常に進化を遂げる最先端の国、シンガポール。
コンパクトな国ながら、観光スポットは多く、エリアによって様々な表情を見せてくれます。
まるで近未来のような近代的な都市空間が広がる一方、多民族国家を象徴する異国情緒がただよう魅力的なローカルエリアも楽しめます。
何度訪れても違った風景が広がり、ファミリー、女子旅、カップルなど、どの旅行スタイルでもワクワクと感動を味わえるスポットが沢山!
シンガポール観光におすすめのスポットをエリア別・テーマ別でご紹介!
マリーナエリア
近年開発されたウォーターフロント地区で、シンガポールの観光・経済の中心地区です。
多くの人がイメージする「ザ・シンガポール」という近代的な風景が広がり、湾を囲むようにマリーナベイサンズ、マーライオンパーク、シンガポールフライヤーなど絶対外せない観光スポットが集まっています。
マーライオンパーク
シンガポールといえば「マーライオン」。
上半身がライオン、下半身がマーメイドのマーライオンはシンガポールの象徴です。
そのマーライオン像が見られるのがマーライオンパーク。
マーライオンパークは無料で、マリーナ・ベイやマリーナベイサンズを見渡せる場所にあります。
マーライオン像を正面や横から見ることができる桟橋は、色々なポーズで写真を撮れる絶好のスポットです。
人気ポーズは➀手乗りマーライオン、➁マーライオンから出た水を飲むポーズ。
そして、マーライオンパークが特におすすめの時間帯は夜。
ライトアップされたマーライオン像が美しく、対岸のマリーナベイサンズと一緒に写真に収めようと多くの人で賑わいます。
口から勢いよく水を吐き出すマーライオン像は8.6mの高さがありますが、実はその後ろには約2mのミニマーライオン像もあります。
ちなみにシンガポールには7つの公認マーライオン像があり、そのうちの2つがマーライオンパークの像です。
残り5つを探してみるのもおもしろいかも!?
■マーライオンパーク
- アクセス:地下鉄(MRT)Raffles Place(ラッフルズプレイス)駅より徒歩約10分
- 住所:1 Fullerton Rd, Singapore 049213
- 地図はこちら
マリーナベイサンズ
今やシンガポールのランドマーク的な景観。
3棟の高層ホテルに船形の屋上が載った特徴的な建物はあまりにも有名で、世界各国から観光客が集まります。
対岸のマーライオンパークからはマリーナベイサンズの全景が撮れる絶好の写真スポットです。
ホテルだけでなく、高級レストラン、世界的なブランドブティックが並ぶショッピングモール、シンガポール初のカジノなどラグジュアリーな施設が揃っています。
さらに人気の理由は屋上にあるインフィニティプール。
地上57階からシンガポールの街並みを見下ろすような絶景が広がります。
インフィニティプールが利用できるのは宿泊者限定ですが、56階にあるスカイパーク展望デッキは宿泊者以外も入場できます。
■マリーナベイサンズ
- アクセス::地下鉄(MRT)Bayfront(ベイフロント)駅よりすぐ
- 住所:10 Bayfront Avenue, Singapore 018956
- 地図はこちら
- HISホテル予約サイトはこちら
マリーナベイサンズを訪れたら必見!
