一年の中でヨーロッパの各都市が最も煌めく季節「クリスマス」。
ドイツをはじめ、オーストリア、フランス、ベルギーなどヨーロッパの各地で盛大ながら、温かさも感じられるクリスマスマーケットが開催されます。
まるで絵本の世界に入り込んだような光景が見られる、この季節限定のヨーロッパのクリスマスマーケットを楽しみませんか?
この記事ではヨーロッパ各都市のおすすめのクリスマスマーケットやグルメ、楽しみ方、気になる質問についてご紹介します!
クリスマスマーケットって?
ドイツ、オーストリア、フランスなどヨーロッパの多くの国で開催されているクリスマスマーケット。
その起源はキリストの生誕を祝うクリスマスまでのアドベント期間(11月下旬から4週間~5週間の間)に、人々が教会や市庁舎などの広場に日用品や肉・パンなどの食品などを持ち寄ったマーケットが始まりと言われています。
その後、規模が拡大して現在では街の中心広場にクリスマスにちなんだ可愛いオーナメントやキャンドルのお店、ソーセージやホットワインなどその都市の名物グルメを堪能できる屋台(ストール)などが設置され、世界中から観光客が訪れる季節限定のマーケットとして定着しました。
ヨーロッパのクリスマスマーケットの魅力はその土地のグルメなどを味わえることはもちろん、屋台の装飾、周辺の建物のライトアップやイルミネーションなどで街全体がクリスマスムードで煌びやかな輝きを放つこと。
都市やマーケットにもよりますが、クリスマスマーケットが開催されている広場に観覧車やメリーゴーランドなど、さながら遊園地のような乗り物まで楽しめるところも!
極寒の中ホットワイン片手にマーケットを散策するとその雰囲気にワクワクして心まで温かくなり、まさにこの時期だけのロマンティック体験。
日本でも最近見かけるようになったクリスマスマーケットですが、ヨーロッパは規模が大きく、季節限定の特別感に包まれた雰囲気は実際に訪れてその醍醐味を味わってみるのがおすすめです。
クリスマスマーケットの期間
ヨーロッパのクリスマスマーケットはクリスマスの4週間前頃、11月中旬~下旬に始まるところがほとんどです。
終了時期はドイツや多くの国で12月23日または24日で終了となりますが、国や都市によって差があり、ベルギーやチェコでは年明けの1月5日頃まで行われています。
※都市によっても開催期間は異なります。
※開催期間はその年によって変更になる場合があります。
クリスマスマーケットの楽しみ方は?
可愛いオーナメントやクリスマスグッズ探し
クリスマスマーケット言えば、可愛らしいクリスマスグッズがたくさん!
整然と並んだ屋台ではツリーに飾るオーナメント、木細工の置物、スノードーム、キャンドルホルダーやさまざな形のキャンドルなどが並び、あれもこれも欲しくなってしまうものばかり。
日本ではあまり見かけないガラス製の丸いオーナメントは色彩豊かで、クリスマスらしい絵が描かれていてお土産にもぴったり。
日本に帰ってから飾ればヨーロッパの輝くクリスマスマーケットの思い出になること間違いなし!
どこのクリスマスマーケットでも同じようなものが売られているわけではなく、地域ごとの特色あるグッズや特産品もあります。
グルメを満喫
クリスマスマーケットではその土地のグルメが楽しめるのも最大の魅力!
寒空の下、キラキラと輝くイルミネーションを見ながら食べると、日本の縁日をまわっているようなわくわく感が増します。
【ホットワイン(グリューワイン)】
クリスマスマーケットのグルメで外せないのがホットワイン(グリューワイン)。
ドイツ、オーストリアではホットワインのことを「グリューワイン」と言い、冬の時季の定番の飲み物として親しまれています。
赤ワインにシナモンやオレンジピール、香辛料などを入れて温め、少しスパイスが効いたグリューワインは寒空の下に開かれるヨーロッパのクリスマスマーケットの散策にぴったり。
温めたことによりアルコールが飛ぶので、通常のワインより飲みやすくなっているのも人気の理由。
また、アルコールが苦手な方や子供向けにはアルコールが入っていないフルーツジュースを温めたものや、ココアなどもあります。
ヨーロッパの多くのマーケットではホットワインはマグカップで提供されますが、カップを返却するとカップ代が返金されます。
マグカップの絵柄は毎年変わり、その地域の特徴的なものもあるので記念にお土産として持ち帰るのもおすすめです。
ちなみにフランスではホットワインのことを「ヴァン・ショー」と言ったり、国によって変わります。
【名物料理】
たとえばドイツならソーセージ。焼いたソーセージをそのまま食べたり、パンに挟んだりしますが、寒い中食べる熱々の本場のソーセージは格別。
スイスではチーズフォンデュやラクレット、ベルギーではワッフル、フランスはタルト・フランベと言われる薄焼きピザのようなものなど、国や都市ごとの名物グルメが揃っています。
屋台によってアレンジされていたりと、同じマーケット内でも飽きることはありません。
おすすめのクリスマスマーケット【国・都市別】
ドイツ
ヨーロッパのクリスマスマーケットと言われて真っ先に思いつくのがドイツではないでしょうか?
