ビーチリゾート地として人気を誇るグアム。
日本からはおよそ3時間半のフライトで到着するということもあり、気軽に海外旅行を楽しめます。
そこで気になるグアムの旅行費用や物価、安い時期などについて解説します!(2024年2月1USドル=約145円での換算)
グアムの旅行費用って、どのくらい必要?
グアムへの旅行日数は週末を利用して行ける2泊3日から少しゆったりと過ごせる3泊4日が人気です。
日本との時差も1時間ですので、気軽に海外旅行に行くことができるのが魅力ですよね。
グアム旅行に行く手段としては、パッケージツアーと個別で手配していく個人旅行があります。
旅行の目的に合わせて選択しましょう。
個別で手配する手間が省けることが最大のメリットです。
航空券とホテルがセットになっているものが多く、いろいろな商品が展開されているので、自分に合った商品を選ぶことができます。
また、比較的個別で手配する場合よりも費用が安く済むことが多いです。
宿泊するホテルを1泊ずつ変えたり、スケジュールを自由自在にプランニングできるメリットがあります。
ただし、航空券とホテルを個別に手配する場合、空港からの移動手段も含めて自分で計画する必要があります。
ここでは、パッケージツアーの場合の2泊3日の旅行費用と3泊4日の旅行費用についてご紹介します。
2泊3日のグアム旅行費用
費用の相場は1人あたり約136,000円~です。
内訳は下記の表です。
項目 | 費用 |
航空券(往復) | 約80,000円~ |
ホテル・宿泊 | 約25,000円~ |
食費 | 約15,000円~ |
交通費 | 約3,000円~ |
Wi-Fi・通信 | 約2,000円~ |
観光・アクティビティ | 約5,000円~ |
海外旅行保険 | 約1,000円~ |
お土産・ショッピング | 約5,000円~ |
3泊4日のグアム旅行費用
費用の相場は1人あたり約159,500円~です。
内訳は下記の表です。
項目 | 費用 |
航空券(往復) | 約80,000円~ |
ホテル・宿泊 | 約35,000円~ |
食費 | 約25,000円~ |
交通費 | 約5,000円~ |
Wi-Fi・通信 | 約3,000円~ |
観光・アクティビティ | 約5,000円~ |
海外旅行保険 | 約1,500円~ |
お土産・ショッピング | 約5,000円~ |
※金額は目安で、時期や目的により変動します。
グアム旅行を楽しむ目的に合わせて予算を用意しましょう。
グアム旅行はいつが安い?
グアム旅行に安く行きたい方は、春休み・GW・夏休み・年末年始の長期休暇を外した、1月中旬~3月中旬、5月中旬~7月初旬、9月~12月初旬の時期を選ぶのがおすすめです。
グアムは11月~5月が乾季にあたりますが、特に1月~4月は乾季の中でも降水量が低く、旅行費用も抑えられるためおすすめの時期です。
グアム旅行出発前に手続きが必要な項目と費用
航空券
航空券代金は出発時期や予約のタイミング、利用する航空会社によって変わります。
【全日空・JAL・ユナイテッド航空など一般の航空会社を利用した場合】
航空券往復の費用は約40,000円〜90,000円が相場です。(閑散期の出発の場合の例)
航空券代金のほかに燃油サーチャージや空港使用料、諸税などがかかり、
合計約80,000円~130,000円となります。
予算を低く抑えたい場合やホテルや航空券以外に予算をかけたい場合には、オフシーズンやLCCを利用するのも手です。
LCCは料金が安く抑えられる分、預入荷物や機内サービスが有料です。利用する場合には、必要となるオプションも確認しましょう。
※日本からグアムに就航しているLCCはチェジュ航空とティーウェイ航空(2024年2月現在)
▼グアム行き航空券を探す
ホテル
グアムのホテルはリーズナブルなシティホテルからラグジュアリーなホテルまで予算に合わせて選ぶことができます。
リーズナブルなシティホテル:1泊1人約10,000円~
スーペリアホテル:1泊1人約15,000円~
デラックスホテル:1泊1人約20,000円~
ラグジュアリーホテル:1泊1人約30,000円~
※宿泊する時期により宿泊代は変わります。
▼グアムのホテルを探す
オプショナルツアー
費用の目安:約5,000~50,000円
