フィジーの基本情報
ニュージーランドの北に位置しているフィジー共和国は、300を超えるの火山島で構成されている島国です。
美しいロケーションのビーチリゾートは世界から人気があり、特に近隣のニュージーランド、オーストラリアを中心に欧米などからの観光客が多い国です。
日本からの直行便は無く、韓国の仁川空港などを経由していくのが一般的です。
所要時間は乗り換えの待ち時間などにより変わりますが、おおむね14時間以上です。
本島「ビチレブ島」は、フィジー最大の島で首都スバをはじめ、ナンディ国際空港やコーラルコーストと呼ばれるリゾートエリアもこの島にあります。
また、ナンディからフェリーなら約30分からとアクセスしやすい1島1リゾート「ママヌザ諸島」の中には人気の離島、マナ島があります。
ナンディから国内線飛行機で約35分の距離にある「ヤサワ諸島」、同じく約1時間半の「タベウニ島」、約2時間の「バヌアレブ島」も欧米の高級リゾートとして人気があります。
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フィジーでは英語が公用語なので、英語ができれば不自由しません。
通貨はフィジードルで、1フィジードルは約50円です。
成田空港、フィジーの玄関口であるナンディ国際空港、ホテルなどで両替が可能です。
時差は3時間。
パスポートがあれば4ヵ月までビザなしで滞在できます。
楽園と呼ばれる国だけあって、フィジーには魅力が満載です。
ただ現在は直行便が無いため日本からフィジーへ観光で訪れる人は少なく、詳細な情報もあまり入ってきません。
そこで、20代後半で日本から移住した女性・すみれさんに、フィジーについてあれこれ聞いてみました。
お話をうかがった方
現地人男性との結婚により20代後半に日本からフィジーへ移住。
フィジーに住んで以来、週末は海に夕陽を見に行くのが趣味になったそうです。
── まず、すみれさんが感じているフィジーの全体的な印象を伺いましょう。
すみれさん:この国には『人見知り』という言葉が無いのでは?と思えるぐらい、人々がフレンドリーなんです。
すれ違う人みんなが笑顔で挨拶をし合うのが普通ですし、毎日ご近所さん同士に『あそこの家の夕ご飯は〇〇らしいよ~』と知れ渡るぐらいお話大好きです。
それでいて他人への変な干渉がありません。
気楽な気持ちで生活し、自分が自分でいられる場所だと感じています。
すみれさん:そして時間の流れが日本よりもはるかにスローです。
私も移住してすぐの頃は、日々日本ではどれだけ時間に追われていたかを痛感しました。
旅行でフィジーにいらっしゃると、心が癒されること間違いなしだと思いますよ。
── 初めて訪れたのに帰ってきたような感覚になる場所、お話を聞いただけでも、なんだかとても魅力的な雰囲気が伝わってきます。
海が美しいフィジー・ナンディならではの離島ツアーやシュノーケリング、ダイビングなどのアクティビティが楽しめるオプショナルツアーもたくさんありますので、選ぶ時のきかっけにもなるように、今回は女性がひとりで、あるいは女友達同士でも安心して旅ができるような情報について、すみれさんにお聞きしました。
おすすめリゾートエリア
1.マウイベイビーチ(ビチレブ島)
すみれさん:ナンディ国際空港からバスで約1時間半の町・シンガトカの『マウイベイビーチ』。
ここはもともとリゾート企業所有のビーチでしたが、数年前から現地の住民にも開放されました。
桟橋から見えるコバルトブルーの海と空の絶景が素晴らしく、無料でリゾート気分を満喫できる穴場です。
2.マナアイランド(マナ島)
すみれさん:フィジーで1番有名なリゾート『マナアイランド』もオススメです。
マナ島という島のリゾートですが、ナンディ周辺のホテルには、マナアイランドリゾート行きの船の港まで無料送迎サービスを提供しているところが多いので、予約される際に確認するのを忘れずに。
そしてマナアイランドには日本人スタッフが在住しています。
ツアーではなく個人で旅行される方には心強いでしょう。
3.サンベト泥温泉(ビチレブ島)
ナンディ国際空港からバスで10分程のところにある温泉『サンベト泥温泉』は、女性にぜひ行っていただきたいスポットです。
泥パックで体を覆い、乾かしてから温泉プールで泥を落とすとお肌がツルツル!利用料は日本円で約1000円。
混浴なので水着を持って行きましょう。
おすすめグルメ情報
