台湾の評判高いプレミアムエアライン「スターラックス航空」の魅力を探る!

台湾の評判高いプレミアムエアライン「スターラックス航空」の魅力を探る!

2018年に台湾で新しく生まれた民間航空会社「STARLUX(スターラックス航空)」(台湾名称:星宇航空、以下スターラックス航空で表記)
台湾の台北(桃園)を拠点に東アジアおよび東南アジアに路線網を拡大中で、太平洋を越えてアメリカ西海岸へも長距離路線を就航している、今台湾で最も勢いのある航空会社です。
ヨーロッパ・エアバス・インダストリー社の最新鋭機を続々と導入し、気品を感じるキャビンインテリアや上質なサービスにも定評があります。
この記事では、従来の航空会社ともLCCとも異なる、台湾のプレミアムエアライン「スターラックス航空」の魅力についてまとめました。
スターラックス航空ロゴ

スターラックス航空とは

スターラックス航空機影①

台湾の新興航空会社であるスターラックス航空は、2020年1月に台北~マカオ・ダナン・ペナンの3路線を同日開設し、3機のエアバスA321neoによって定期運航を開始しました。
同年12月にはバンコク線と共に、早くも東京(成田)と大阪(関西)路線を開設、新鋭機を続々と導入して路線網を拡大していきます。

2012年以降は日台双方でLCC(格安航空会社)が新規参入したり、台湾の中堅航空会社も日本へ乗り入れを開始するなど、最盛期には15社近い航空会社が就航し、国内旅行感覚で台湾へ気軽に行けるようになりました。
その中で登場したスターラックス航空は「新感覚で高級感あふれる空の旅」を企業理念に掲げ、安全で、期待以上の最高品質のサービスを提供。
これまでのFSC(フルサービスキャリア)やLCCとは一線を画し、「台湾のエミレーツ航空」を目指す航空会社です。

創業者の取締役会長は、エバー航空やエバーグリーングループで要職を歴任、パイロットのライセンスを所持していることから、スターラックス航空の最初の3機などは会長自ら操縦して台湾に到着した事でも有名です。

スターラックス航空A350Cクラスイメージ1
A350-900 ビジネスクラスイメージ

またスターラックス航空は、世界的なエアライン業界団体のひとつ、APEX(Airline Passenger Experience Association)が旅客による評価に基づいて認定する「2025 Five Star Major Airline Award」を受賞。
2022年12月にはThe Design Air Awards 2022にてアジアで唯一「Design Airline of the Year, Asia」「Design Airline of the Year」「Best New First/Premium Business Class」そして「Best New Premium Economy」の4冠を受賞するなど、就航からわずか数年にもかかわらず、輝かしい受賞歴を誇ります。

2023年6月からは、日本人客室乗務員の第一期生が日本路線を中心に乗務を開始したので、言葉の面でも心配はご無用です。
※日本路線であっても、必ずしも日本人客室乗務員が担当するとは限りません。

日本のスターラックス航空就航都市は

海外旅行
スターラックス航空は、初就航した2020年に早くも日本路線を開設。
台北(桃園)と日本の主要都市間に続々と路線を展開し、台湾中部の都市、台中へも2都市から就航します。
また、2025年には台北(桃園)から神戸への就航も計画中です。

2024年11月現在は、下記の路線に就航しています。

東京(成田)-台北(桃園)
JX0801便 成田13:40発 → 台北16:45着【A350-900で運航】
JX0803便 成田15:35発 → 台北18:45着【A350-900で運航】※土・月のみ【A330neoで運航】
JX0805便 成田20:10発 → 台北23:20着【A321neoで運航】
JX0800便 台北08:30発 → 成田12:30着【A350-900で運航】
JX0802便 台北10:15発 → 成田14:15着【A350-900で運航】※土・月のみ【A330neoで運航】
JX0804便 台北15:00発 → 成田19:00着【A321neoで運航】

名古屋(中部)-台北(桃園)【A321neoで運航】
JX0839便 中部19:40発 → 台北22:15着
JX0838便 台北14:55発 → 中部18:30着

大阪(関西)-台北(桃園)
JX0821便 関西12:20発 → 台北14:35【A330neoで運航】
JX0823便 関西14:00発 → 台北16:15【A350-900で運航】
JX0820便 台北07:40発 → 関西11:10着【A330neoで運航】
JX0822便 台北09:20発 → 関西12:50着【A350-900で運航】

