オーストラリアでコアラやカンガルーに会いたい!動物に出会える&ふれあえるツアー盛りだくさん!

オーストラリアでコアラやカンガルーに会いたい!動物に出会える&ふれあえるツアー盛りだくさん!

カンガルー
コアラとカンガルーを筆頭に、オーストラリアはユニークな動物の宝庫。
ずんぐりむっくりな体型に癒されるウォンバット、世界一幸福な動物といわれるクオッカなどオーストラリアを訪れたら出会いたい動物ばかりです。
しかし、場所によってはコアラを抱っこできなかったり、目当ての動物に会えなかったり……。
お目当ての動物たちに会うためにも、各都市から出ているオプショナルツアーを事前に下調べしておくと安心です。
多種多様な動物たちに会えるオプショナルツアーをご紹介します。

オーストラリアの固有種は必見!

クォッカ
日本の20倍以上の広さのオーストラリアは地理的に他の大陸と離れているため、他の大陸では見ることができないオーストラリア固有の動物が多く生息しています。
未開拓の豊かな自然がたくさんあり、動物たちがのびのび過ごせるよう政府による動物保護活動が活発に行われています。
ここではオーストラリアの固有種の中でも代表的な動物と、動物に会えるオプショナルツアーをご紹介します。

コアラ

コアラ
オーストラリアの動物でまず最初に思い浮かぶのは「コアラ」じゃないでしょうか?
ユーカリの葉を主食とし、木の上で生活しています。
ゆっくりのんびりとした動き、ふわふわしたフォルムがとってもかわいい♪
ユーカリの葉にはほとんど栄養素がないため、エネルギーを蓄えるために1日16時間程度を寝て過ごしています。
動物園のコアラも寝ていることが多いため、起きているコアラに出会えたらラッキーですね!

コアラは非常に繊細な動物、生態系保護のために抱っこを禁止している州があります。
オーストラリアには6つの州があり、コアラの抱っこが条例で許可されているのは3州のみ。
ケアンズやゴールドコーストがあるクイーンズランド州と、パースがある西オーストラリア州、アデレードがある南オーストラリア州です。
オーストラリアの人気観光都市であるシドニーやメルボルンではコアラの抱っこだけでなく、触ることも禁止されているので注意しましょう。

≪コアラに会えるオプショナルツアー≫

カンガルー

カンガルー
「カンガルー」もオーストラリアを代表する動物です。
有袋類の動物で、比較的大きい種を「カンガルー」小さい種を「ワラビー」と呼びます。
カンガルーは前にしか進むことができないことから「前身あるのみ」という意味あいでオーストラリアの国章に使われるほどオーストラリアでポピュラーな動物。
動物園でしか見ることができない動物のイメージがありますが、移動中の草原などで野生のカンガルーに出会えることがあります。
「カンガルー飛び出し注意」の標識はオーストラリアならではですね。

≪カンガルーに会えるオプショナルツアー≫

クオッカ

クオッカ

いつもニコニコしているように見え、かわいい表情の「クオッカ」。
「世界一幸せな動物」と呼ばれ、今大人気の動物です。
クオッカは西オーストラリア州のパース沖合のロットネスト島など限られた地域に生息しています。
人に対する警戒心があまりなく、野生のクオッカでも人に近づいてくることが多いため、ツーショット自撮り写真を撮るのが人気です。

≪クオッカに会えるオプショナルツアー≫

ウォンバット

ウオンバット
ウォンバットはずんぐりむっくりな体型の有袋類の動物でオーストラリアではコアラと並んで人気の動物です。
夜行性の動物なので昼間はのんびりと過ごしていますが、敵に襲われると時速40km程度で走ることができるとか・・・!
オーストラリア南部、タスマニアに多く生息しており、鋭い爪で穴を掘って巣穴を作って生息しています。

≪ウォンバットに会えるオプショナルツアー≫

タスマニアデビル

タスマニアデビル
「タスマニアデビル」はその名の通りオーストラリアのタスマニアに生息する動物です。
気性が荒く、口に2本の鋭い牙があり、その牙をむき出しにして威嚇する姿は、まさに「デビル」です。
小柄な体型でかわいい見た目をしていますが実は肉食。
主に死んだ動物の肉を食べますが、小さな動物は捕食して食べることも。
夜行性のため、なかなか活動している姿を見れる機会は多くありません。見れたらラッキー!

