なぜロサンゼルスの朝食が世界で注目される?
アメリカ映画でよく見られる印象的な朝食シーンといえば、出勤前の慌ただしい時間の中で、トーストやシリアルなどを頬張りながら出かける姿ではないでしょうか。
実際、ビッグなビジネスシティでもあるロサンゼルスでは、そんな光景も決して珍しくはないようです。
ではなぜ、そんなロサンゼルスの朝食が世界のセレブが注目する「世界の朝食」とまで言われるようになったのでしょうか?
その答えは、ロサンゼルスに集まるクリエイターたちに答えがあります。
ロサンゼルスは、ビジネスの街という顔を持つ一方で、ITやエンターテインメントが盛んな世界的都市としてもつとに有名。
そうしたクリエイティブな仕事に従事する人々にとっての朝食は、ビーチでゆったり過ごす時間と同じぐらい大事なのです。
ブレックファストミーティング、つまり朝食を囲みながら仕事の打ち合わせを行うことも日常茶飯事。
こうして生まれたロサンゼルスの朝食文化に注目したのが、時間に余裕のあるビバリーヒルズやハリウッドに暮らす世界的セレブたちだったというわけです。
影響力のある彼女たちが発信したロサンゼルスの朝食は、今や世界の朝食として常に注目を集める存在になっています。
ロサンゼルスの定番朝食、エッグベネディクト
ロサンゼルスの朝食というと、みなさんは何を思い浮かべますか?
やはり王道のエッグベネディクトと答えられる方が多いのではないでしょうか。
いまや日本のホテルやカフェでも数多く取り入れられ、日本人にとっても親しみのあるメニューのひとつとなりました。
イングリッシュマフィンの上にベーコンやサーモンを乗せ、とろとろの半熟ポーチドエッグに、たっぷりとかけたオランデーズソースが食欲をそそります。
世界中の朝食の中で最もおしゃれ!そしてインスタ映えも最強。
もうひとつ、最近ロサンゼルスのセレブたちの注目を集める世界の朝食といえば、エッグスラットを忘れてはいけません。
エッグスラットといってもまだまだ日本人には聞き慣れないかもしれませんが、ロサンゼルスでは定番の朝食のひとつ。
エッグスラットは、瓶の中に詰めたマッシュポテトに、卵をかけて湯煎するというシンプルな料理。
とろとろの半熟卵をかき混ぜて、バゲットと合わせていただきます。
これが絶妙な味付けと塩加減で、やみつきになること間違いなし!
ダウンタウンに位置するグランド・セントラル・マーケット内にある人気店は、毎日長蛇の列ができるほどです。
意外にヘルシー志向なロサンゼルスのスイーツ系朝食
一般的に朝食といえば、エッグベネディクトやエッグスラットのように、いわゆるお食事系朝食が普通です。
これに対し、ロサンゼルスではスイーツ系朝食の存在もかなりポピュラーな存在。
朝から甘いものを食べる習慣があまりない日本に比べて、アメリカ人は朝から甘いものは基本的にはウェルカムです。
とはいっても、必ずしもドーナッツやチェリーパイのようなカロリーが高いものばかりではありません。
最近は健康志向の高まりを受けたオーガニックなものから、栄養素までしっかりと考えたスイーツ系朝食も増えてきています。
朝の人気メニューの仲間入りをしているアサイーボウルやパンケーキをはじめ、ロサンゼルスのスイーツ系朝食は、多くの女性に支持されています。
健康志向のセレブに人気のアサイーボウル
ハワイ発祥のアサイーボウルですが、アサイー自体はブラジル名産。
さらに、その世界的人気に火をつけたのがロサンゼルスのセレブたちです。
近年ロサンゼルスでは、健康志向の高まりを受けて、世界の朝食もオーガニックでヘルシーなものが注目を集めるようになりました。
その代表格ともいえるアサイーボウルは、アマゾンのミルクや奇跡のフルーツとも呼ばれ、その高い栄養素からスーパーフードとして知られています。
アサイーは、特に抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富で、アンチエイジングや美肌効果、眼精疲労に効果を発揮します。
ベリー系のフルーツなのに、ナッツの味がするのも不思議な特徴的。
そんなアサイーボウルは、ロサンゼルスのスイーツ系朝食のひとつ。
シリアルやフルーツ、ミルク、ヨーグルトなどと合わせていただきます。
好きなトッピングを選ぶことができるお店や、ジュースにして提供しているお店もあるので、お好みに合わせてロサンゼルスで話題のスイーツ系朝食「アサイーボウル」を味わってみてはいかがでしょうか。
豊富な栄養素がすぅーっと体にしみわたり、爽快感溢れる朝を体感できることでしょう。
ロサンゼルスのスイーツ系朝食の王道、パンケーキ
ロサンゼルスのスイーツ系朝食の王道といえば、なんといってもパンケーキでしょう。
ロサンゼルスのパンケーキは、分厚く焼いてずっしりとしたものから、軽めのものまで種類が豊富。