札幌(新千歳)-台北(桃園)【A321neoで運航】※金曜日のみ【A330neoで運航】
JX0851便 新千歳15:15発 → 台北19:00着
JX0850便 台北09:20発 → 新千歳14:00着

函館-台北(桃園)【A321neoで運航】※月・水・金運航
JX0861便 函館18:00発 → 台北21:35着
JX0860便 台北12:30発 → 函館17:00着

仙台-台北(桃園)【A330neoで運航】
JX0863便 仙台17:15発 → 台北20:35着
JX0862便 台北11:50発 → 仙台16:00着

福岡-台北(桃園)【A330neoで運航】
JX0841便 福岡19:10発 → 台北20:50着
JX0840便 台北14:45発 → 福岡18:00着

熊本-台北(桃園)【A330neoで運航】
JX0847便 熊本12:00発 → 台北13:40着
JX0846便 台北07:45発 → 熊本10:50着

沖縄(那覇)-台北(桃園)【A321neoで運航】
JX0871便 那覇15:35発 → 台北16:20着
JX0870便 台北12:00発 → 那覇14:25着

高松-台中【A321neoで運航】※2024年12月1日~水・金・日で定期運航開始
JX0301便 高松13:20発 → 台中15:40着
JX0300便 台中08:50発 → 高松12:20着

沖縄(那覇)-台中【A321neoで運航】※2024年12月2日~月・火・木・土で運航開始
JX0303便 那覇16:45発 → 台中17:35着
JX0302便 台中13:15発 → 那覇15:45着

台湾桃園国際空港はターミナル1(日本路線)、成田国際空港ではターミナル2、中部国際空港および関西国際空港ではターミナル1を利用します。
※使用機材やスケジュールは運用の都合により予告なく変更され、機材により機内設備が異なる場合もあります。

アジア圏では、台北(桃園)と台中を拠点に、香港やマカオ、東南アジアへやフィリピンへ。
また、台北(桃園)からはアメリカ西海岸のシアトル・サンフランシスコ・ロサンゼルスへ長距離路線も就航しています。
北米路線の就航がない都市からも、台北(桃園)乗り継ぎにて比較的リーズナブルに行くことができます。

スターラックス航空の機材と座席の種類

スターラックス航空機影②スターラックス航空が創業以来導入している機材(航空機)はすべて、エアバス・インダストリー社製の新造機です。
比較的小型のA321neo~大型機のA350-900まで最新鋭3機種を導入しています。
いずれも、こだわり抜いた上質な客室インテリアに定評があり、コーポレートカラーをベースにした、シックな雰囲気が特徴です。
A321neoのインテリアは、ドイツの高級車メーカーのデザインチームが「自宅の心地良さ」をテーマにデザイン。
「ピュアティー Pure Tea」のカラーテーマを基調に、飲んだ後も余韻が残る高級台湾茶のような、温かみのある優雅な空間となっています。

スターラックス航空A350
A350-900 キャビンのアンビエント照明

機内の照明はフライト中のシーンに応じて変化させることも可能で、アンビエント照明で段階的に光量を調整するため、目にも優しく、カラダが自然と明かりに順応していくでしょう。
特にA350-900は世界で初めて「dynamic secant luminous panels」を導入した機材で、季節にあわせて壁面のデザインを変化させるというギミックが組み込まれています。
照明テーマには「ホワイトクリスマス」のほか、「春節」や「中秋節」もあって、台湾のエアラインらしさを感じられますね。

 

スターラックス航空の導入機材とキャビンクラス
A321neo型機:ビジネスクラス8席、エコノミークラス180席
A330neo型機:ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席
A350-900型機:ファーストクラス4席、ビジネスクラス26席、
.       プレミアムエコノミー36席、エコノミークラス240席
※neoとは、new engine optionの略で燃費の良い高性能新型エンジン搭載機の事。

エコノミークラス

スターラックス航空Yクラスイメージ1
A330neoエコノミークラス

座席の横配置は、A321neoでは中央の通路を挟んで両側に3人席ずつ、3-3で6席並び。
A330neoでは窓側に2人席、中央に4人席と2-4-2で8席並び。(後方の一部座席は2-3-2で7席並び)
大型機のA350-900では窓側・中央とも3人席にて3-3-3で9席並び。

