夕方からオープンするバンコクのナイトマーケットは、タイの名物のひとつです。ローカルグルメやタイ雑貨を扱うお店などが並ぶナイトマーケットでは、食べ歩きもショッピングも楽しめます。
本記事では、バンコク各地で開催されるナイトマーケットの中から、おすすめや見どころなどを紹介します。
タイのバンコクに行ったらナイトマーケットを楽しもう
定番のローカルタイプやクリエイティブタイプ、ビンテージタイプなど、バンコクにはさまざまな種類のナイトマーケットがあります。
バンコク各地の空き地などで開催されるため、開発計画の影響で閉鎖されたり、新しいマーケットが続々オープンしたりするのも特徴です。
リーズナブルな価格でタイのローカルフードや多国籍料理を味わったり、お土産選びやショッピング、フォトスポットでの写真撮影などを楽しめたりするので、バンコク旅行の際に散策してみてはいかがでしょう。
タイのバンコクでナイトマーケットを選ぶコツ
タイには多くのナイトマーケットがあるので、訪れるマーケットを決めるのが難しいと感じる方もいるかもしれません。
どのナイトマーケットでも大体似たような商品が販売されていますが、マーケットごとに特徴や規模、雰囲気が異なるので、各マーケットの特徴を事前に調べておくとよいでしょう。
中にはタクシーを利用しないと行けないマーケットもあるので、慣れない交通機関の利用に不安がある場合はMRTやBTSの駅の徒歩圏内にあるマーケットがおすすめです。
また、マーケットによって営業時間が異なるので、長く滞在したい場合は営業時間や最終列車の時刻などを事前にチェックしましょう。
バンコクでおすすめのナイトマーケット10選
ナイトマーケットでは、手ごろな価格でのショッピングや、タイグルメの食べ歩きなどさまざまな楽しみ方ができます。バンコク各地で開催されるナイトマーケットの中から、おすすめのマーケットをご紹介します。
1.アジアティーク・ザ・リバー・フロント
アジアティーク・ザ・リバー・フロントは、BTSサパーン・タークシン駅からシャトルボートで約10分の場所にある超大型マーケットです。
コロニアル様式の建物やレンガ倉庫の中に約1,500の店舗と約40のレストランが並んでおり、「ウォーターフロント地区」「ファクトリー地区」「タウン・スクエア地区」「チャルン・クルン地区」という4つのエリアに分かれています。
【ウォーターフロント地区】
ワインバーや高級レストランなどが並ぶエリア
【ファクトリー地区】
元木材工場だった建物の中に、500店舗以上のお店やレストランがあるエリア
【タウン・スクエア地区】
東洋や西洋の多国籍料理が楽しめ、イベント広場もあるエリア
【チャルン・クルン地区】
土産物店やアクセサリー店、マッサージ店などが並びエンターテインメントも楽しめるエリア
午前11時から深夜0時まで営業していますが、シャトルボートは深夜23時くらいに終了する場合があります。
お土産選びやショッピング、飲食まで幅広く満喫したい方におすすめのマーケットです。
2.ザ・ワン・ラチャダー
ザ・ワン・ラチャダーは、カラフルなテントの屋根が人気写真映えスポットだったラチャダー鉄道市場の跡地にオープンしたナイトマーケットです。
ラチャダー鉄道市場とはガラッと印象が異なる数百軒の真っ白なテントの露店が並び、南国の雰囲気を感じる木が植えられています。
オープン時間は夕方17時〜深夜0時までで、アクセサリーや雑貨、ファッションなどのショッピングが楽しめるほか、屋台グルメも味わえます。
MRTタイカルチャーセンター駅3番出口からすぐというアクセスしやすい場所にあり、通路幅が広く歩きやすいマーケットです。
3.シーナカリン鉄道市場
タイで最初にオープンした鉄道市場で、長い歴史を持つナイトマーケットです。テーマごとにエリアが分かれており、雑貨やファッションだけでなく、革製品を扱うヴィンテージエリアもあります。
ヴィンテージエリアにはクラシックカーが並び、レトロな雰囲気のお店もあるので、SNS映えする写真が撮れるかもしれません。
シーナカリン鉄道市場の開催は、木・金・土・日の夕方17時から深夜0時まで。BTSスワンルアン ラーマ9駅から徒歩約5分の場所にあります。
キュートやシックなど、さまざまなテイストの商品があるマーケットです。
4.JODD FAIRS
