広大なぶどう畑は見学するだけでも価値がある
- 1. 多彩な魅力を持つナパバレー
- 2. ナパバレーのおすすめ時期
- 3. ナパバレーの行き方は?
- 4. ワイナリーの楽しみ方
- 5. 他にもあるワイナリーの楽しみ方
- 6. ナパバレーのワイナリーで迷ったらここ!「オーパス・ワン」
- 7. 景観も楽しめるワイナリー「スターリング・ヴィンヤード」
- 8. ワイナリーめぐりで気を付けたいこと
- 9. 良質ワインが集まるショップ「バウンティー・ハンター」
- 10. 「オックスボウ・パブリック・マーケット」でおみやげをゲット
- 11. 「ワイントレイン」で過ごす優雅なひととき
- 12. ナパバレーのおすすめホテル
- 13. サンフランシスコのおすすめホテル
- 14. ロサンゼルスの人気ワイナリー
- 15. ロサンゼルスのおすすめホテル
多彩な魅力を持つナパバレー
ナパバレーが位置するのは、サンフランシスコから北へ約50kmのところ。
周辺はなだらかな丘に囲まれ、空の広さが印象的です。
ナパバレーは内陸に位置しているため気候が温かく、その分、周辺に比べて育つブドウの種類が豊富。
ワイン造りが盛んなため、ナパバレー=ワイナリーと想像することが多いですが、魅力は他にもあります。
意外に固くて小さいのがワイン用ぶどうの特徴(写真提供:ハシモトライラさん)
アメリカ人も休暇を過ごしに訪れるナパバレー。
ワイナリー以外にも、地元のとれたて食材を腕利きシェフが調理するレストランや、自然豊かな地形を一望できるサイクリングや気球ツアーなど、様々なアクティビティがあります。
特に辺り一帯が夕陽で黄金に照らされる夕暮れ時は、息を呑む美しさです。
ナパバレーのおすすめ時期
ナパバレーのワイナリー巡りは一年を通じて楽しめますが、訪れるなら夏から秋がおすすめ。
夏は日照時間が長く、エリア全体がのどかな空気に包まれます。
気温は高いものの、湿度がなくカラッとした空気なので、意外と過ごしやすいのもカリフォルニアならでは。
秋はナパバレーのワイナリーが一番賑わう季節。
収穫祭や出来たてのワインが飲めるイベントなどが開かれています。
ナパバレーの行き方は?
日本から訪れる場合、サンフランシスコがナパバレーの観光拠点になります。
サンフランシスコからナパバレーへは車で約1時間。
レンタカーでドライブしながら巡るのも楽しいですが、現地発着のオプショナルツアーに申し込みするのもおすすめ。
予約必須のワイナリーなど個人では訪れにくい場所も効率よく巡ることができます。
また、サンフランシスコ市内からVallejo(バレーホ)港行のフェリーに乗って、バレーホ港に到着後は、公共バスまたは民間タクシーでナパバレーまで行くこともできます。
蔵それぞれの個性を見て回るのもワイナリーめぐりの楽しみのひとつ
ワイナリーの楽しみ方
400以上あるナパバレーのワイナリー。ほとんどの場所でテイスティング(試飲)ができるので飲み比べてみましょう。
まずはカウンターへ行き、テイスティングの希望を伝えます。
その時に飲めるワインを教えてもらい(あらかじめボードに書かれている場合も多い)、気になるものを選びます。
先に、甘口(Sweet)、辛口(Dry)の希望を伝えておくと、おすすめを教えてもらえます。
ワイナリーを訪れたら、テイスティングにチャレンジしてみよう
ナパバレーのワイナリーで見る代表的なブドウは、白ワインならシャルドネ、ソーヴィ二オン・ブラン、赤ワインならカベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、ピノ・ノワールなど。
もちろん、他の品種も栽培しているので、これを機会にいろいろ試してみてください。
他にもあるワイナリーの楽しみ方
ナパバレーにあるワイナリーは、どれも皆ユニーク。
モダンな建物だったり、まるでお城のような建物だったり。
時間があればワイナリー周辺を散策してみるのもおすすめです。
どこまでも続くワイン畑の光景は開放感そのもの。
のどかな雰囲気にリフレッシュできれば、さらにワインも味わい深くなるはずです。
ワイナリーによっては、ナパバレーのおみやげや名産も販売していますので、ショッピングも楽しめます。
