近年は日本国内でも一般の人が気軽に参加できるマラソン大会がブームになっています。
市民ランナーには、旅行を兼ねて海外の大規模マラソンに参加する人も少なくありません。
毎年7月に開催されるゴールドコーストマラソンは、特に日本人に人気のある大会の1つ。
その魅力についてご紹介します。
ゴールドコーストマラソンの魅力
魅力いっぱいの観光都市ゴールドコーストで毎年開かれる大規模マラソンが「ゴールドコーストマラソン」です。
ニューヨークやホノルルをはじめ、ボストン、シカゴ、ロンドン、パリ、ベルリンなど、世界中の都市で大規模なマラソン大会が開かれていますが、中でもゴールドコーストマラソンは、海外マラソン初心者にとって走りやすい大会とされています。
日本との時差わずか1時間だから、マラソン初心者に最適
ゴールドコーストマラソン最大のメリットは日本との時差が少なく、体調が整えやすいこと。
日本の成田空港からオーストラリア、クイーンズランド州南東部にあるゴールドコーストまでは、成田空港からの直行便で9時間程度のフライト時間がかかりますが、時差はというと、わずか1時間程度なのです。
気候とコース
ゴールドコーストが位置するオーストラリアは南半球に位置します。
大会が開かれる7月は、現地では乾期にあたるため、雨の心配がほとんどなく、からりと乾燥した気候で気温が涼しく、マラソンの時期としては最適です。
爽やかなゴールドコーストの気候は、マラソンするにも観光するにも最適。青く澄んだ海を眺めながら走れることや、大会の後に観光を満喫できることも、ゴールドコーストマラソンが人気を集めている理由の一つです。
ゴールドコーストハイウェイを南北に走るコースは高低差が少なく平坦で、走りやすさ満点。
マラソンのデビューにも最適ですが、完走者のうち6割もの人が自己ベストを更新することでも知られているので、記録を更新したいベテランランナーにもオススメできます。
また、ゴールドコーストマラソンは、42.195kmの距離を6時間半の制限時間で走るフルマラソンをはじめ、ハーフマラソン、10kmラン、5.7kmチャレンジ(ウォーク&ラン)、子ども対象のジュニアダッシュなどの種目に分かれていて、各自の年齢や体力に合わせた種目を選ぶことができます。
完走者には完走証が発行されるとともに、種目に応じてメダルやTシャツ、キャップなどの記念品が贈られます。
自然とテーマパークがいっぱいの観光都市
オーストラリア連邦北東部、クイーンズランド州の南東部にあるゴールドコーストは、美しい海に恵まれたオーストラリア最大の観光都市です。
市内とその周辺には人気の観光スポットが多く、マラソン以外の楽しみ方も多彩です。
まず足を運びたいのは市の中心地、「サーファーズパラダイスビーチ」。
サーフィンや散策はもちろん、大通りではショッピングも存分に楽しめます。
自然に癒やされたい人は、広大な森林が広がる世界遺産「スプリングブルック国立公園」がオススメ。
公園内には、オーストラリアやニュージーランドにしか生息していない希少種の土ボタルが住む洞窟があり、青白い光が洞窟の天井を彩る神秘的な光景を見ることができます。
ファミリーや仲間同士の旅行なら、スリル満点の絶叫マシンが揃う「ドリームワールド」、ハリウッドの映画村を再現した「ムービーワールド」、ウォータースライダーやプールで遊べる「ウェットン・ワイルド ウォーターワールド」などのテーマパークもおすすめです。
動物好きの人なら満足できる施設もいっぱいです。
コアラやカンガルー、ウォンバットに出会える人気の動物園「カランビン ワイルドライフ サンクチュアリー」、牧場をテーマにした体験型動物園「パラダイスカントリー」、イルカやアシカなどの海洋生物がいっぱいの「シーワールド」などがあり、陸上動物にも海の動物にも会うことができます。
▼動物に出会えるツアーの記事はこちら
ゴールドコースト周辺は交通網が発達していますが、お目当てのスポットを効率的に回るには、やはりゴールドコースト市内ホテルからの送迎付オプショナルツアーが便利です。
スプリングブルック国立公園やテーマパークなどの人気スポットを訪ねるツアーのほかにも、マリンスポーツやホエールウォッチング、熱気球飛行、乗馬体験、カヤックなど、日本ではあまり体験できないアクティビティが目白押し。
▼ゴールドコーストオプショナルツアーはこちら
特にゴールドコーストマラソンが開催される時期はクジラに遭遇できる確率が高いので、ホエールウォッチングはおすすめです!
ツアーの種類が多くバラエティに富んでいるので、選んでいるうちにゴールドコースト旅行の日程を延ばしたくなるかもしれません。
▼6月~10月限定ホエールウォッチングのオプショナルツアーはこちら
ゴールドコーストマラソンに参加するには?
「ゴールドコーストマラソン」に参加するには、事務局への郵送かオンラインによるエントリーが必要です。
自分でのエントリーも可能ですが、旅行会社のマラソンツアーを申し込むと安心。
エントリー代行はもちろん、コーチの指導による調整や直前のストレッチ、ゴールドコースト市内のホテルからスタート地点までのバスでの送迎、ランナー向けの食事の用意など、マラソン参加をがっちりサポートしてもらえるからです。
せっかくはるばる海外まで行って大きなマラソン大会に参加するのですから、手続きやサポートはプロに任せて、コンディションを整えることに集中したいものです。
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完走のコツは?
特に前日の夜は、しっかり睡眠をとって本番に備えましょう。
当日は記録更新や完走なども大切ですが、無理は禁物。
ランナーにとっては常識ではありますが、完走のコツは急にペースを上げず、なるべく同じペースをキープすること。
比較的平坦な道とはいえ、慣れない海外の土地では国内で走る以上に転倒や事故にくれぐれも注意しましょう。
途中でダウンしないためには水分補給も大切です。
ゴールドコーストマラソンのコースには、数kmごとにウォーター・ステーションやスポーツドリンクと水が用意されたリフレッシュメント・ステーションが設けられています。
自分に合ったタイミングで適度に給水をとるようにしましょう。
また会場のトイレは混雑しやすいので、走る前に早めにトイレを済ませておくことも重要です。
いかがでしたか?
すでに国内のマラソン大会に参加している人も、これからマラソンを始めたい人も、オーストラリアの晴ればれとした空の下での海外マラソンデビューを目指してみませんか?
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