シートピッチ(前後の間隔)は、A330neoとA350-900では31~32インチ(約78~81cm)、A321neoでは30~31インチ(約76~78cm)と標準サイズです。

スターラックス航空Yクラスイメージ2
洗練されたデザインのシートはモケット生地をベースに、ヘッドレストはレザー製で6方向に調節可能。
日台間のフライトでは長くても5時間弱ですが、両端を起こして頭にフィットするタイプのヘッドレストは、頭を預けて快適な眠りをサポートしてくれそうです。

長距離北米路線での提供にはなりますが、歯ブラシセットやアイマスク、耳栓、スリッパ等のアメニティグッズも用意されています。
リバーシブルタイプの枕やブランケットと共に、乗り継ぎで北米へ行く際など、長距離路線に搭乗する際にはうれしいサービスですね。
ポーチとして普段使いも可能なオーバーナイトバッグは、リサイクルペットボトルを使用した素材に台湾原住民のトーテムのデザインを組み合わせたおしゃれな作りです。

香りのおもてなしで「空中の家」気分
スターラックス航空の機内用フレグランスやハンドソープ、ホットタオルにはすべて、独自に開発されたオリジナルフレグランス「星宇香(Home in the air)」を使用しています。
まるで宇宙を飛んでいるかのような、静けさと爽やかな感覚が、自分の家でくつろぐ時に似た、居心地の良い雰囲気を作り出しれくれます。

エコノミークラスの事前座席指定

スターラックス航空のエコノミークラスは、通常の座席「スタンダードシート」のほか、キャビン前方の「フォワードシート」、足元の広い「エクストラレッグルームシート」の3つの区分があります。
それぞれ事前座席指定の料金に違いがあり(運賃プランによっては「スタンダードシート」と「フォワードシート」は無料で事前座席指定可能)、出発予定の48時間前から3時間前までは「フォワードシート」と「スタンダードシート」については、無料で座席指定可能です。

事前座席指定料金一例 出発予定の48時間前まで 出発予定の48時間前から3時間前
短距離・アジア路線の場合 長距離・米国路線の場合 短距離・アジア路線の場合 長距離・米国路線の場合
エクストラレッグルームシート USD 50 USD 160 USD 50 USD 160
フォワードシート USD 20 USD70 無料
スタンダードシート USD 10 USD 40 無料

※一部航空券運賃の種類によっては、事前座席指定が利用できない場合もあります。
また、金額は予告なく変更される場合もあります。

プレミアムエコノミー【A350-900のみ】

スターラックス航空PYクラスイメージ1
A350-900 プレミアムエコノミー

ウォームブラウンとグレーの絶妙なカラーバリエーションが、落ち着きと安らぎ、そしてエレガントな雰囲気を醸し出す「プレミアムエコノミー」はA350-900で運航する便に設定されています。
リクライニング時にも体にフィットするツートンカラーのシートには、レッグレストを装備し、40インチ(約102cm)のシートピッチと相まって、ゆったりとした空間でリラックスでるでしょう。
座席の横配置は、窓側に2人席、中央に4人席と2-4-2で8席並び。(エコノミークラスの場合は、窓側・中央とも3人席にて3-3-3で9席並び。)

スターラックス航空PYクラスイメージ2
A350-900 プレミアム・エコノミークラス

長距離北米路線で提供されるオリジナルアメニティキットは、有名スーツケースブランドとコラボレーションした、ディテールと実用性にこだわったもの。
あわせて、スウェーデンのコスメブランドのハンドクリームとリップクリームも提供されるので、乾燥しがちな機内ではとてもありがたいですね。

香りのおもてなしで機内はまるで「神秘的な宇宙」
スターラックス航空のオリジナルフレグランス「星宇香35」は、最新鋭機A350-900にあわせて開発された香り。
A350-900の機内デザインとマッチする落ち着いたウッディな香りをベースに、やわらかく軽やかなスモークレザーの香りがあたたかな雰囲気を演出してくれます。
家にいる時のようにくつろぎながら、神秘的な宇宙の静けさも楽しめるでしょう。