西海岸は日差しが強め。ワイナリーめぐりは日焼け対策もしっかりと(写真提供:ハシモトライラさん)
ナパバレーのワイナリーで迷ったらここ!「オーパス・ワン」
ナパバレーのどこのワイナリーに行こうか…迷ったらまずは「オーパス・ワン」へ。
日本でも人気で、ナパバレーのワインをさらに有名にさせた立役者です。
カルフォルニアワインらしい力強いフルーティーさとフランス・ボルドー地方で培われた上品さとのバランスが絶妙。
収穫はブドウの糖度を抑えるために夜間に手作業で行うという徹底ぶりにも驚きです。
高級銘柄として知られるオーパスワンは日本でも大人気
2種類のツアーにも事前予約制で参加できます。
どちらのツアーも醸造所内部を見学でき、最後にヴィンテージワインの試飲で締めくくり。
試飲のみの体験もできますが、こちらも事前予約制です。
<オーパス・ワンの基本情報>
住所:7900 St. Helena Highway, Oakville, CA 94562
電話番号:+1-800-292-6787
営業時間:10:00~16:00
休業日:なし
景観も楽しめるワイナリー「スターリング・ヴィンヤード」
ワインの味だけでなく、壮大な景観も魅力なのがナパバレーのワイナリー。
特に「スターリング・ヴィンヤード(Sterling Vineyard)」は、ワイナリーへの移動手段がゴンドラというのも面白いポイントです。
そもそもイギリス人がオープンしたという面白い歴史を持つワイナリーで、カリフォルニアワインの良質な味わいとナパバレーの自然の美しさに惚れたのだとか。
ゴンドラを降りた先に広がるパノラマビューを見れば、きっとその気持ちに賛同してしまうはずです!
日本人にはなかなか想像つかないスケール感のスターリング・ヴィンヤード
試飲は当日受付も可能で、料金にはゴンドラ乗車代とワイナリー見学料も含まれています。
限定ワインを試飲できるツアーもありますが、こちらは事前予約制です。
ナパバレー郊外のワイナリーで約40km離れた場所にありますが、観光ツアーにも組み込まれるほど人気です。
<スターリング・ヴィンヤードの基本情報>
住所:1111 Dunaweal Lane, Calistoga, CA 94515
電話番号:+1-800-726-6136
営業時間:10:00~17:00
休業日:なし
ワイナリーめぐりで気を付けたいこと
ナパバレーにあるワイナリーで行きたい場所があれば、ホームページなどで事前に詳細を確認しておくことをおすすめします。
場所によっては事前予約のみ受け付けているところも。
また試飲する際は、年齢確認を尋ねられることもあるので、その際はパスポートなど身分証明書を提示します。
カルフォルニアの気候は、予想以上に乾燥していることもあるため、サングラスや帽子、日焼け止めは必需品です。
試飲でもワインを何杯も飲めばほろ酔い気分になることもありますので、事前にミネラルウォーターを購入しておくと心強いです。
飲み過ぎに注意! グラス1杯飲んだら必ず水も同量飲んでおこう(写真提供:ハシモトライラさん)
良質ワインが集まるショップ「バウンティー・ハンター」
ナパバレーのワイナリーめぐりを楽しんだら、今度はワインショップも訪れてみましょう。
ナパ中心地にある「バウンティー・ハンター」は、毎年5,000~6,000本ほどテイスティングし、その中の本当に良いものだけを販売するという、こだわりのお店。
お店の壁にはナパバレーはじめ各ワイナリーから集まった選りすぐりのワインがずらりと並んでいます。
店内に併設されたワインバーでは、グラスワインで40種類、ボトルワインだと400種類の銘柄から注文可能。
夕方になると、ワインにぴったりなお肉料理を楽しみに、地元の人びとで賑わう空間になります。
<バウンティー・ハンターの基本情報>
住所:975 First Street, Napa, CA 94559
電話番号:+1-800-943-9463
営業時間:日曜日-木曜日11:00~21:00、金曜日-土曜日 11:00~23:00
休業日:なし
「オックスボウ・パブリック・マーケット」でおみやげをゲット
