トランジットのために一泊．いつもはマイアミで泊まるが、今回、初めてシカゴに．オヘア空港は、到着口から荷物の受け取り、ホテルのシャトルバス乗り場まで、かなり歩くが、表示に従って進むと分かり易く、ホテルのシャトル乗り場へは赤の表示で誘導してある．途中、エレベーターで地下から１階へ上がる．以前のレビューに、ホテルに電話するとシャトルが来る、とあるが、現時点では、電話すれば来るわけではない．夜の時間帯は、運転手が適当に見計らって運行するらしい．ホテルシャトルバス乗り場の２番・３番のドアの中間付近、建物内の壁に、ホテルのプレートがたくさん貼り付けてあって、そこの電話からホテルに連絡できる．電話したら、３番のドア前で待てとの指示．30分待っても来ないので再度電話すると、「いまシャトルが行くから」とのことでさらに20分．その間、ホテルによっては、５～６回もバンやバスが通るのに、自分のホテルのは待てど暮らせど来ず．気分がいじけてくる．50分待って、タクシーにしようとしたときに、黒の古いバンが来た．（白のもあるらしい）運転手に、何分おきに走るのか聞いても、はっきりせず．フロントで訊ねると、朝は30分おきに出るとのことで、実際、朝はその通りだった．夜はホテルからの出発客が少ないため、定時に出ないのか？しかし、夜間の迎えが不定時なホテルは初めてである．国際線での到着時、疲れに耐えて目を皿に、次々に通る車両の字を見つめて、自分のホテルのを必死に探す．これを１時間近くもやるのはきつい．これが当ホテル最大のネック．バンで10～12分なので、タクシーならそれなりの額になろう．．フロントの係は夜２名、朝は１名だった．感じは良くないが、ひどくもない．飛行機が遅れて夜９時を過ぎていたが、ホテル内１階のバーで食事ができるので助かった．焼き魚とパン、スープと少量のご飯付きで13ドル．量は十分．１階のエレベーター前に、自由に飲めるコーヒーあり．朝食は６時より．その内容は、この手のホテルとしては、良いほうだろう．パン、コーヒー、アップルジュース、牛乳、ヨーグルト、チーズ（右側のボックス内）にフルーツ類．肉で作った「はんぺん」のようなもの、スクランブルエッグなど、食べ放題で十分．夜間のネット接続は遅く、Skypeの通話に支障が出るほど．「無いよりはマシ」のレベルながら、早朝は少し速くなっていた．夜は皆が使うので遅くなるのだろうが、もう少しなんとかすれば良いのにと思う．部屋はすごく広い．トランジット用としては異常なくらいの広さ．大部屋と小部屋のふたつ．しかし、小さい方にはテレビはあったが、ベッドはなかった．大きい部屋にもテレビあり．一人で泊まるには無駄なほど広いので、狭いのが嫌な人にお勧め．シャワーの湯は十分暖かいが、熱いというほどではなく、熱々の湯が好きな人には向かず．やけどの恐れがなくて良い？ほかの部屋なら熱い？廊下は古色蒼然の感あり．1960年台を舞台にした映画を見ているような．しかし、室内は古めながらも、ひどくはなく、それなりに快適．シーツ清潔．空調は、窓側の壁に機械があり、自分で止めることも可能．総じて、トランジットに使うには十分であり、室内は合格．すごくきれいではないが、不潔感はない．運が悪ければシャトルバンを１時間くらい待つという根性がある人．いざとなったら空港からタクシーで良いという人．オヘア空港近くで手頃な値段のホテルを探す人．とにかく広い部屋が良いという人．朝食は腹一杯に食べないと気が済まない人にお勧めできるホテルである．

ホテルのおすすめポイント 女性・ビジネス・価格重視・ファミリー・セレブ・ビギナー・カップル・ひとり旅・リピーター・シニア・グループ