一生に一度は行ってみたい!見てみたい!旅先のひとつが「オーロラ」
そして、子どものころの夢でもあり憧れでもあるサンタクロースに会える村があるフィンランドについてご紹介します。
フィンランドのオーロラ観賞のおすすめスポットや行き方、「サンタクロース村」など、「心躍る旅」の候補にいかがでしょうか。
一生に一度は見たいフィンランドのオーロラ
一生に一度は見てみたいオーロラ。
フィンランド北部に位置するラップランド地方は、サンタクロース村のある「ロバニエミ」やオーロラの重要拠点でもある「サーリセルカ」のある場所です。
この地域の大半は北極圏(北緯66度33分以北)にあり、サーメと呼ばれる先住民族がトナカイを放牧して生活してきました。ラップランドは季節によってまったく違う景色が広がっています。
夏には太陽が沈まない白夜という現象がみられる一方で、冬には一転して日が昇らず、夜がずっと続く世界に。
冬のイメージが強いオーロラですが、フィンランドの北部では8月末から4月までの間が良く見えるといわれています。
首都ヘルシンキを経由でラップランドへ
日本からフィンランドへは、まず首都ヘルシンキを目指すことになります。現在はフィンランド航空とJALが直行便を運行中。 所要時間は最短で13時間となります。
ロバニエミまでの行き方
ヘルシンキから約825km北に位置するロバニエミまでは、飛行機、寝台列車、長距離バスが運行しています。
飛行機は所要1時間20分、寝台列車は「サンタクロース・エキスプレス」で所要約13時間。寝台車のコンパートメントにはシャワー付きのクラスもあり、食堂車も連結されているので、ゆったりした旅気分を味わえます。
ロバニエミは人口約6万人のこぢんまりとした町。ショッピングやサーメの文化や北極圏の自然を伝える博物館アルクティクムを見物したり、教会を訪ねたりといった楽しみ方があります。
11月から4月までは雪に覆われているため、トナカイや犬によるソリやスノーモービルによるアクティビティを楽しむオプショナルツアーも用意されています。
また、ロバニエミはフィンランド有数のオーロラ観測スポットでもあるため、オーロラが見える9月から3月までは観光客で常ににぎわっています。
▼ロバニエミ発オプショナルツアー
サーリセルカまでの行き方
ヘルシンキから、ロバニエミよりさらに200km北の街、サーリセルカはフィンランドにおけるオーロラ観測の重要拠点。
ヘルシンキから直接サーリセルカへ向かうなら飛行機を利用するのがもっとも一般的でしょう。サーリセルカに最も近いイヴァロ空港までは所要1時間40分で、空港からサーリセルカの市街地までは約25km。こちらも発着にあわせてエアポートバスが出ています。
▼サーリセルカ発オプショナルツアー
サンタクロース村の行き方
本物のサンタさんに会いたい!
子どものころの夢をかなえる地として、ロバニエミのサンタクロース村は世界中に知られるウインターリゾートとなりました。
サンタクロース村へはロバニエミの中心街から約8km。タクシーの他、30分ごとに出発しているバスの利用も可能です。
またロバニエミの空港からは約3kmしか離れていないので、到着の時刻次第では、ロバニエミの町へ向かうより先にサンタクロースに会いに行く方が賢いかも。もちろん、クリスマス時期じゃなくても大丈夫。ここでは一年を通してクリスマスムードに包まれているので、いつでも“本物”に会うことが可能。 事前にサンタクロース村を訪ねるオプショナルツアーに申し込んでおくことをおすすめします!
サンタクロース村とは
サンタクロース村に着いたら、いよいよサンタの家へ。
家の中では有料の記念スタンプを押したり、サンタとのおしゃべりを楽しんだり。
サンタは一人ではなく複数人いて、中にはカタコトの日本語が話せるサンタも。サンタとの撮影は自分のカメラではできませんが、せっかくの対面なのですからここは記念に残しておきましょう。
また、世界中からサンタクロース宛に手紙が届くサンタクロース郵便局から日本へ手紙を出してみるのも、受け取る側にとっては良い贈り物になるかもしれません。
敷地内はレストラン、お土産屋、ホテル、カフェなどが併設されており、暖かい室内で赤をポイント使いしたかわいい室内装飾が楽しめます。
サンタクロース村の中には「Santa Claus Holiday Village」(外部サイト)という名前の宿泊施設もあり泊まることもできます。
サンタクロース村がもっともにぎやかになるのは、11月下旬からのクリスマスシーズン。
とくに12月23日はサンタがプレゼントを届ける旅の出発日となっていて、世界中から観光客が訪れます
フィンランドのおすすめオーロラスポットは?
壮大で神秘的なオーロラは、太陽から放出された粒子が大気圏に入るとき衝突し合って帯電し、さまざまな色の光となる自然現象。ラップランドでは一年のうち約200日もオーロラが観測されています。
ロバニエミ(ROVANIEMI)
ロバニエミは北極圏の入口から南へわずか8kmに位置するラップランド州の州都。
サンタクロースの住む町として有名な観光都市です。
そのため、オーロラ観賞をするには、街の規模が大きく人工光が多いため、オプショナルツアーで郊外にでるのがオススメです。
オーロラ観賞はロバニエミでも可能ですが、せっかく北極圏にまで足を延ばすのですから、ラップランド最北のウインターリゾート、サーリセルカを目指しましょう。
サーリセルカ(SAARISELKA)
ロバニエミからサーリセルカまでは262kmあり、バスで約3時間半。窓からのぞく景色はさらに荘厳さを増し、白銀の世界が広がります。
サーリセルカは徒歩で回れるほど小さな町でありながらもラップランド最北のウィンターリゾート。
オーロラ観賞は明かりが少ない場所を探せば町の中からでも十分に可能です。
確実に見たい!という方は、サーリセルカを含んだオーロラ見物のオプショナルツアーがおすすめです。観測に適したサーリセルカで、ぜひ生涯忘れられない絶景をまぶたに焼き付けましょう。
イナリ(INARI)
イナリは、サーリセルカよりも更に北に位置する街。
森と湖が印象的なイナリは、北緯69度に位置する小さな街で、EU唯一の先住民族サーミ文化の中心地です。
イナリ湖は、フィンランドで3番目に大きく空が開けているためオーロラ観測場所として注目のスポットです。
湖が凍る前には、湖面にオーロラが映る秋ならではの「逆さオーロラ」が観賞できる可能性もあります。
野趣溢れるラップランドのグルメ
トナカイを放牧するラップランドでは、先住民族であるサーメの文化が料理にも色濃く残っています。野趣溢れるトナカイ料理のほか、素材そのものの味を活かした新鮮な魚介類、マッシュポテトも名物。ぜひチャレンジしてみては?
最後に
一生に行ってみたいスポットや体験のひとつを叶える旅にでかけてみませんか?
フィンランドは、そんな想いを叶える旅先のひとつです。
水着を持参して、フィンランド発祥のサウナを体験してみるのもアリ。フィンランドの旅行で疲れた体をきっと癒やしてくれるはず!
さあ、心躍る旅にでかけましょう!
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