ビジネスクラス

スターラックス航空Cクラスイメージ1

キャビン全体のインテリアデザインにマッチするように、落ち着いたトーンのアースカラーでデザインされ、単通路機(通路が機内中央に1本だけの機材)のA321neoも含めて、全機材でフルフラットシートを装備しています。
従来、‟ビジネスクラスにフルフラットシートを装備”と宣伝していても、単通路の小型機や短距離路線の場合は例外で、プレミアム・エコノミークラスと大きな差のないシートだった…ということもありました。
しかし、最新鋭機を揃えるスターラックス航空については、地方空港発着のA321neo運航路線であっても、上質なサービスを余すことなく体験できます。

また、このフルフラットシートは左右両側に2席ずつの配置ではあるものの、それぞれ外側に向かってやや斜めに角度を付けてあり、2席の間に仕切りもあるため、乗客それぞれのプライバシーにも配慮した設計になっている点もポイントです。

スターラックス航空A350Cクラスイメージ2
A350-900 ビジネスクラスイメージ

中~大型機に搭載されているビジネスクラスは、A330neoでは前後が互い違いの「スタッガード配列」、A350-900では角度を付けて配置された「ヘリンボーン配列」。
いずれも大型の仕切りによる半個室タイプで、高級感のあるプライベート空間を確保しています。
A330neoおよび、A350-900に搭載されるビジネスクラスにおいては、ミニテーブルにワイヤレス充電器が内蔵されています。
これなら、充電ケーブルを忘れて困ることも、スマホのキャリアの違いによるUSB挿し口の違いに悩まされることもありません。

ビジネスクラスで使用しているブランケットは、両面フリースタイプで柔らかで繊細な肌ざわりのもの。
高級感を演出しつつも保温性にも優れ、リサイクル素材の国際的認証「GRS認証」を取得した100%リサイクルペットボトルから作られているため、SDGsの観点でも配慮されています。

 

ビジネスクラス搭乗時に受けられるサービス
  • 事前座席指定無料
  • マイレージボーナスの獲得
  • 専用チェックインカウンターの利用
  • 優先搭乗と手荷物の優先受け取り
  • スターラックス航空GALACTICラウンジの利用

ファーストクラス【A350-900のみ】

スターラックス航空ファーストクラス
A350-900 ファーストクラスイメージ

台湾の航空会社で唯一、ファーストクラスを設定しているのは、スターラックス航空のA350-900だけ!
広さと快適さ、そして安心感を演出するシートまわりは、ローズゴールドの色調とダークグレーのレザーの組み合わせに、 メタリック調のローズゴールドのワンポイントをデザインした高級感あふれるもの。
よりプライバシーと細部への配慮がされたデザインで、プライベート空間を確保するためにスライドドアを設けた個室タイプです。
4席それぞれに専用のミニバーと、手荷物やジャケットを収納できる専用のクローゼットも用意されています。

スターラックス航空ファーストクラス
A350-900 ファーストクラスイメージ

ファーストクラスでは、フルフラットシートはもちろん、NASAの理論を基に考案された「ゼログラビティ(無重力)モード」も導入。
無重力空間に浮遊しているような感覚で、カラダ全体でリラックスできます。
また3段階のマッサージ機能も備わっているので、腰や背中の緊張をほぐしてくれ、北米路線の長時間フライトでも、疲労が軽減されることでしょう。

 

ファーストクラス搭乗時に受けられるサービス
  • 無料送迎サービス(台湾桃園国際空港=台北市・新北市など指定地域)
  • ファーストクラス専用ラウンジ「環宇商務中心(Huan Yu VIP Terminal)※」での専属エスコートサービス利用
    (専用チェックインカウンターとラウンジサービス)※台湾桃園国際空港のみ
  • 専用チェックインカウンターの利用
  • 優先搭乗と手荷物の優先受け取り

上質な機内サービスの数々

スターラックス航空機内サービス
機内サービスイメージ

ハード面(機内インテリアやシートなど)だけでなく、ソフト面(機内サービスやおもてなし)でも評価が高いスターラックス航空。
機内サービスにおける、その魅力を探っていきましょう。

機内食・機内販売

スターラックス航空Cクラス機内食イメージ
ビジネスクラス機内食一例(和食)

STAR Gourmet(スターグルメ)と銘打った、スターラックス航空の機内食は、星付きレストランや有名飲食ブランドとのコラボレーションにより、世界の食文化とシェフによるアイディアが融合したもの。

