ドイツはベートーヴェンやブラームス、ワーグナーなどの名だたる作曲家が誕生した、世界有数の音楽の国です。
音楽家が生まれ育った土地や作曲した家など、ゆかりの地を巡る旅はもちろん、毎年開催されている音楽祭もドイツの魅力の1つです。作曲家のファンが多く集まる音楽祭では、感極まるような熱気あふれる演奏を聴くことができるでしょう。
ドイツの歌劇場・コンサートホール
ドイツは歴史ある歌劇場・コンサートホールが多く建設され、例年、魅力溢れる音楽イベントが開催され、世界中の音楽ファンを魅了しています。
ドレスデン国立歌劇場 ゼンパー・オーパー
ドレスデン国立歌劇場はザクセン州の州都ドレスデンにある州立歌劇場で、ゼンパー・オーパーという愛称で親しまれています。
専属の管弦楽団は1548年創立の宮廷楽団を起源としており、世界で最も古いオーケストラのひとつと言われています。
バイエルン国立歌劇場
ドレスデン国立歌劇場はバイエルン州ミュンヘンにある歌劇場で、バイエルン国立管弦楽団、バイエルン国立バレエの本拠地である歴史的なオペラハウスです。
目の前のマックスヨーゼフ広場には初代バイエルン王マクシミリアン1世の銅像が建っています。
ドイツの音楽イベント
ドイツで多数開催される音楽祭から、おすすめの音楽祭をご紹介します。
バーデンバーデン・イースター音楽祭
バーデンバーデン・イースター音楽祭は、ヨーロッパ有数の温泉保養地バーデンバーデンで毎年春に開催されるイースター音楽祭。バーデンバーデン祝祭劇場で、オーケストラの音楽やオペラを楽しむことができます。
2020年はベートーヴェン生誕250周年になる年。2020年はベートーヴェン唯一のオペラ作品、フィデリオが公演される予定です。
ドレスデン音楽祭
ドレスデン音楽祭は、先ほどご紹介したドレスデン国立歌劇場 ゼンパー・オーパーを中心にで開催される世界的にも有名な音楽祭で、毎年5~6月にかけて開催されます。
開催中は2,000人を超えるの音楽家が集まり、世界中から5万人以上のクラシックファンが集まります。
バイロイト音楽祭
バイロイト音楽祭は毎年7~8月に開催されるドイツ・バイロイトで行われる音楽祭。
小都市バイロイトのバイロイト祝祭劇場で開催され、ドイツの作曲家ワーグナーのオペラや楽劇を公演しています。
ベートーヴェン音楽祭
ボン・ベートーヴェン・フェスティバルは、ベートーヴェンの生まれ故郷であるドイツ・ボンとその近隣で毎年9月に開催される音楽祭です。
1845年に初めて開催され、1931年からは定期的に開催されるようになり、近年では20近くの会場で、70ほどのコンサートが行われる大規模な音楽祭になっています。演奏会はインターネットでライブ中継されることも。
最新の情報は公式サイト等でご確認ください。
音楽の国ドイツの音楽家たちゆかりの地や、毎年行われる音楽祭は必見です。
ドイツ旅行に行く際には、ぜひドイツの音楽に触れてみてください。