ビュッフェ(Buffet)とは、用意されたいくつもの料理を自分で取り分ける食事スタイルを指します。
何種類かの料理がまとめて載せられたテーブルから、自分の食べたいものを食べたい分だけ取ってくるシステムです。
海外ホテルでは、朝食やパーティーの席でビュッフェスタイルであることがあります。
フランス語で「立食の」を意味しますが、立食ではなく、海外のホテルではまずは用意されている席に案内され、座って食事ができる形式が多いです。
食べる分を全て取り分けて席に運ぶのではなく、朝食の場合は最初にパンやフレッシュジュースなどを席に運び、そのあとに温かいメインとなる卵料理やボイルしたてのソーセージを席に運び、ゆっくりと食べたあと、あらためてフルーツやコーヒーを後で取りに行ったりする方法が海外ホテルの朝食ビュッフェでは一般的です。
ホテルによってはコーヒーと紅茶は席に置いてあるカップにサービスされる形式の場合もあります。
日本でも「バイキング」「ビュッフェ」「食べ放題」といった言い方をしますが、料金内で元を取るほど皿に盛るといった行為は海外では特に格式のあるホテルではマナー違反です。