母と娘で旅にでませんか?
折角だからいつもとは違った旅先へ。
母娘ならではの友達同士とは違った楽しみ方ができるはずです!
この記事では、神秘の国サウジアラビアの観光の魅力と、実際に母娘でサウジアラビアに旅行した情報を紹介します。
今回は、まだまだ知られざる国「サウジアラビア」旅行へ母娘旅行としては初の長距離旅行に挑戦!
今回参加したツアー
古代都市アルウラも訪問!サウジアラビア絶景周遊8日間
サウジアラビアってどんな国?
サウジアラビアは、アラビア半島の80%以上を占め、紅海・ペルシア湾に面する場所に位置しています。時差は6時間。日本がサウジアラビアより6時間進んでいます。
2024年7月時点では直行便の就航はありませんが、日本からサウジアラビアへは、アブダビやドバイ、ドーハなどを経由して最短14時間ほど。
中近東やアジアの主要都市を経由するため、あえてもう1ヵ国観光するのもいいですね。
2019年からビザが解禁され、各国からの受け入れをスタートさせたサウジアラビア。
次々に新しいホテルが建設され、何かと話題となっている国の一つです。
世界最大級の石油輸出国で知られている広い国土に、
夕暮れ時にみる広大な赤茶色の砂漠は、神秘的な光景が広がります。
アラビアンな建物や街並みがより一層、非日常空間を演出し、気持ちが高揚します。
またアニメの影響から親日家が多いとか。
開かれたばかりの国で、アラビア人の温かなおもてなしをぜひ体験してみては。
母娘旅行って実際どうなの?
母娘旅行のおすすめポイント
気を使わないでいいし、娘が荷物を持ってくれるので助かりました。
また、いつもは話さないような昔話に花が咲いたのも楽しかったです。
母娘旅行の気になるポイント
サウジアラビアおすすめ観光地
リヤド
サウジアラビアの首都である「リヤド」
リヤドには博物館や史跡など古代を感じる建造物が点在する一方で、近代的な超高層ビルが立ち並び、さまざまな観光スポットがあります。
ディルイーヤのトライフ地区
かつてのサウジアラビア王国の首都が「ディルイーヤ」です。2010年に「ディルイーヤのトライフ地区」として世界文化遺産に登録された建築遺跡で、リヤドの北西郊外に位置し、リヤドのダウンタウンからは車で15分ほどで訪れることができます。
サアド・ビン・サウード宮殿、サルワ宮殿など、要所にみられる繊細なつくりや技術に驚かされるとともに、写真映えする非日常空間に心躍ります。
お洒落なカフェやレストランが立ち並ぶブジャイリ・テラスもあり、ライトアップされた宮殿を見学した後に、立ち寄るのもおすすめです。
キングダムセンター
サウジアラビアで最も高い建物の一つ「キングダム・センター」。
高さは302mあり、モダンでオリジナリティのある高層ビルは、ショッピングモール・ホテル・オフィス・高級マンションなどで構成されています。
タワーの最上階99階には、リヤドの市街地を一望できる展望台があり、特に夕方~夜の時間帯の眺望はおすすめ。
リヤドで是非訪れたいスポットの1つです。
キング・アブドゥラー経済特別区
2005~2015年にサウジアラビアを統治したアブドゥラー国王にちなんで名付けられた金融ハブです。60以上のタワーで構成されておりショッピングセンター、レストラン、スポーツ施設など、さまざまなスポットがあります。
タイバ・マーケット
リヤドで最も古い市場の一つが「タイバ・マーケット」
アラブ諸国の女性の伝統衣装「アバヤ」などの衣料店や、金を販売するお店が数多くあり、現地の方々にも観光客にも人気の市場です。屋台もあり、爽やかなドリンク、前菜、人気の料理を楽しむこともできます。
