知っておくと安心!ホテルで使える英会話
この記事では海外ホテルにおいて、予約の確認や宿泊する際に使える簡単な英会話をシーン別にご紹介します。
旅行者 レセプション
「オーバーブッキング」と言われたら
譲れない条件をまずは交渉しよう
(申し訳ありません。オーバーブッキングでお部屋がご用意できません。)
(1室もないのですか?)
(はい。代わりに別のホテルを手配いたします。)
(今回予約していた【バスタブありで、ツインベッド】で探していただけますでしょうか)
※譲れない条件に順列をつけておくと、スムーズに交渉ができます。
(Aホテルに部屋がありました。)
(ここから近いですか?地下鉄の最寄り駅はどこになりますか?ホテルから、最寄駅まで何分ですか?)
(タクシーで10分ほどです。地下鉄はA駅が最寄で。ホテルから5分です。)
(なるほど、移動費は負担してもらえますか?)
(はい、領収書を明日ここへお持ちいただけますか。)
(わかりました。明日にはここに戻れますか?)
(いいえ、Aホテルに5泊となります。)
(仕方ないですね…。ではよろしく。)
立替払いの精算
(昨日、オーバーブッキングで変更になったホテルまでのタクシー代です。(レシートを見せて)かかった費用の払い戻しをお願いします。)
(昨日ですね。お名前を伺えますか?)
知っておこう!海外ホテルの常識
【豆知識】予約したのに、なぜ「オーバーブッキング」になるの?
ホテル側は、利用者の様々な急な事態(キャンセル・部屋変更・延泊・予約なしの来訪、等)に備え、過去の実績から算出した『部屋数よりも多くの予約』を受けています。
部屋割りは予約の段階では大まかでしかなく、実際に決定するのはチェックイン順です。
そのため、満室の前後でブレが生じ、まれに、オーバーブッキングと呼ばれる事態が発生します。
これは海外では特殊な例ではなく、ホテルだけを予約した場合の「旅行条件書」の「旅程保証」中でも触れており、ホテル側も「代わりのホテル」を提案して、通常、追加の費用や「泊まるところがなくなる」事態は発生しません。
ただし、提案を全部断るとまさに「海外で宿無し」の事態にならないとも言い切れません。ここは「交渉」あるのみです。
ちなみに、このオーバーブッキング(オーバーブック)を回避するためには、事前にリコンファーム(予約確認)すること、また、早めにチェックインすることです。
「どうしてもこのホテルに泊まりたい」という熱意が伝わっても、全室チェックイン済ではどうにもなりません。
【豆知識】予約取り消し?
18時以降になると、海外のホテルは「予約取り消し」にされることがあります。
連絡が無く不確実な予約よりも目の前にいるお客様のリクエストに対応するためです。
「連絡なしでキャンセル」と理解されないように、到着が遅れる場合は、必ずリコンファームの電話を入れておきましょう。
用語の説明
【用語】「オーバーブッキング(Over booking)」とは?
オーバーブッキング、オーバーブック、は、日本で言うところの「ダブルブッキング」です。
主に、海外の航空機の座席予約や、ホテルの部屋予約に定員以上の予約を受け付けること、過剰予約のことです。
契約形態にもよりますが、たいてい、契約前に読んでおかなくてはいけない規約の中に、
(1)この現象が起きても、費用以外の保証はしないが返金には応じる。
(2)「確保」を保証するものではない。
といった文言が書かれています。
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