[初心者歓迎]サイパンでダイビングならマニャガハ島で！

サイパンってどんな場所？

日本人なら誰もがその名を知っているサイパン。でも「どんな場所ですか？」と聞かれると、パッとイメージできる人は案外少ないかもしれません。

サイパンは東京からほぼ真南に行くとたどり着くアメリカの自治領、北マリアナ諸島を構成する島の1つ。すぐ南にはグアム島があります。

グアム島とは異なり、巨大な商業施設などが無いサイパンには、都会やリゾート地のような騒がしさもありません。まさに自然の宝庫と呼ぶにふさわしい環境で、ゆっくりとした時間が流れています。

サイパンの平均気温は27度で、平均水温は25度。海で泳ぐには絶好の環境です。そしてビーチの多くはリーフ（岩礁）の内側なので、波はとっても静か。波が苦手な人でも海を楽しめる、世界でも数少ない島と言えるでしょう。

優しく美しいサイパンの海は、初めてダイビングを体験するのに絶好なスポットの宝庫です。もちろん未経験の人がダイビングをするには、インストラクターのヘルプは必須です。

唯一「マニャガハ島でダイビング」ができるショップ

サイパンをガイドするツアー会社やダイビングショップは数多くあります。その中でも最もスタッフ数が多く、ベテランの日本人インストラクターも数多く常駐するショップが「アクアコネクションズ」です。

日本人にとって心強いこのショップのスタッフ・星野真男さんに、サイパンで人生初のダイビングを楽しむためのノウハウをお聞きしました。

お話をうかがった方

サイパンのダイビング体験、女性単独でもぜんぜん問題無し！

――　まったくの未経験の女性が、１人でサイパンのダイビングを体験しに行くことは可能ですか？

星野さん：
もちろん可能ですよ！サイパン島はもちろん、すぐ近隣にあるサンゴ礁の無人島・マニャガハ島で体験ダイビングを実施しています。

ちなみにこのマニャガハ島、国定海中公園として指定されていて宿泊施設などはありませんが、サイパン旅行のオプショナルツアーなどでも大変な人気の美しい島です。

最初は海が怖かった人が、体験ダイビングの直後に「ライセンスが欲しい！」となるケースがとても多いです。もっと色々なポイントでダイビングをしてみたくなるんです。

弊社はもちろん、多くのショップでは、そうしたご要望にお応えできるシステムを整えています。弊社の場合は、ライセンス所持者2人以上で18mまで潜ることができる最も簡単なOW（オープンウォーター）を2日間で取得していただけます。

もちろんライセンスを取得すれば、サイパンのあらゆるポイントでダイビングしていただくことができますし、そのサポートもさせていただきます。

――　あまり体力が無い女性でも大丈夫でしょうか？

星野さん：
持病や疾患などが無ければ、基本的に大丈夫です、もしあった場合は医師の診断書が必要になります。また、ダイビング前日のアルコールはいつもより控えてください。

そしてサイパンは日差しが強烈なので日焼け対策は必須です。日焼け止めは日本製のものでも大丈夫ですが、こちらで販売している「SAFE SEA」などより強力なものを使うといいでしょう。

機材の運搬などに不安を持たれている方もいるかもしれません。弊社の場合はスタッフもお手伝いしますが、有料でポーターサービス(荷物運搬サービス)も用意しています。

――　水着はどのようなタイプが適していますか？またウェットスーツの用意はどうすればいいでしょう。

星野さん： ダイビングの際は基本的にウェットスーツを着用しますので、水着は無着用でも大丈夫です。着用される場合はＴバック、フリルの無いツーピースビキニなどが適しています。

サイパンは温暖で水温も高いので、ドライスーツはほとんど着用せずウェットスーツが基本です。有料ですが、弊社では多彩なサイズをレンタルしています。

サイパンにも様々なダイビングショップがありますが、選ぶにあたっては「未体験者歓迎」、「道具一式を用意」、「日本語対応スタッフ常駐」などの条件を揃えているかどうかが重要ポイントになるのはもちろん、送迎、写真撮影などのサービスなどを用意しているのかということも確認するのも大切です。

サイパンのダイビングポイント

「サイパンのどこのポイントで体験ダイビングやガイドをしているか」というのもショップ選びの要。ちなみに星野さんが務める「アクアコネクションズ」は、人気の無人島マニャガハ島で体験ダイビングをやっている唯一のショップです。

では星野さんがオススメする、サイパンのベストダイビングポイントを挙げていただきました。

○オブジャン

サイパン南部にある、海底が一面真っ白の砂地が広がる癒しのポイント。晴れると水底に影も映る自分の影が神秘的です。ときおり強い離岸流が発生するので、インストラクターのヘルプは欠かせません。

○グロット

海底のダイナミックな地形に太陽光が射すと、光のカーテンの絶景が現れます。世界で5本の指に入るポイントとも言われ、サイパンでも屈指の人気スポットです。

○ラウラウ

サイパン東部、ラウラウ湾のポイント。水深が浅く、穏やかな状態が多いのが特徴です。生物が豊富で巨大な人懐っこいカメなどが現れることも。ビギナーからベテランまで幅広く楽しめます。

サイパンはまさにダイビングポイントの宝庫。小さな島なのに、実に多彩です。それぞれのポイントの情報はネットなどでも紹介されています。ショップを選ぶ際は、「行ってみたいポイントをガイドしているか」、又はあまり情報が無い隠れスポットも案内してくれるようなショップを選ぶのもいいでしょう。

ホテル選びのポイント

最後に、サイパンのホテル選びについてです。

サイパンの主要なホテルはビーチに沿って建っています。ホテルからビーチに即、直行！ということができますので、泊まるならビーチ沿いのホテルが絶対おすすめです。

中でも星野さんがイチオシするのが「フィエスタリゾート & スパ サイパン」です。ここのスパからは、サンセットに照らされる海が一望できます。

アクアコネクションズの星野真男さん、取材にご協力いただきありがとうございました。サイパンの碧い海とともに初めてのダイビング体験を振り返りながら、心地いい疲れとともに素敵なリゾートホテルで眠りにつきたいですね。さあ、極上のリゾートで未体験の旅をしませんか？

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