光と音と水のシンフォニー「SPECTRA」
マリーナベイサンズとその周辺が光と音楽に包まれるナイトショー。
ホテル前のマリーナ湾で噴水があがり、ホテルからのレーザー光線とプロジェクションマッピングで照らされ、迫力あるショーが見られます。
会場になっているイベントプラザからは間近に見ることができます。
また、対岸のマーライオンパークからはライトアップされたマリーナベイサンズを背景に迫力あるショーの全体像が見えておススメです。
■光と音と水のシンフォニー「SPECTRA」
- 開演時間:日~木:20時、21時の2回、金・土:20時、21時、22時の3回 各15分
- 会場:イベントプラザ
- 詳細はこちら
▼マリーナベイサンズをもっと詳しく知りたい方はこちら
▼他にもあります!マリーナエリアのおすすめホテル
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
マリーナベイサンズの隣に位置し、人工のツリーが目を引く巨大植物園。屋外エリアにあり、遠くからでも見える人工のツリーは「スーパーツリー グローブ」と言われ、それぞれ高さ25m~50mほどあります。
そのうちの2本が吊り橋で繋がったスカイウェイになっており、空中散歩を楽しめます。
さらにもっと景色を楽しみたい方におすすめなのはスーパーツリーオブザベートリー。
最も高いスーパーツリーの上に展望台が設置され、遮るものが無いマリーナエリアの景色を堪能できます。
夜はスーパーツリーがライトアップされ、近未来のような幻想的な雰囲気に包まれます。
植物園には他にも「フラワードーム」、「フローラルファンタジー」、「クラウド・フォレスト」と言われる3つのドーム型の屋内庭園もあります。
フラワードームは世界中の植物や花が集められ、ランなどの花やバオバブやオリーブの木などが育てられ、季節によって変わる植物も見どころ。
世界最大のガラス温室としてギネス世界記録にも認定されています。
フローラルファンタジーは、まさに花の楽園。一歩足を踏み入れるとカラフルな花々が吊るされた空中庭園のような光景に驚くはず。
花に囲まれたフォトスポットも沢山あります。
クラウド・フォレストでは霧が立ちこめる中、シダ植物など希少な植物に出会えます。
植物や花々を堪能したい方は屋内庭園でゆっくりと、植物にそれほど興味がなくてもスーパーツリーグローブは必見です。
■ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
- アクセス::地下鉄(MRT)Bayfront(ベイフロント)駅よりすぐ
- 住所:18 Marina Gardens Drive Singapore 018953
- 地図はこちら
- ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ公式サイト
シンガポールフライヤー
アジア最大級の観覧車。
最高到達点は地上165mの高さがあり、約30分で1周します。
各ゴンドラは空調が効いたガラス張りで、360度シンガポールの景色を楽しめます。
晴れた日には遠くにマレーシアやインドネシアの島が見えることも。
シンガポール・フライヤーから見える夜景も素晴らしく、昼夜問わず絶景を堪能できます。
シンガポール・フライヤーでしか体験できないオプショナルプランもあり、ゴンドラの中でディナーやカクテルを楽しめるプランもあります。
記念日など特別な日に是非体験してみはいかがですか?
■シンガポールフライヤー
- アクセス:地下鉄(MRT)Promenade(プロムナード)駅より徒歩約8分
- 住所:30 Raffles Avenue, Singapore 039803
- 地図はこちら
- シンガポールフライヤー公式サイト
アジア文明博物館
多民族、多宗教国家のシンガポールは様々な文化が混在しています。
コロニアル調の歴史的建造物にあるアジア文明博物館はシンガポールやアジアの貴重な文化財を見ることができ、その歴史について学べる博物館です。
アジアの貿易の拠点だったことを象徴するように中国、東南アジア、南アジア、西アジアの工芸品が多数展示されています。
テーマごとに様々な展示がありますが、なかでも発見されるまで川で眠っていた「Tang Shipwreck(唐の沈没船)」の展示では9世紀の中国の財宝が並んでいます。
ほかにも300点を超える中国の陶磁器など見応えたっぷりの展示が揃っています。
シンガポールやアジアの歴史に思いを馳せて見学してみてください。
■アジア文明博物館
- アクセス:地下鉄(MRT)Raffles Place(ラッフルズプレイス)から徒歩約5分
- 住所:1 Empress Place, Singapore 179555
- 地図はこちら
- アジア文明博物館公式サイト
アートサイエンス ミュージアム
マリーナベイサンズのウォーターフロントにある、蓮の花が開いたようなユニークな形の建物が特徴的なアートサイエンスミュージアム。
10本の指で「シンガポールの歓迎の手」を表現していると言われています。
アートや科学などを体験しながら学べ、五感で感じるミュージアムとして人気です。
