日本からハワイ旅行は可能?ハワイの今と、旅行の準備事項を解説

日本からハワイ旅行は可能?ハワイの今と、旅行の準備事項を解説

ハワイビーチ 2021年
ハワイの陽ざしと心地よい風。
エネルギーあふれる緑と海。
そろそろハワイが恋しくなっている方も多いのでは。
何をしても楽しいハワイ。
何にもしないことも楽しいハワイ。
ハワイに行きたい!ハワイに行けるの?と考えている方に、日本からのハワイ旅行に関しての情報をお届けします。

日本からハワイへ旅行はできるの?

ハワイ飛行機
今でも日本からハワイへの渡航は可能です。
ただし、以前と異なりいくつか出発前に準備が必要です。

ハワイ入国までの手続きは?

ハワイ旅行準備
まずこれまで通り必要なものとして有効な「パスポート」と「ESTA(エスタ)」の登録が必要です。
次に出発前72時間以内にハワイ州指定医療機関で「新型コロナウイルスの検査」を行い、ハワイ州指定の「陰性証明書」の取得をしていただく必要があります。
こちらを取得していただくことで到着後の自己隔離が免除されます。
また「Safe Travels Program」といって、出発前24時間以内に健康状態の登録も必要となります。

ただし、これらは今現在の内容で、ハワイ州知事はハワイでのワクチン接種率が70%を超えた際にはこれらの処置を撤廃すると発表しているので、近い将来、ハワイについては以前と変わらない手続きで渡航できるようになるかもしれません!

有効なパスポート

日本国籍であれば、米国入国日から日本に帰国するまでの間、パスポートが有効であれば入国可能。
トラブルなどに備えて、有効期限も余裕があると安心です。

ESTA(エスタ)の取得

通常、日本国籍のパスポートでハワイへ観光目的で渡航する場合は必要となります。
ESTAとは、ビザ免除プログラム(VWP)を利用して渡米する旅行者が、査証免除で渡航できるか否かのチェックを受ける電子システムです。
日本を含む短期滞在査証免除対象国の国民が査証免除対象者です。
ビザ免除プログラムを利用して、90日以下の短期商用・観光の目的で渡米するビザ免除プログラム参加国の国籍の方は、搭乗する前に電子渡航認証を受領する必要があります。

  • 【ESTA申請】
  • ESTA申請は、米国大使館公式サイト(日本語表記あり)から可能です。
    最長72時間の審査期間を経て認証結果が通知されることもあるため、搭乗する72時間前までに申請を行うことが推奨されています。
    認証日から2年間有効で、有効期限内であれば何度でもハワイを含むアメリカへの渡航が可能です。
    申請にはパスポート、旅行情報(滞在先住所、フライト情報など)とクレジットカードを準備しておくとスムーズですよ。

  • 米国大使館公式サイト(ESTA ウェブサイト)

ハワイ州指定の検査と証明書

日本を出発する72時間以内に、ハワイ州保健局が指定する日本国内の医療機関で「核酸増幅検査」を受けます。
さらにハワイ州保健局が指定する英語の陰性証明書を受け取ります。
核酸増幅検査とは「PCR検査」のひとつで、ウイルス遺伝子を構成するDNA(またはRNA)の一部を採取して行う検査法です。

ハワイに入国する際には、PCR検査であれば何でもよいというわけではありません。
新型コロナウィルスの検査は様々な種類があるため、検査の予約時には「ハワイに行くための必要な検査と書類が必要」であることを伝えるとスムーズです。

ハワイ州「Safe Travels Program」への登録

出発の24時間前にハワイ州の「Safe Travels Program(セーフトラベルズプログラム) 」より健康状態や渡航情報を入力します。その際、陰性証明書(英語)をPDFにしてセーフトラベルズプログラムにアップロードする必要もあります。(原本も必ずご持参ください。)
ハワイの空港での入国審査時に、パスポートとあわせて「Safe Travels Program」登録後に発行される「ハワイ州トラベル&ヘルスフォーム」のQRコードを提示する必要があるため、必ず事前に登録しましょう。

