年間を通じ、たくさんの観光客が訪れるオーストラリアのシドニー湾。
「世界3大美港」と謳われるハーバー、シドニー湾が1年でいちばん輝く日は、12月31日のニューイヤーイブ(大晦日)です。
時差の関係により、世界の大都市の中でもっとも早くニューイヤーを迎えるシドニー(日本より2時間も早い!)は、少しでも早く新しい年を迎えたい人々が押し寄せ、美しいシドニー湾もニューイヤーイブ(大晦日)ばかりは大変な賑わいを見せます。
また、新年のカウントダウンには、ハーバー一面を染め上げる盛大な花火が打ち上がります。
ニューイヤーイブ(大晦日)をシドニーで過ごし、カウントダウン花火で最高のスタートを切ってみませんか?
めくるめく花火のシャワーが、来たるべき新しい年をきっと豊かにしてくれるはず!
花火とライトアップが彩るシドニー湾で、年始に最高のスタートを切る!
多くの人が押し寄せるニューイヤーイブ(大晦日)のシドニー湾は、とにかく明るく賑やかです。
シドニー湾に面した夜のハーバーでは、シドニー・オペラ・ハウスや、シドニー・ハーバーブリッジなどの建物がライトアップされ、光り輝いています。
また海上では、船やヨットが並んでパレードする「ハーバーライトパレード」が繰り広げられ、こちらもキラキラと美しい光を放ちます。
これだけでも見惚れるほどの煌びやかさですが、シドニーのニューイヤーイブ(大晦日)はこれからが本番です。
夜9時から、第一弾の花火(ファミリー花火)が打ち上がり、テンションが徐々に高まります。
そして日付が変わる24時が目前になると、いよいよメインイベントがスタートし、午後11時59分50秒から全員でカウントダウン。
「3、2、1……ゼロ!」のタイミングで、一斉に「カウントダウン花火」が夜空に解き放たれます。
凄まじい爆音の中、七色の光がハーバーを照らします。夜空を漕がす花火のイルミネーションは、素晴らしい新年の到来を、高らかに告げてくれます。
この花火のシャワーが、シドニーにおけるニューイヤーイブ(大晦日)のクライマックス!
イヤなことも全部!吹き飛ばしてくれることでしょう。
このカウントダウン花火を見ようと、シドニー湾はたくさんの人出でごった返します。
そのなか「混雑とは無縁な特別な場所」で特別な体験とともに、シドニーの年越しを迎えるとっておきの方法があります。
華やかな2024年の締めくくり!ザ・オペラ ガラコンサート
あのシドニーのオペラハウスで、華やかな2024年の締めくくりを過ごしませんか?
シドニー湾を一望できる素晴らしい場所で「ザ・オペラ ガラコンサート」を楽しみ、コンサートの幕間には夜9時の花火を間近で堪能します。
ガラコンサートとは、「特別公演」「記念演奏会」「祝賀音楽会」といった、何かを記念して企画される、特別な演奏会のこと。
※ガラは、「祝祭」や「式典」などを意味するスペイン語に由来します。
ニューイヤーイブに行われるガラコンサートは、日本で大晦日に第九(ベートーベン作交響曲第九番)のコンサートが開催されるのと似ていますね。
ガラコンサートの公演後にはミッドナイトパーティーで、ドリンクやカナッペをいただきながら、エンターテイメントを楽しみましょう。
コンサートの余韻に酔いしれるうちに、時間は間もなくカウントダウンのその時を迎えます。
誰も彼もがホワイエに繰り出し、新年の到来を今か今かと待ち構え・・・
カウントダウンの掛け声とともに打ち上がる、花火のスペクタクルな演出と、光り輝くきらびやかさは、一生の思い出として「心躍る体験」とこと間違いなしです。
シドニーのニューイヤーイブ(大晦日)と新年のはじまりを、最高に華やかな体験にしてみてください。
▼今回ご紹介している、ニューイヤーイブおよびニューイヤーを祝祭する特別なプランがこちら!
シドニーの大晦日ザ・オペラ ガラコンサートでの服装は? マナーは?