ドイツが発祥とも言われ(※所説あり)、国内の大きな都市だけでも2,500以上のクリスマスマーケットが開催され、まさに本場。
中でも世界最古のクリスマスマーケット「ドレスデン」、世界一有名なクリスマスマーケット「ニュルンベルク」、世界最大のクリスマスマーケット「シュトゥットガルト」はドイツ3大クリスマスマーケットと言われ、世界中から多くの観光客が訪れ賑わいます。
【ドレスデン】
旧市街のアルトマルクト広場で開催されているクリスマスマーケットは「シュトリーツェルマルクト」とも言われ、ドイツ最古とも言われている伝統的なクリスマスマーケットです。
高さ約15mもあり、サンタクロースなど可愛い飾りつけがされている世界最大のクリスマス・ピラミッドがシンボルになっています。
ドレスデンのクリスマスマーケットで外せないのが伝統菓子「シュトレン」。
多くの屋台で販売されているので、ぜひ味わいながら散策してみてください。
【ニュルンベルク】
中世の雰囲気が漂う街並みのニュルンベルク。
そのニュルンベルクのクリスマスマーケットは赤白ストライプの屋根の屋台や、可愛い飾りつけをした屋台が並び、絵本の世界のような光景が広がっています。
また、子供のクリスマスマーケットも開催され、家族連れでも賑わいます。
名物のニュルンベルガーソーセージや、クリスマスらしいデコレーションがされた伝統菓子のレープクーヘンは絶対に外せない名物グルメ。
【ケルン】
市内で開催されているクリスマスマーケットの中で最も規模が大きく、人気なのが世界遺産 ケルン大聖堂の前の広場で開催されているマーケット。
ライトアップされ、より荘厳さが際立つケルン大聖堂を背景に、広場の中心には高さ約25mもあるクリスマスツリーが聳えています。
そのツリーを中心に星形のようにLEDライトが散りばめられ幻想的な雰囲気に包まれます。
じゃがいもと玉ねぎの薄切りを焼いたケルン名物「ライベクーヘン」も見逃せません。
【フランクフルト】
日本から直行便も就航しており、ドイツの観光・ビジネスの中心でもあるフランクフルト。
アクセスの良さでも人気です。
クリスマスマーケットは市内でいくつか開催されていますが、メイン会場はレーマー広場。
ビジネス街だけあって夜には仕事帰りの人でも賑わいます。
写真映えする回転木馬があることでも知られています。
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オーストリア
中世の面影が色濃く残るオーストリア。
歴史を感じる街並みがクリスマスの季節はイルミネーションで彩られより色鮮やかに輝き、それでいて荘厳さも感じられます。
ドイツ同様国内のあちこちでクリスマスマーケットが開催されていますが、とくにウィーンやザルツブルクが知られています。
【ウィーン】
ウィーンの中でもいくつものクリスマスマーケットが開催されていますが、とくに人気なのは市庁舎前広場、 シェーンブルン宮殿で開催されるマーケット。
中でも規模が大きい市庁舎前広場で開催されるマーケットでは、ライトアップされた市庁舎が美しく、前の広場ではツリーのオーナメントやクリスマスグッズはもちろん、工芸品やアクセサリー、グルメなど多様な屋台が数えきれないほど並びます。
市庁舎公園の中にはスケートリンク、メリーゴーランドなどのミニ遊園地もあり、子供も楽しめるイベントが豊富。
一方、観光スポットとしても人気のシェーンブルン宮殿のクリスマスマーケットは、宮殿の庭園で開催され、市庁舎前で開催されるマーケットに比べると規模は小さくなりますがライトアップされた豪華な宮殿を眺めながら優雅な雰囲気を楽しめます。
ウィーンのクリスマスマーケットで外せないグルメは「プンシュ」。
蒸留酒とレモン果汁やフルーツ果汁、スパイスと混ぜた温かい甘いカクテルのような飲み物で、身体を心から温めてくれるウィーンのクリスマスマーケットの定番ドリンクです。
マーケットごとにマグカップの絵柄があり、その年によって変わるので記念として持ち帰るのもおすすめ。
【ザルツブルク】
モーツアルトが生まれた町、映画「サウンドオブミュージック」の舞台として知られているザルツブルク。