宣誓書の事前印刷と記入

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)の要請により検査証明書と共に「宣誓書」を事前に印刷し記入した上で提出が必要です。

新型コロナウィルス感染時の保険対応の海外旅行保険に加入

ハワイ州は、『新型コロナウイルスによる疾病を含む海外旅行中の医療費をカバーできる補償額10万ドル相当かそれ以上の海外旅行保険に加入しておくことを推奨します。』とメッセージを掲載しています。
ハワイ入国時に陰性であっても、ハワイ滞在中に発症する可能性もあります。
ハワイを含めアメリカの医療費は日本と比較すると非常に高額です!
海外旅行保険加入時には、新型コロナウイルス感染症もカバーしている保険であるかを確認した上で申し込みをしましょう。
カバーしている場合であっても補償額、補償内容をあわせて確認しておくと安心です。

ハワイの現状は?

ビーチでマスク
ハワイでは、空港・宿泊施設・レストラン・アクティビティなどさまざまな場所で、ハワイ州によって定められたガイドラインに沿った安全・衛生対策に取り組んでいるようです。

ワクチンの接種状況は?

現在のハワイ州でのワクチン接種状況は、1回目を終了した方が68.9%、2回目を終えた方が61.2%となっています。(8/13現在)
出典元:ハワイ州保健省

マスクの着用は?

ハワイ州内の公共の場所では、外出時のマスク着用は義務付けられています。
実際のハワイでは屋外ではマスクをしていない方もいるようですが、旅行者・受け入れ側が安全で快適に過ごすためには、滞在中のマスク着用はしばらく続きそうです。

飛行機のフライト状況は?

ハワイの空港、航空会社でも検温・消毒・スタッフのマスク着用はもちろん、入国の際に必要な書類を提出させるなどさまざまな感染予防対策がほどこされています。
その上で現在日本からは、JAL、ANA、ハワイアン航空、ZIP AIRの4社が運航しています。

JAL

JALは、9月30日まで羽田線が週2便、10月1日からは週3便へ増便、成田線も週1便で運航再開します。
また8月の夏休み、9月連休あたりは増便されます。

ANA

ANAは、10月31日まで羽田線が週2便運航、お盆期間のみ成田線を数本の就航予定です。

ハワイアン航空

ハワイアン航空は、成田空港から9月30日まで週3便の運航です。
関西空港からは週1便のみの運航です。

ZIP AIR

ZIP AIRは9月30日まで週1便、10月1日以降週2便に増便予定です。

ホテルの営業状況は?

 
エンバシースイーツワイキキ
ホテルも基本的な感染予防対策はもちろん、ソーシャルディスタンスを確保するためのフロアサイン設置やキャッシュレスを推奨するホテルも増えております。 
現状は、ほとんどのホテルが営業再開しています。
残すは改装中のハレクラニくらいですが、こちらも10月1日に再開予定となっています!
現在アメリカ本土からの観光客で非常ににぎわっており、稼働率が90%(HIS現地支店調べ)を超えるホテルも多数あります。
 

レストラン、お店の営業状況は?

  
ショッピングセンター、お店、レストランでも基本的な感染予防対策を実施した上で、エレベーターの人数制限、キャッシュレスの支払いの推奨、デジタルメニューによるオーダー、距離を空けたテーブル配置で人数制限、各テーブル当たりの着席人数制限などを行っています。
DFSなど一部休業中の店舗もありますが、ショップ・レストランは既に8割~9割くらい(HIS現地支店調べ)が再開しています。
残念ながらクローズしてしまったお店の一部は、移転して営業を再開するなど検討しているところもあるようです。

キャッシュレスとは、具体的にどのようなものをさすのでしょうか?

メインは、クレジットカードです。
クレジットカードも決済端末にかざして使用できる仕様になったり、Apple Payなどに対応している店舗が増えているようです。

交通機関の運航状況は?