ナパバレーのさまざまなおみやげが置かれている「オックスボウ・パブリック・マーケット」は、広大な建物にキッチン用品や、チョコレートにオリーブオイルなどの専門店が入っていて、あれもこれもと手に取りたくなるものばかり。
オーガニック製品も豊富なので、おみやげにもぴったりです。
窯で焼かれたピッツァやジェラートなど食べ物屋さんも充実していて、旅行客だけでなく地元の人も訪れる憩いのスポットです。
おみやげ選びも楽しい
<オックスボウ・パブリック・マーケットの基本情報>
住所:610 & 644 First Street, Napa, CA 94559
電話番号:+1-707-226-6529
営業時間:9:00~19:00(店舗によって7:30から21:30までオープン)
休業日:11月第4木曜日、12/25
「ワイントレイン」で過ごす優雅なひととき
ナパバレーには、観光列車も走っています。それがナパバレーに広がるワイナリー間を走る「ワイントレイン」。
アンティーク調の列車は、約3時間かけてナパバレーからセントヘレナを往復します。
乗車中は数々の受賞経験があるシェフ、ケリー・マクドナルドによるカリフォルニア料理とワインが振舞われ、景色を見ながら食事を楽しめます。
車両内から見る風景や車内で楽しむ食事はきっと一生の思い出になるはず
列車は時速30kmとゆっくり走り、車窓からはワイン畑など田園風景を楽しめるのも魅力のひとつ。
展望デッキも自由に散策できるなど、観光客には大人気の観光列車となっています。
ナパバレーのおすすめホテル
ナパバレーはワイナリーの他に、リゾート地という一面もあり、ホテルも数か所あります。
中心地に近いホテル、「リバーテラスイン」ならワイントレインの駅やオックスボウ・パブリック・マーケットも徒歩圏内で便利です。
西海岸らしい、オープンな雰囲気で洗練された外観のリバーテラスイン
- ブティックホテル仕様 COPIA から数分のロケーション.
- リバーテラスイン
- ホテル予約ページ
サンフランシスコのおすすめホテル
ナパバレーへ行く際の拠点となるサンフランシスコに宿泊するなら、「ヒルトン サンフランシスコ ユニオンスクエア」がおすすめ。
ナパバレーワイナリーツアーの集合場所だけでなく、ユニオンスクエアまで徒歩3分という立地も魅力。
時間が限られている旅行者に嬉しいホテルです。
- ユニオンスクエアまで徒歩約3分の好立地デラックスホテル
- ヒルトン サンフランシスコ ユニオンスクエア
- ホテル予約 ページ
ロサンゼルスの人気ワイナリー
同じカリフォルニア州のロサンゼルスもワイナリー巡りができます。
ロサンゼルスから南西へ140km離れた場所にあるテメキュラ(Temecula)。
まだまだ日本では聞かない町の名前ですが、実は数々の賞に輝いたワイナリーが集うエリアです。
片道2時間半の距離なので、ロサンゼルス発のオプショナルツアーでも行く事ができます。
のどかで歴史情緒が感じられるオールドタウンはショップもあり、散策も楽しめます。
LA住民にとっても屈指のレジャースポットとなっているテメキュラ。土日は観光客で大きな賑わいを見せる
- 南カリフォルニアワイナリー巡りツアー
- ~テメキュラワイン紀行~
- ツアー 詳細ページ
ロサンゼルスのおすすめホテル
高層ビルが集まるダウンタウンや華やかなハリウッドなど、ロサンゼルスは泊まるホテルエリアによってまるで異なる雰囲気が感じられます。
せっかくならカリフォルニアらしい輝く太陽と果てしないビーチを満喫できるホテルがおすすめ。
いかにもカリフォルニアらしい、明るい雰囲気のジョージアンホテル
「ジョージアンホテル」は、サンタモニカビーチの目の前に建つホテルで観光客にも人気のホテルです。
淡いブルーの外観が周辺に映え、アールデコ調に整えられたインテリアがおしゃれです。
- おしゃれで人気のホテル
- ジョージアンホテル
- ホテル予約ページ
カリフォルニアワインの代表ともいわれるナパバレー。
人気ワイナリーが集まったエリアは、まるでワインのテーマパークのよう。
丁寧につくられたワインを楽しみつつ、のどかな田園風景に癒される。
ナパバレーのワイナリーは、味と景色にうっとりできる時間を約束してくれることでしょう。