ザルツブルクはドイツ語で「塩の城」という意味で、岩塩の産地でもあります。
各所でクリスマスマーケットが開催されていますが、大聖堂前広場やレジデンツ広場、ヘルブルン宮殿、ミラベル宮殿前のクリスマスマーケットがとくに有名。
大聖堂前広場やレジデンツ広場は旧市街の中心にあり、伝統的なバロック様式の屋台小屋が並ぶクリスマスマーケットで、長い歴史があります。
また、大聖堂前広場のマーケットは中心から星形のように放射状にイルミネーションが施されているのが特徴的。
ザルツブルク郊外のヘルブルン宮殿は通常冬期は閉鎖していますが、アドベント期間は宮殿の庭園でクリスマスマーケットが開催され、多くの人が訪れます。
800本ほどの針葉樹が赤いボールと電球で飾りつけされ、可愛らしく幻想的で、オーストリアで一番美しいクリスマスマーケットと言われているのも納得の景観です。
ザルツブルグのクリスマスマーケットでもグリルしたソーセージやホットワインなどを楽しめますが、ザルツブルクの特産品の「塩」の専門店もあるので、お土産におすすめです。
スイス
スイスと言えば夏の山岳リゾートをイメージされる方が多いと思いますが、クリスマスの季節は中世の街並みが美しく輝き、多くの人を魅了します。
とくに古都バーゼル、日本から直行便が就航しているチューリッヒのクリスマスマーケットはスイスの中では規模が大きく、多くの観光客が訪れます。
【バーゼル】
Best Christmas Markets in Europe 2021(ヨーロッパベストクリスマスマーケット2021)にも選出されたスイスの中でも最大規模のバーゼルのクリスマスマーケット。
メイン会場は旧市街の中心地バールフュッサー広場と、大聖堂の前のミュンスター広場で開催されます。
また、旧市街には約100本のツリーが飾られ、通りのイルミネーションが美しく、町全体がクリスマスムードに包まれています。
ソーセージや、グリューワインの屋台以外にもスイスらしいラクレットやチョコレートスイーツの屋台も並びます。
バーゼルはドイツ・フランスとの国境に接しているので、ドイツのシュトレンの屋台なども見かけます。
【チューリッヒ】
ヨーロッパ最大級と言われている屋内で開催されるクリスマスマーケットが有名。
チューリッヒ中央駅構内で開催され、天候に左右されず楽しめるのがうれしいポイント。
また、空港からのアクセスも良いので、乗り継ぎの合間や少しの時間だけでもクリスマスマーケットの雰囲気を味わいたい時にもおすすめです。
屋内にもかかわらず高さ約10mのツリーもあり、クリスマスグッズや手工芸品、グルメの屋台が120以上も並びます。
列車を降りてすぐにホットワインのシナモンの香りが漂い、ヨーロッパのクリスマスを感じられます。
フランス
クリスマスの季節にはパリなど各地でイルミネーションが輝きますが、フランスのクリスマスマーケットと言えばドイツ・スイスとの国境に近いアルザス地方が有名。
中でも、もみの木のクリスマスツリー発祥の地とも言われているストラスブールや、可愛い街並みで知られるコルマールのクリスマスマーケットが人気です。
【ストラスブール】
フランス国内では最大級で、最も歴史があると言われるストラスブールのクリスマスマーケット。
旧市街を中心に複数か所で開催され、屋台は300以上にものぼります。
通りにはイルミネーションで彩られ、町全体がクリスマスムードに染まります。
その中でもクレベール広場とストラスブール大聖堂周辺のクリスマスマーケットは必見。
クレベール広場のクリスマスマーケットはシンボルでもある巨大なツリーがひと際目を引きます。
ストラスブール大聖堂周辺は多くの屋台が並び賑やかな雰囲気に包まれます。
ライトアップされた大聖堂と共に幻想的な景観が楽しめます。
【コルマール】
まるでおとぎ話の世界のような街並みのコルマール。
クリスマスの季節は建物のイルミネーションや飾りつけでさらに可愛らしさが増し、一目見ただけでテンションがあがること間違いありません。
旧市街全体が巨大なクリスマスマーケットのようですが、その中で6か所のクリスマスマーケットが開催され、約180の屋台が並びます。
