赤ちゃんがいても旅行したい!そんなみなさん、集合~!
格安で楽しめる国内、海外のスポットを紹介します。本日はまず海外編。
旅行会社社員の筆者(私)は、現在4歳(まもなく5歳)の女の子がいますが、1歳前から旅行に連れて行っていました。まだ歩き出す前であること、さらに(子供の)旅費がほとんどかからないことなどから、実は1歳前の子供を連れての旅行は色々とメリットが多いのです。
とはいえ、赤ちゃんがいると、なかなかフルタイムで働くことはできない上、おむつ代、ミルク代など色々とお金がかかるもの。金銭面が最もハードルの高い部分でした。
そこまでお金はかけられないけれど、家で子供と二人きりでいることが多く、話しかける相手は子供だけ、とストレスもたまる…。
あ~もう、近場でもいいからどこかに旅行に行きたい!午前中からパソコンにかじりつき、色々なサイトを検索していたところ、ピークを外せば、赤ちゃん連れで意外とお得に行けるツアーがあることを発見しました。
というわけで、今までの経験を元に、両親+赤ちゃんの3人で10万円を切ることが可能な、おすすめの海外旅行先をご紹介します。
旅行会社のセールを利用!海外でも10万円以下!
旅行会社で年に数回行われるセールでは驚くほどお得なツアーも登場します。幼稚園や小学校に上がる前なら、夏休みや年末年始などの価格が下がりにくい時期でなくても旅行に行きやすいので、セールを利用するのもひとつの手です。
家族で10万円で行けるツアーをいくつかピックアップしてみたので、注意事項とともに参考にしてください。
まずは定番!3時間半で行けるグアム
ねらい目は9月。街中で使えるWi-Fiや移動手段も使えて10万円以下になることもあります。
子供がもう少し大きくなったらハワイに行きたい!と思っているなら、まずはグアムでビーチデビューするのもいいでしょう。何より日本から3時間半で行けるので、海外旅行や飛行機が初めてのの赤ちゃんでもハードルは低いと思います。
海がきれいなだけでなく、設備の充実したホテルが多数あるのもファミリーに人気のポイント。
セールでは4日間で3万円台のツアーが登場することもあります。ツアー代金がぐっと下がる9月がねらい目。セールは数日前に予告されることが多いので、各旅行会社のメルマガやSNSなどでマメにチェックすると吉。筆者も数社のメルマガを購読していました。一気に届くと比較が大変なこともありますが、安く旅行に行くためなら頑張りますよ~。
グアムは赤ちゃんでも安心して遊べる浅瀬のビーチも多い上、赤ちゃんプールやキッズルームを設けているホテルもたくさんあります。
赤ちゃんが遊べるプールも。
じわじわ人気が出てきているセブ島
直行便があり、4時間から5時間半で行けるのがセブ島。時差は1時間と、実はとても行きやすいビーチリゾートなんです。赤ちゃんを連れての飛行機の乗継は赤ちゃんにとっても両親にとってもあまりおすすめできません。慣れないうちは直行便が必須。現在セブツアーの最安値は、4日間でなんと36,800円から。セールの期間であればさらに安くなることもありますよ。
9月25日出発大人2名と赤ちゃん1名で総額86,820円!確かに10万円を切っている!