≪タスマニアデビルに会えるオプショナルツアー≫

カモノハシ

カモノハシ

オーストラリア東部の川に生息している「カモノハシ」。
カモのような平べったい口と水かきが特徴で、その姿は白亜紀より前から変わっていないことから「生きた化石」と言われています。
哺乳類ですが卵で赤ちゃんを産み、母乳で育てる不思議な動物です。
条例により国際取引が禁止されているので日本の動物園でも見ることができません。
オーストラリアに訪れた際は、ぜひ一目見たい動物です。

≪カモノハシに会えるオプショナルツアー≫

オーストラリアは海洋生物の宝庫!

ウミガメ

オーストラリアは陸の動物だけでなく海洋生物の宝庫でもあります。
それもそのはず!オーストラリアは東は太平洋、西と南はインド洋、北はアラフラ海に面した島国だからです!
サンゴ礁の魚たちだけでなく、イルカやクジラなどの海獣にも会えるかも♪
アクティブ派の方にはシュノーケリングやダイビングがおすすめ。
小さい子ども連れや、体力に自信がない方にはクルージングがおすすめです。

イルカに会えるオプショナルツアー

イルカ

オーストラリアは野生のイルカに会えるスポットがたくさん♪
クルーズで海の上から見るのもいいですが、シュノーケリングでイルカと泳ぐ、夢のような体験もできます。

クジラに会えるオプショナルツアー

クジラ

オーストラリア、シドニーの冬6月~10月はクジラたちが越冬のため南極からやってくるのでホエールウォッチングの季節!
船のすぐ目の前でジャンプや潮吹きの様子を観察でき、迫力満点です。

6月~10月の季節限定!

5月末~7月がザトウクジラ到来の季節!

ペンギンに会えるオプショナルツアー

ペンギン

ペンギンツアーはメルボルンならではの人気ツアーです。
オーストラリアで見れるペンギンはコガタペンギンという体長わずか30cm前後の小さなペンギン。
リトルペンギン、フェアリーペンギンとも呼ばれています。
小さなペンギンたちが1羽、また1羽と海での狩りを終えて、目の前の砂浜をよちよちと懸命に歩く姿は思わず悶絶してしまうほど。
調教は一切していないものの、毎日ほぼ決まった時間に巣へ戻るという野生の習性にも驚かされます。

アシカに会えるオプショナルツアー

アシカ

日本では水族館で会えるイメージのアシカもオーストラリアなら野生のアシカに出会えます。
アシカがたくさん生息している島を船上から観察したり、ツアーによっては一緒に泳ぐこともできます!

世界遺産でも会える動物たち

グリーン島のクマノミ
オーストラリアの世界遺産は全部で20件。
そのうち12件は自然遺産です。
自然遺産でもたくさんの動物に出会うことができます。

世界遺産の洞窟で土ボタル鑑賞

土ボタルが光る洞窟
ゴールドコーストのスプリングブルック国立公園は「オーストラリアのゴンドワナ多雨林群」として世界遺産に指定されています。
「ゴールドコーストと言えば夜の土ボタル鑑賞」と言われるほど、スプリングブルック国立公園は土ボタルを見ることができる代表的なスポットの一つです。
「土ボタル」と言っても「蛍」とは違います。
ヒカリキノコバエ(オーストラリアでは「グローワーム(Glowworm)」)という昆虫の幼虫がお尻の先端から垂らす粘液が光って見え「土ボタル」と呼ばれています。
土ボタルは暗い洞窟などに生息しており、一歩洞窟に入ると青緑の光の粒が頭上に広がり、幻想的な光景が広がります。
湿気を好むため、雨が降るとより一層、光が増し、美しい光景を見ることができる確率が高くなります。

世界遺産グレートバリアリーフ

グレートバリアリーフ
グレートバリアリーフはオーストラリア北東岸に広がる全長約2,000kmに渡って連なる世界最大のサンゴ諸群。
400種のサンゴからなるサンゴ礁には1,500種以上の海洋生物の生息しており、まさに海洋生物の宝庫!
日本列島の面積に匹敵する海域に、大小約900を超える島が点在しています。
中には自然保護の観点から上陸人数が限定されている島もあります。
世界遺産のサンゴ礁に囲まれた島々を訪れて、海洋生物に会いに行きましょう。

▼一日100人しか上陸できないフランクランド諸島!