スターラックス航空ビジネスクラス食事「人形町今半」コラボ
老舗すき焼き店とのコラボレーション機内食(ビジネスクラス)

台湾の有名シェフによる創作アジア料理や台湾の名物料理をアレンジした逸品、東京で100年の歴史を誇る老舗すき焼き店とのコラボレーション(事前予約限定メニュー)など、絶品グルメを高度30,000フィートの上空で楽しめます。
※上記はメニューの一例にて、ファーストクラス・ビジネスクラス限定メニューが含まれます。

スターラックス航空オリジナルカクテル
スターラックス航空オリジナルカクテル「湛藍宇宙2.0(SFコスモ2.0)」

ドリンクへのこだわりも特筆すべきで、ワインは「英国王室御用達」銘柄を筆頭に、国際ワインコンテストで好評を得た台湾産のワインも提供。
台湾産へのこだわりでいえばファーストクラス限定ではありますが、累計700以上の国際コンテストを勝ち抜いてきた台湾産KAVALANウィスキーを楽しめるのもポイント!
また、台湾ならではの「タピオカミルクティー」の提供(ファーストクラス・ビジネスクラス限定)や、台南の有名なバーのオーナーが、スターラックス航空のためだけに特別に用意したカクテルも話題となっています。

スターラックス航空Yクラス機内食イメージ
エコノミークラス機内食一例

スターラックス航空では、エコノミークラスやプレミアムエコノミーも含めたすべてのクラスで機内食のオンライン事前予約サービス(出発時刻の24時間前(台中発着は48時間前)まで)が可能。
時期によってはオンライン事前予約限定のメニューもあるそうです。

機内エンターテインメント(IFE)

スターラックス航空Cクラスイメージ2エコノミークラスを含めた全クラスのシートに、高画質な個人用モニターを装備し、タッチスクリーンで簡単に操作可能。
プレミアムエコノミー以上のクラスでは4K画質の大画面とノイズキャンセリングヘッドフォンで、映画、ビデオ、音楽、ゲームを楽しめ、映画はハリウッドの新作を中心に話題の作品を数多く取り揃えます。

シートモニター画面サイズ A321neo A330neo A350-900
エコノミークラス 10.1インチ(約26cm) 13.3インチ(約34cm) 13.3インチ(約34cm)
プレミアムエコノミー 15.6インチ(約40cm)
ビジネスクラス 15.6インチ(約40cm) 17.3インチ(約44cm) 24インチ(約61cm)
ファーストクラス 32インチ(約81cm)

スターラックス航空のIFE(In Flight Entertainment)は常にアップデートが行われています。
最新タイプでは「画面分割機能」が備わり、映画を観ながら、フライトマップで現在位置や目的地までの情報を確認したり、機内食のメニューを閲覧することも可能に!
ゲームの種類も追加されて、長時間のフライトでも退屈することがありません。

機内インターネットサービス・機内Wi-Fi

Wi-Fiルーターなどの通信費

フライト中も機内からインターネットへ接続できます!
スターラックス航空の機内インターネットサービス「Galactic Wi-Fiサービス」では、プレミアムエコノミー以上で無料かつ容量無制限で利用可能です。
エコノミークラスの場合には、テキストメッセージの送受信(LINEなど)であれば無料かつ容量無制限で利用可能。
有料のデータ容量プランを機内で追加購入すれば、インターネット(WEB)接続と写真や動画などの閲覧も可能になります。

フライトの前後でもこんなサービスが

スターラックス航空の上質なサービスはフライト中だけではありません。
空港やフライト後に提供されるサービスを見ていきましょう。

空港ラウンジ

空港ラウンジ
空港ラウンジ ※イメージ

スターラックス航空がベースとしている台北の台湾桃園国際空港では、日本路線とアジア路線が発着する第1ターミナルおよび、北米路線とアジア路線が発着する第2ターミナル(いずれも出境審査後の制限エリア)に「GALACTICラウンジ」があります。

エレガントさとファッション性を追求したデザインの第1ターミナル4階の「GALACTICラウンジ」は、北極星をイメージしたロゴマークがエントランスの目印。
過ごし方に合わせて、テーマの異なる複数のレストエリアが用意され、ラウンジ内では高速Wi-Fiと、各座席で専用の多機能コンセントやスマホ等の充電が利用可能です。
ダイニングエリアでは「温かいおもてなしと安らぎの空間を」をテーマに、有名ブランドとも提携した様々なメニューが楽しめます。

