飛行時間は?日本からガラパゴス諸島への行き方を入島まで徹底解説

飛行時間は?日本からガラパゴス諸島への行き方を入島まで徹底解説

ガラパゴス島

ガラパゴス諸島の場所をイメージ出来る方はなかなかのマニアさんかもしれません。
まずはガラパゴス諸島の位置を確認をしましょう。

南米エクアドルから西の太平洋上に浮かぶ多数の島こそガラパゴス諸島です。
正直日本の裏側と言ってもいいほど遠く離れていますが、どのように行くのがいいのでしょうか。

日本からガラパゴス諸島まで何時間かかる?

まずWEBサイトから航空券を検索してみます。
一例として2/5東京発の2/12ガラパゴス諸島出発で調べ、所要時間が短い順に並べてみました。
この出発日でもっとも時間が短かったのがこちら。

所要時間が最短でも31時間越え!右下の「フライト情報を見る」ボタンを押すと詳細なスケジュールが表示されます。
※発着スケジュールは記事作成当時のもので、最新のものとは異なります。

アメリカ経由での乗り継ぎ時間に注意!

上記の例では、まず成田空港を17:50に出発し、デルタ航空でアメリカのアトランタへ。
アトランタへは日付変更線を超えるため同日の16:14に到着します。
ここだけでも12時間半ほどのロングフライトです。
続いて、再びデルタ航空でアトランタからエクアドルの首都・キトへ向かいます。
キトへ向かう便は18:13出発、乗り継ぎ時間はたったの1時間59分です。

アメリカは乗継ぎであっても一旦入国をしなければいけないため、ここでアメリカの入国審査を行う必要があります。
つまり電子渡航認証ESTA(エスタ)の登録も事前に必要なのでご注意を。
到着して入国審査を通り、到着ロビーから再度手荷物検査をして、出発ロビーに移動。
フライト案内で乗り継ぐ便のゲート番号の確認をし、出発ゲートへ向かいます。
アトランタ空港はアメリカの中では比較的乗り継ぎがわかりやすいと言われていますが、それでも入国審査や荷物検査場が混んでいたり、迷ったりすれば1時間59分は少々不安な乗り継ぎ時間でしょう。

空港内にはブランドショップやカフェなどゆっくりと見て回って楽しい施設もたくさんありますので、余裕を持って3時間以上は欲しいところです。

ちなみにガラパゴス諸島含むエクアドル使われている通貨は「USドル」。
日本で両替するのもいいですし、乗り継ぎの空港で時間が余ったときにしてもいいでしょう。

アトランタ国際空港
デルタ航空の拠点、アトランタ・ハーツフィールド・ジャクソン国際空港

ユナイテッド航空のヒューストン乗り継ぎの場合、ガラパゴス諸島までのトータル所要時間は34時間と、デルタ航空を利用するよりはかかる場合もあるものの、乗り継ぎ時間が4時間20分でした。
多少退屈してしまうかもしれませんが、乗り遅れの心配がなく安心です。

ヒューストン国威空港
ユナイテッド航空の拠点、ヒューストン・ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港

★ちなみにこちらのガラパゴスツアーはヒューストンでの乗り継ぎ便を利用しています。

キトでは最低1泊必要

さて、アトランタを18:13に出発して約5時間半、エクアドルの首都・キトに着くのは23:35です。
日本からアメリカ乗り継ぎでキトに向かう場合は夜遅くに到着することがほとんどですので、キトでの宿泊が必要です。

翌日は朝7時59分にキトを出発、いよいよガラパゴス諸島へと向かいます。
昨夜は遅い到着だったので、少々きついスケジュールですね。
もう1泊してキトでのんびりするか、1本遅い10時台の便を利用するのも一つの手です。
10時40分の便は直行便なので所要時間2時間弱、11時半にはガラパゴス諸島に到着します。

頑張って7時59分の便に乗った場合、ガラパゴス諸島のバルトラ空港に到着するのは10時36分。
グアヤキルを経由するため3時間45分かかります。

※上記の発着時刻はすべて、こちらのフライトでの場合です。

キト空港での手続きはこんな流れ

入島管理カード見本
入島管理カード(TCTカード)には個人の住所、滞在先等を記入

ガラパゴス諸島へ向かうためには、ここキト空港でちょっとだけ他と違う手続きが必要となるため、丁寧に説明していきます。

①ガラパゴス入島管理カードを作成
初めにフロア右手側にあるINGALA カウンターで、TCTカードというガラパゴス入島管理カードを作成します。
※上記カード記載の金額は2017年当時にて、変動している場合もございます。

