プーケット島から離島へ
マリンアクティビティならコーラル島(ヘイ島)
プーケットの一番の自慢といえば、やはり海。プーケット発の多彩なオプショナルツアーの中でも、ビーチや孤島行きのツアーは特に充実しています。最も人気があるのが、プーケット島南端のシャロン湾に浮かぶ「コーラル島」へのツアーです。
プーケットのホテル街を送迎の車で出発し、シャロン湾の港からスピードボートに乗ってたった15分でコーラル島に到着します。日帰りで参加できる上、ダイビング、シーウォーカー、パラセーリング、バナナボートといったビーチの定番スポーツをまとめて体験できるので、あまり日数に余裕のない旅行者にもうれしいツアーです。
またコーラル島はシャロン湾の湾内にあり、一年を通して波が穏やか。初心者も安心して海水浴やマリンスポーツが楽しめます。
アクティブなスポーツはちょっと苦手という人は、ライフジャケットを着けてのシュノーケリングにチャレンジしましょう。コーラル島の正式な現地名は「ヘイ島」ですが、コーラル(サンゴ)のリーフに囲まれていることから、コーラル島の通称で親しまれています。その名の通りサンゴと透き通った海が美しく、カラフルな熱帯魚もたくさん泳いでいて、海中は別世界のようです。
珍しい景観を見るならピピ島
近場の島で定番のマリンスポーツを一通り満喫したら、離島での冒険ツアーに参加するのもいいかもしれません。特に注目したいのは、プーケットの48キロメートル南にある「ピピ島」へのツアーです。
ピピ島には、レオナルド・ディカプリオが主演した映画『ザ・ビーチ』の撮影場所となったマヤベイや、海賊たちが住んでいたといわれる洞窟、バイキングケイブがあり、コバルトブルーの海と切り立った岩肌が織りなす迫力ある風景を間近に眺めることができます。
ピピ島へはブーケットから大型船で約2時間かかりますが、見どころが多く、時間をかけて足を運ぶ価値のあるスポットです。
カヌーで探検ツアーならバンガー湾
冒険好きには、プーケット島から約1時間半の場所にあるバンガー湾で、ペアでカヌーに乗り海上の洞窟やラグーンの中を探検するシーカヌーアドベンチャーツアーや、探検のあと、船上で夕日を眺めながらブッフェディナーが楽しめるサンセットシーカヌーツアーもおすすめです。
のんびり派は無人島のカイ島
一方、プーケットを目指す人の中には「エキサイティングなアクティビティもいいけれど、1日くらいは、ビーチでひたすらのんびりしたい」と心に決めている人もいるでしょう。そんな人には、プーケットの港から約20分、高速船に揺られて到着する「カイ島」への1日ツアーが最適です。
船から降りると、そこは透明度抜群のエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が広がる静かな無人島。ビーチチェアでくつろいだり、シュノーケリングでサンゴや熱帯魚を鑑賞したりと、南の島ならではの、天国にいるかのようなひとときが過ごせます。
独特の文化や歴史に触れられるツアーも充実
世界的なビーチリゾートとして知られるプーケットですが、実はこの土地ならではの文化が根づいた歴史ある街でもあります。
初めてのプーケット旅行なら「プーケット島内観光」ツアーはマストでしょう。いかにもタイらしい、赤色と金色のきらびやかな建築が特徴的なシャロン寺院を中心に、アンダマン海の素晴らしい景色が一望できるプロンテープ岬、プーケット名産のカシューナッツの工場などを巡れば、1日でプーケットがぐっと身近になるはずです。
特にシャロン寺院は、プーケット最大の歴史ある寺院。ミラクルを起こすパワースポットとして国内でも評判です。ガイドの案内に従って、タイ式の方法でお参りすればご利益があるかもしれません。
タイの寺院では、あまり肌の露出度が高い服装をしていると注意を受ける場合があります。しかし現地は暑いので、タンクトップやショートパンツで出歩きたくなります。そのような場合は、バッグにカーディガンや腰に巻くパレオを入れておくといいでしょう。
雰囲気ある街並みを楽しみたい人は、プーケットの中心地にあるオールドタウンを訪ねるツアーに参加してみましょう。
プーケットは、16世紀~18世紀頃に、すずの採掘と貿易で大いに栄えたといわれています。当時は多数のポルトガルやオランダ、中国からの商人が行き来していたため、街中に中国と西洋の影響を受けたシノ=ポルトガル様式の建物が数多く残っています。
オールドタウン散策ツアーでは、築年数が100年以上も経過している邸宅を改装した高級レストラン「ブルーエレファント」で、本格的なタイ料理ランチに舌鼓。映画に出てくるようなムードある店内で味わうスパイシーなタイ料理は見た目も洗練されていて、タイでポピュラーな屋台料理とは一味違うリッチな美味しさです。
動物好きなら、象乗り体験や小象のショーが含まれるツアーも体験しておきたいところ。タイの象はよく躾がされていておとなしく、ゆっくり動いてくれるので、初めての象乗りでも安心です。ただし、油断して落下すると大ケガになる場合もあります。くれぐれもよそ見をしたり、象に乱暴なことをして怒らせたりしないようにしましょう。
日本からプーケットへは、成田・羽田などの主要空港から、タイの首都、バンコクを経由して行くのが一般的です。その場合フライト時間は8~9時間程度。日本から遠すぎず、気軽に行ける旅先の1つですが、海がきれいなだけでなく、文化も食べ物もユニークで、異国情緒にどっぷり浸れる醍醐味があります。
グアムやサイパン、ハワイのビーチは体験済みで、目新しい旅行先を開拓したいと思っている人は、ぜひ次こそプーケット旅行を計画してみてはいかがでしょうか。
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