立地は抜群で、噴水通り、海岸通は目の前。買い物にも便利で、２４時間スーパーまで歩いて５分くらい。部屋はアパートタイプでそこそこ広く、調理もできる。眺望は、海岸通に面した部屋なら良いはず（私が家族と泊まった部屋は裏側に面していたので、眺望はダメ）。バスはお湯も出たし、バスタブには栓もあったので湯船に浸かることもできた（浴室には、しかし「湯船のお湯を溢れさせて洪水にしたら罰金6000ルーブルです」という注意書きがあった）。トイレの水は弱いがきちんと流れる。でもできれば日本からトイレットペーパーは持っていったほうがいいかも。外出時に鍵は預けても預けなくても良いとのこと（二人で泊まったせいか、鍵は２つくれました）。朝食は一階の「カニとビール」という店で７時半から１０時まで。朝食ビュッフェの種類は多くないが、ウェイトレスさんに注文すればブリヌイやヴァレンキ、目玉焼きなどをすぐに焼いてもらえるので悪くない。でもあまり遅い時間に行くと料理もカトラリーも残っていないことあり。フロントの女性スタッフは英語が通じる人が最低一人は詰めている様子。フロントには警備員の男性が常駐して怪しい人の出入りがないか見張っており、そういう意味では安全かも。チェックアウト時には「荷物を預からなくてもいいですか？」とこちらから聞かなくても尋ねてくるなど親切だった。難点としては、入り口がわかりづらいこと。日本の普通のホテルの入り口とは全く異なり、短いトンネルのような通路を抜けてホテルの裏側に回って、そこから階段を降りたら入り口がある。私は家族がそれに気づいたのでホテルに入れたが、自分一人だったら気が付かなかったかも。もう一つは、エアコンの風量調節が難しかったこと。ちょうど雨天続きで湿度が高く、除湿に設定したのだが一番弱い風量に設定しても全力で稼働し、すぐに寒くなるので結局は消さなければならなかった。しかし全体的には快適といえる滞在だったし、おすすめのホテルだと思う。

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