セントーサ島のシロソビーチシンガポール政府観光局(STB)は『2023年にシンガポールを旅行先とした国際観光客到着数は、1,200万人から1,400万人に達し、2024年には観光業の完全な回復が見込まれる。』と発表しました。
これは2019年の国際観光客到着数は1,910万人の記録を達成していたことによる試算で、2019年の年間訪日客数3,188万人(JNTO日本政府観光局調べ)と比較すると、シンガポールの国土面積は東京23区とほぼ同程度なので、いかに多くの観光客がシンガポールへ旅行したかが伺えます。
シンガポールには、天空のプールで注目のマリーナ・ベイ・サンズや多民族国家ならではのリトル・インディアやチャイナタウンといった有名な観光地がありますが、忘れてはならないスポットが南端にあるセントーサ島です。
1972年よりシンガポール政府の主導で開発がスタート、今も進化し続けているエンターテインメントアイランドとして人気を博しています。
シンガポール旅行の目玉ともいえる、セントーサ島の魅力をご紹介しましょう。
常に新しいものが生まれる地、セントーサ島
セントーサ・エクスプレス(モノレール)
シンガポールのセントーサ島へは、島の対岸にあるMRTハーバーフロント駅からモノレール(セントーサエクスプレス/Sentosa Express)か、ケーブルカー(マウント・フェーバーライン/Mount Faber Line)を利用する方法がよく知られていますが、ビボ・シティの東側から「セントーサ・ボード・ウォーク」というウッドデッキの歩道を徒歩で渡って入島することもできます。
シンガポールの中心街からはバス(RWS8)やタクシーを使って訪れることも可能です。
この島が進化し続けている理由、それは、新たなエンターテインメント施設ができるのはもちろんのこと、既存の施設もリニューアルを繰り返しているためです。
例えば、1974年に開業したシンガポールで最も古い公共交通シンガポール・ケーブル・カーは、2015年に新たな路線が開通しました。
セントーサ島内のセントーサ・マーライオンがあった場所から、今も残る要塞の跡地「シロソポイント」へ移動できる「セントーサライン」です。
これにより、島内での移動および観光のバリエーションが格段に増えました。
1991年には「アンダーウォーターワールド」という水族館が開業しましたが、こちらは2016年に閉館。
その後、2010年には統合型リゾート「リゾート・ワールド・セントーサ」が開業し、その中には「シー・アクアリウム」という新たな水族館、また「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」や「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」、「リゾート・ワールド・カジノ」といったまったく新しいタイプの施設も開業。
セントーサ島は、シンガポールを訪れる人々を楽しませ続けるために進化し続けているのです。
セントーサ島おすすめのスポット3選
ありとあらゆるエンターテインメントが楽しめるセントーサ島。
シンガポール旅行中にこの島内で遊ぶとなると、何をするべきか迷ってしまいますが、ここでは特におすすめの人気のスポット3つを見ていきましょう。
ユニバーサル・スタジオ・シンガポールで未体験アトラクションに興奮!
