フィンランド式サウナを体験!本場フィンランドでのサウナの楽しみ方

フィンランド式サウナを体験!本場フィンランドでのサウナの楽しみ方

フィンランドサウナでリラックス
日本でもなじみ深い「SAUNA(サウナ)」という単語は、世界で最も知られている「フィンランド語」ということをご存じですか?
サウナはフィンランド発祥で2020年12月にユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録され、フィンランド人の生活の一部に深く根づいています。
この記事では、本場フィンランドで体験できるサウナに関して解説します。

Kさん今回聞いた人:WEB担当 Kさん
多い時は年に7回海外に行っていた、海外好き社員。最近は大自然の中でどっぷり癒されたいお年頃。
次行きたい旅行先:南米(マチュピチュ・ウユニ塩湖)
旅行して何したい?:大自然に圧倒されたい、絶景写真を撮りたい、現地のおいしいごはんが食べたい、知らない人とも現地で仲良くなりたい

フィンランドのサウナ文化

フィンランドの夏至の日の前の夜
ヨーロッパの玄関口フィンランドのヘルシンキまでは、日本からは直行便で平均約13時間。
ヘルシンキに向かう直行便は、現在JALとフィンエアーの2社があり、東京(羽田・成田空港)、大阪(関空)から就航しています。
多くの便がヘルシンキに早朝着なので、そのままヘルシンキ観光に繰り出したり、乗り継いで他のヨーロッパ都市へ同日に向かったりと時間を有意義に活用できます。

北極圏近くに位置するエリアでは、夏には太陽が一日中沈まない白夜の時期があったり、反対に冬には冬の日照時間が少なく長く厳しい寒さが続くなど、フィンランドの極端な季節変化の中、体内リズムを自分でコントロールするのは難しいものです。
そんなフィンランドでは、心身ともに健康効果の期待できるサウナが必要不可欠なものとして生活に根付いています。

そのためフィンランドのサウナ文化は、日本以上に身近です。
自宅にサウナが設置されていたり、ホテルの部屋もサウナ付きだったり!なんと人口555万人に対し、サウナの数は200~300万個あるともいわれています。

フィンランド人にとってサウナとはリラックスの場だけでなく、社交・団らんの場でもあり、自分らしい時間をすごせる大切な場所でもあります。
そんなフィンランドで本場のサウナを体験し、フィンランド流の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

フィンランド式サウナの種類と楽しみ方

フィンランドサウナの楽しみ方
フィンランドのサウナ文化は想像以上に身近にあり、日本人にとってのお風呂と同じような感覚です。
自宅にサウナがあったり、ホテルはサウナ施設付きだったり、グレードによってはサウナ付きのお部屋もあります。
ホテルのサウナ施設は時間で貸切にできたり、男性と女性の時間が決まっていたりして、混浴が心配な人も安心して利用できます。
※サウナ付きかどうかは宿泊するホテルによって異なりますので事前に確認が必要です。

ロウリュウサウナ

日本でもよく見られるロウリュウサウナ。
熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させます。湿度があがることで体感温度も一気に上がり、発汗作用が促されます。

スモークサウナ

スモークサウナとは、煙突がない小屋を薪で温めた熱のサウナです。
とはいえ、薪を燃やしている状態のスモークサウナには、入室することができません。
サウナ室が十分に暖かくなるまでには、何時間も断続的に新しい薪をくべる必要があります。
また、煙突代わりに壁の隅などに開けられた小さな通気口からすべての煙を、逃がしきる必要もあります。
そんな手間暇かけたスモークサウナでは、燻された独特の香りを楽しむことができます。
日本ではあまりないサウナなので、フィンランドに行ったら是非試してみてください。

KさんKさん
他にも、観覧車の1つがサウナになっていて、景色を楽しみながらサウナに入れたり、ガラス張りでオーロラを見ながら楽しめるサウナなど、個性あふれるサウナがたくさんあります。フィンランドに行く前に気になるサウナを是非チェックしてみてください。

フィンランドサウナの入り方

フィンランドサウナの入り方
フィンランドの公衆サウナは日本のサウナに比べるととても自由です。
みんなリラックスして、おしゃべりを楽しみます。細かい決まりはありませんが、出発前に覚えておけば安心のマナーを紹介します。

①シャワーを浴びる
施設にはシャワーブースが併設されていますので、必ず浴びてから入りましょう。②サウナシートを取る
使い捨てのサウナシートや木の板、タオルタイプなど様々。
衛生面でも必要ですが、座る場所が熱くなっていたり、スモークサウナでうっかり直に座ってお尻が真っ黒になる場合もあるので、必ず使いましょう。

③サウナ入る
いよいよサウナです。
身体の芯から温まります。深呼吸したり、サウナの雰囲気を楽しみながら発汗作用を促しましょう。
施設によっては、海や湖、オーロラが見えるサウナや、観覧車サウナなどもあります。景色を楽しみながらサウナに入れるのも素敵ですね

④追加でお湯をかけてさらに熱くする
熱い石に水をかけるロウリュウによるスチームやスモークサウナでさらに熱々になります。
自分の無理ない範囲で楽しみましょう。
※バケツの近くにいる人(だいたい入口付近)や水を出すスイッチの近くにいる人が水を足す担当です。