「時空を旅する宇宙列車」をコンセプトとした第2ターミナル3階の「GALACTICラウンジ」は、スターラックスの世界観を感じるデザインになっています。
長距離北米路線の旅客利用を前提としている為か、シャワールームや個室、会議室を備えるなど、第1ターミナルよりも更に充実しているのがポイント。
バーを備えたファーストクラス専用エリアは、バーガンディカラーを基調とした落ち着きある空間です。
ビジネスクラスエリアは直線と曲線を多用し、開放的な空間を演出。
ダイニングエリアは「家にいるようなくつろぎ」を感じられるよう、シェフの考案したアラカルトメニューが用意されます。

台北以外では提携会社のラウンジ利用となり、成田国際空港の場合、ファーストクラスでは「JALファーストクラスラウンジ」を、ビジネスクラスの場合には「サクララウンジ」を利用できます。
関西国際空港の場合は、ファースト/ビジネスクラス共に「サクララウンジ」利用、他の空港では空港会社等のラウンジ利用。

いずれも、ファースト/ビジネスクラス搭乗時に加えて、スターラックス航空のCOSMILE上級会員もラウンジを利用できます。

ファーストクラス搭乗時に利用できる、台湾桃園国際空港の「環宇商務中心(Huan Yu VIP Terminal)」は、第1・第2ターミナルとは別の独立した施設です。

無料送迎サービス

Luxury Limousine
空港送迎サービス ※イメージ

スムーズな旅行や移動をサポートするため、ファーストクラス搭乗客向けに台湾桃園国際空港とサンフランシスコ国際空港において、空港から、または空港への送迎サービスが用意されています。
ファーストクラスの旅程1区間につき1回無料で利用できるもので、台湾桃園国際空港の場合には、台北市、新北市、桃園市、新竹県/市との間。
サンフランシスコ国際空港の場合には空港から50マイル(80km)以内の目的地が対象です。
※上記以外の地域の場合は地域別追加料金の負担が必要。

フリークエント・フライヤー・プログラム(FFP)

スターラックス航空のフリークエント・フライヤー・プログラム(FFP)は「COSMILE」といいます。
連続した12ヵ月間で積算したティアマイル(マイルの単位)または搭乗回数によって、TRAVELER(基本ステータス)からADVENTURER、EXPLORER、INSIGHTERへと、アップグレードステータスが設定されます。

COSMILEでは積算したティアマイルを使って特典航空券の獲得やアップグレード特典の他、航空券購入時や機内免税品の事前予約でマイルによる割引(マイル&キャッシュ)も利用可能です。
また、ADVENTURER以上の会員ステータスになると、優先チェックインカウンターの利用や無料手荷物許容量の優待、EXPLORER以上ではビジネスクラス搭乗時と同等の特典も追加されます。
ティアマイルはスターラックス航空便のほか、下記の提携航空会社のフライトでも積算できます。

 

COSMILEの提携先航空会社
アラスカ航空、スカイウェスト航空、ホライゾン航空

COSMILEの特典で変わったところでは「スターラックス航空フライトシミュレーター体験」というのがあります。
満15歳以上のCOSMILE会員が対象で、台湾桃園市にあるスターラックス航空オペレーションセンターにて、パイロットが実際の訓練で使用する「ホンモノ」の「フライトシミュレーター」を体験できるのです。
必要マイル数は100,000マイルと、決してたやすくはないですが、スターラックス航空ファンなら一度は体験してみたい特典ではないでしょうか。

子供向けのサービス

母娘航空旅行

プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスにて、バシネット(機内用簡易ベビーベッド)を設置できる座席があります。
年齢に関する規定はありませんが、機種によって規定が異なるので注意が必要です。

A321neoとA330neoで運航される便:
バシネットのサイズ(縦・横・高さ)が70cm×30cm×13cmで、体重は14kgまで。
A350-900で運航される便:
バシネットのサイズ(縦・横・高さ)が65cm×28cm×14cmで、体重は11kgまで。