グアムのオプショナルツアーにはイルカウォッチングクルーズや、巨大なテーマパーク内にあるウォーターパーク施設で遊べる1日券など、グアムをより楽しくしてくれるツアーがたくさんあります。
有名なゴルフコースもありますので、リゾートゴルフを楽しみたい方にもおすすめです。
ツアーの一例をご紹介します。
オプショナルツアー | 費用 |
【アンダーウォーターワールド】オーシャンサファリ入場券 | USドル23.00(約3,520円~) |
【星野リゾートリゾナーレ】ウォーターパーク&マリンアクティビティ | USドル50.00(約7,660円~) |
【フィッシュアイマリンパーク】イルカウォッチングクルーズ | USドル67.00(約10,270円~) |
【ビキニアイランドクラブ】プライベートボートチャーター | USドル200.00(約30,660円~) |
【オンワードゴルフクラブ】マンギラオ&タロフォフォパッケージ | USドル280.00(約42,930円~) |
※オプショナル代金は2024年2月時点の料金です。
▼グアムのオプショナルツアーを探す
Wi-Fiルーターなどの通信費
費用の目安:1日あたり約880円~
主流はSIMカードやeSIM、ポケットWi-Fiのレンタルです。
海外ローミングは設定自体は簡単ですが、他と比べると割高になることがあります。
※eSIMは対応端末が限られるため、事前に確認することをおすすめします。
海外旅行保険
費用の目安:1泊あたり約500円~1,000円です。
2泊3日:約1,000円~(1人当たり)
3泊4日:約1,500円~(1人当たり)
※利用する保険会社や加入プランにより費用は変わります。
海外では日本の保険が適用されず、病院にかかった際には高額な医療費が発生することがあります。
旅行先での怪我や病気等、万が一の事態に備えて海外旅行保険に加入することをおすすめします。
盗難にあった際にも保険が適用されますので安心です。
また、クレジットカード付帯の海外旅行保険もあります。お持ちのクレジットカードの海外旅行保険を利用する場合にはどのような補償内容か必ず確認しましょう。
グアム滞在中に必要な費用と物価
食事代
費用の目安:1日あたり約6,000円~
グアムではシーフード料理やステーキ、ハンバーガーやアイスクリームなどリゾート地ならではの幅広いグルメを楽しむことができます。
グアムでの食事代は日本に比べると高めです。
食費を抑えたい時や、いろいろなメニューを楽しみたい場合にはショッピングセンター内にあるフードコートを利用するのもおすすめです。※約10USドル(約1,450円)前後で食事を楽しむことができます。
※2024年2月時点の料金です。
交通費
費用の目安:1日あたり約1,500円~
グアムでの乗り物は、シャトルバス、タクシー、レンタカーのみです。
大人:15USドル(約2,250円)
子供(6-11歳):7USドル(約1,050円)
5歳以下は無料
1日乗車券があり、ショッピング施設や観光スポットに停留所があるのでおすすめです。【タクシー】
初乗り料金:2.4USドル~(約360円~)
空港から主要なホテルエリアまで:約20USドル~30USドル(約3,000円~4,500円)【レンタカー】
1日約10,500円~
レンタカーを借りれば時間を気にすることなく、行動範囲を広げることができます。グアムで運転する際には、日本の免許証があれば問題ありません。※赤いシャトルバス、タクシーの料金は2024年2月時点のものです。
▼グアムのシャトルバスについて詳しく見る
▼グアムのレンタカーを探す
お土産・ショッピング代
費用の目安:約5,000円~50,000円
海外旅行では、お土産選びやショッピングも楽しみの一つですよね。
グアムには多くのショッピングセンターがありますので、ショッピングを楽しみたい方は予算を多めに見積もっていくとよいでしょう。
チップ代
グアムにはチップの文化があります。ただ、レストランなどではサービス料として料金に含まれていることも多いです。
●レストラン:料金の15~25%
●ホテルのベッドメイキング:1~3USドル程度
●タクシー:乗車料金の15%
●エステやスパ:料金の15%~20%
グアム旅行でよくある質問
グアムのベストシーズンはいつ?
