しばらくの間コロナ禍において旅行が遠のいていましたが、予防接種やコロナ対策を講じることで世の中は動き始めています!
そこで今回はプロトラベラーの山下マヌーさんに「旅の調査団M&H(山下マヌー&へなしゅん)」という立ち位置で、面白おかしく魅力あふれるHAWAIIの今をレポートしていただきました!
編集者を経て旅行作家、コラムニストに。著作数65冊、渡航回数350回を超える快適海外旅行の第一人者であり、旅のライフハッカー。旅のスタイルの原点は「金はあるけど金にはうるさい」。
サラリーマン時代にハワイ情報サイトを立ち上げ「へなちょこ・しゅん」という名前でハワイへ上陸。以後20年間、編集者としてハワイ暮らし。が、未だに英語話せず(涙)。
はじめに
旅はステキでワクワクするものですが、ちょっとドキドキするものでもあります。
その不安な気持ちを少しでも無くしてさしあげたい。
誰よりも先に、 プロの目線で、旅先をチェックします。
そして、それがどんな楽しい旅行につながるのか。
今回、私たちは「旅の調査団M&H(山下マヌー&へなしゅん)」として出動します。
隊長山下マヌーは海外を、副隊長へなしゅんは国内を、
まじめに、時には自分勝手に、旅先の今をレポートさせていただきま〜す。
※取材時7月時点の情報です。
海外最初の調査目的地に選んだのは、ハワイ。
アフターコロナの海外旅行は「ハワイから回復する」と誰もが予想しているのに加え、アメリカは入国時の隔離も検査もすでに撤廃。
日本人観光客にとってストレスフリーで入国できる場所、というのもその理由。
とはいえ、コロナ以前とまったく同じというわけにはいきません。
いくつかの事前に準備しておくものもあり。
「そこがよくわからなくて不安」という人も多いと思うので、先ずはそこから調査のスタート。
日本出国空港へ行く前に準備するものは?
1ワクチン接種完了証明書
※2歳から17歳の児童はワクチン未接種での入国OK。
2アメリカ入国時に必要な宣誓書
以上終了。いたってシンプルですね。
1は自分の住んでいる自治体へ申請します(無料)。
証明書が発行される期間は即日〜数週間。
各自治体によって異なるので、必確認。
出発日に間に合わなかった、なんてことがないように。
2は「有効なワクチンを完全接種したこと」または「ワクチン接種をしていない正当な理由」を宣誓し、サインしたものを、出発前に航空会社に提出するものです。
以上1と2に加え、パスポートトエアチケットがあればOK。ハワイ行きの準備完了。
あ!それともう一つ。久しぶりのハワイですっかり忘れがちなこれ。
そう、ESTA。コロナ期間中に有効期限切れになっている人が、ほとんどだと思います。出発の3日前までの申請を忘れずに。
え?「陰性証明書は要らないのか?」と驚かれて人もいるかもしれません。
調査の結果、アメリカ入国時の陰性証明は、2022年6月11日以降不要になってました。
出発前に余計な出費が押さえられるようになって、ちょっと嬉しいですね。
「出発はわかった。帰国は?」と、出発前から帰ることを心配しているあなた。
それはあなただけではありません。
行ってから現地でアタフタするより出発前から情報を備えておくことはいいことです。
この際ここで出発と帰国のセットで情報を押さえておきましょう。
帰国時に現地で用意しなくてはならないものは?
1帰国便出発72時間以内に発行された陰性証明書※取材時7月時点
(9/7よりワクチン3回接種で日本入国時の陰性証明書が不要になりました。)
以上。これまたシンプルです。
問題は「どこで陰性証明をとればいいのか?」ということ。
「ここが安い」「こっちが早い」「取得した証明書が無効だった」・・・・ネットには様々な情報が溢れています。
どこがいいとか悪いとか、敢えて言いません。
言いませんが、この調査はHISの元に行われているのです。
なのでHISが運営している検査場を押さない理由はありません。
加えて旅行社が行っているということは、旅行者が知りたい情報などを丁寧に日本語で対応してくれることも期待できます。
ということで、“ワイキキの真ん中、カラカウア通りに面したワイキキショッピングプラザ4階、ワイキキPCRセンター”をご紹介。
- ワイキキPCR検査センター(Waikiki PCR Testing Center)
- 住所: ワイキキ ショッピングプラザ4階 #410(2250 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815)
- 詳細はこちら
申込はネットから、日本語でOK。
(▼申込が完了すると下記のようなメールが来ます。)
当日の検査も日本語、結果はネットで送られてきます。
「陰性証明」が送られてきたらその画面をキャプチャし予めダウンロードしておいたアプリ“My SOS”に取り込みます。
やがてMy SOSの画面の色が赤から青に変われば、日本到着時の空港でスムースに入国できるようになる・・・。
以上がコロナで変わった、日本出入国時に準備するもの。
但し、大切なことがひとつ。
陰性証明は帰国便出発時刻の72時間以内のものでなければ有効ではありません。
72時間=3日前と考えていると、大失敗します。
検査結果が出るまでは12時間〜24時間と考え、検査に行く日時を調整することが肝心です。
日本帰国前PCR検査の手順を調査したよ
1受付でパスポート
2検査方法の説明を受け、検査キッドを受け取る
3自分で鼻の穴に入れて15秒粘膜を拭い取る
4拭い取った棒を折り、ケースの中に入れてしっかり蓋を締めたら完了
メールで送られてくる検査結果の確認方法、ファストトラックについての説明とその前にやっておくことなどが書かれた説明書をもらったら、「お疲れさまでした」。
受付から終了まで約20分。
さぁこれで出発前の不安は取り除かれました!
え?「現地で陽性になったらどうするか」って?
それについては、感染しないよう注意して行動する、というくらいしかアドバイスはありません。
因みに、陽性になると5日間の隔離が必要です。
ということでパッキングを終えたらいよいよ出発!
※7月30日の時点での情報です。出国時帰国前の必要書類、検査は変わることがあります。
出発日が決まったら必ず事前に確認をお願いします。
続く
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