最先端のVRアートも楽しめます。
■アートサイエンス ミュージアム
- アクセス:地下鉄(MRT)Bayfront(ベイフロント)駅から徒歩約7分
- 住所:6 Bayfront Avenue Singapore 018974
- 地図はこちら
ラッフルズホテル
世界の著名人が宿泊し、一度は泊まってみたい憧れの名門ホテル。
19世紀に建てられ、コロニアル様式の白亜の外観が格式の高さをより一層醸し出すラッフルズホテルは全室スイートルームです。
また、シンガポール名物のカクテル「シンガポール・スリング」はラッフルズホテルが発祥と言われています。
館内のラッフルズブティックではオリジナルの紅茶やカヤジャム、ホテルのロゴが入ったバッグなどお土産にも喜ばれるグッズが揃えられています。
ホテル内のグランドロビーではアフタヌーンティーも人気で、宿泊していなくてもラッフルズホテルの雰囲気を十分楽しめます。
■ラッフルズホテル
- アクセス:地下鉄(MRT)City hall(シティホール)駅から徒歩約5分
- 住所:1 Beach Road Singapore 189673
- 地図はこちら
- HISホテル予約サイトはこちら
オーチャードエリア
ショッピングやグルメを楽しむならここ!シンガポールの中心街。
観光客だけでなく、シンガポールの方にも人気の大定番スポット。
オーチャードロード
シンガポールの中心街を通るオーチャードロード。
約2.2km続く通りにはローカルなお店から高級ブランド店や日系デパート、ショッピングモールなど様々なお店が並んでいます。
日系デパートでは日本語表示や日本語が堪能な店員もいるので、日本人も安心してショッピングを楽しめます。
シンガポールの最新ファッションを扱うお店も多く、観光客だけでなく、シンガポールの人にとっても人気のショッピングエリアです。
季節ごとのイベントも開催され、特にクリスマスの時期は華やかに装飾され、数々のツリーも見どころです。
■オーチャードロード
- アクセス:地下鉄(MRT) オーチャード(Orchard)駅、サマセット(Somerset)駅、ドビー・ゴート(Dhoby Ghaut)駅からアクセス可能
- 住所:Orchard Road,Singapore
- 地図はこちら
エメラルドヒル
オーチャードロードのサマセット(Somerset)駅からすぐの通りにあるエメラルドヒル。
伝統的なプラナカン様式の建物が並ぶエリアです。
カラフルな外壁や美しい木彫りの窓やタイルなどディテールにこだわった可愛らしさとゴージャスな建築は見ているだけで楽しめます。
歴史的住居の保護区にもなっており、なかには現在も住居として使用されている建物もあります。
賑やかなオーチャードロードのすぐそばとは思えないほど、静かでのんびりとした空間が広がっており、ショッピングの合間に散策してみるのもおススメです。
■エメラルドヒル
- アクセス:地下鉄(MRT)サマセット(Somerset)駅からすぐ
- 住所:Emerald Hill Rd, Singapore 229293
- 地図はこちら
シンガポールのナイトスポット
シンガポール川沿いにあるQUAY(キー)。
QUAYとは波止場・埠頭の意味で昔から船着き場や倉庫があり、商業の拠点として賑わっていました。
現在はレストランやカフェが集まり、夜になると観光客だけでなく、ローカルの人も集まるナイトスポットとして人気。
特にクラーク・キー、ボート・キーはその代表です。
クラーク・キー
シンガポールの夜を満喫するには外せないエンタメスポット。
シンガポール川の両岸にレストラン、バー、クラブなどが集まり、大音量で音楽が流れ、世界各国の旅行者が訪れる賑やかなエリアです。
ライトアップされたお店の明かりが川面に映り、華やかな雰囲気に包まれます。
川沿いのテラス席では南国の夜風に吹かれて心地よい空間を楽しめます。
■クラーク・キー
- アクセス:地下鉄(MRT)クラーク・キー(Clarke Quay)駅からすぐ
- 住所:3 River Valley Rd, Singapore 179024
- 地図はこちら
- クラーク・キーのオプショナルツアーはこちら
ボート・キー
シンガポール川沿いのquay(キー)の中では一番マリーナベイに近いエリアで、マーライオンパークから歩いて15分ほどの距離にあります。
クラーク・キー同様、川沿いにレストラン、バーが軒を連ね、世界各国の料理やシーフードなどが堪能できます。
テラス席からは周辺のビル群の夜景や対岸のコロニアル建築の建物などが並び眺望抜群。
ボート・キーはオフィス街に近いため、周辺で働くビジネスマンなどの姿が目立ちます。
■ボート・キー
- アクセス:地下鉄(MRT)ラッフルズプレイス(Raffles Place)駅から徒歩約3分
- 住所:Bonham St, Singapore 049782
- 地図はこちら
シンガポールの自然を満喫
自然が多いシンガポールは別名ガーデンシティと呼ばれるほど。
自然と近代都市が見事に融合したシンガポールで、存分に自然を満喫できるおすすめスポットも沢山!
