沢な旅が叶います。

項目 料金 ※2024年5月現在の目安
ミネラルウォーター500ml 約50円
コーヒー(Tall) 約450円
ビール 約280円(330ml)/コンビニ
ビッグマック 約440円
ラーメン 約800円
チップ 無し
※ホテル内レストラン等にてサービスチャージ(10%)の徴収有
タクシー初乗り 約100円
なし なし

セブ島

セブ島
日本から約5時間で行けるフィリピンのセブ島は、シティもビーチも楽しめる贅沢なアジアリゾート。
「マクタン島」と「セブシティ」に分かれ、マクタン島ではたくさんのホテルが軒を連ね、セブシティはショッピングモールやカジノなど観光スポットが充実しています。少し足を運べば海の綺麗な島々もあり、マリンアクティビティも楽しめます。

項目 料金 ※2024年5月現在の目安
ミネラルウォーター500ml 約40円(コンビニ)
コーヒー(Tall) 約400円
ビール 約190円(350ml)/コンビニ
ビッグマック 約690円
ラーメン 約1,000円
チップ なし
※ホテルやレストランではサービス料あり ホテルポーターなどへのチップ:50ペソほど(目安)
タクシー初乗り 約110円
地下鉄初乗り 約40円

トルコ

トルコ
ブルーモスク「スルタンアフメト・モスク」

現在トルコの通貨リラは、円高傾向なので為替の影響が少なくお得な旅行先です。
西洋と東洋が交差するトルコは多様な文化や歴史を飲み込んだエネルギッシュな国であるとともに、世界遺産やモスクやバザールに大自然、そして多種多様なグルメと、旅の楽しみが詰まっています。
お水などは、スーパーで買うとお得。観光地では観光地価格になっているためうまく使い分けて賢く旅しましょう。

項目 料金 ※2024年5月現在の目安
ミネラルウォーター500ml 約25円(スーパー)
コーヒー(Tall) 約440円
ビール 約340円
ビッグマック 約870円
ラーメン 約1,870円
チップ なし
タクシー初乗り 初乗り:約120円
最低運賃:約440円
地下鉄初乗り 約90円

さいごに

例えば「子どもと一緒に海外旅行を楽しみたい!」「体力があるうち、元気な時に、憧れのあの場所を訪れたい!」と思っていても、時間やタイミングには限りもあります。
「家族旅行は思い出作り」としてだけではなく、「子どもの成長や経験をさせるための投資」として考えます。
「憧れのあの場所への旅行」は、自分へのご褒美としてだけではなく「自己投資」として考えます。

旅行資金を貯めたり、目的を明確にしたり、旅行費用の内訳の優先順位を決めるなど、何かと準備は必要となりますが、ただただ円高になるまで待つということではなく、上記の情報なども参考にしていただきながら、この記事が円安・物価高で少々離れがちな海外旅行を再検討いただくきっかけになればと思う次第です。


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投稿日:2024.07.30

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