まずひとつ目は、セントーサ島中央部に位置し、2010年に開業したテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・シンガポール」。
世界にはアメリカのハリウッドとオーランド、日本の大阪、そしてシンガポールのセントーサ島と、4カ所のユニバーサル・スタジオがあります。
もしかしたら「大阪のユニバーサル・スタジオに行ったことがあるから……」という理由からUSSへ行くことをためらう方がいるかもしれませんが、それでもおすすめする理由があります。
それは、日本には未上陸ながら、世界で認められた人気のアトラクションが体験できること。
具体的には「トランスフォーマー・ザ・ライド: ザ・アルティメット 3Dバトル」と、「リベンジ・オブ・ザ・マミー」は、日本のUSJでは体験できないアトラクションなのです。
乗り物と3Dの映像を組み合わせた「トランスフォーマー・ザ・ライド: ザ・アルティメット 3Dバトル」は、スリリングなアトラクション。
映画「ハムナプトラ」のストーリーを再現した「リベンジ・オブ・ザ・マミー」は、暗闇の中をミイラから逃げるために疾走するローラーコースター。
迫力満点な炎の演出などもあって、日本のUSJとはまたひと味違った興奮と感動を味わえるでしょう。
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壮観!シー・アクアリウム™の巨大水槽
提供:Resort World Sentosa
二つ目は、セントーサ島北部のマリンライフ・パークエリアにある水族館「シー・アクアリウム™」です。
最も人気があるのは、オープンオーシャンと呼ばれる巨大水槽エリア。
海底に潜ったダイバーの視点の再現というコンセプトのもと、高さ8.3m、幅36mの窓から見るイタチザメや巨大エイの姿はまさに圧巻の一言。
また、サメを下から見上げられるシャーク・シーエリアも遊園地のアトラクション並のスリル感を味わえるはず!
セントーサ島を見渡せるケーブルカー
三つ目はシンガポールにおけるセントーサ島の開発が始まった時から稼働しているケーブルカーです。
日本人の場合、どうしても「ケーブルカー」と聞くと、標高の高い山の中腹まで運んでくれるケーブルカーを連想しがちですが、移動手段としても活躍するセントーサ島のケーブルカーは、ロープウェイのこと。
シンガポール島やセントーサ島、シンガポール海峡を通る船を見渡す絶景が広がります。
もしも、時間を合わせられるなら、夕日の時間や日が沈んだ時間の乗車もおすすめ。
ケーブルカーから見る夕焼けや夜景は旅のロマンティックな思い出を作ってくれることでしょう。
ただし、ケーブルカー単独でチケットを購入すると35シンガポールドル(日本円で約3,800円前後)とやや割高なので、シンガポールのオプショナルツアーに組み込まれているものや、他のアクティビティとセットになっているチケットの購入をおすすすめします。
他にも、流れるプールのある「アドベンチャー・コーブ・ウォーターパーク」や、山を滑り降りる「スカイライン・ルージュ」、珍しい蝶に出会える「バタフライ・パーク&昆虫王国」などなど、興味深いスポットが盛りだくさん。
セントーサ島にあるホテル
セントーサ島は、シンガポールのリゾート地のため、ビーチが近いホテルも多く、宿泊中も常にリゾート気分を満喫できます。
大自然と娯楽のエンターテインメントがひしめくセントーサ島を、シンガポール旅行の中心に据えてみてはいかがでしょうか。
【リゾート気分を満喫!ビーチに近いホテル】
- シャングリ ラ ラサ セントーサ シンガポール(Shangri-La Rasa entosa, Singapore)
- シロソビーチリゾート(Siloso Beach Resort)
- カペラ シンガポール(Capella Singapore)
- ソフィテル シンガポール セントーサ リゾート&スパ
(Sofitel Singapore Sentosa Resort & Spa)
【ファミリーにもおすすめ!リゾート・ワールド・セントーサ内のホテル】
- ホテル オラ(Resorts World Sentosa – Hotel Ora)
- ホテルマイケル(Resorts World Sentosa – Hotel Michael)
- エクアリアスホテル(Resorts World Sentosa – Equarius Hotel)
- エクアリアス・ヴィラ(Resorts World Sentosa – Equarius Villas)
- ハードロックホテル(Resorts World Sentosa – Hard Rock Hotel)
- クロックフォード・タワー(Crockfords Tower)
*こちらの記事でも、子どもと一緒に楽しめるシンガポールのホテルを紹介しています♪
シンガポールの勢いそのままに進化を続けるエンターテインメントアイランド「セントーサ島」。
家族旅行にも、カップルでのリゾートバカンスにもぴったりです。
東南アジア・シンガポールの旅行では、魅力あるシティ・リゾートのセントーサ島へLet’s Go!
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