シンガポール動物園(マンダイズー)
オープンズーと言われ、自然に近い形で動物たちを飼育していることで高い評価を得ているシンガポール動物園。
ホワイトタイガーやクロコダイルなど熱帯雨林に生息する4,200種以上の動物たちが飼育されています。
至近距離で動物を観察したり、ふれあえることで人気です。
キリンやゾウへの餌やり、オランウータンなど動物を間近に見ながらの朝食など特別な体験ができます。
午前8時30分から営業しているので朝早い涼しい時間帯に訪れるのがおすすめです。
■シンガポール動物園(マンダイズー)
- アクセス:地下鉄(MRT)カーティブ(Khatib)駅から動物園行きのシャトルバスに乗車。
- 住所:80 Mandai Lake Road Singapore 729826
- 地図はこちら
- シンガポール動物園公式サイト
ナイトサファリ
夜だけ営業している世界でも珍しい動物園。
シンガポール動物園に隣接し、2,500頭以上の夜行性生物が飼育され、ヒマラヤ山脈の丘陵地帯から東南アジアのジャングルを再現しています。
暗闇の中、すぐそばで動物を観察するのはドキドキした冒険気分でナイトサファリならでは。
園内は音声ガイド付きのトラムに乗って回る方法と、歩いて回る4つのトレイルコースがあります。
より多くの動物を見ることができるのは歩いて回るトレイルコース。
小さなお子様連れの場合はトラムがおすすめ。
旅のスタイルに合わせて選べるのはうれしいポイントです。
さらに動物たちのショーや食事ができるスポットもあり、見応え十分です。
■ナイトサファリ
- アクセス:地下鉄(MRT)カーティブ(Khatib)駅から動物園行きのシャトルバスに乗車。
- 住所:80 Mandai Lake Road Singapore 729826
- 地図はこちら
- ナイトサファリ公式サイト
- ナイトサファリのオプショナルツアーはこちら
▼ナイトサファリをもっと詳しく知りたい方はこちら
リバーワンダー
シンガポール動物園、ナイトサファリと共にシンガポール三大動物園と言われるうちの一つ、リバーワンダー。
こちらも北部のシンガポール動物園に隣接しています。
アマゾン川のマナティーや中国の長江流域に生息するジャイアントパンダなど世界の川をテーマに、その周辺に生息する魚類や動物を飼育しています。
川をテーマにした動物園はアジアでも珍しい施設です。
淡水魚を中心とした飼育・展示ですが、巨大なマナティーやオオカワウソなど迫力ある哺乳類も飼育されています。
人気エリアは長江流域を再現したジャイアントパンダと、小型ボートに乗って探検気分を味わえるアマゾンリバークエスト。
アマゾンリバークエストではオオアリクイやジャガーを見ることもできます。
園内のほとんどに屋根があり、天候を気にすることなく楽しめるのも人気の理由です。
■リバーワンダー
- アクセス:地下鉄(MRT)カーティブ(Khatib)駅から動物園行きのシャトルバスに乗車。
- 住所:80 Mandai Lake Road,Singapore 729826
- 地図はこちら
- リバーワンダー公式サイト
シンガポール植物園(ボタニックガーデン)
2015年にシンガポールで初めて世界遺産に登録されたボタニックガーデン。
都会の真ん中のオアシスのような存在で、シンガポール国民にとっても特別な憩いの場です。
園内はいくつかのエリアに分かれていますが、特に見どころとして人気なのはナショナルオーキッドガーデン。
約6万本の欄が咲き、世界に誇れる洋蘭園として知られています。
ここにはナショナルオーキッドガーデンを訪れた世界の有名人の名前が付けられた欄が咲くVIPオーキッドガーデンもあります。
ほかのエリアでは日本ではあまり見られない生姜の花が咲くジンジャーガーデンがあり、その鮮やかな色は訪れる人を魅了します。
ナショナルオーキッドガーデンは有料ですが、それ以外のエリアは無料。
午前中しか花を咲かせない植物もあるので、午前中の早い時間帯に訪れることをおススメします。
■シンガポール植物園(ボタニックガーデン)
- アクセス:地下鉄(MRT)ボタニックガーデン(Botanic Gardens)駅から徒歩約1分
- 住所:1 Cluny Road, Singapore 259569
- 地図はこちら
- シンガポールボタニックガーデン公式サイト
多民族国家の文化に触れる
中華系、マレー系、インド系など多民族のシンガポールを象徴するように公用語もマレー語、英語、中国語、タミール語と4つもあります。