⑤外に出て冷やす
外気浴で熱を冷ますのが一般的ですが、プールやジャグジー、湖や雪に飛び込むこともあります。

⑥何度か繰り返す
③~⑤を何度か繰り返します。

⑦シャワーで汗を流す
シャワーで汗を流して、髪の毛や身体も洗い流しましょう。サウナ後は乾燥しやすくなっているので、ここで保湿するのがおすすめです。

⑧水分をとる
流した分、水分はきちんととりましょう

おすすめのサウナ

フィンランドAllas Sea Pool
Allas Sea Pool

到着後のサウナ

KさんKさん
体験して意外とよかったのが到着後サウナ。
早朝到着後にそのままサウナに入ることで、長時間フライトでむくんだ足や身体がすっきりします。
サウナからあがって、ちょうどお腹が空く頃なので街中のカフェで朝食を!
旅の初日に充実したスタートを切れます。
到着後のリセットサウナ、おすすめです。

ヘルシンキにある早朝から営業しているサウナで、到着後に行くならおすすめなのが「Allas Sea Pool」
地元市民の方も朝から水泳を楽しんだりくつろいだりする憩い場となっています。
目の前が海でサウナに大きい窓が付いており、船が行き来する様子を眺めながらゆっくりサウナに入ることができます。

サウナは男女別と男女混合があり、プールも海水プールと普通のプールがあります。

地元の人でにぎわう公衆サウナ

公衆サウナ「ラウハニエミ」
ラウハニエミ

フィンランドらしい自然を感じられる公衆サウナ「ラウハニエミ」
世界サウナ・キャピタル(サウナの首都)とよばれるタンペレの湖畔沿いにあり、目の前にはちょっとしたビーチとサウナのある人気スポットです。
大小2つのサウナ部屋で汗をかいた後は、夏は目の前にあるスロープから湖へダイブ、冬は凍った湖に穴(アヴァント)を開けて一気にクールダウン。
みんな躊躇なく飛び込んでいきます。

公衆サウナ
ラウハニエミ
KさんKさん
サウナから絶えず人が出てきて、並んで湖に向かい、また戻ってきてと繰り返しているうちに、なんとなく一体感を味わえます。

湖のほとりの本格スモークサウナ

スモークサウナ
ニエミ-カペエ

タンペレから車で約1時間、ナシ湖の湖畔に建つコテージ風のサウナ施設「ニエミ-カペエ」。
ここでは本格的なスモークサウナを体験することができます。

街の喧騒から離れた施設は、自然に囲まれて静けさが心地いい空間です。
巨大な石造りのストーブには約4,500kgもの石が使われており、6時間ほどかけてサウナを温めます。
サウナコテージ内の暗闇で燻されながら独特の香りに包まれていると、いつの間にか時間を忘れてしまいます。
サウナで熱くなった体は、ナシ湖で泳いでクールダウンすることもできます。
また薪式サウナや電子式サウナも併設されています。

KさんKさん
サウナの後は、オーナーが自分で建てたというこだわりのコテージで食事をとったり、水分補給したり。とても落ち着く空間でサウナ後にゆったりと休めます。

フィンランドサウナの持ち物

フィンランドサウナ持ち物
サウナデビューをする人必見のフィンランドのサウナで必要な持ち物リストです。
もちろん、自分のこだわりアイテムがあれば持っていきましょう。

必須アイテム

・水着
男女共用サウナの場合は水着必須です。
サウナ巡りをするなら、何着か持って行ってもいいかもしれません。
サウナの中では装飾が非常に熱くなるので、金属類がついていない水着をおすすめします。

・ヘアゴム
女性は髪の毛が熱くなるので、長い髪の毛をまとめるヘアゴム必須です。
金属の髪留めは熱くなるのでNGです。

・サンダル
海や湖のほとりにある施設やプールが併設されている場合もあるので、サウナから移動する用に一足持っていくと便利です。

・濡れた水着などを入れるビニール袋
サウナでシャワーを浴びた後に、脱いだ水着やタオルを入れるのに持っていきましょう。

あったらいいかも

・バスタオル
大きめなタオルはレンタルがある場合があります。
気になる人や小さめタオルが欲しい人はマイタオルを持っていきましょう。

・水など飲み物
現地調達でOK。事前にスーパーなどで確保しておくといいでしょう。

・保湿クリームやオイルなどスキンケアグッズ
サウナは高温で乾燥するので、髪の毛や肌の保湿などのスキンケアグッズがあるといいでしょう。

・大きめのバック
小さくたためるエコバッグやバックパックなどでも全然OKです、タオルや濡れた水着や飲み物などが入るくらいの大きめバックを用意しておきましょう。

せっかくフィンランドに来たらやってみたいこと

フィンランドサウナでやってみたいこと
クールダウンは通常外気浴が主ですが、施設によってはプールやジャグジーが付いていたり、自然の湖や雪に飛び込んで身体を一気に冷やすことも!
普段日本では水風呂に入れない人や足までしか浸かれない人も、大自然に思い切ってダイブしてみてはいかがでしょうか。

とはいえ、自身の健康状態や体調を優先に無理なく楽しむのが一番のポイントです。

さいごに

フィンランドのオーロラとサウナ
本場フィンランドでのサウナ体験、いかがでしたでしょうか?
フィンランドは大自然豊かで、北極圏にも近い地域は夜にオーロラが見られます。
大自然の神秘を感じるオーロラを見た後は、冷えた身体をサウナで温める。フィンランドで大自然を感じながら、心も身体もリフレッシュしてみてください。

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投稿日:2024.06.12

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