とくにドミニカ広場、ジャンヌ・ダルク広場などは多くの観光客が訪れる人気のマーケット。
ドミニカ広場のクリスマスマーケットはドミニカン教会の前で開催され、グルメ、クリスマスのオーナメント、伝統工芸品などさまざまな屋台が並びます。
夜になると教会のステンドグラスがライトアップされ、クリスマスマーケットがより一層華やぎます。
ジャンヌ・ダルク広場のクリスマスマーケットは規模は小さめですが、伝統的なアルザス地方の村をテーマにしており、地元のグルメや木を使ったオーナメントなど温かな雰囲気を楽しめます。
ストラスブールやコルマールのクリスマスマーケットでは「クグロフ」というブリオッシュのようなお菓子をはじめ、アルザス地方の伝統グルメの屋台も多く並びます。
アルザス地方の特産品である白ワインのホットワインもおすすめです。
【ベルギー】
華やかなイベントが多く開催されるベルギーのクリスマス。
光と音のショーが楽しめるブリュッセル、美しい町として知られるブルージュのクリスマスマーケットが人気です。
【ブリュッセル】
ブリュッセルのクリスマスと言えば、クリスマスマーケットとともに夜に開催される世界遺産グランプラスでの光と音のショーは外せません。
世界で最も美しいと言われる広場が音楽に合わせて色鮮やかに輝きながらさまざまな色に変化し、その美しい光景は圧巻です。
クリスマスマーケットは証券取引所から聖カトリーヌ広場周辺には200以上の屋台が並び、まるで町全体が巨大なクリスマスマーケットのよう。
とくに聖カトリーヌ広場ではイベントが行われたり、メリーゴーランドがあったりと、とても華やか。
ライトアップされた聖カトリーヌ教会も幻想的で必見です。
ブリュッセルのクリスマスマーケットは周辺のフランス、ドイツ、スイスなどさまざまな国の屋台が出店しており、各国のグルメを楽しめるのが特徴。
もちろんベルギー名物ワッフルの屋台もあり、焼き立てを味わいながらマーケットやイルミネーションの散策を楽しむのもおすすめです。
【ブルージュ】
運河と中世の趣が残る美しい町、ブルージュ。
町の中心地区はブルージュ歴史地区として世界遺産に登録されています。
クリスマスの季節は世界遺産の歴史地区もクリスマスムードで華やぎ、主にマルクト広場とシモン・ステファン広場の2か所でクリスマスマーケットが開催されます。
マルクト広場は屋台が並ぶ伝統的なクリスマスマーケットで、すぐそばにはスケートリンクが設置されたり、広場周辺のギルトハウスも飾りつけされよりいっそう可愛らしい雰囲気に。
夜には周辺の建物のライトアップとイルミネーションでよりいっそう温かみのあるロマンティックな空間に包まれます。
チェコ
最も美しいクリスマスマーケットの一つと称えられるプラハのクリスマスマーケット。
「世界遺産の街」とも言われるプラハにはその美しさを見ようと世界中から観光客が訪れます。
【プラハ】
主な会場は旧市街広場とヴァーツラフ広場の2か所で開催されます。
2会場はそれほど距離がないため、徒歩で行き来でき、それぞれのマーケットを散策できるのもうれしいポイント。
とくに賑わう旧市街広場のマーケットは巨大なツリーが飾られ、伝統工芸品やチェコ料理の屋台などが多く並びます。
チェコのクリスマスマーケットでは可愛い雑貨が多く販売され、女性なら目を輝かせるものばかり。
チェコの特産品でもあるボヘミアグラスの屋台もあり、お手頃のものはお土産にも大人気です。
旧市街広場のクリスマスマーケットのもう一つの楽しみ方は、天文時計の上にある展望台からの景色。
とくに夜の景観がおすすめで、きらきらと輝くマーケットを一望できるその眺めは息を呑むほどの美しさです。
プラハのクリスマスマーケットグルメで外せないのはトゥルデルニーク。
生地を棒に巻き付けて焼いた筒状のお菓子で、チェコの伝統グルメの一つです。
クリスマスマーケットではこの甘い香りが漂います。
※各都市のクリスマスマーケット開催期間は年や会場によって前後することがあります。
※写真はイメージです。
クリスマスマーケットの服装は?