街を歩いているとそれぞれの文化が継承され、一本通りを超えるだけでガラッと雰囲気が変わることもあります。
多民族国家である醍醐味を体感できる各エリアをご紹介。
アラブストリート
エキゾチックで異国情緒漂うアラブストリート。
シンガポールの中心地から少し東方向にあるこのエリアは昔からの歴史があり、カンポン・グラムと言われ、アラブの雰囲気が色濃く残っています。
このエリアでの見どころはサルタンモスク。
金色に輝くドーム形の屋根はカンポン・グラムの象徴で、ランドマーク的な存在。
シンガポール最古で最大のイスラム寺院で、内部の見学も可能です。
また、サルタンモスク周辺の通りにはランプや絨毯、スカーフ、香水瓶などエキゾチックで女性に人気のアラビアンなお店やおしゃれなカフェが建ち並んでいます。
フォトジェニックなスポットとしても人気のエリアです。
■アラブストリート
- アクセス:地下鉄(MRT) ブギス(Bugis)駅から徒歩約10分
- 住所:Arab,Street,Singapore
- 地図はこちら
リトルインディア
アラブストリートからほど近いリトルインディア。
イギリス植民地時代に労働者として雇われたインド人が移住したことが始まりと言われています。
インドやスリランカの食料品、日用品、雑貨のお店が並び、スパイスの香りが漂い、まさに小さなインド。
アーユルヴェーダ石鹸などお土産の調達に便利なムスタファセンターもあり、ショッピングにおすすめのエリアです。
また、国の重要記念建築物に指定されているヒンドゥー教寺院のスリ・スリニヴァサ・ペルマル寺院は高さ18m、9層のゴープラム(高台)に施された色鮮やかな彫刻がすばらしく見応えがあります。
■リトルインディア
- アクセス:地下鉄(MRT)リトルインディア(Little India)駅からすぐ
- 住所:Bukit Timah Road, Singapore 229900
- 地図はこちら
チャイナタウン
チャイナタウンは中国系移民の居住地として拓かれたことで始まりました。
周りは近代的な建物が並んでも、チャイナタウンのエリアだけは中国を思わせる昔ながらの建物が残っており、安くて美味しい中華料理を楽しめるレストランをはじめ、中華系のお土産店などローカルの雰囲気が漂います。
チャイナタウンが一番賑わっているのが「パゴダ・ストリート」。
ショップハウスと言われるカラフルな伝統的な家屋が並び、茶器や扇子などの雑貨から、チャイナドレス、漢方など様々なお土産店が軒を連ねています。
チャイナタウンで訪れてほしいスポットがシンガポール最古のヒンドゥー寺院「スリ・マリアマン寺院」。
昔この辺りにはインド人が多く住んでいたことから、チャイナタウンでありながらヒンドゥー寺院が残っており、まさに多民族国家シンガポールの象徴ともいえます。
スリ・マリアマン寺院の塔門は五層構造で、色とりどりのヒンドゥーの神々が飾られ、色彩豊かで目立つスポットです。
■チャイナタウン
- アクセス:地下鉄(MRT)チャイナタウン(Chinatown)駅からすぐ
- 住所:151 New Bridge Road, singapore
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カトン
フォトジェニックなスポットとして人気のカトンエリア。
プラナカン様式のパステルカラーの可愛らしい外壁の建築物が並び、散策しているだけでも楽しめます。
プラナカンは中国やマレー、ヨーロッパの文化を融合させた独自の文化で、色鮮やかな建築物やファッションなどで表現されています。
特にプラナカン様式の建築物はシンガポールを代表する建築で、各建築物ごとに違う装飾タイルや花模様で彩られた窓枠など細部にまでこだわり抜いた外観です。
また、お土産にうれしいプラナカン陶器のお店やラクサなどのローカルフードのお店もあり、シンガポールのグルメも堪能できます。
但し、今も現役の住居として使用されていますので、観光の際にはくれぐれもご注意ください。
■カトン
- アクセス:地下鉄(MRT) パヤレバー(Paya Lebar)駅から徒歩約20分
- 住所:Koon Seng Road, Singapore
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セントーサ島
シンガポールの南に位置するセントーサ島。
シンガポール本島とケーブルカーや橋で繋がっているのでアクセスしやすく、島内には水族館、ビーチ、テーマパークがあり、島全体がレジャースポットのよう。
1日では遊び尽くせないセントーサ島のおすすめスポットをご紹介。
