国によってはコロナの影響は世界的に続いてはいますが、予防接種やコロナ対策を講じることで世の中は動き始めています。
日々情報が変わる中ではありますが「HISからできる限り現地の今をお伝えしたい」という想いで、現地在住のHISスタッフに海外の今を聞いてみました。
※本記事は2023年2月時点の情報を元に構成されています。状況が日々変わるため、ご覧いただいている時期と情報が異なる可能性もございますのであらかじめご了承ください。
今回聞いた人：セブ島在住遠藤さん学生時代に初めてセブを訪れ、すっかり気に入ってしまい、数年後に何も考えずにセブに移住をしてしまいました。毎日、フィリピン人の陽気さに触れ、習慣等の違いに戸惑うこともありますが楽しく生活しています。
セブ島にはいつから行けるの？
フィリピン中部に位置するアジアの人気リゾートのひとつ「セブ島」
2022年11月より、フィリピンへの渡航条件が緩和され、ワクチン未接種者（抗原検査を受ける義務あり）でも入国ができるようになりました。
セブ島のニューノーマルな暮らしはどんな様子？
現在は外出規制もなく、コロナ以前の暮らしとほぼ変わりません。
フェイスシールドとマスクに関してですが、フェイスシールドの着用義務はなくなり、マスクは病院内と公共の乗り物内のみの着用義務となっています。
それ以外の場所でのマスク着用は必要なくなりました。
レストランやカフェなど飲食店の様子は？
レストランなどの飲食店内ですが、規制が厳しかったときは、ソーシャルディスタンスを取る措置が取られており、テーブルには透明のアクリル版が設置されていたり、隣同士着席が出来ないように席を空けなくてはならなかったりしました。
現在は、テーブルに設置してあった透明のアクリル版は取り除かれ、ソーシャルディスタンスも取る必要がなくなり、レストランは多くの人たちで賑わっています。
コロナ規制中は、外国人旅行客がいなかった関係もあり、多くのレストランが閉店しました。
外国人観光客がフィリピン入国を許されるようになった後、少しづつですが、レストランも再開し始め、コロナ前にはなかった新しいレストランが街中に多くオープンしています。
公共交通機関は？
セブには電車がありませんので、バス、ジプニー（相乗りタクシー）、タクシー、トライシクル（サイドカー付きバイク）が主な交通手段となります。
出退勤時間は、多くの人たちが公共の乗り物を利用しており、コロナ禍においてはソーシャルディスタンスを確保するため、乗車人数が制限されていましたが、現在は、その制限もなくなりコロナ前と変わりません。
乗り物内でのマスク着用義務は、現在でも継続されています。
街・観光地の変化は？
セブの街中は、コロナの影響から工事が遅れ、ようやく完成した施設も出てきました。
ビーチリゾートが立ち並ぶセブ空港があるマクタン島。
このマクタン島とセブ本島は、2本の橋で繋がっていましたが、2022年4月にマクタン島とセブ本島を結ぶ3本目の橋が開通しました。橋の名前はCEBU COLDOVA LINK EXPRESSWAYと言い、略してCCLEXと呼ばれています。
全長約8.9kmというフィリピン国内で一番長い橋となっています。
この橋が完成したことにより、マクタン島から1時間以上かかっていたセブ市南部へ、わずか20分で行くことができるようになりました。
このCCLEXの周辺にも色々な観光施設が続々と建設予定となっており、今後注目されるスポットになりそうです。
CCLEXの周辺の新スポット
CCLEXの周辺でオープンしているスポットを2点ご紹介しましょう。
■「IL CORSO（イルコルソ）」
コロナ中にも関わらず、新たなスポットとして注目を集めていた「IL CORSO（イルコルソ）」というショッピングモールです。
このショッピングモールの外側には、屋台村のようになっている広いスペースがあります。
ここでは色々な食事を選べ、そして、楽しめるためフィリピン人の若者層に人気があります。
H.I.S.オプショナルツアー：「ナイトマーケットとローカルBBQディナー」に参加すれば「IL CORSO(イルコルソ)」に立ち寄れます
■「セブオーシャンパーク」
セブで唯一の水族館である「セブオーシャンパーク」です。