大人1名につき、乳幼児は2名まで同伴可能ですが、乳幼児を2名連れて搭乗する場合、乳幼児1名は座席予約(小児運賃適用)および、安全のためにチャイルドシート用意が必要です。
※持ち込み可能なチャイルドシートは国の認証を受けている必要があります。
折りたたみ式ベビーカーまたは持ち運び用ベビーベッドは、受諾手荷物許容量に含めず無料で預けることができます。
場合によっては機内への持ち込みも可能ですので、出発前にスターラックス航空カスタマーサービスセンターに相談するとよいでしょう。

また、座席を使用する乳幼児や子どもは運賃プランに関わらず、エコノミークラスのフォワードシートまたはスタンダードシートを無料で事前座席指定も可能です。
これならば、親子が離れて座らなければならない事態も避けられますね。

機内食では、乳幼児向けのベビーフードや2歳以上の子どもにはチャイルドミールの用意もあります。
希望する場合には他の機内食事前予約同様に出発の24時間前(路線によっては48時間前)までに、予約画面やカスタマーセンター経由でリクエストしましょう。

手荷物に関する規定は?

飛行機に預ける荷物

機内持込手荷物

機内に持ち込みできる手荷物は、搭乗するクラスによって異なります。
【エコノミークラス/プレミアムエコノミー】
規定サイズ(縦・横・高さが56cm×36cm×23cm、または3辺の合計が115cm ※キャスターやハンドル含む)以内で1個まで。
重量は下記の「身の回り品」を含めて7kgまで。
【ビジネス/ファーストクラス】
規定サイズ(縦・横・高さが56cm×36cm×23cm、または3辺の合計が115cm ※キャスターやハンドル含む)以内で2個まで。
重量は下記の「身の回り品」を含めて14kgまでで、1個の最大重量は10kgまで。

※各クラスとも上記の他、規定サイズ(縦・横・高さが40cm×30cm×10cm、または3辺の合計が80cm)以内の「身の回り品」を1点持ち込み可能。
「身の回り品」の重量は上記の機内持ち込み許容量に含まれます。

受託手荷物(お預けの手荷物)

スターラックス航空では、路線および運賃種別によって、無料手荷物許容量が異なります。
最近ではフルサービスの航空会社でも、最安値運賃の場合には無料手荷物許容量が含まれないケースもあるなか、短距離路線の最安値運賃(LIMITED)でも、これまで通りの規定なのは嬉しいところです。

短距離路線 – アジア内 運賃種別とそれぞれの無料手荷物許容量
LIMITED SAVING BASIC FULL
エコノミークラス 個数は1個で23kgまで 個数は1個で23kgまで 個数は2個で、それぞれ23kgまで 個数は2個で、それぞれ23kgまで
プレミアムエコノミー 個数は2個で、それぞれ23kgまで
ビジネスクラス 個数は2個で、それぞれ32kgまで
長距離路線 – 北米発着 運賃種別とそれぞれの無料手荷物許容量
LIMITED SAVING BASIC FULL
エコノミークラス 個数は1個で23kgまで 個数は2個で23kgまで 個数は2個で、それぞれ23kgまで 個数は2個で、それぞれ23kgまで
プレミアムエコノミー 個数は2個で、それぞれ23kgまで
ビジネスクラス 個数は2個で、それぞれ32kgまで

※ファーストクラスの場合、個数は3個でそれぞれ32kgまで。
※座席を使用しない乳幼児の場合には、個数は1個で重量は同行する大人の運賃プランに準じます。

サイズ制限については、規定サイズ(3辺の合計が158cm以内 ※キャスターやハンドル含む)を超える場合、超過手荷物料金が発生することがあります。

スターラックス航空の気になる口コミは?

これから搭乗してみたい!実際の印象はどうだろう?と思ったら『航空会社✐クチコミ情報サイト』を見てみましょう。
また、実際に搭乗してみた感想などをシェアしてみませんか?

さいごに

就航からまだ数年しか経過していない新興航空会社でありながら、既にその上質な機内インテリアや快適なシート、およびサービスで高い評価を獲得しているスターラックス航空の魅力が少しでも伝わりましたでしょうか。
日本人渡航者にはまだそれほど知られていないのが現状ですが、台湾への旅行はもちろん、東南アジアそしてアメリカ西海岸の都市への乗り継ぎ利用で、是非一度体験してみてください。

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投稿日:2024.11.29

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