▼海と森、両方楽しめるグリーン島!

▼手つかずの自然が多く残るフィッツロイ島!

▼ダイビングスポットを巡る!

気軽に動物たちに会える動物園・水族館

動物園で餌やりをする女の子
オーストラリアには様々な野生動物に出会えるスポットが多数ありますが、動物園や水族館も充実しています!
自然の中よりも安全で、確実に動物を見ることができるので小さな子ども連れの方にはぴったりです。
ふれあいができる動物園もあるので近くで動物を見たい方にもおすすめです。

ワイルドライフ・シドニー

ワイルドライフ・シドニーはシティの中心部にあるアクセス抜群の屋内型動物園。
シティ観光の合間に気軽に訪れることができます。
小規模ではあるものの、コアラやカンガルーなどオーストラリア固有の動物たちに会えるほか、コアラと写真が撮れたり、熱帯のチョウが離された道を散歩するなど参加型の展示もあります。

シドニー動物園

2019年にオープンした比較的新しい動物園です。
シドニーと世界遺産ブルーマウンテンズの間に位置しており、一日でまわれるツアーもあります。
オーストラリア固有の動物たちに会えるほか、ゾウやライオンなどの動物たちにも会えます。
水族館エリアもあり、魚類や両生類、爬虫類などの様々な動物にも会えます。

タロンガ動物園

タロンガ動物園 キリン
タロンガ動物園はオーストラリアで最も歴史がある動物園です。
「タロンガ」は先住民アボリジナルの言葉で「美しい水の眺め」を意味しており、その名の通り、シドニー郊外のモスマンの高台に位置しており、オペラハウスとハーバーブリッジを含むシドニー湾とシドニーの街並みを一望できます。

350種類以上、5,000頭以上の動物が飼育されており、中には絶滅の危機に瀕している動物も多くいます。
タロンガ動物園では絶滅の危機に瀕しているキリンや、アジアゾウ、スマトラタイガーなどの繁殖に成功してきました。
また、森林火災や事故などで怪我をした野生動物の保護など、入場料のすべてはこの自然保護に使われています。

1984年に飼育していたコアラを多摩動物公園、東山動植物園に贈ったり、東山動植物園のイケメンゴリラで有名なニシローランドゴリラ「シャバーニ」が幼少期を過ごした場所であったりと、日本とのつながりがある動物園です。

ケアンズ水族館

ケアンズ市街地の中心部に位置し、アクセス抜群のため空いた時間に気軽に訪れることができます。
見どころはなんといっても、世界遺産グレートバリアリーフに生息する71種類もの生き物たち。
全長約20mのアンダーウォータートンネルでグレートバリアリーフの水中世界を楽しめます。

ハートリーズ・クロコダイル・アドベンチャー

ハートリーズ・クロコダイル・アドベンチャーはその名の通り、園内のラグーンに巨大なクロコダイルが放し飼いにされている動物園。
ラグーンクルーズでは餌につられてジャンプするジャンピングクロコダイルを見ることができ、迫力満点!
クロコダイル以外にもカンガルーやワラビーとのふれあいやコアラと写真が撮れます。
ケアンズ市街地から北へ約40kmと少し郊外にあるのでツアーで行くのがおすすめです。

最後に

オーストラリアのユニークな動物たちについて知っていただけたでしょうか?
政府の動物保護活動によって、その生態系が守られています。
オーストラリアに訪れた際はぜひ、動物たちに会いに行ってみてください!
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投稿日:2019.09.06

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