団体ツアーに参加する場合、旅行会社がこのTCTカード用意してくれることもあるので、確認するといいでしょう。
自身で手続きする場合はかなり時間がかかることもあるので、余裕をみて早めに空港に向かってください。

②荷物チェック
TCTカードを受け取ったらINGALA カウンターの横にある入口からセキュリティー検査を通ります。
動物、植物、種子類、土など、ガラパゴスの生態系に影響を与えかねないものを持っていた場合は没収されるのでご注意。
問題なければスーツケースに封印シールが貼られ、このシールがないとガラパゴス諸島へ持ち込みができません。

キト空港内
(左)キト空港にあるガラパゴス行きチェックインカウンター
(右)キト空港にあるガラパゴス行き旅客専用の審査場と入島管理カード作成ブース

③パスポートとTCTカードを提出し、チェックイン。
セキュリティー検査を通った後、チェックインカウンターに進みます。
チェックイン後、セキュリティー検査という流れが通常ですが、チェックインの前にも手荷物検査があります。

④再度手荷物のセキュリティー検査を通り、国内線ゲートへ向かいます。
国際線、国内線のレーンが一緒に並んでいますが、必ず国内線の方に並ぶ必要があります。

ここまで終わればあとはゲートで待つのみ。

いよいよガラパゴス諸島に入島

キトからガラパゴス諸島へは、アビアンカ航空やLATAM航空などのフライトがあります。
離陸してしばらくすると客室乗務員がガラパゴス入島に伴う宣誓書を乗客に配ります。
記入する内容は、パスポート記載の情報で、サイン(FIRMA)には、パスポートと同じサインをします。
宣誓書はガラパゴス到着後、荷物検査をする前に空港職員に渡します。

Take off from Quito city Airport
経由、または直行のフライトでガラパゴス諸島の玄関口「バルトラ島」に到着。
(経由便の場合はグアヤキルで他の乗客を乗せるため、機内で1時間ほど待機する必要があります。)

ガラパゴス諸島空港内
(左)ここで再度TCTカードを提出し入島手続き。
入島料100USドル(2023年9月現在の金額)はこの時に支払います。
現金で支払う必要があるので前もって用意しておいてください。
※TCTカードは帰りの飛行機に乗るときも必要ですので、必ず受け取って保管してください。
(右)その後手荷物検査を受けいよいよ入島。
フルーツや種子、動植物を持ち込むことは固く禁じられています。

バルトら空港のゲート(弊社社員撮影)

ここからいよいよガラパゴス諸島の旅がスタート。
写真だと少し見えにくいですが、一番手前の女性は足の消毒をしているところ。
目に見えない微生物もガラパゴス諸島にとっては大敵になる恐れがあります。
数センチ張られた消毒液に靴の底を浸してから入島します。

ツアーの場合は、この後担当ガイドがサインボードを持って出迎えてくれます。
個人旅行の場合はタクシーで運河に向かってください。

所要時間10分程で運河に到着、そこからボートに乗り換え5分ほどでサンタクルス島に渡ることができます。
サンタクルス島の中心であり、ホテルやレストランが集まるプエルトアヨラの街まではさらに車に45分ほど乗って到着します。

楽しい旅の中身はこちらからチェック

帰りはどのように?

来た時よりは入島手続きがない分簡単です。
13:34にガラパゴス諸島・バルトラ島の空港を出発。
この時に再びTCTカードを提出する必要があるのでなくさないように。
16:33にキトに到着、この例は直行便ですが、行きと同じく、グアヤキル経由のフライトもあります。
日付変わって0時45分にキトを出発、アトランタには早朝5:58分に到着します。
キトでは時間が空いてしまうこともありますが、ツアーであればホテルが用意されていることが多いです。

キト空港ターミナル案内(弊社社員撮影)
キト空港のレストランは少なめ…

アトランタでの乗り継ぎ時間は4時間半ほど、帰りは余裕があります。
アメリカへの入国審査を済ませたのち、空港でゆっくりしてください。
10:30にアトランタを出発し、東京・成田空港には翌14:50に到着します。
※上記の発着時刻はすべて、こちらのフライトでの場合です。

こちらで紹介した時刻はほんの一例ですが、流れはほぼ同じです。
世界遺産のガラパゴス諸島へ行くのはむずかしいことではありません。一生に一度は体験してみてください。

こちらのツアーなら入国管理カード取得の必要なし!

協力:HIS 秘境旅行専門店 ネイチャーワールド

個人では行きにくい秘境旅行へのツアーはおまかせください。

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投稿日:2020.01.27

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