MRTプララーム9駅から徒歩約5分の場所にある、コンパクトなマーケット。シーナカリン鉄道市場と同じ会社が運営しているため、シーナカリン鉄道市場と販売商品が似ているという印象を受ける方もいるかもしれません。
JODD FAIRSでは、ハンドメイド雑貨やヴィンテージ商品、衣類などをリーズナブルな価格で購入できます。
また、飲食系の露店が多くあり、骨付き肉が山のように折り重なる姿に豪快さを感じる「レンセープ」といったタイのローカルフードをはじめ、韓国や日本のフードも楽しめます。
5.イチバ・ステーション
イチバ・ステーションは、日本をテーマにしたナイトマーケットです。カンナーヤーオ地区のラームイントラ通り沿いにあり、飲食店や雑貨店など約60軒のお店や屋台が並んでいます。
お店の看板や桜の木などマーケット内のいたるところで日本の雰囲気を感じられるので、思わず写真を撮りたくなるかもしれません。
そのほかタイや日本、韓国などさまざまな国の料理を味わえ、イベントスペースやスケートパークなどもあります。
6.オンアン運河 ウォーキングストリート
MRTサムヨート駅から徒歩約3分の場所にあるオンアン運河 ウォーキングストリートは、バンコクの中華街に金・土・日の16時から22時までオープンするマーケットです。
ローカルフードや雑貨を販売する屋台があり、ライブミュージックなども楽しめます。夜にはライトアップされた運河の幻想的な光景を味わえるほか、いたるところにカラフルなストリートアートが描かれているので、思わず写真を撮りたくなるようなスポットも点在しています。
7.カオサン通り
MRTサナームチャイ駅からトゥクトゥクで約10分の場所にある、アジアを旅するバックパッカーの聖地として有名なストリート。タイ料理やスイーツの屋台があるので、ローカルフードの食べ歩きが楽しめます。
カオサン通りにはハンドメイド雑貨やタイならではの洋服を販売するお店があるので、お土産選びにもおすすめのマーケットです。
8.チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット
MRTカンぺンペット駅とBTSモーチット駅から徒歩約5分の場所にあるチャトゥチャック・ウィークエンド・マーケットは、毎週土・日限定でオープンするバンコク最大規模のマーケットです。
ファッションやヴィンテージアイテム、インテリアアイテムなどが8つのゾーンに分かれて販売されており、広大な敷地に約15,000軒以上の露店があります。
午前9時からオープンしていますが、お店によって営業時間は異なります。クリエイター雑貨やリサイクル商品なども販売されているので、何度訪れても楽しめるマーケットです。
9.チャンチューイ・クリエイティブパーク
タイのファッションブランド「FLY NOW」のオーナーが立ち上げたチャンチューイ・クリエイティブパークは、タイのアーティストの作品などが購入できる屋台や、レストランなどが約20軒以上並ぶマーケットです。
独創的なアートやオブジェも点在しており、思わず写真を撮りたくなるようなスポットが多数あります。
他のナイトマーケットとは異なる、アーティスティックな雰囲気を楽しめるマーケットです。
10.ホイクワンナイトマーケット
MRTホイクワン駅の近くにあるホイクワンナイトマーケットは、女性向けの商品を販売するお店が多く、夜20時から明け方まで楽しめるマーケットです。
タイの方が日常的に利用するマーケットで、観光客が少ないため英語の通じないお店が多くあります。タイローカルの雰囲気を満喫したい方は、ホイクワンナイトマーケットを訪れてみてはいかがでしょう。
ナイトマーケットに行ってグルメやショッピングを満喫しよう
バンコク各地で開催されるナイトマーケットは、手ごろな価格でショッピングや食べ歩きを楽しめるスポットです。
マーケットによってローカル向けのお店が多い、クリエイター雑貨を多く扱っている、フォトスポットが点在しているなど特徴が異なります。
幅広いジャンルを取り扱う大型マーケットなら、お土産選びを含めタイ旅行中のショッピングを一か所で済ませることも可能です。複数のマーケットをめぐって、それぞれの良さを味わってみるのもよいでしょう。
タイならではを満喫する旅をしたいときは、バンコクのナイトマーケットを散策してみませんか。
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