  
ハワイ交通機関
タクシー・交通機関は、マスク着用での乗車になります。

ワイキキトロリー

ワイキキトロリーは、運航を再開しています。

The Bus(ザ・バス)

ザ・バスが計24時間が乗り放題となった紙の「1dayパス」が廃止になり、2021年7月1日「HOLO(ホロ)カード」になります。
ホロカードとは、日本の各鉄道会社で使用されているICカードのようなものです。
入金済のカードをタッチして運賃を支払うことができる、同日に2回以上乗車した時点で自動的にワンデーパスの扱いになります。
とても便利になりました!

レンタカー

移動手段が限られていることもあり、レンタカーの需要と供給のバランスが崩れています。
そのため、レンタル代金が高騰しており借りられない状態が続いています。
(一部業務用のトラックなどを借りてるなんて話もあるようです。)
レンタカーを検討している場合は、しばらくは早めの確認・予約が必須です。

アクティビティや、オプショナルツアーは?

  
アクティビティや、オプショナルツアーは50%くらい(HIS現地支店調べ)が再開していますが、再開しているオプショナルの多くは送迎なし、食事なし、間引き催行となっています。
とはいえ、アメリカ本土からの観光客の増加で、再開しているオプショナルはどれもいっぱいで、1か月先まで満席!というものも多いのが現状です。
ハワイを訪れる際には、人気のオプショナルは事前予約が必須です。
のんびりとショッピングやお散歩、ビーチを楽しんだりと過ごすのもいいですね。

ハワイから日本へ帰国する際の手続きは?

日本帰国時もPCR検査陰性証明と出国前検査証明書が必要!

ハワイから日本へ帰国出発前 72 時間以内の陰性証明書の提出が義務付けられています。
あわせて、質問票の提出も必要です。

ハワイでのPCR検査は、どこで受けれるの?

オアフ島内で、所定のフォーマットで検査証明を出している病院は複数あります。
最近では、ワイキキショッピングプラザ内に、新型コロナウイルスPCR検査施設がオープンしました。
予約から陰性証明書受け取りまで全て日本語サポートが受けられるため、英語ができなくても安心です!

日本に帰国後は?

抗原検査の実施

日本到着後抗原検査が実施されます。
検査結果が判明するまでは、検疫所が指定する空港内のスペースにて待機する必要があります。

公共交通機関の禁止

入国の翌日から起算して14日間、公共交通機関の利用が禁止されています。
空港からも公共交通機関を使って帰ることはNGなため、マイカーなどを利用するなどで対応しましょう。

14日間の待機

入国の翌日から起算して14日間、自宅や宿泊施設(検疫所が確保する宿泊施設を含む)で待機する必要があります。

誓約書の提出

入国後14日間の自宅などでの待機・公共交通機関の不使用、その他厚生労働省が指定するアプリの導入及び使用などを定めた誓約書にサインをし提出する必要があります。

その他、帰国後も行動に制限がかかるため事前に確認をしておきましょう。

最後に

ハワイのダブルレインボー

新型コロナウイルス感染拡大防止と観光業を両立させるためには、旅行者も受け入れ側も、両者に責任ある行動が求められることになります。
ハワイ州では、日本人を含むたくさんの旅行者が安全で快適な滞在をできるよう、ハワイ州によって定められたガイドラインに沿った安全・衛生対策に取り組んでいます!
またHISでは、「ハワイの今を知る」さまざまな取り組みをしています。

ハワイの今を知る手段は?

HISオンライン旅行説明会(参加費無料)
HISでは、ハワイを含めたさまざまな国・場所で無料のオンライン説明会を行っています。
パソコンやスマートフォンから、気軽にご参加いただけ、気になる旅先の情報や、現地のおすすめホテルなど、自宅にいながら旅行体験ができます。
その他、HISハワイ支店のYoutubeなど次のハワイ旅行にむけて最新情報を入手できますよ。

旅行者は、訪問先のガイドラインに沿って安全・衛生対策を考慮しながら、最大限楽しみましょう!

   

投稿日:2021.08.16

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