アルファイサリア・タワー
アルファイサリア・タワーは王国で最初に作られた高層ビルであり、中にホテルや高級レストランなどのさまざまな施設があります。
マスマク城
首都リヤドの旧市街地の中心にそびえ立つマスマク城は、19世紀半ばに粘土と日干しレンガで造られたお城で、アラビア語で「厚い壁」という意味があります。
1938年まで王宮として使われていましたが、現在は、博物館として公開されています。
歴史的な意味に加えて、サウジアラビアの当時の建築を見学できる観光スポットです。
サウジアラビア国立博物館
人類の始まりからスタートして現在までのサウジアラビアを紹介する2階建てのサウジアラビア国立博物館は、8つのセクションに分かれており、サウジアラビアで発見されたさまざまな遺物も展示されています。緻密に造形されたイスラム教の二大聖地の模型は、サウジアラビア国立博物館の見どころの一つとなっています。
アルウラ
ユネスコの世界遺産に登録されているヘグラ遺跡やダダンの古代都市など、サウジアラビア遺跡観光の拠点の一つアルウラ。壮大な岩層に囲まれたアルウラの遺跡は、冒険心をくすぐるスポットであるとともに、注目のフォトスポットでもあります。
ヘグラの考古遺跡(マダイン・サーレ)
ヘグラの考古遺跡は、サウジアラビアの北西にあるサウジアラビア初の世界遺産です。
紀元前1世紀~紀元後1世紀にかけて栄えたナバテア人が住んでいた古代都市であり、ペトラ遺跡に次ぐ規模を誇ります。
100基以上の墓石群から保存状態の良い5基が見学でき、さらなる発掘も進んでいます。
政治会議などの集まりのための重要な部屋であったと信じられている「ジャバル イスリブ」や、「女性の宮殿」という意味の墳墓「ジャバル・アル・バナト」とヘグラ最大の墳墓「クザの息子リヒャンの墓」などを見学できます。
エレファント・ロック
アルウラ近郊にある巨大な象の形をした「エレファント・ロック」
写真映えすることから、特にSNSなどで注目されています。
何百万年もの間、風と水の自然の力によって浸食され、今なお形作られ続けている未完成な建造物。
砂漠の中にそびえ立つ神秘的な自然の建造物を写真に収めたくなります。
メディナ
預言者ムハンマドの墓廟があり、メッカに次ぐイスラム教の第2の聖地である「メディナ」
イスラム教徒以外立ち入ることのできなかったメディナですが、2022年より観光客の受け入れが始まりました。
メディナには素晴らしいモスクがあり、宗教都市として、そして厳かな聖地としての見どころに溢れています。
美しくライトアップされる夜のモスクは必見!高級デーツの生産地としても有名です。
預言者のモスク
メッカの聖モスクに次いで重要なモスクとされています。
622年、預言者ムハンマドがメディナへ移住した場所であり、現在は預言者ムハンマドの霊廟でもあります。
現在の10本のミナレット(塔)があるモスクは1995年に建てられました。
イスラム教徒以外は中には入れませんが、純白の外壁のモスクは、天気のいい日には青空とのコントラストが美しく見る者を魅了します。
今ではモスクの象徴の一つになっている開閉式の日除は、強い日差しから巡礼者を守るために特注されているとか。
クバーモスク
預言者ムハンマドがメディナへ移住した時に造られた、イスラム教最古のモスクです。
イスラム教徒にとっては誰でも知っているほど有名な存在で、メディナの中で「預言者のモスク」に次いで大きく重要なモスクといわれています。
純白のドーム屋根、華麗で美しい外観、壮大な4本のミナレットは荘厳な建造物に目を奪われます。
サウジアラビア国内でも珍しいホテル:ルメリディアン・メディナ!
