ハネムーンとは？
ハネムーンの由来は諸説ありますが、英語の「honey（はちみつ）」＋「moon（月）」が語源と言われています。「蜜のように甘い時期」といった意味からこのように言われているとか。
一般的には、結婚式の後に行く旅行をハネムーンと呼ぶことが多く、「新婚旅行」と同じ用途で使われ、結婚後夫婦で初めて行く特別な旅行のことを指します。
普段の旅行より長めの日程だったり、日頃なかなか手の届かない高級ホテルに滞在したり、行きたかった憧れの場所を選んだりと、ゆっくりできる旅先や非日常的な旅先が人気です
ハネムーンの決め方
漠然と「ハネムーンには行きたい！」と思う方は多いと思いますが、実際にその行先をどうやって決めるのだろう。と悩む方も多いのでは。
ここでは、ポイントを３つに絞って、ハネムーンの決め方をご紹介します。
予算で決める
目的で決める
日数で決める
ハネムーンに行くためには、仕事など何かとスケジュールの調整が必要です。
時期により長めにとれる方もいれば、数日しか都合がつかない方もいるはず。
まずは、ハネムーンに何日間確保できるかを確認する必要があります。
旅行日数により、ある程度旅先を決めることができます。
旅行日数別、ハネムーン人気渡航先
●2～4日間
韓国、台湾、グアム
時差がほとんどなく、日本から2時間～3時間半ほどのフライトで手軽に行けるため、長いお休みが取れないハネムーンの方におすすめです。韓国には、港町として有名な釜山（プサン）や韓国のハワイといわれる済州島（チェジュトウ）などには、素敵なホテルもありますよ。台湾では、台北から少し足を延ばして新幹線で周遊してみたり、温泉巡りをしてみたりといつもと違う過ごし方がおすすめ。また、近場の海外リゾートとして人気のグアムでは、お気に入りのホテルでのんびり過ごしたり、ビーチでアクティブに過ごしたりとリゾート気分を満喫できます。
●5日〜7日間
ハワイ、アメリカ、シンガポール、マレーシアリゾート、バリ島、タイリゾート、オーストラリア（ケアンズ）、モルディブ、ドバイ
日本からの飛行時間は6～８時間のエリア。ハワイ・アメリカ以外は時差も1～５時間程度なので、体にも優しいエリア。
リゾートエリアには、ラグジュアリーなホテルが多く、ヴィラや水
目的によっては、訪れる時期のシーズンを確認するのも旅の満足度を高めるポイントです。
●8日～14日
ヨーロッパ周遊、アメリカ・カナダ周遊、南米、アフリカ
日本からの飛行時間は10時間～20時間。目的地により、直行便がない地域に行く場合には乗り継ぎの時間によって、大きく飛行時間が変わります。
長期でお休みをとれる方に人気なのが、イタリア、スペイン、フランスなどのヨーロッパ。世界遺産を巡ったり、リゾート地でゆっくり過ごしたりと目的はさまざま。その他、南米やアフリカなど長期休暇でしか行けない場所に行く方もいらっしゃいます。
長期の休みが取れて飛行時間が長いエリアに行く場合にも、時間を有効に使うことは重要です。
効率的に主要な観光スポットを訪れたい場合には、添乗員同行のツアーに参加するのもおすす。ツアーによっては、自由時間があったり、ハネムーン特典などもあるため、うまく利用してみては。
他にも、結婚式の準備など何かと忙しい方や、旅慣れていない方など、旅の日程を決めるのが難しいという方にも、添乗員同行のツアーはおすすめです。添乗員や現地係員がいるため、余計な不安や心配も減りスムーズな旅行になります。
また、ハネムーンに仕事を持ち込みたくはないですが、目的地を優先するために、今時はワーケーションという手段がとれる方もいるのでは。
予算で決める
結婚式や、新婚生活の準備など、結婚前後は何かとお金がかかる時期。
限られた予算の中で、後悔しないハネムーンにするためにも、優先順位を決めることが重要です。
旅行の予算の要素は大きく分けて、4つあります。
自分たちにとって、何が重要かを決めた上でプランをたてると、比較的スムーズに決めることができます。
ここに行きたい！と明確な目的があれば、ホテルのグレードより目的地に行きやすいホテルに宿泊したり、豪華なお食事だけを楽しむのではなく、地元ならではにこだわった食事を選ぶことで、予算にメリハリをつけることができます。
飛行機
航空券代金に加えて燃油サーチャージも加算されるため、飛行距離によって、予算は変わります。
予算をおさえたい場合には、近場を選ぶ、または航空会社をLCCにしたり、
旅のはじまりとなる飛行機。特に長距離路線では、機内での過ごし方も重要です。
移動中の時間もくつろぎながらテンションをあげるために、ビジネスクラスなどにランクアップするなど、何を優先するかで選択肢も変わります。
ホテル
特にビーチやリゾート地などは、ホテルのクオリティも旅の満足度を大きく左右します。
