マカオってどこ?!マカオ世界遺産を1日で30個制覇する旅

マカオってどこ?!マカオ世界遺産を1日で30個制覇する旅

マカオタワー

マカオってどこにあるの?

マカオの地図
マカオは、中国南部の珠江(チュー川)河口を挟んで香港の対岸にあるの中華人民共和国の特別行政区です。
マカオ半島部分とタイパ島・コロアン島から成り、埋め立てたコタイ地区には巨大なカジノやショッピングモールなどがあります。

成田空港からマカオまでは直行便でおよそ5時間。時差は1時間です。
またマカオ国際空港から中心部までは、タクシーで10分程度とアクセスは抜群です。
香港からもフェリー・バスで訪れることができます。フェリーは約1時間、バスで1時間~1.5時間ほどの距離。

長い歴史の中で融合した中国と西洋の文化と世界遺産

マカオ聖オーガスティン広場
マカオは中国大陸南岸、東南アジアへの入り口とも言えるような地域に位置しています。
小さな国ですが、その中に30もの世界遺産があるというのが驚きです。

22か所の歴史的な建造物と8か所の広場で構成される「マカオ歴史市街地区」が、2005年7月に世界文化遺産として登録されました。
では一体マカオ歴史市街地区は、文字通り世界の貴重な遺産としてどのような価値を持っているのでしょうか。

中国の南端、東南アジアへの入り口のようなエリアに位置するマカオは、古くから貿易で栄えてきました。
1513年、盛んに世界各地へ進出していたポルトガルの船が初めて渡来し、以来中国(当時は明王朝)とヨーロッパの交易の拠点として発展していきます。

つまり日本でいう長崎と同じく、東西交易の基点となったマカオではアジアとヨーロッパの文化が融合した、独自の文化が発展していきました。
1800年代にポルトガルの植民地となりますが、1999年になって中国に返還、特別行政区となりました。

東洋、西洋、どちらも独特の文化がありますが、日本を含めた世界のあちこちに見られる東西融合の文化というのは、よりエキゾチックで深い味わいがあります。

「約400年に渡る歴史の中で、中国文化と西洋文化の完璧な融合がある。」
このような評価から、マカオは世界遺産として認定されました。

どんな建造物や広場があるの?

マカオ世界遺産 マカオ カテドラル
世界遺産 マカオ カテドラル
マカオ歴史市街地区は面積わずか9.3平方キロメートルのマカオ半島にあります。
しかも建物や広場の多くは半島の南部に集中しています。

ほとんどの建造物は入場無料で、広場もフェンスなどで囲わず自由に行き来できるようになっています。
ですからマカオ半島の人々は、まるで世界遺産の中で生活を営んでいるかのようです。
観光に行っても、気づかぬうちに世界遺産の中を歩いているということもしばしばです。

多くが入場無料、そして狭いエリアに密集。
こうした条件があるので、徒歩とバスを利用しながら効率よく回ることで「1日でマカオの世界遺産30カ所制覇」なんていうこともできてしまうのがマカオです。

マカオの世界遺産制覇の効率的な巡り方はいくつかのパターンがあるようで、ネットで検索してもヒットします。
ここでは主要な建造物や広場をいくつか紹介しましょう。

まず「セナド広場」。観光局の案内所などもある、マカオ観光のランドマーク的な広場です。
ポルトガルの職人が制作したという波模様の石畳や噴水が、南欧風の風情を醸し出しています。
休日ともなると世界中の観光客が集まる場所で、広場には民政総署ビル、仁慈堂大楼などの歴史的建造物があります。

世界遺産 仁慈堂大楼
マカオ 仁慈堂大楼
セナド広場の市場の横にある小さなお寺「三街会館」は、三国志に登場する関羽を神格化した関帝が祀られています。
マカオの人々に人気の神様で、三国志ファンには必須の訪問ポイントです。

セナド広場から少し歩いた場所にある「大堂広場」、そこに建つ「カテドラル(大堂)」は、マカオにおけるカトリックの中核的な場所として親しまれてきました。
カテドラルは重厚な石造りで、ステンドグラスで彩られる内部は心安らぎます。
にぎやかなセナド広場から離れ、静かでホッとできる場所です。
マカオ世界遺産 聖オーガスティン広場
少し離れた場所にある「イエズス会記念広場」に建つ「聖ポール天主堂跡」は、イエズス会が1602年に建設した教会の跡です。
教会裏手の地下にある「天主教芸術博物館」では、貴重な宗教美術品を見ることもできます。

中国出身の商人・盧華紹の邸宅跡の「盧家屋敷」は、中国式の伝統的な住居に西洋の様式、風水などを取り入れた、東西の意匠が融合した建築物です。
中国工芸のワークショップなどが開催されるなど、観光客や地域の人たちに活用されています。

ここに紹介したのはほんの一部です。
まだまだたくさんの貴重な建造物や広場が、世界中の人々を待っています。

人々の営みがある世界遺産だからこそ注意したいこと

注意事項
人々を遠ざけることなく、ほとんどが自由に出入りできるマカオの世界遺産は貴重なだけでなく、実に魅力的です。
まさに人々の営みが溶け込んだ世界遺産です。

だからこそ、気を付けなければいけないポイントもあります。
ほとんどの建物は現役の施設として利用されています。寺院や教会なども数多くあり、それらは今もなお祈りの場所として大切に使われています。
地元の利用者たちの迷惑にならないよう、十分に配慮してください。

個人で行く人は、マカオの世界遺産を巡るコースを事前に組み立て、出発に最も適した位置にあるマカオのホテルに滞在するといいでしょう。

マカオの治安ですが、カジノがあるだけに悪い印象を持たれる人が多いかもしれません。
ところが逆に、海外では非常に稀ですが女性も夜に1人歩きできるほど安全です。
世界の観光客が訪れるカジノがある街は、セキュリティがしっかりしている例がよく見られます。

とはいえ、スリなどの軽犯罪は多発しており、安全とは言っても100%危険が無い、とは言い切れません。
十分に注意しながらマカオを楽しんでください。

最後に

マカオの世界遺産を散策する合間にぜひ楽しんでいただきたいものがあります。ポルトガル料理です。
1800年代にポルトガルの植民地となり、1999年に中国に返還されその後今日に至るまで、マカオには沢山のポルトガル料理のレストランが誕生しました。
新鮮なオリーブオイルと魚介類やチキン、そこに様々なスパイスが入り、日本人の口にも合いやすく何を選んでも美味しいと評されています。
またマカオのスイーツといえば「エッグタルト」。こちらも休憩タイムにぜひ味わつてみてください。
日本から比較的近いマカオ。国文化と西洋文化の融合を感じながら30の世界遺産を探索してみては。

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投稿日:2016.07.15

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