セブオーシャンパークは、コロナの直前にオープンした新しい観光スポットです。
館内には、トンネル水槽があり、南国の色々な魚たちを見ることができます。
魚の他には、鳥も館内で飼われており、バードショーが行われています。
H.I.Sオプショナルツアーの「セブオーシャンパーク+定番市内観光」に参加すると、セブオーシャンパークに立ち寄れます。
治安の変化や、注意点は？
セブはフィリピンでは比較的治安が良いとされています。
旅行でセブに来たことがある、または、セブに語学留学した経験のある方は、セブは治安が良いと考えていると思います。
それは、セブで犯罪に巻き込まれてたことがないため、そのように思うことができるのです。
日本でもそうですが、治安が良いといっても、何が起こるかわかりません。
どこの国へ旅行に行っても、気をつけなければならないことは共通しています。
せっかくの楽しい旅行を台無しにしないためにも、特に下記のことには注意しましょう。
危険と言われている地域は、色々と事件が多く発生しているため、観光客はいかない方が良いとされています。
フィリピンは貧富の差が大きいため、スリ、ひったくりなどの窃盗は多く発生しています。
興味本位で危険と言われている地域には行くべきではありません。
●知らない人についていかない
フィリピン人たちから見ると外国人観光客は、非常に目立ちます。
その為、詐欺や窃盗団などが非常にフレンドリーな接し方で近づいてくる可能性があります。
家に招待したいなどと言われても、決してついていくことがないようにしてください。
コロナ前とあとでの犯罪の傾向は、それほど変化はありません。
特に窃盗などの被害は以前から多く発生していますので、パスポートなどの貴重品は持ち歩かないほうが賢明です。
セブ島旅行のおすすめは？
セブでは、きれいなビーチリゾートで過ごす、もしくは、セブ市内のホテルの宿泊し、ショッピングなども楽しむと言ったように、様々な楽しみ方があります。
初めてセブに行くという場合は、ビーチリゾートでの宿泊をおすすめします。
セブのマクタン島のビーチ沿いには、リゾートが立ち並んでおり、ビルディングタイプのホテルから南国風のコテージタイプのホテルまで様々あります。
滞在先は、旅行でいちばん重要な部分を占めますので、旅行の目的を考慮しじっくり選びましょう。
セブ島でのおすすめの過ごし方
セブ島旅行のおすすめは、たくさんあります。
ボートで島へ行き、シュノーケリングをして、フィリピンのバーベキューを食べる「アイランドピクニック」、セブの歴史を感じさせる観光箇所を巡る「セブ市内観光」、その中でもオススメなのは、「ジンベエザメウォッチングツアー」への参加です。
ジンベエザメは、魚類の中で一番大型の魚です。野生のジンベエザメを非常に高確率で見ることができるスポットがセブにあります。
ジンベエザメを高確率で見ることができるポイントは、世界中でもセブにしかなく、目の前に見るジンベエザメの大きさ、そして、優雅な泳ぎを見ていただけば、その迫力に圧倒されるのではないでしょうか。
セブに来たならば、是非参加していただきたいツアーの一つです。
日本にいながらでもセブ島を楽しむ方法を教えて！
オンラインツアーで「ジンベエザメ」「ウミガメ」ウォッチングツアーを開催中です。
きれいな「ジンベエザメ」「ウミガメ」と一緒にセブの記載な海も堪能してください。
セブ島旅行を心待ちにしていたお客様へ
セブは、2021年12月に非常に大型の台風が直撃し、ビーチリゾート、セブ市を含め、多くのダメージを受けました。
現在は、台風のダメージは修繕され、街中はほぼ元通りになりました。
フィリピン全体でのコロナ感染者も減少しており、コロナ以前のセブの状態に戻りつつあります。セブのリゾートホテル、各観光箇所は、すでに観光客の受け入れ体制を整えており、あとは皆様がセブに来るのを待つだけです。
常夏の強い日差し、セブの透き通った青空を感じに、是非セブ旅行にご参加ください。
スタッフ一同、皆様とセブでお会いできる日を楽しみにしております。
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