シー・アクアリウム™
約1,000種、100,000匹以上の世界の海洋生物に出会える巨大水族館。
世界の海をエリアごとに再現している水槽の中で、特に目を惹くのがコーラル・ガーデン。
高さ約8mの円柱形の水槽にカラフルな熱帯魚達が縦横無尽に泳ぐ姿は圧巻で癒しの空間。
さらにシャークシーのゾーンでは海中トンネルを通って海底の世界へ。
海中トンネルでは頭上をサメが悠々と泳ぐ迫力ある光景が見られることも。
世界最大級の巨大水槽オープン・オーシャン・ハビタットは幅36mもあり、水槽に囲まれた幻想的な空間が広がっています。
■シー・アクアリウム™
- アクセス:セントーサ・エキスプレス リゾートワールド(Resorts World)駅から徒歩約5分
- 住所:Sentosa Island, 8 Sentosa Gateway, Singapore 098269
- シー・アクアリウム™公式サイトはこちら
- シー・アクアリウム™1日入場券はこちら
ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
東南アジアで初めて開業したユニバーサル・スタジオ・シンガポール。
シンガポールの中でも1、2を争う人気スポットです。
リゾート・ワールド・セントーサの中にあり、ニューヨークや古代エジプトをテーマにした6つのエリアに分かれており、1日で遊び尽くせないほど充実しています。
なかでもスリリングな体験ができる「トランスフォーマー・ザ・ライド: ザ・アルティメット3Dバトル」や世界初登場の「長ぐつをはいたネコの大冒険」のコースターは日本では体験できない人気のアトラクション!
さらに3Dムービーに座席の振動もあり、リアルな体験ができるシュレック4-D アドベンチャーなど見逃せないアトラクションばかり。
シンガポールでもアトラクションで思いきり楽しみましょう。
■ユニバーサル・スタジオ・シンガポール
- アクセス:セントーサ・エキスプレス リゾートワールド(Resorts World)駅からすぐ
- 住所:Sentosa Island, 8 Sentosa Gateway, Singapore 098269
- ユニバーサル・スタジオ・シンガポール公式サイトはこちら
- ユニバーサル・スタジオ・シンガポール1日入場券はこちら
Jurassic Park TM & © Universal Studios/Amblin Entertainment. All rights reserved. Shrek, Puss In Boots and all DreamWorks Animation elements © 2023 DreamWorks Animation L.L.C. All Rights Reserved. TRANSFORMERS and its logo and all related characters are trademarks of Hasbro and are used with permission. © 2023 Hasbro. All Rights Reserved. © 2023 DreamWorks L.L.C. and Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. Battlestar Galactica TM Universal Studios & © 2023 Universal Content Productions LLC. All rights reserved. Sesame Street ® and associated characters, trademarks and design elements are owned and licensed by Sesame Workshop. © 2023 Sesame Workshop. All rights reserved. Minions and all related elements and indicia TM & © 2023 Universal Studios. All rights reserved. UNIVERSAL STUDIOS, UNIVERSAL STUDIOS SINGAPORE, Universal Globe logo, and all Universal elements and related indicia TM & © 2023 Universal Studios. All Rights Reserved.