シドニーの大晦日ザ・オペラ ガラコンサートに、厳密な服装のルールはありません。
ただ、日本でおしゃれなフレンチレストランや高級イタリアンへ、Tシャツで行く人はいないのと同様、シドニーのクルーズでも「Tシャツ、サンダル、GパンはNG」と考えておきましょう。
特別な夜を楽しむために、ましてや年に一度のカウントダウンパーティーですから、自分の気分を高めるためにもドレスアップすることをお勧めします!
マナーは、あくまで一般常識の範囲で大丈夫です。
貴重品は各自で管理する(バッグ等の預け入れを希望される場合は、クロークルームがご利用いただけます。)、外国だからといってハメを外し過ぎない、お酒を飲み過ぎない、などなど。
せっかくのシドニーの大晦日が苦い思い出にならないよう、節度を心がけましょう。
※クロークルームには、A4サイズ以上の大きさの荷物は持ち込めませんので、なるべく軽装での参加がベストです。
夏真っ盛りの南半球、ビーチでお祭り気分!
大晦日といえば、日本なら寒さのピーク。
一方、南半球のオーストラリアは12月~2月が夏のシーズンなので、ニューイヤーイブ(大晦日)は夏真っ盛り。
昼間は余裕で30度を超えますが、その暑さがより気分をアゲてくれること間違いなし!
日本では絶対に味わえない「半袖の大晦日」を満喫できます。
大都会のシドニーですが、シティから少し離れれば、きれいなビーチがたくさんあります。
日中はビーチでリゾート気分を満喫するのもいいでしょう。
交通アクセスの良い「ボンダイ・ビーチ」は、手軽に行くには最適なシティ近郊のビーチです。
いつも、多くの観光客や地元のサーファー達で賑わっています。
ビーチの脇には波が入るビーチプールもありますから、泳ぎが得意でなくても安全にのんびりと水遊びができます。
ちなみに初代iMacのカラーリングは、このビーチの海の色から「ボンダイ・ブルー」と言われるほど印象的な色をしています。
▼シドニー郊外の観光スポットを巡るならオプショナルツアーがおすすめ
大晦日前後は、シドニー観光も楽しみたい!
大晦日の前後には、日中のシドニー観光も120%楽しみましょう。
イギリス仕込みの美しい都会の町並みと、雄大な自然が調和したシドニーの奥深い魅力は、シドニーのホテルに泊まってゆっくりと見て回るのが一番です。
シドニー・オペラ・ハウス
2007年に世界遺産にも登録された「シドニー・オペラ・ハウス」は、白い貝殻のような屋根が印象的ですが、オペラやコンサート、演劇など年間1,600以上のプログラムが上演される、シドニーの文化発信基地でもあります。
館内には複数のレストランやカフェバーがあり、夜景の美しさも際立っています。
▼オペラハウスを存分に楽しめる、各種オプショナルツアーが豊富!
そのオペラハウスとワンセットでシドニー湾のアイコンになっているのが、シドニーのシティエリアとノースエリアを結ぶ「シドニー・ハーバーブリッジ」。
こちらもシドニー湾のクルーズで船上から眺められますが、せっかくなのでもっと間近で見て見ましょう。
この橋の特徴は、「大きなハンガー」と呼ばれるユニークなシルエット。
橋は歩いて渡ることができ、途中にはシドニー湾を見下ろせる展望台もあります。
オペラハウスとハーバーブリッジを一枚の写真に収めたいなら、ノースシドニーの入り口にある「ミルソンズポイント」周辺が絶好の撮影ポイント。
シドニーのオペラハウスは、朝方や昼の風景もまた新鮮です。こちらの記事で詳しく紹介♪
セント・メアリー大聖堂
ハイド・パークの隣にある「セント・メアリー大聖堂」は、オーストラリア最初のカトリック教会で、同国のカトリックの中心的な存在。
サンドストーン色の石造りで、夕暮れの時間にもっとも美しい姿を見せます。
シドニータワー・アイ
近代都市シドニーのシンボルなのが、市内中心部にある超高層ビル「シドニータワー・アイ」です。
高さは300メートル以上あり、展望台からはシドニーの町並みを360度のパノラマビューで楽しめます。
地上268メートルを歩く「スカイウォーク」を体験すれば、一生の思い出になるでしょう。
ブルー・マウンテン国立公園
オーストラリアの自然を満喫したいなら、シドニーから車で2時間ほどの「ブルー・マウンテン国立公園」がオススメ。
2000年に世界遺産に登録されたこちらは、その名の通り、青みがかったユーカリの霧に包まれた原生林。
手軽に楽しみたいなら短距離のブッシュウォーキング、また本格的に自然に触れたいなら長距離のハイキングコースにチャレンジ。
また「フェザーデール野生動物公園」や世界最大級の鍾乳洞「ジェノラン・ケーブ」といった立ち寄りスポットの他、ロープウェイ「シーニックスカイウエイ」も人気です。
ブルー・マウンテン国立公園に足を延ばすなら、シドニーの現地オプショナルツアーが便利です。
日本語を話すオーストラリア人ガイドと、鍾乳洞探検や野生カンガルー探検などをワイルドに満喫できます。
シドニーを訪れたらパンケーキはマスト!
