街そのものが博物館のような世界遺産の街、ポルトにあるポサーダです。ポサーダとは古いお城や修道院、貴族の館などを改築して国営ホテルしたものです。ポルトガルに44ヶ所存在します。国の重要文化財を改築した「ヒストリカル・ポザーダ」や景勝地や歴史エリアに、その地方特有の建築様式を生かして新たに建てられた「リージョナル・ポザーダ」があります。「ポサーダ・ド・ポルト・フィレイショ・パラス」は2009年にオープンしたポサーダで、18世紀のバロック建築を改装したもので貴族的で優雅な雰囲気の公共エリアとドウロ川を望む景観が魅力です。フロントやレストラン、バーがあるのがメイン棟で、泊まるのは、すぐ隣にある宿泊棟です。宿泊棟もメイン棟にマッチするような造りで、建て加えられたもので、内部はモダンな客室になっていて快適です。メイン棟と宿泊棟はエレベーターで0階へ降りるとつながっています。ロビー階は1階です。客室が1階なら、外から入った方が早いです。ただ早朝と夜間は棟の入口でカードキーをかざしてロック解除が必要です。鍵はカードキーでタッチ式、主電源タイプなので部屋に入ってボックスにカードを差し込むと電気が付きます。朝食会場はメイン棟1階、部屋から部屋への通話は、部屋番号の頭に2を付けて発信。外線は0発信です。Wi-Fiはパスワード無しで無料で使えます。フロントは9番。金庫、冷蔵庫、ミニバー、ドライヤー、スリッパ、バスローブ、ティッシュが完備されていました。

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