HISには、旅行好きが高じて入社した、日々旅行のことを考え続けている「旅行のプロ」がたくさん在籍しています。そんなHIS社員に、今後おすすめの旅行先や場所、旅行に行くときの注意点を聞いてみました。
今回は、ほぼ月1ペースでで海外・国内問わず旅行に行きまくる旅行大好きHIS社員が、弾丸旅行にまつわるノウハウをご紹介。ぜひ次のご旅行の参考にしてみてください！
今回聞いた人：弾丸＆周遊旅行好き メルマガ担当Sさん1年9ヶ月の間に、海外旅行11回(13ヶ国17都市)、国内旅行9回行った旅好き
次行きたい旅行先：中国の深圳（しんせん）
旅行して何したい？：深圳はデジタル化最先端都市だとよく聞くので様子を見てきたい
弾丸旅行のすすめ① 寝ている間に移動する！
Sさん週末など、短い期間で旅行をする弾丸旅行は、現地での滞在時間が非常に限られるので、無駄な時間をできるかぎり減らす準備が重要です。時間の節約に一番効果的なのが「寝ている間に移動すること」。
たとえば、私が経験した中で一番の弾丸旅行だったクアラルンプール＆シンガポール2泊4日の旅では、日本を夜に出発し、朝にクアラルンプールへ到着して、着いたらそのまま観光に出かけられるフライトを選択。さらに、往復クアラルンプール発着のフライトを予約した後にシンガポールにも行きたくなってしまったので、夜行バスでクアラルンプールとシンガポールを往復。短い旅程ながら2都市滞在を満喫することができました。
弾丸旅行のすすめ② 出発前に旅程をシミュレーション！できる限りの準備もしておこう
Sさん短い滞在でも満喫するために、「これだけは必ずやりたいこと」を出発前にじっくり考え、リストアップしておく事がおすすめです。主要観光スポットのなかでも、特にここは自分にとって大事だと思う場所を絞り込み、チケットが必要なものがあれば、可能な限り事前に手配をしておくと、時間を無駄にすることもなく安心です。
たとえば、私が東京から実家のある宮崎県に2泊3日で帰省した時、ついでに鹿児島観光も、と計画したことがあります。「初日は宮崎、2日目は桜島、最終日は鹿児島市内」というプランでしたが、最終日の観光時間は約4時間半ほどしかありませんでした。観光スポットは多々ありましたが、仙厳園という世界文化遺産にもなっている大名庭園だけに行く、と出発前に決め、そこで食事や庭園散歩を存分に楽しみました。事前にしっかりと調べて、行きたい場所を絞り込んだことで、満足感の高い旅になったと感じています。
弾丸旅行のすすめ③ 荷物は軽さ・動きやすさ重視
Sさんどれだけ身軽に動けるかという点も時間節約の大きなポイントです。機内持ち込みだけで済む程度の荷物量にしておけば、空港で荷物を預ける＆受け取る時間がなくなるだけでなく、旅行先での機動力も上がります。
私の場合はどこへ行くにしても「リュック＋斜めがけポーチ」。リュックには主に宿泊先で使うものを、ポーチには貴重品など常に身に着けておきたいものを入れています。
このように荷物を分けておけば、現地到着後も、ホテルにリュックをさっと預けて、すぐに観光に出かけられて便利です。また、スーツケースのような大きな荷物がなければ、階段などもさっと通り抜けることができます。
荷物を考えるにあたって一番のポイントは衣服。あれもこれもとついつい増えてしまいがちですが、私の場合、旅行日数が何日であれ「出発初日に着ている服＋着替え1日分」だけに抑えています。ホテルで毎日洗濯して交互に着まわせば2着でも十分。その他、カメラやモバイルバッテリーも軽さを重視。基礎化粧品も必要日数分だけ小分けになったものを持って行くなど、「小さく・軽く」の荷造りを心がけることで、限られた時間を無駄にすることなく満喫することができます。
最後に
Sさん「ほんの少ししか現地にいられないなんて旅費がもったいない。せっかく行くなら、できるだけ長く、楽しみつくしたい」という方も多いのではないでしょうか。私も以前はそう思っていましたが、今は違います。それは、「人生はいつ終わりがくるかわからない」という意識が強くなったから。「行ける時に行っておかなければ」という思いから、短い休みでも弾丸旅行に赴くようになりました。
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、海外はおろか、国内旅行すら気軽に行けなくなってしまいましたよね。そんな状況になったことで、私は、旅ができる時間の貴重さに改めて気づきました。なかなか思い通りに旅行ができない時期ながら弊社のウェブサイトを見に来てくださっているみなさまも、きっと同じように感じていらっしゃるのではと想像しています。
行きたいと心に決めている場所もきっとたくさんあると思います。工夫をすれば、短い旅程でも満喫することができるはず。自由に旅行に行けるようになった暁には短いお休みもフル活用して旅に出かけられるよう、今から準備をはじめてみてはいかがでしょうか。
