海外ボランティアツアーの探し方

海外ボランティアツアーの探し方

ボランティアの見つけ方
誰かのために、何かをしたい!
そんな想いで海外でボランティアをしたいという人も多いのではないでしょうか。
果たして、どんなボランティアがあるの?
どんなボランティアに参加したらいいの?
ボランティア活動を通して得られるものってあるの?
この記事では、そんな疑問にお答えします。
また、中学生・高校生・大学生・社会人の方向けに、それぞれお勧めのボランティアも紹介しています。

スタディツアスタッフアイコン今回聞いた人::HISスタディツアーデスク MOMOさん
HISスタディツアーデスクに勤務して9年。
今の仕事に就いたのも、学生時代から携わっているフィリピンとカンボジアの孤児院支援をやっていた経験が活きています。

海外ボランティアの魅力

ボランティアの魅力

自分の目で見てリアルな世界を知れる

インターネットの普及により、世界中のあらゆる情報を容易に知ることができます。
しかし実際に足を運んで自分の目で見て、五感で感じることで、インターネットで得た情報は、実はほんの一かけらであることに気づかされます。
ボランティアを通じて、そこでの生活や文化、価値観など現地の人たちと交流するからこそわかることも多くあります。
そこにはインターネットや観光で行っただけでは感じ取ることのできないリアルな世界が広がっています。

もしかしたら海外ボランティアと聞いて、自分にもできるかと不安に思う人といると思います。
そこにどんな世界があるかを覗いてみる、そこから自分のできることを探してみる。
まずは、その世界を知ることから始めませんか。

様々な人たちとの出会いがある

一緒にボランティア活動に参加する人や、ボランティアの訪問先で生活している人たち、その国で暮らしている人たちなど、実際に行くことで、様々な人との出会いがあります。
育ってきた環境、文化が異なる人たちは、自分と違う価値観を持っています。
自分にはない考え方や行動をする人がいるかもしれません。
そんな人たちとの出会いは、自分に新しい価値観や気づきを与えてくれるきっかけに繋がります。

自分の生活を振り返ることができる

海外に行き、自分が普段生活している世界と違う環境に触れることで、自分の日々の生活を振り返ることができます。
電車やバスは定刻通りに走り、街にはモノが溢れ、次の日の食べ物を心配する必要がないのが当たり前の日本。
しかし、すべてがそんな世界ではありません。
今まで感じていた当たり前が、当たり前でないことに気づき、今までと違う視点で物事を考えるようになったり、生活に変化をもたらすきっかけになることも。
特に開発途上国に行くと、より強く感じることが多い傾向にあります。

今後に繋がる学びが得られる

自分の人生に大きな影響を与えるような衝撃を受けることもあります。
自分が生活している環境にはない、劣悪な衣食住の環境や医療体制などを目の当たりにして、大きく心を動かし行動に移す原動力になることも。
海外ボランティアに参加したことで、例えば、開発途上国の医療に関わりたいと現地の病院で働き出したり、居住環境をよくするために、家具メーカーに勤めたりと自分の将来に繋がる一歩になった過去の参加者の事例はたくさんあります。

海外ボランティアの種類

ボランティアの選び方

開発途上国の支援ボランティア

モノが溢れている日本と違い、その日に食べるものがなかったり、住む環境も劣悪であったりする人が、世界にはいます。
日本では当たり前のように通う学校も、国によっては、整備が整っていなかったり、近くにないがために通うのが困難であったり、それが原因で、学校自体に行くことを辞めてしまうことも。
十分な教育を受けれないことで、職に就くことができず、貧困者になってしまい、貧困が貧困を生むという負のスパイラルに陥ってしまいます。
そんなスパイラルから脱却するために、教育の現場を整えるために、校舎や遊具や図書館などの建設を手伝うものがあります。
教育を受けることで、子どもたちの未来を拓くことになるかもしれません。

福祉ボランティア

誰もが安心して生活できるように、支援を行う福祉ボランティア。
それは、高齢者であったり、障がいをもった人だったり、子どもであったりします。
自分ひとりで食事ができない人への、スプーンで口へ食べ物を運ぶ食事の介護や、そこでの生活が少しでも快適になるように、住まいの掃除や衣類の洗濯、疲れをとってリラックスしてもらうためのマッサージなど。
海外でのチャイルドケアやデイケア施設での活動は、うまく言葉が通じないこともあるかもしれませんが、言葉通じないからこそ、何ができるか、どうすればいいのかを考えて、行動することができるはずです。
その頑張る姿は、そこで生活する人たちにとっての安らぎになるはずです。

日本語を教える講師ボランティア

海外の人々にとって海外で日本語が使えるということで、仕事の幅が広がります。
近年、日本のアニメがきっかけで、日本や日本語に興味を持つ人たちも増えています。
例えば、今日本で流行っているものを伝えて、それがどういうものなのかを伝えたり、普段がどういう1日を過ごしているかを伝えたり、日本での文化や風習をつたえてみるものいいと思います。そこで異国の文化に触れることで新しいものごとに出会えます。
日々、海外で日本語を学んでいる生徒にとっては、自分たちの日本語を日本人に披露することで、さらなる学びが得られるはずです。