すみれさん:フィジーの場合、野菜などはマーケットで買うと激安なのですが、マクドナルドなどのファストフードは日本より高めです。
素朴なフィジアンの伝統料理
すみれさん:ポートデナラウという場所にある『ナンディーナ』では、素朴なフィジアンの伝統料理をグルメに仕上げています。
フィジー人の伝統料理は全てココナッツミルクが使われているのが特徴です。
この店でぜひ地元のローカルフードを食べてみてください。
『ラウトカホテル』のピザ
すみれさん:ナンディから20キロメートル程離れたラウトカという街にある『ラウトカホテル』のレストランにあるピザもオススメです。
宿泊者以外でも入ることができるここのレストランは、 現地の人々がお祝いやデートなどでよく利用しています。
人気のあるレストランです。
フィジービール
すみれさん:そしてフィジーの名物と言えばビールです。
フィジービールはFiji bitter(フィジービター)、Fiji gold(フィジーゴールド)、Fiji premium(フィジープレミアム)の3種類あります。
これらは大体どこのお店でも提供されています。
フィジービターはちょっと苦めで少しクセがありますが、ロゴが可愛いと人気。
Tシャツや帽子などのアイテムになっています。
フィジーゴールドは日本のビールに近い味です。現地女性に最も人気があるのがこのピールです。
フィジープレミアムは他の2種類のビールに比べるとかなり味が軽く、飲みやすさでは1番です。
個人的には私もこれが好きです。
ビールが苦手という方にもオススメです。
おすすめのお土産
お土産にフィジーウォーター
すみれさん:日本ではあまり知られていませんが、フィジーの隠れた逸品が『フィジーウォーター』です。
フィジー産の天然水で、硬度の軟水です。
水源は火山岩の地下水で、地下から水をボトリングするまで、一切人の手に触れていない水。
美容効果が期待できるシリカという成分が多く含まれていて、ハリウッド女優などからは大人気です。
世界水準で最高レベルの高品質なこの水は最高のお土産になるかもしれません。
お土産に天然成分100%のコスメ『ピュアフィジー』
みれさん:地元の高級リゾート、スパでも使用されている天然成分100%のコスメ『ピュアフィジー』もオススメです。
ラインナップも幅広く、単品でもセットでも購入できます。
お土産にスル(パレオ)
すみれさん:『スル』は日本だとパレオという呼び方が馴染み深いかもしれません。
サンドレスのように身にまとったり、ビーチで敷物にするなど使い方いろいろの美しい布です。
現地の女性はスカート代わりに着たりしています。
フィジーを旅行する際の注意点
すみれさん:治安自体は安全と言えます。
ただ最近はクレジットカードを狙った詐欺が増えていますので、買い物ではなるべくカードは使わず、現金払いにしたほうがいいでしょう。
他の国と同様に、夜の女性の一人歩きは危険です。
また、スリも多発しているので、外出時はカバンのファスナーなどは絶対に閉めて体の前にキープして歩きましょう。
あと、スマホを操作しながら歩かないでください。
スマホは現地でも普及していますが、日本人の使っている物はこちらでは超高級品です。
日本のように操作しながら歩いていたら、盗まれる危険性もあります。
すみれさん曰く、「いつも人々が大らかに笑っており、どこからか笑い声が絶えず聞こえている」。
それがフィジーだそうです。美しい海とスローな時間に魅了されるフィジー旅。
あなたもフィジーに住んでみたくなるかもしれません。
人気スポット・お店の情報はこちら
●泥パックができる温泉:サンベト泥温泉
住所 | P O Box 10632 Nadi Airport Nadi |
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●フィジーの伝統料理レストラン:ナンディーナ
住所 | Building C, Shop R1 & R2, Port Denarau, Denarau Island |
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SNS | facedbook |
●ホテル内レストランのピザがおすすめ:ラウトカホテル
住所 | 2-12 Naviti Street, P.O Box 51, Lautoka Hotel, Fiji Islands |
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