まるで現地に暮らしているかのような滞在を楽しめるコンドミニアム。
キッチンや洗濯乾燥機など設備が整っている施設が多く、部屋が広めなのも魅力のひとつです。
ひとりで贅沢なひとときを過ごしてみたり、大勢でわいわい騒いでみたりと、人数によって様々な使い方も可能に。
オーストラリアのケアンズとゴールドコーストでは、ホテルに泊まる金額でコンドミニアムに滞在できます。
世界屈指の人気を誇るビーチリゾートゴールドコーストと、ゆったりと居心地のいいケアンズのコンドミニアムで夢の海外生活を体験してみませんか。
コンドミニアムってどういう感じ?
そもそもコンドミニアムとは、どのような宿泊施設なのでしょうか。
大まかにいうとホテルよりアパートやマンションのようなデザインになっていて、長期滞在者が利用するのに便利な設備が整う施設です。
ホテルとの最大の違いはIHのクッキングヒーターやオーブン、冷蔵庫に電子レンジなどの自炊用キッチンがついていること。
他に洗濯機や乾燥機、掃除機などがついている場合も多く、短期滞在型マンションのような機能が備わっています。
以前は最低1週間から2週間の滞在日数でないと利用できなかったり、予約サイトに掲載されていなかったりとあまり馴染みがなかったコンドミニアムですが、最近では1泊からオンラインで予約できるサイトが登場し、注目が集まっています。
コンドミニアムの良い点って?
ほとんどのコンドミニアムが、大きめな部屋にリビング、ダイニング、それにキッチンのLDKスペースがあり、そこにベッドルームが何部屋か加わります。
そのためホテルの部屋に比べて、1.5~2倍ほど広いのが魅力です。
そして、もうひとつのコンドミニアムの醍醐味が冷蔵庫や調理器具が備わっているので、なかなか購入できない生鮮食品や冷凍食品を買って、好きなように料理ができること。
朝ごはんに新鮮なフルーツや地元のベーカリーで焼き立てのパンを食べたり、夕ごはんにはボリュームたっぷりなステーキを調理してみたり。
ケアンズやゴールドコーストでの観光が終わったら、地元のスーパーマーケットで食材を買いに行くという楽しみ方も。
気を付けたいコンドミニアムの注意点
まるで住むような暮らしができるコンドミニアムですが、ホテル感覚でいると“あれ?”と思うことも。
客室清掃が数日に1回や、あるいはまったくないところもあります。
これはケアンズのコンドミニアムだけでなく、他の国の他エリアでも共通しています。
今回ご案内しているケアンズのコンドミニアムでは「シャンプー、コンディショナー、石鹸、洗濯石鹸、食器洗い洗剤(どれも小さなもの)」が用意されていますが、歯ブラシはありません。
その他、アメニティのサービス内容宿泊する施設ごとに確認するのがおすすめです。
ケアンズへの行き方って?
海に熱帯雨林と大自然に恵まれたケアンズ、成田空港からはジェットスターの直行便があり、約7時間半で到着します。
日本との時差は+1時間と少ないのも嬉しいポイントです。
南半球に位置しているものの、通年気温25度以上と暖かいですが、乾季の5~12月は夜になると冷え込むためケアンズ滞在でコンドミニアムを利用する際は長袖があると心強いです。
グレートバリアリーフの町・ケアンズの魅力
世界自然遺産として有名なサンゴ礁、グレートバリアリーフのケアンズ。
コンドミニアム滞在中は、ダイビングやシュノーケリング、もしくはグリーン島などマリンアクティビティを楽しむのがおすすめ。
また、海のイメージが強いですが、内陸には世界最古の熱帯雨林が広がるなど自然の雄大さを堪能できます。
意外と小さい印象を受けるケアンズの町は観光名所も徒歩圏内に集中しており、散策もしやすいのも魅力です。
ケアンズのコンドミニアムを選ぶ際は、希望するアクティビティに合わせた立地選びも大切です。
リゾート地のケアンズはコンドミニアムも多く、どこに泊まってよいのか迷ってしまうことも。
そこで、買物や観光に便利なケアンズのコンドミニアムをご紹介します。
リゾート地らしい雰囲気が感じられる人気のコンドミニアム
ケアンズ観光の中心地が、ケアンズ駅からのびるシールズストリートとレイクストリートが交差するシティ・プレイス。
その近くにある「マントラ エスプラネード ケアンズ」は、リゾート地らしい雰囲気が感じられるケアンズで人気のコンドミニアムです。
ホテルも併設していて、アパートメントタイプの部屋だとキッチン設備が備わっています。
海からも近い立地が魅力のコンドミニアム
ケアンズでホテルやコンドミニアムが建ち並んでいるのが、海沿いの道エスプラネード。
すぐ近くにはケアンズ観光で欠かせない公共のラグーンプール、「ケアンズ エスプラネードラグーン」があり、多くの人たちで賑わいます。
その近くにあり、ケアンズでも人気のコンドミニアム、「マントラ トリロジー」は、1階にスーパーマーケットが入っていたり、レストラン街があったりと便利な環境で、快適な滞在ができます。
短期滞在、長期滞在のどちらでも快適なコンドミニアム
キュアンズ鉄道のケアンズ駅にも近く、ケアンズで一番大きなショッピングセンター「ケアンズ セントラル ショッピングセンター」へも徒歩1分。
レストラン、カフェ、ナイトスポット、カジノなど、コンドミニアムからケアンズのメジャースポットへのアクセスもしやすく、超至便な立地にあるケアンズのコンドミニアム「サザンクロスアパートメント」。
中庭には、リゾート気分満点のプール、他にジム、バーベキュー施設にまであります。コンドミニアムタイプの部屋もホテルタイプの部屋もあるため、旅のスタイルによって部屋のタイプを選べるのも魅力です。
ケアンズ観光の定番「グリーン島」や、世界遺産フィッツロイ島へ
ケアンズ観光といえば真っ先に挙げられるのが、世界遺産グレートバリアリーフ。
そのなかでも有名なのが、緑の宝石とよばれるグリーン島です。
もちろん、ケアンズのコンドミニアム客も一度は足を運ぶ定番スポットとなっています。
グレートバリアリーフのサンゴ礁が積もって生まれた島には、植物や鳥類、それに多くの熱帯魚が住んでいます。シャワーやレストランなどの設備も備わっていて、ケアンズ観光でも人気のプランです。
船酔いが心配なら、ヘリコプターで行くツアーもあり、青から緑へとグラデーションに染まる海を一望できると評判です。
ちなみに、ケアンズの観光地はほとんどが屋外なので、日焼け対策は万全に。
日焼け止めのほか、帽子やサングラスなども忘れずに持参するのが賢明です。
海で泳ぐ場合は、水着の上に長袖Tシャツなどを着るのもおすすめ。ケアンズのコンドミニアム滞在に備えて用意しておきましょう。
ゴールドコーストへはどうやって行くの?