ホテルでゆっくり過ごしたい方や、リゾート地でのんびりしたい方は、ホテルのグレードをあげることで、プールや設備、お食事やサービスなどのクオリティがあがり、快適に過ごせます。
シティなどを周遊する場合などには、ホテルランクより駅の近くの立地を選ぶなど、目的にあわせて選択しましょう。
食事
旅の醍醐味の一つに食があります。
旅の目的が食事という方も非常に多く、その土地ならではのお料理や人気のお店での食事を楽しみに出掛けます。
食べ歩きや、レストランでのコース料理、せっかくのお休みなので、お酒もすすむかもしれませんね！
とはいえ、毎日外食では胃がもたれたり、出費もかさみます。
日本から食べ慣れたものを持ち込んだり（国によって持ち込み制限があるので注意が必要。）外で買い出しして、お部屋で食事を楽しむことで、節約にもつながります。
また、同じ場所に長期滞在する場合には、キッチンがついたコンドミニアムタイプのホテルやお部屋を選ぶのもおすすめです。
滞在プラン
リゾート地やホテルでゆっくり過ごしたい方や、とにかく巡りたい方など、人により滞在プランもさまざまです。
予算はかさみますが、添乗員付きのツアーに参加したり、現地のオプショナルツアーなどに参加すると、ホテルまでの送迎が付いていたり、効率的に過ごせたりと何かとサポートがあるため、安心して過ごせます。
自分たちで目的地を周遊したり、移動すると「旅をしてる実感」をより感じるでしょう。慣れない土地でちょっとしたハプニングに見舞われても、二人で乗り越えることで、より深い思い出として記憶に残ることも。
目的で決める
ハネムーンの王道ハワイがいい
「ビーチ」「ショッピング」「自然」「安心」のキーワードがそろったハワイ。
ハネムーナーからは、絶大な人気のリゾート地です。
すべての要素がそろうハワイは、海外旅行初心者～上級者まで満足できる選択肢があります。
日本から便数が多く行きやすいことも、選ばれる理由の一つです。
滞在プランもリゾートをゆったりと楽しみたい方から、星空やハイキング、そしてハワイ島などの他島へのトリップなどハワイの自然をアクティブに満喫したい方まで、幅広いニーズに応えられるリゾート地。
迷ったら、ハワイを選ぶのが正解。
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モルディブ、タヒチなどハネムーナーとして憧れの旅先に行きたい！
数々のラグジュアリーホテルや、水上コテージなどゆったりと2人だけの時間を過ごすにはおすすめの場所。
選択するリゾート地によっては、水上飛行機での上陸など非日常の景色と体験を堪能できます。
ハネムーナーむけの、フォトプランなどリゾートならではの、美しい景色と輝かしい2人を写真におさめてみては。
またモルディブに行く場合は、アジアや中東など経由地とを周遊するのもおすすめです。
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お互いの趣味や興味のある場所に行きたい！
本場のサッカー観戦やミュージカル鑑賞、訪れたかった世界遺産、美術館、登ってみたい山など、お互いに好きなものを共有しあう旅にするのも、おすすめ。
新しい発見や、パートナーの新たな一面をみられたりと、新鮮な気持ちになることも。
自然溢れる絶景を見たい！
北欧やカナダのオーロラや、スイス・ユングフラウヨッホの山々、ニュージーランドの星空、ボリビアのウユニ塩湖など、世界には絶景とよばれる美しい景色がたくさんあります。
二人でリアルな絶景を眺め、素敵な景色を心にやきつけてみては。
世界遺産を訪れたい！
世界自然遺産の多いアメリカ西海岸やオーストラリア、南米ペルーのマチュピチュなども人気です。
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ハネムーンを決める上での注意点
中には、長い時間を2人で過ごすのが初めての方もいるのでは。
どちらかの意見に偏りすぎたり、予算や優先順位で意見がまとまらないことも。
そんな時には深呼吸して、相手の笑顔を思い出して、旅先でその笑顔を見るためにも、一歩引くことも大切です。
お互への思いやりと、心躍る気持ちあれば、旅先でのハプニングやアクシデントも乗り越えられるはず。
そして、2人にとって深く思い出に残る旅になるでしょう。
さいごに
ハネムーンを決める参考になりましたか？
その他、ハネムーンに行ける時期にベストシーズンな旅行先で決めるのもおすすめです。
スケジュールや予算の調整など、大変に感じることもありますが、こだわりや、目的を明確にしていくと、より思い出のつまった旅になるはず。いずれにせよ、どこへ出掛けても二人で訪れる場所は、素敵な思い出になります。
ハネムーンが、心躍る旅になりますように。
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