近年、女子旅で人気のモロッコ、ひとつの国ながら様々な表情を見ることができます。
大自然と異国情緒を楽しみながら、食やファッション、そして美容にいたるまで魅力がいっぱい。
モロッコは女子旅を楽しめる最高の国といえるでしょう。
街並みや砂漠の絶景に感動!
モロッコを旅すると、人々が生活する街でも絶景に心を奪われます。
北部のシャウエンは、街中の建物が目の覚めるような青い色に塗られ、美しい「青の街」として世界中の旅人を引き寄せています。
*モロッコの青い街、シャウエンについてもっと詳しく!こちらの記事もcheck!
また、マラケシュも「ピンクシティ」として知られ、街全体がピンクに染まったかのような光景がみられます。
このマラケシュ地区でホテルを探せば、値段も宿タイプも豊富で選びやすいでしょう。
おすすめはモロッコの伝統的な古い邸宅を改装したリヤド。
天井が高く夢のような空間が広がり、中にはプールや中庭があることも。
思いのほか豪華な気分を味わえそうです。
女子旅でモロッコへ行くなら、ぜひとも足を運んでみたいのがサハラ砂漠。
ラクダとともに砂漠の中を歩くのは得難い体験です。
砂丘のホテルやキャンプ地で一泊できるモロッコのオプショナルツアーに参加してみましょう。
圧倒的な自然のスケール感の中、星空や砂漠に朝日が登る光景は一生忘れられないものになりそうです。
洗練されたカラフル雑貨
モロッコへの旅行で大きな目的のひとつとなるのが雑貨探し。
民族文化とスタイリッシュなヨーロッパのセンス、そして神秘的なイスラム文化が混じり合う、独特の雑貨類は、どれも上品さの中に親しみやすさがあり、日本の日常生活で使える洗練されたものばかりです。
日本でも人気でよく知られているのが、革製の履き物であるバブーシュ。
かかとが折れたスリッパのような形状で、カラフルな刺繍や装飾が施されているものも多くあります。
1足500~800円ほどでも買えるので、女子旅でモロッコへ行くなら、自分用だけでなくお土産としてたくさん手にいれるのもいいですね。
他にもアクセサリーなどの小物や骨董品、鮮やかな染色がされた服や布類など、女子旅でモロッコ雑貨を買う楽しみは無限大です。
安くてかわいい雑貨を買うなら、女子旅的にはモロッコ中央部にある世界遺産マラケシュ旧市街地にはジャマ・エル・フナ広場へ。
スーク(市場)の屋台にはモロッコ雑貨が所狭しと並べられています。
ランプシェード、ミントティーセットなどもかなり安く、軽食やしぼりたてのオレンジジュースを味わいながら、ショッピングする時間は雑貨好きにはたまらないひと時です
日没頃には屋台が広場をぎっしりと埋めつくし、大道芸人や火吹き男のパフォーマンスも始まり、祭りのような活気に満ちあふれます。
喧騒の中、異国情緒に身をまかせる時間は、モロッコ旅行の中でハイライトとなりそうです。
タジン鍋を使ったヘルシーな美食文化
味わい深くてヘルシーなモロッコ料理は女子旅で人気を集める理由のひとつ。
先住民の食文化がアラブやヨーロッパの影響を受けて確立してきました。
その代表的な料理が、日本でも有名な野菜たっぷりの「タジン」です。
とんがり帽子のような独特な蓋が特徴のタジン鍋は、かさのある野菜をたくさん収めることができ、水をほとんど使わず蒸気で旨味をギュッと閉じ込める構造になっています。
砂漠など水が貴重な地域で調理するのに非常に適した道具なのです。
水溶性のビタミンや栄養素を逃さず食べることができ、油控えめで肉や魚の旨味もたっぷり。
ヘルシーで美味しく、栄養価も高い、モロッコの女子旅には欠かせない美食といえます。
また、モロッコの家庭では北アフリカ発祥の料理「クスクス」がよく食べられています。
クスクスとは、粉状の乾燥パスタの様なものを柔らかくパラリと蒸し、その上に野菜や肉などを乗せ、スパイス入りのスープをかけた料理です。
その味わいは、各家庭や地域によって異なる点も魅力です 。
モロッコへの女子旅で違いを味わっているうちに病み付きになりそうです。
さらにモロッコの伝統的なスープといえば、レンズ豆とトマトを煮込んだ「ハリラ」。
たっぷりスパイスが入り、シンプルな体が温まるスープですが、店によって肉や卵が入った豪華なものも。
日に三度の食事事の他に午前と午後におやつタイムを楽しむモロッコ人は超甘党。
クッキーやタルトを始めとする「モロカン・スイーツ」はとても甘く、ミントティーにも砂糖がいっぱい入っています。
ぜひ本場の味を試して、甘みで旅の疲れを癒してみてください。
美肌を守るアルガンオイル
今、女子旅の注目はモロッコ原産のアルガンオイル。
抗酸化力、活性酸素除去力が強く、美容効果が高いと美容家の間で注目を集めています。
モロッコの南西部にしか育たないアルガンの木は乾いた 土地でも枯れることがなく、アルガンオイルはモロッコの自然が生み出した希少価値が高いものです。
もともとモロッコでは食用としても使われていたこともあって刺激が少なく、髪やからだに塗ってもベタつかず、匂いも気になりません。
少量で伸びがよく保湿効果が高いので、乾燥する季節には手放せません。
女子旅的にはモロッコの街中や大自然を歩く最中にも重宝しそうです。
現地オリジナルのものは手頃な値段で 手に入るので、コスパよく美肌を守れるアイテムとして使ってみましょう。
モロッコへの行き方
モロッコへは、日本から直行便はなく、フランスやスペインなどのヨーロッパ、または、ドバイなどの中東を乗継空港とし、モロッコ最大の都市カサブランカにある国際空港ムハンマド5世国際空港を到着空港とします。
カサブランカに泊まる場合はそのまま空港から市街へ車で約1時間走ると到着です。
事前に送迎を予約しておくとカサブランカ市街のホテルまでスムーズに送迎をしてくれます。
美しい「青の街」のあるシャウエ(シャフシャウエン)へは、カサブランカ発のオプショナルツアーで移動または1泊以上のツアーとして訪れることができます。
また、世界遺産のあるマラケシュへは、カサブラカ「カサ・ボワイヤジャー駅」から鉄道に乗り約3時間15分で到着します。予算が合えばオプショナルツアーでカサブランカのホテルからマラケシュへ片道移動することも可能です。様々な現地オプショナルがありますので、余裕のあるスケジュールで計画し、事前に予約をして行きましょう。
もちろんパックツアーも5日間から多数あり、乗継ではなく周遊旅行に変えた長期旅行もあります。
行く前から夢中になれる旅、モロッコ旅行の計画をはじめませんか?
モロッコを旅するなら…
モロッコの公用語はアラビア語とベルベル語ですが、かつてフランス保護領だった歴史からフランス語が広く普及し、北部ではスペイン語も使われています。
また、イスラム教を国教としながら、キリスト教やユダヤ教の教会も数多くあります。
モロッコへ女子旅に出かける前にそれぞれの言語から、いくつか旅のフレーズを覚えておくと街の人と交流に役立ちそうです。
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