白い砂浜がどこまでも続くゴールドコーストも、多くのホテルやコンドミニアムが集まるケアンズと同様に人気のリゾート地。
成田空港からはゴールドコーストに近いブリスベンへ直行便があり、約9時間で到着します。
日本との時差はケアンズと同じ+1時間。南半球に位置しているものの、真冬の6~8月も気温20度以上で春のような陽気です。
世界中からサーファーが集まるゴールドコーストの魅力
多くのコンドミニアムが集まるケアンズから、南へ約1760km。
青い海と白い砂浜という絵に描いたような爽快な景色を堪能できるのが、ゴールドコーストが人気の理由。
到着したら、まずはビーチへ繰り出しましょう。
ゆっくりと散歩をしたり、浜辺でぼーっとしたり。中心地のサーファーズ・パラダイスには、おしゃれなお店が続く歩行者天国がありますので、そこを散策してみるのも面白いですよ。
リーズナブルな価格にリピーターも続出のコンドミニアム
ゴールドコーストは多くのコンドミニアムがビーチから100m以内にありますが、「マントラ レジェンズ ホテル サーファーズパラダイス」も、そのひとつ。
スタジオ、スイートというタイプの部屋なら、キッチンにひと通りの設備が備わっています。
洗濯機がなく、ホテルに近い部屋もありますが、ホテル内にコインランドリー(有料)があるので、問題ありません。
ホテルも併設していて、ルームサービスやバイキング形式の朝食などが利用できるのも便利です。
オシャレな外観と内装に気分も上々なコンドミニアム
スタイリッシュな外観の高層ビルが特徴の「マントラ サークル オン カビル サーファーズパラダイス」も泊まってみたい宿泊施設。
1階にはスーパーマーケットが入っているので、急な買い物にも対応できる心強いコンドミニアムです。
ビーチ側ではなく反対のネラング川沿いにあり、山側の部屋からは夕日の沈む様子や街の夜景が楽しめます。
町を一望できる、贅沢な空間のコンドミニアム
最後にご紹介するコンドミニアムはゴールドコーストの中心地、サーファーズ・パラダイスのなかでもさらにアクセスが良い場所にある「ヒルトン サーファーズ パラダイス ホテル&レジデンス」。
レストランやショップが集まるオーキッドアベニューとサーファーズパラダイスブルーバードに隣接し、街の活気が感じられます。
高層階であれば、きい窓ガラスからはゴールドコーストの絶景も見渡せ、さまざまな表情を見せる景色はいつまでも見ていたくなるほどです。
大自然や動物を満喫できるオプショナルツアー
ケアンズやゴールドコーストには、たくさんのオプショナルツアーがそろっています。
体験野生のイルカに出会えたり、サーファー文化のメッカでサーフィンを習ったりとマリンアクティビティが豊富ですが、他にもコアラを抱っこできるツアーなど魅力的なものがたくさん。
特にバルーニング(熱気球)は、オーストラリアの雄大な大地を一望でき、まるで風景画の世界に舞い降りたような気分に!
リゾート地で気を付けたいこと
人気観光地で多くのコンドミニアムが集まるケアンズやゴールドコーストは、旅行客も多く、夜も多くの人たちでにぎわいます。
そのため暗くなっても明るい場所なら比較的安心して出歩けるのも嬉しいところ。
しかし、街灯がない道や人通りが少ない道はなるべく避けた方が安全です。
またゴールドコーストやケアンズの観光はマリンアクティビティなど身体を使うことが多いので、疲れたら無理せずにゆっくり過ごすようにしましょう。
オーストラリアに入国する際はETASを忘れずに
実はオーストラリアを入国する際には電子ビザ(ETAS)が必要。
ワーキングホリデーや駐在以外の観光目的での入国に必要で、ゴールドコーストやケアンズのコンドミニアム滞在時は必須となります。
登録には、パスポート情報や渡航予定日などをオンラインで入力して行います。
その他のケアンズ/ゴールドコーストおすすめ!ホテル
いかがでしたか?
現地の日常風景の中、自分のペースで暮らすような滞在ができるコンドミニアムやリゾートホテルの数々。
ケアンズなどの観光地も、住んでみると別の一面が見えてくることも。
海が美しいゴールドコーストやケアンズのコンドミニアムでのんびりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。