セブ島の夏は雨季とはいってもスコール程度で、一日中じめじめと降り続くことはほとんどありません。平均気温も高く肌寒くなることもないので、薄着で南国のリゾートが存分に楽しめるでしょう。海の透明度も高く晴れた日が多いので、サンセットは感動の美しさ。赤ちゃんだけでなく大人も楽しめる人気の南国リゾートです。
ファミリーに人気のJパークアイランドに宿泊するツアーは大人52,800円からなので、残念ながら10万円は超えてしまう。しかし他ホテル宿泊者も遊びに来るほど人気のプールは大人も子供も楽しめるのでおすすめ。
近場のアジアも実はいいんです
赤ちゃんの海外デビューは何もビーチだけではありません。2時間から行ける近さ&1人2万円台から行けるアジアはいかがでしょう。旅費を抑えて2回いくもよし、現地で豪華に過ごすのもよし。赤ちゃんだけでなく大人も楽しめる、タイ、シンガポール、ベトナムなどの東南アジアから、中国、韓国、台湾などの東アジアまで可能性は広がります。
赤ちゃんとの街歩きは難しいと考える方も多いかもしれませんが、地元の人たちは皆赤ちゃんに優しく、とっても居心地がいいんです。
ただし、予定をぎっしり詰めてしまっては赤ちゃんも大人も疲れてしまうので、ホテルでのんびるする時間を」設けるのがおすすめ。物価の安いアジアなら少しホテルのランクを上げても10万円に抑えることが可能です。更に交通の便がよいホテルをチョイスするのがカギ。
▶「アジアで1人5万円以内」のようなざっくりとした検索も可能だ。
シンガポールの巨大植物園『ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ』。日本にはないハデハデなネオンに赤ちゃんもよろこぶかも。
赤ちゃん連れ旅行はビーチ、という先入観をとっぱらって考えれば、アジアも十分に検討の余地があります。アジアの雑踏は想像以上に子育てに疲れた心を癒してくれるでしょう。
格安ツアーでも赤ちゃん連れのポイントはおさえたい
検索してみるとお手頃価格で行ける多数のツアーがあることがわかったものの、やはり大人だけで行く旅行とは違います。最低限抑えておきたい赤ちゃん連れ旅行のポイントをおさらいしてみましょう。
移動時間
やはり初めは長くても3~4時間程度がいいでしょう。そこで問題なければ徐々にその時間を伸ばしていきましょう。1歳になる少し前から何度もヨーロッパに連れて行っている知人もいますが、まずは近場から、が鉄則。
現地での移動手段
ベビーカーの貸し出しがあるか、ベビーカーでも移動しやすいルートがあるかは下調べを。エレベーターやエスカレーターの設置がない、もしくは少ない場所もあるので、小さな赤ちゃんなら抱っこかおんぶがベスト。
まずは日本語が通じる場所へ
赤ちゃんに何かあった時、言葉が通じないととても不安です。海外の場合は、日本語でサービスをしているところがあるか、病気になったときに通訳をしてくれるところがあるかなども調べておいた方がいいでしょう。
海外でもツアーデスクに日本人がいると安心だ。
飛行機ではバシネットをリクエスト
うっかり忘れてしまうこともあるのがこちら。航空券やツアーの予約時にバシネット(飛行機で使える簡易ベビーベッドで、前列の壁に設置されている)を必ずリクエストすること。確約はされないものの、これが使えると親の負担が減るのでとても便利です。
赤ちゃんのグッズが現地で調達できるか
場所によっては、紙オムツや離乳食の現地調達が難しいこともあるため、使い慣れたものを多めに持っていく方がいいですね。実は沖縄の離島に行った際、紙オムツを買う場所が見つからず焦ったことがあります…。
個人的な経験から言うと、大抵はなんとかなってしまうことが多いので、そこまで心配することはありませんが、やはり赤ちゃんと快適な旅をするためには最低限の準備はしたいものです。
【まとめ】赤ちゃん連れの旅行は決して難しくない
赤ちゃん連れ旅行は難しいどころかメリットがたくさん。赤ちゃんの旅行代金はお財布にも嬉しいし、まだ歩き回る前であることから連れて歩く際の心配も少ないです。(ちょろちょろ歩き回ることがないなど…)
さらにうちの子の場合は、お昼寝をよくしてくれたので、その点では楽でした。(ちなみにもう少し大きくなるとなかなか寝ない…)
赤ちゃんと一緒に旅行に行ける時期は本当に一瞬。赤ちゃんだから連れて行っても何も覚えてないのではないか、と懸念される方もいるのですが、この時期の楽しい思い出は心の深くに必ず刻まれるし、海外であれば外国人の子供と接する貴重な機会を得られます。
赤ちゃんの頃から旅行に連れて行っていた周りのお母さんお父さんの話を聞くと、3~4歳よりは0~1歳の方が楽だったという声も割とあったりします。
「モノより思い出」という聞いたことがあるフレーズを今さら使うのもなんですが、小さいうちからどんどん旅行に連れていくことで感受性の高い子に育つと信じていますし、今でもいい思い出として夫婦の話に出てきます。赤ちゃん連れ海外旅行、超おすすめです。