ヨーロッパの冬は極寒。
とくに夕方や夜に散策することが多いクリスマスマーケットでの服装は入念な寒さ対策が必須です。
【帽子・手袋・マフラー】
帽子はニット帽など暖かく、防風対策として裏地がついているものがおすすめ。
耳まで隠れるものだとベストですが、イヤーマフがあるとなおさら安心です。
手袋も防風対策している厚手のものがおすすめです。
【足元】
ヨーロッパは石畳の場所が多く、足元から冷えます。
そのためスニーカーより寒さを感じにくいブーツがおすすめ。
ただし、クリスマスマーケットの散策はかなり歩くので歩きやすさも重視してください。
また、雨や雪で地面が濡れている場合もあるので、防水対策もお忘れなく。
靴下も厚手のものを選ぶと良いでしょう。
【アウターなど服装】
防水・防風対策しているダウンなどがおすすめ。
クリスマスマーケットの散策では食べ物などで汚れてしまうこともあるので、水でさっと流しても問題ない生地だとなおさら安心です。
また、雨や雪が降ってきても、屋台が並ぶクリスマスマーケットで傘をさすことはおすすめできません。
そんな時にフード付きのアウターだと重宝します。
厚手のセーターや裏地がボア素材などのズボン、タイツやレギンスなども準備しておくと安心です。
クリスマスマーケットでの気になる質問
昼より夜がおすすめ?
クリスマスマーケットと言えばきらきらと輝くイルミネーションやライトアップがロマンティック。
日が暮れてイルミネーションが輝く中、ホットワインやグルメを堪能しながら散策するのが醍醐味でもあります。
また、昼間は閉店している屋台もあり、夕方から夜にかけて開店する屋台が増えてきます。
おすすめの時間帯はやはり夜ですが、昼間は比較的人が少なく散策しやすいという利点もあります。
また、寒さも昼と夜では違うので、子供連れの場合には昼から夕方に行くのもおすすめです。
あると便利な持ち物は?
1.ウェットティッシュや除菌シート
クリスマスマーケットでは食べ歩きが楽しみのひとつ。
でもソースなどで手が汚れてしまうことも多く、またイートスペースがあってもテーブルが汚れていることも。
そんな時ウエットティッシュがあると重宝するので必携です。
2.カイロ
日本だとドラッグストアやコンビニなどすぐに購入できるカイロですが、ヨーロッパではあまり売られていません。
クリスマスマーケットの散策はかなり冷え込むので、日本から持っていくことをおすすめします。
3.エコバッグ、ビニール袋やジップ付の保存袋
クリスマスマーケットの最大の目的、クリスマスグッズのショッピング。
あれもこれも可愛くて、いろいろなお店を回ってショッピングを楽しむことでしょう。
荷物が増えてしまった時、買ったものをひとまとめに入れられるエコバッグがあると便利。
また、記念に持ち帰るホットワインのマグカップも洗う場所がないのでそのまま持ち帰ることに。
ビニール袋やジップ付の保存袋に入れてバッグに入れれば気になりません。
食べきれなかったクッキーなどもジップ付の保存袋に入れておけば湿気対策やバッグ内に散らばることがありません。
4.ポケット型Wi-Fi
ヨーロッパのクリスマスマーケットは規模が大きく広いため、可愛いグッズなどのお店を見ているうちに現在地が分からなくなることも。
スマホで位置情報を確認できれば便利。
フリーWi-Fiが利用できる場合もありますが、接続が不安定なこともあるのでポケット型Wi-Fiをレンタルするなど通信環境を整えることをおすすめします。
トイレはある?
ヨーロッパでは公衆トイレがあまりないため、できればクリスマスマーケットに行く前にホテルや駅、レストランで済ませておきましょう。
また、ヨーロッパではトイレは有料な場合が多く、クリスマスマーケットで簡易トイレが設置されている場合もありますが、有料なことがほとんどです。
小銭の準備をお忘れなく。
クリスマスマーケットでの支払い方法は?
クレジットカード払いが主流のヨーロッパ。
クリスマスマーケットでもカードでの支払いができますが、まれに現金払いのみというお店もあります。
そのためクレジットカードと現金両方の用意をおすすめします。
ただし、くれぐれも多額な現金は持ち歩かないように!
終わりに
ヨーロッパのクリスマスマーケットは国や都市ごとに特徴や名産品などがあり、楽しみ方もさまざま。
せっかくならヨーロッパ内のクリスマスマーケットを周遊して、地域ごとの違いを楽しんでみるのもおすすめです。
1年でこの季節だけの煌めくヨーロッパを訪れてみませんか?
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