バターとメープルシロップでいただくシンプルなパンケーキは、ロサンゼルスでも不動の人気メニューです。
ぜいたくにリコッタチーズを練りこんだパンケーキは、まるでスフレケーキのような食感。
朝食に食べても軽くペロリと食べちゃえるほどの美味しさで、バナナやメープルシロップとの相性も最高です。
また、ゴージャスにフルーツをトッピングして、甘酸っぱいフルーツソースをたっぷりとかけたパンケーキは、インスタ映え抜群で、ロサンゼルス旅行中のスイーツ女子にはたまりません。
中にはベーコンやソーセージと甘いメープルシロップをかけ合わせた、甘塩っぱいお食事系パンケーキも。
ロサンゼルスには、朝食にパンケーキを提供するレストランやカフェがたくさんあるので、お店選びに困ってしまうほどですが、朝の気分に合わせてパンケーキを選ぶことができるのは嬉しいポイントでしょう。
種類豊富なワッフルも朝食で大人気
日本ではデザートとして馴染みのあるワッフルも、ロサンゼルスではスイーツ系朝食。
りっぱな食事として捉えられています。
欧米のワッフルの歴史は1,000年以上ともいわれます。ワッフルの生地は大きく分けてベルギーワッフルとアメリカンワッフルの2種類。
イースト菌で発酵させるベルギーワッフルは、リエージュとブリュッセルの2種類に分かれます。
日本でもおなじみのリエージュは、しっかりとした生地にパールシュガーを使った甘くておやつのようなタイプのワッフル。
一方でブリュッセルは、メレンゲを使ったサクサクの軽い食感が特徴的です。
ロサンゼルスでは、ベルギーワッフルもアメリカンワッフルも味わうことができますが、イーストで発酵させるベルギーワッフルよりも、ベーキングパウダーで発酵させるアメリカンワッフルが主流です。
生地の口当たりが軽く食べやすく、パンケーキ同様、シンプルにメープルシロップでいただいたり、フルーツとソースをトッピングしたり、ベーコンや野菜と合わせてお食事系ワッフルにしたりと、お好みのスタイルで楽しむのがアメリカ流。
また、サンドイッチとしても提供されているので、慌ただしい朝にも嬉しいロサンゼルスのスイーツ系朝食です。
世界でファン増加中のブリオッシュトースト
ロサンゼルスの定番の朝食として、世界中でじわじわと人気を高めつつあるのがブリオッシュトースト。
ブリオッシュとは、水の代わりに牛乳とバター、卵を使用した発酵パンの一種で、通常のパンに比べて生地がしっとりと濃厚なのが特徴です。
フルーツやジャムとの相性も良く、ロサンゼルスのスイーツ系朝食のひとつとして幅広い世代で食べられています。
日本のモーニングのように、ロサンゼルスのコーヒーショップやカフェで提供されていることも多いので、軽い朝食を取りたいときにおすすめ。
こうしたお店では、チーズやトマトソースなど、甘くないお食事系トーストもあるので、スイーツ系朝食が苦手な方も安心です。
ドーナツだって立派な朝食
ロサンゼルス郊外を車で運転していると、意外にもドーナツ店がたくさんあることに気づきます。
どこも朝早くから営業しており、車に乗ってテイクアウトで買いに来ているお客さんの姿も多く見受けられます。
中には朝からちょっとした行列ができるお店も。
そう、ドーナツも実は立派なロサンゼルスのスイーツ系朝食なのです。
日本人にとってはおやつのイメージが強いドーナツも、手軽に食べられるロサンゼルスのスイーツ系朝食のひとつ。もはや王道といってもさしつかえない存在かもしれません。
こうしたドーナツショップは、郊外の大きな道路沿いで営業していることも多く、車社会のロサンゼルスならでは。
片手でパクっと食べられるその手軽さで人気ですが、中にはフライドポテトなどと合わせたセットメニューも。
なんともアメリカらしいダイナミックな朝食スタイルですが、多少の高カロリーを覚悟で体験してみるのもアリ。
ボリュームのある、いかにもアメリカンなスタイルの朝食はきっと旅の良い思い出になるはずです。
ホテルやオプショナルツアーでも世界の朝食を楽しもう
ロサンゼルスが誇る世界的に人気な朝食は、ロサンゼルス市内のホテルでも味わうことができます。
エッグベネディクトやパンケーキは、ホテル朝食の定番メニューのひとつ。
最近では、ロサンゼルスの観光オプショナルツアーに世界の朝食が組み込まれることも。
お店では好きなトッピングを選べる楽しさもありますが、英会話や注文の仕方に不安がある方は、オプショナルツアーを利用してみるのも手です。
旅行前に日本で予約も可能な上、現地に行ってからでも申し込むことができるのでとても便利。
ロサンゼルスを訪れたら、ぜひ朝食を楽しんでみてくださいね。
Have a nice breakfast!
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