海外ボランティアの選び方のポイント

ボランティア選びのポイント

自分自身はどんな活動がしたいか

どんな活動をしたいかのイメージをもって参加するのが大切です。
例えば、せっかくだから英語を使いたいと思うのなら、英語が使えて且つ、現地の子どもとコミュニケーションが多く取れるものに参加するのがお勧めですし、開発途上国に興味がある場合は、子どもたちのために、学校を建てたり、井戸を掘ったりなど、そういった活動もお勧めです。
中には、親の勧めで参加したものの、自分がイメージしていた活動と異なり、活動についていくことができなくなってしまうことがあります。
はっきりとこれがやりたいというものがなくても、現地で楽しく活動できるイメージが持てるようなものに参加しましょう。

どんな人と関われるのか

現地でどんな人と関わりたいかイメージをしながら探しましょう。
子どものいる施設で活動するものやご年配の人のいる施設で活動するものなど、ボランティアのテーマや内容により異なります。現地ではどのくらいの年齢の子どもと交流し、どんな交流をするのかイメージをしてみましょう。また自分の参加するツアーには、他にも参加者がいるか確認しましょう。もしかしたら初めての海外で、一人で参加することが不安な人もいるかもしれません。けれども、もしかしたらそこに他の参加者がいたら心強い味方になることでしょう。逆に、慣れている人は、一人での参加にチャレンジしたいと思う人もいるかもしれません。

必要な資格があるか

参加するにあたって必要な資格や技能が必要なのか確認しましょう。
現地の人と交流するときの言語は何を使うのか、そして、それにはどのくらいのレベルが必要なのか。
必要な資格や技能に達していないで参加してしまった場合、もしかしたら活動についていけないかもしれません。
そして、活動自体が苦痛なものになり、苦い経験になってしまうかもしれません。
予め確認し、出発までにしっかりと準備をしておくことで、安心して参加できます。

社会人にお勧めボランティア

海外ボランティアは学生が多いイメージがあり、参加を躊躇する人もいるかと思います。
参加をし、接する機会があまりない世代の人と活動することで、スキルや経験に囚われることない、まったく違う自分に出会うかもしれません。また、仕事の中で培ったものを披露することで、自分ならではの貢献ができ、自分のスキルが会社の外でどのくらい役立つか認識ができるはずです。
仕事の都合もあり、なかなか休みが取れない方は、週末を利用した短期のものがお勧めです。

活動例:自分の得意分野を活かしたい
例えば、学校で働いている方は、子どもたちと一緒に遊ぶワークが普段日本の子供たちに教えているものだったり、自分の得意分野を教えてたりと普段の仕事での能力が発揮できるかもしれません。

大学生にお勧めボランティア

自分の進路やキャリアについて考え始める大学時代。
自分はどんな職につきたいのか、何がしたいのか考える人も多いかもしれません。自分の興味の幅を広げたり、他人と交流することで、多様な考え方を受け入れ、自分の可能性を広げる機会になるはずです。
現地で活動するNPOや他の参加者もいるツアーに参加してみてはいかがでしょうか。

中学生・高校生にお勧めのボランティア

中高校生の単独の海外渡航の場合「海外の空港で乗り継ぎができるのか?」「現地で怪我や病気になってしまったらどうすればいいのか」「治安は大丈夫なのか」など送り出す親の身としては、心配の種は尽きません。
特に初めての海外ボランティアの場合には、添乗員がサポートするボランティアツアーがお勧めです。
添乗員は、日本から同行しますので、何かあった時に安心にもつながります。
HISスタディツアーでは、特に春休み、夏休みなどの長期休みに添乗員がサポートするボランティアツアーの種類が充実しています。
余計な不安は取り除いてボランティアに取り組みたい方や、初めてでどんなボランティアに参加すればいいか分からない方にもお勧めです。

ボランティアツアーに参加したお客様の声

楽しかったです!初めての海外で日本とは全然違って新鮮でした。
特に現地の人との会話で通じ合うことができると嬉しかったです。
全てが想像以上で完璧だった。おもしろくて、感動して、優しく暖かかった。カンボジアには行かないとわからないいろいろな人の優しさ、思いやり、真心を感じた。本当に人生で一番の経験だった。
大学生活の中で日本とは離れた地に行き、自分1人でボランティア活動をしてみたいと思ったことがきっかけで参加しました。実際に海外にボランティア活動に参加したことによって海外の良さや日本の良さを再発見することができました。また、私達が当たり前に思っていることは海外では当たり前ではないということを学びました

まとめ

海外という慣れない環境での活動に少し物おじしてしまうこともあります。
言葉が通じるかやうまく活動できるかなど心配事は尽きないと思います。
まずは思い切って参加をしてみる。
そうすることで、一歩踏み出せた勇気や経験が自信につながったり、また違った価値感や気付かなかったことに気づくはずです。

    HISスタディツアーデスクとは

    旅先での経験は私たちに様々な「気づき」や「学び」を与えてくれます。
    それらの気づきや学びをもとに、自分のこと、世界のこと、地球のこと、どうすればみんなが幸せに生きていけるかを考える、そんなきっかけを 旅を通じてお届けする、それが私たちが目指す「スタディツアー」です。
    中高生からシニアまで、初めての方も1人参加の方も大歓迎!
    スタディツアー専門デスクの経験豊富なスタッフがご案内します。
    国際交流を通して世界を知り、自分を磨く旅に出かけてみませんか?
    メールやお電話でのお問い合わせも承っております。

    HISスタディツアーデスク

  • 住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷5丁目33−8 South Gate 新宿 1F
  • アクセス:JR新宿駅東南口から徒歩約4分、東京メトロ新宿三丁目駅E8出口目の前
  • HISスタディツアーデスク

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投稿日:2023.11.27

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