パラワンビーチ
セントーサ島内に3つあるビーチのうちの一つ。
波が穏やかな人工ビーチで、綺麗な白砂が広がって、のんびりとリゾート気分を味わえます。
レストランやカフェ、トイレ、シャワーなどの設備が整っていることからファミリーにも人気です。
■パラワンビーチ
- アクセス:セントーサ・エキスプレス ビーチ(beach)駅から徒歩約8分
- 住所:Sentosa Island, Singapore
- 地図はこちら
▼セントーサ島の詳しい記事はこちら
▼セントーサ島のおススメツアーはこちら
世界に誇るチャンギ国際空港のおすすめスポット
jewel(ジュエル)
世界でもトップクラスの充実した設備と施設を誇るシンガポールのチャンギ国際空港。
その空港ターミナルに隣接しているJwel(ジュエル)はアトラクション、ショッピングモール、レストランなどが揃う大型複合施設です。
但し、単なるショッピングや観光の複合施設ではありません!
ドーム型の施設は自然と芸術が融合し、屋内であることを忘れるかのような緑溢れた空間が広がっています。
さらに屋内の滝としては世界最大、高さ40mもの滝「HSBCレイン・ボルテックス」が流れています。
迫力ある水柱は夜になるとライトアップされ、幻想的な美しさが広がります。
他にも子供が夢中になれる遊具や、癒しの庭園など様々なアトラクションが整えられています。
また、100店舗以上あるレストランはシンガポール料理をはじめ世界各国の料理を楽しめます。
ここでシンガポール料理を食べ納めるのもありですね。
■jewel(ジュエル)
- アクセス:チャンギ国際空港の各ターミナルから連絡通路やシャトルバスでアクセス可能
- 住所:78 Airport Blvd, Singapore 819666
- 地図はこちら
- ジュエルチャンギエアポート公式サイトはこちら
シンガポールの基本情報
時差
日本より-1時間。日本が午前10時の時、シンガポールは午前9時になります。
時差が少ないので、時差ボケの心配もありません!
通貨
シンガポールの通貨はシンガポールドル(S$)です。
1シンガポールドル=107円(2023年9月時点)
チップの習慣はありませんが、ルームサービスやベルボーイに荷物を運んでもらった場合、特別な依頼には気持ちとしてチップを渡すこともあります。
言語
多民族国家のシンガポールでは公用語は4種類あり、英語・中国語・マレー語・タミール語が使われます。
気候
シンガポールは熱帯モンスーン気候に属しているため、年中高温多湿です。
平均最高気温は年間を通して30℃前後と高めですが、雨季と乾季があります。
11月~2月頃は雨季にあたり、雨が多くなり、気温も下がってきます。
シンガポールの屋内は冷房がかなり効いていることが多いので、どの時期でも必ず羽織るものをお忘れなく。
終わりに
シンガポールの観光スポットはいかがでしたか?
常に進化を遂げ、まるで近未来のような街並みが広がるシンガポール。
その一方、異国情緒漂うアラブストリートやリトルインディアなど昔ながらの街並みや文化が大切に受け継がれているエリアもあり、人々を魅了し続ける国。
シンガポールには他にもまだまだ魅力あふれるスポットが沢山あります!
是非シンガポールを訪れて、シンガポールの文化を体感してみましょう。
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