ルメリディアン・メディナはホテル内に美しいモスクがあることとロビーの壁にコラーン(イスラム教の聖典)の一部がポスターのように飾られてあることでサウジアラビア国内でもとても珍しいホテルです。メディナに宿泊することでイスラム教徒が巡礼に訪れる聖地のホテルならではの独特な雰囲気を味わうことができます。
ジェッダ
2大聖地である「メッカ」と「メディナ」の玄関口としても知られるサウジアラビア第2の都市・ジェッダ。
文化交流がなされ発展してきた港は、”ジェッダ・コーニッシュ”と呼ばれるリゾート地として公園や遊歩道が整備され、海辺の街らしい穏やかな雰囲気が魅力の街です。旧市街は、シンボルとなる狭い路地、カラフルな建築の歴史的建造物とその木製の窓が街の雰囲気をつくりだします。かわいいお家やオシャレなアートが点在する写真映えスポットにあふれる人気エリア。カメラ片手にのんびり散策してみてはいかがでしょうか。
ジェッダ歴史地区(アルバラド)
「アルバラド」はジェッダの古代の港の中心地となった場所。シンボルとなるのは、狭い路地、カラフルな建築の歴史的建造物とその木製の窓です。海に近く湿気の多いジェッダでも過ごしやすくするために、ロシャンと呼ばれる木造の出窓は、遮光や暑さを和らげ、サンゴ石である「マンガビ」を使うことで夏は断熱、冬は保温という効能を活かした独特の建築技術が評価され、2014年に世界遺産に登録されました。
アラウィー・スーク
アラウィー・スークは、旧市街のアル・バラドにあり、ジェッダの中で最古のスークの一つです。外出の時に全身を覆うロングコート風の衣装アバヤや、豪華な金のジュエリーやスパイスなどが販売されています。夕方から営業がはじまる店が多く、賑やかになってきます。
コーニッシュ
ジェッダの紅海沿岸に位置する街の沿岸部は開発が進み、“ジェッダコーニッシュ”としてリゾートエリアが賑わいを見せています。レストラン、カフェ、ホテル、公園がたくさんあり、ファハド王の噴水の噴水があることでも知られています。
おすすめは夕暮れ時です。海に沈む夕陽を背景に噴水もオレンジ色に染まるので幻想的な雰囲気になります。
ファハド王の噴水
ジェッダのランドマークの一つ、ファハド王の噴水は、ジェットエンジンで吹き上げる312mの世界最大の噴水です。飛行機と同じエンジンを使って噴水をつくる発想に驚きます。日中の噴水も十分美しいのですが、夕暮れ時の噴水は、ピンクにオレンジなど幻想的な色が混じり合い、そのコントラストが美しく最もSNS映えします。近くにカフェがたくさんあるので、コーヒーを片手に撮影のベストタイムを待つのがおすすめです。
タイバット博物館
美しいジェッダの伝統建築が目印のタイバット博物館。館内は300もの部屋に分かれており、部屋ごとに再現されたサウジアラビア各地の生活洋式や郷土文化、イスラム文化、美術が展示され、見応えがあります。
フローティングモスク
潮風がふく海辺の爽やかな雰囲気のベイエリアに位置するフローティングモスク。周辺は綺麗に整備されており、人気の散歩コースにもなっています。まるで海中に浮かぶように建てられたフローティングモスクはジェッダで最も訪問者の多いモスクの一つです。真っ白に塗られた外壁と淡いパステルブルーの屋根、そして海の青さのコントラストが美しいモスクは、古代と現代のイスラム建築を組み合わせたものです。
かわいらしいモスクは、おもわず写真に収めたくなってしまいます!
サウジアラビア旅行はどうだった?
サウジアラビアのおすすめポイント
日本とは全く違う環境で、普段経験できないことを、親子で経験することにより絆が深まった気がします。
例えば、2人共初めて「砂漠」を訪れたため、砂漠の中でのティータイムは、非日常感が味わえて思い出となりました。また、イスラム教の神聖な場所に行けたことで、宗教やサウジアラビアの歴史について2人の会話が盛り上がりました。
まだまだ日本では情報がないところですが、友人親子にもお勧めしたい旅先です。
サウジアラビアの気になるポイント
トイレはイスラム式の場合、日本の和式トイレのような感じです。
都市部やホテルでは洋式のトイレですが地方に行くとイスラム式が増えます。
現在はサウジアラビアへの直行便がなく、ドバイやドーハ、イスタンブールなどを経由して訪れることがほとんどです。
乗り継ぎは必要ですが、空港体験でもう1カ国行けると思ったら少し楽しくなりませんか?
同じイスラム教といっても国によって異なる服装や風習があるので、是非その違いも楽しんでみてください!
さいごに
2019年からビザが解禁されたばかりのサウジアラビア。まだ情報が少ないこともあり、未知で神秘のの国とされていますが、広大な国土の中には高層ビルの並ぶ都市、広大な砂漠に遺跡、美しい海やリゾートなど、サウジアラビアならでは魅力が詰まっています。
開かれたばかりの国へ、冒険心を刺激する旅にでかけてみませんか。
▼サウジアラビア旅行をお探しの方はこちら