グアム旅行のベストシーズンは、乾季である11月〜5月です。
8月〜10月は台風シーズンなので、フライトの欠航や現地の天気に注意する必要があります。
グアムの物価ってどのくらい?
1USドルあたり約145円前後です。(2024年2月現在)
グアムの物価は日本より高めです。
そのため滞在中のレストランでの食事や飲料水の購入等、日本よりも多く費用がかかること認識しておきましょう。
ミネラルウォーターは約1USドル(約145円)、スターバックスコーヒー(トールサイズ)は約4USドル(約580円)、レストランやbarで頼むビールは約6USドル(約870円)。
グアムと日本の時差は?
グアムと日本の時差は1時間です。グアムの方が日本より1時間進んでいます。
時差があまりないため、時差ボケの心配がありません。
ビザの取得は必要?
アメリカ合衆国の準州であるため、入国にはパスポート(入国時45日以上の残存期間が望ましい)のほかに以下のいずれかと、税関申告書(電子税関申告書「EDF」)が必要となります。
①米国ビザ
②米国ビザ免除プログラム「ESTA」
③グアムー北マリアナ諸島連邦電子渡航認証「Guam-CNMI ETA」
(2024年11月30日グアム着以降は、グアム-北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラムの「I-736」書面からこちらに切替。)
③のグアムー北マリアナ諸島連邦電子渡航認証「Guam-CNMI ETA」は、オンラインでのみ発行可能で申請は無料です。
これまで機内等で紙面に記載していたものが事前デジタル申請となり、一度承認されると最大2年間有効。
有効期間内であれば再申請の必要もないので、とても便利です。
注意点として、航空機搭乗の7日前までに申請することが推奨されており、遅くても5日前までに取得する必要があります。
また、1度に滞在できる滞在日数は最長45日間までとなるので、これを超える長期の滞在では適用できません。
なお、Guam-CNMI ETAの有効期間内であっても、パスポートを更新したり、パスポート記載事項(名前や国籍など)に変更が生じた場合には、Guam-CNMI ETAの再申請が必要です。
詳しくは、外務省海外安全情報サイト(外部サイト)でご確認いただけます。
グアムの治安は?
グアムは比較的治安のいい国ではありますが、観光地に関してはスリや置き引き被害も発生しています。
楽しい旅行にするためにも、危機管理の意識を持つと安心です。
また、グアムには日本のような流しのタクシーはありませんので、ホテルや空港から利用するようにしましょう。
グアムで日本のコンセントは使える?
グアムのコンセントは日本と同じ形状のA型(A-2型)です。
ドライヤーやヘアーアイロンは電圧が海外対応の製品(100V-240V)以外の場合には、変圧プラグを使用すると安心です。
グアムでの両替はどこでできる?
グアムでの両替は銀行や両替所でできます。宿泊しているホテルで両替のサービスをしているところもありますが、レートはあまりよくないことが多いです。
日本で両替する方がレートがいいため銀行や空港内の銀行でレートを確認し出発前に両替していくのがおすすめです。ホテルや飲食店等でのチップやタクシーの乗車賃等、到着後すぐ現金が必要になった場合でも安心です。また、グアムはカード社会ですので、現金ではなくクレジットカードでの支払いでも問題ないことが多いです。多くの現金を持ち歩くのが不安な場合には、クレジットカードを利用するのもよいでしょう。
いかがでしたか?
気軽に行ける海外旅行の場所として人気のグアム。費用や安い時期をチェックして有意義な旅にしましょう。
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