シーフードが名物のシドニーですが、女子的にはスイーツの方が気になるもの。
おいしいものを食べたかったら、オペラハウスやハーバーブリッジがあるシドニーシティ北部の「サーキュラー・キー」へ足をのばしてみましょう。
観光客でにぎわうこのエリアには、周辺も含めてたくさんのレストランやカフェがあります。
中でもおすすめは、ハーバーブリッジに隣接する24時間営業のレストラン「パンケーキ オン ザ ロックス」。
シンプルでふわふわなパンケーキやエッグベネディクトは美味しさとSNS映えを兼ね備えた一品です。
また、ハリウッド・セレブから「世界一の朝食」と絶賛され、日本でも店舗展開する名店「bills」は、シドニーが発祥。
1993年にオープンした1号店の「ダーリングハースト店 」など市内に3店舗があります。
良い年にするための、おまじない&開運グッズ
船上カウントダウンで迎えるシドニーの大晦日クルーズ。
「今年は絶対にいい年にしたい!」という思いを込めて、おまじないをしてみませんか?
手軽にできる英語圏のおまじないや、開運グッズをピックアップしました。
おまじないは、シドニーの大晦日クルーズの乗船中がオススメ。
カウントダウンの瞬間を狙って、強い願いを込めましょう。
開運グッズは、シドニーの大晦日クルーズの乗船後に「新年のお守り」としてお気に入りのものを探しましょう。
「人差し指と中指を重ね、Xの字を作る(Cross one’s fingers)」
幸運を祈るときにするサインです。
映画でよく見るシーンでは「相手の幸運を祈る」というシチュエーションが多いので、友達同士でサインを送り合うのもいいでしょう。
「さぁ、今年はいい年にするぞ!」という前向きな気持ちが、運を引き寄せます。
「木製の物をノックする(Knock on wood)」
木に宿る精霊にお願いする=良いことが続きますように、言ったことが本当になりますように、というおまじないです。
昔の名作映画『カサブランカ』で出てくるシーンが有名です。
「ラッキーポーチ」
アボリジニ(オーストラリア先住民)伝統の幸運のお守りです。
革製ですが、なんとカンガルーの睾丸(!)からできています。
オーストラリアならではのグッズなので、ぜひゲットしたいお守りです。
「オパール」
世界のオパールの95%はオーストラリアで産出されています。
オパール専門店も多く、日本人スタッフが常駐しているショップもあります。
オパールは、人生に希望をもたらす明るいエネルギーを持つパワーストーン。
隠れた才能を引き出してくれたり、視野を広げてくれる能力もあります。
おみやげに買って帰れば、日本での生活を1年間見守ってくれることでしょう。
最後に
南半球に位置するオーストラリア「シドニー」
日本からシドニーへのアクセスは、羽田空港から、カンタス航空・JAL・ANAが直行便を運航しており、所要時間はいずれも約10時間です。
毎年10月から4月まではサマータイム制が導入されているので、2時間の時差が生じます。
今年の年末年始は、夏まっさかりの南半球オーストラリアで過ごしてみては?
▼年末年始&冬休み旅行特集はこちら
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