イスタンブールは、ボスポラス海峡をはさんで ヨーロッパサイドとアジアサイドにわかれており、さらにヨーロッパサイドは金角湾をはさんで、旧市街サイドと新市街サイドにわかれています。
このホテルはヨーロッパサイドの新市街サイドにあります。

こじんまりと小規模ですがきれいに整ったすごしやすい部屋・ロビーのホテルでした。
日本語は通じませんが、英語であればスタッフとのコミュニケーションも問題なくできます。
ホテルの近くにはレストラン・バーもありますので、食事をするのにも便利でした。

このホテルを選ぶメリットは、価格の安さと場所の良さでしょうか。
新市街にあるメインストリートは「イスティクラル通り」と言いますが、そのほぼ西端にあるホテルです。イスティクラル通り散策はこの西端から歩き始めて東端のタクシム広場まで歩いて愉しむことができます。
帰りはかわいい路面電車で帰ってくるのもオススメです。
旧市街に注目されるお客様が多いですが、新市街はイスティクラル通りだけでなく、おしゃれなカフェが並ぶフランス小路や、タクシム広場からバスで行けるオルタキョイ、ニシャンタシなどの注目エリアもあり、旧市街とはまた違ったイスタンブールをたのしめますのでオススメします。

見どころが多い旧市街へは歩いて行くことが多かったです。
あの有名なガラタ橋を渡って 行き来するたくさんの船や、橋の上で釣りをする人々を眺めながら 旧市街まで行くのは気持ちの良いものです。
夕暮れ時にまたガラタ橋を渡って新市街に帰る時の美しい夕焼けは、とても素晴らしい景色で今でも忘れません。
ただしガラタ橋を渡って旧市街側に入ったあとも、トプカプ宮殿やアヤソフィアなどの見どころに行き着くまでは まだかなり距離がありますので、ガラタ橋をはさんで新市街側のカラキョイ駅、または 旧市街側のエミノニュ駅からトラムに乗るのがよいと思います。

イスタンブールは西の旧市街から東の新市街まで東西が長く、なかなか便利な交通手段が整備されていません。どちらも徒歩で行けるこのホテルの立地というのは絶妙で良いと感じました。

このホテルの難点を挙げると、場所のわかりにくさです。
空港からのバスはガラタ橋よりひとつ北のアタチュルク橋を渡って旧市街から新市街へ入りましたが、降りる停留所が分かりづらく地図と風景を見比べてなんとか降りました。
降りてからも地図を見ながらホテルを探す必要がありました。
一度場所がわかってしまえば、問題ないのですが、到着直後は苦労されるかもしれません。

ホテルのおすすめポイント 価格重視・カップル・ひとり旅・リピーター