しばらくの間コロナ禍において旅行が遠のいていましたが、予防接種やコロナ対策を講じることで世の中は動き始めています！
そこで今回はプロトラベラーの山下マヌーさんに「旅の調査団M&H（山下マヌー＆へなしゅん）」という立ち位置で、 面白おかしく魅力あふれるHAWAIIの今をレポートしていただきました！
旅の調査団 海外取材担当：＜隊長＞山下マヌーさん編集者を経て旅行作家、コラムニストに。著作数65冊、渡航回数350回を超える快適海外旅行の第一人者であり、旅のライフハッカー。旅のスタイルの原点は「金はあるけど金にはうるさい」。
旅の調査団 国内取材担当：＜副隊長＞へなしゅんさんサラリーマン時代にハワイ情報サイトを立ち上げ「へなちょこ・しゅん」という名前でハワイへ上陸。以後20年間、編集者としてハワイ暮らし。が、未だに英語話せず（涙）。
はじめに
旅はステキでワクワクするものですが、ちょっとドキドキするものでもあります。
その不安な気持ちを少しでも無くしてさしあげたい。
誰よりも先に、 プロの目線で、旅先をチェックします。
そして、それがどんな楽しい旅行につながるのか。
今回、私たちは「旅の調査団M&H（山下マヌー＆へなしゅん）」として出動します。
隊長山下マヌーは海外を、副隊長へなしゅんは国内を、
まじめに、時には自分勝手に、旅先の今をレポートさせていただきま〜す。
▼前回の記事はこちら
2022年7月第1週に実施した調査報告もこれでおしまい。そこで今回色々と回った中から、もう一度、いや何度でも行きたいMy best viewをピックアップ。
変わったものや変わらなかったものがそれぞれある中、やはりハワイの素晴らしい自然とその景色はいつまでも変わらないでほしいという、そんな願いを受け止めてくれたら、M&H調査チームのメンバー全員（へなしゅんとマヌーの総勢2名だけど）、嬉しい！
ワイキキから東に進んだ先。カハラエリアへと続く坂道に差し掛かる手前の、レアヒビーチパーク。ワイキキからさほど距離がないのにも関わらず、いつ行っても人気の少ないビーチ。海の色と透明度もワイキキより断然素晴らしい。
空を見上げればそこにはパームトゥリー、横を見ればそこにも見パームトゥリー。「どこでもパームトゥリー」状態のハワイは、誰が撮影しても、絵になるハワイの風景。
ダイヤモンドヘッドを越えたあたり、ブラックポイントを見下ろす場所に地味に置かれているベンチ。ここに座って、いつまででも海を眺めていられるんです。シーズンには遠くにクジラの姿を見られることも。
鉄板ハワイインスタスポット、マカイピア下。いつからだろう、グラマーたちが多く来るようになり、今ではインスタポイントとして有名に。それまで目立つのはローカルの釣り人くらいだったのに、変われば変わるものです。因みに桟橋手前のビーチはローカルたちの憩いの場でもあるので、ドカドカと大人数でお仕掛け、荒らすことのないように。
カイオナビーチパーク。潮回り（潮の干満）によってハワイアンがその昔に使用していたフィッシュポンドが現れる素晴らしく美しいビーチ。駐車場に停められる台数はかなり少ないため、平日の朝早めに行かないと確保が難しいかも？ここもまたローカル、とくにファミリーに人気のビーチパーク。邪魔しないためにも、なるべく平日に行くのが良いのです。
フリーウェイのHI,H2を利用する人は多くても、H3でカネオヘの終点まで行ったという人はあまりいない。とはいえ、終点に何があるというわけでもなく、あるのは米軍の入り口。観光客はその先進入禁止なので強制的にUターン）。なのですが、途中の休憩所からは、普段見ることのないアングルからのカネオヘの町とその先のうっすら白く見えるサンドバー。
映画ブルークラッシュの中、「このブリッジを越えたら、サーフパラダイス！」と叫んでいたハレイワのオールドブリッジ。ローカルの人々のなんてことのない日常の風景もあり。
ハレイワの町の外れから山側に登った先にあるのは、オアフ島最大のへイアウ、“プオマフカ”。ヘイアウから更に先に続いている小道をどんつきまで進むと、眼下にはワイメアベィとワイメア渓谷。
ハレイワ方面からカエナポイントへと向かう道、ファーリントンハイウェイ沿いに広がるモクレアイアビーチ。ワイキキやワイマナロとは比べ物にならない、幅と長さを持つ白砂ビーチ。アメリカの人気TVドラマ、“LOST”が撮影されていたビーチがここ。但し、波が荒いので泳ぐのは危険。ランチボックスをもって、木の下でビーチピクニック、という過ごし方が正解。
ファーリントンハイウェイの終点から先、カエナポイントまでは車で乗り入れ禁止。歩いて進めば、そこには手つかずのハワイの姿が。噴火して出来た島を波と風と雨が削ってできた荒々しい海岸線。その合間のビーチで、絶滅危惧のハワイアンモンクシールと遭遇することも。
移民プランテーション時代当時に使われていたままの工場跡地、ワイアルア。当時の面影を残すものは今ではかなり貴重。MYハワイ遺産に登録しておくことにします。
海もいいけど山の緑も。カネオヘの山側にあるハレイワジョーズを下から仰ぎ見た図。一見するとハワイとは思えない緑濃い風景。
ライエポイントから見える真ん中に穴の開いた岩。太平洋の荒波が岩をも突き破りました。凄いです。そのうちに上の部分が崩落する日が来るのでしょうか。その時、穴状態の岩を撮したこのような写真は貴重になりますね。みなさんも今のうちに。
そして最後にカカアコビーチパークからの夕日。
理屈抜きに素晴らしい空と海の色、美しい光景・・・。
ということで今回のハワイ調査、これにて終了！
