台湾へ観光旅行するときの理由はさまざまで、本場の飲茶を味わいたい人もいれば、故宮博物館を目指す人もいます。
しかし、幻想的な夜を醸し出す九份こそ「台湾へ行く理由になる」というリピーターは数多くいるのです。
そんな九份の「台湾へ行く理由になる」ほどの魅力をご紹介します！
まるで映画のような世界観
あの人気ジブリ映画の舞台になったのではないかと言われている台湾・九份（きゅうふん）。
まるで映画のような世界観を満喫でき、多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
九份は雨の多い地域でもあります。
水に濡れた夜景にその姿が映り込み、光は反射し、それは美しい光景に出会える場合があります。
十分楽しめるように、台湾旅行の際は雨具を必ず持参しましょう。
九份の行き方
九份に行くには直行バスで行くのがおすすめ！
乗り換えなしで迷わず行くことができるのが最大のメリットです。
直行バスは2種類あります。
宿泊するエリアによって使い分けできます。
土日は混み合うので時間に余裕をもってバス停へ行きましょう。
MRT西門駅→九份
乗車時間：約1時間～1時間半◆基隆客運（1062番）
MRT忠孝復興駅→九份
乗車時間：約1時間半～2時間
旅慣れしていなくて現地の公共交通機関を使うのは不安な方にはオプショナルツアーに参加するのがおすすめ！
九份へ直行できるプランはもちろん、台湾の主要観光スポットを効率よくまわることができるプランもあります。
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九份の魅力を満喫できる3つの方法
ところで、九份を訪れたからには映画の中のような幻想的な雰囲気を感じたい方が多いのでは？
九份の魅力を存分に感じられる3つの方法をご紹介します。
1．夕方から夜の時間に訪れる
映画の中のようなノスタルジックな九份に触れてみたい方。
それには時間帯が大切なポイントになってきます。
夕方から夜にかけて、町の明かりが灯りだすとき、この光景を見ることができるのです。
ひとつ、またひとつと明かりが灯る提灯の光景こそ、ノスタルジックの真骨頂ではないでしょうか。
この明かりをくぐって九份の町の中を探索していたら、映画の世界に迷い込んだような気分になります。
2．九份は実はグルメの町！
老舗茶屋「阿妹茶樓（アーメイチャーロウ）」は必ず訪れてほしいスポット。
人気のジブリ映画に出てくる建物のモデルになったのではないかと言われています。
九份の街並みや基隆外港、東シナ海を一望できるテラス席に座れば、飲茶を楽しむだけではなく、その眺望を楽しむことができます。
また、「頼阿婆芋圓（ライアーポゥイーユェン）」も九份でとても人気の高い甘味処です。
ここでは伝統的な台湾の菓子「芋圓（うえん）」を食べることができ、数ある店のなかでもその人気は断トツ。
タロイモの粉を練って茹でたもちもちの食感の団子は直径約2cm。
タロイモだけではなくサツマイモなど4種類の団子があるのですが、一番人気は全種類をミックスした「綜合口味」です。
山盛りの団子だけでもお得感がいっぱいなのに、小豆がトッピングされ練乳をプラスすると大満足な逸品になります。
しかも値段は35元。
もちもちの食感と美味しさ、その値段に大満足なスイーツです。
- ◆頼阿婆芋圓
- 住所：台湾新北市瑞芳区基山街143號
- アクセス：九份老街入口から徒歩約6分
そして、温かいものを食べたいのであれば九份名物「阿雲傅統切仔麺」がおすすめ。
創業50年の老舗が提供する魚団子スープには、新鮮なサメやイカを使った手作り団子がいっぱい。
素材の味がぎゅっと凝縮された団子に染み込んだスープの味は、日本では味わうことのできない濃厚さ。
それでいてすっきりとした口当たりなので、いくらでも食べられそうな気分になってしまうのです。
これを食べなければ九份に行った意味がない、とまで言われる味をぜひ体験してください。
- ◆阿雲傅統切仔麺
- 住所：台湾新北市瑞芳区基山街9-11号
- アクセス：基山街を入ってすぐ
3．金鉱の町だった時代の九份を体験する
映画の舞台になったことをきっかけに台湾の人気観光スポットの一つとして有名になった九份は、かつて金鉱の町として栄えていました。
現在、金鉱山は閉山していますが各所で金鉱の町として栄えていた面影を感じることができます。
上記で紹介した「阿妹茶楼」の階段を降り、すぐ横にある「昇平戯院（ションピンシアター）」は金鉱の町だった時代に作られた映画館。
鉱山事業の衰退と共に1986年に一度閉館しましたが、2011年にリニューアルオープンしました。
館内は無料公開されており、当時のチケットやフィルム、映画のポスターの展示が、レトロな雰囲気を作り上げています。
九份が舞台になった「悲情城市」などの昔の映画の上映が行われており、途中入退場可能なので歩き疲れたら休憩しに訪れるのもおすすめです。
- ◆昇平戯院
- 住所：台湾新北市瑞芳區九份輕便路141號
- アクセス：バス停「九份派出所」から徒歩約10分
時間に余裕がある方は、九份からバスに乗って約10分で行くことができる金瓜石（きんかせき）に訪れてみてはいかがでしょうか。
一番の見どころ、黄金博物館では金鉱採掘の作業風景や採掘道具の展示のほか、巨大金塊に触れたり、砂金取り体験をすることができます。
ほかにも敷地内には日本統治時代に使われていた日本式木造家屋を修復して公開している見学施設があり、日本人とっては懐かしい雰囲気が漂います。
九份はレトロな街並みの中に過去の繁栄が漂う、哀愁と郷愁に癒される不思議な所です。
これに触れたら、九份の旅行をコンプリートしたと言えそうです。
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いかがでしたか？
ノスタルジックな雰囲気漂う九份はインスタ映え間違いなしなので女子旅にもおすすめです！
ぜひ台湾旅行のプランに加えてみてはいかがでしょうか。
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