スペインは入国制限はある?出発準備や出入国手続きについて解説

スペインは入国制限はある?出発準備や出入国手続きについて解説

 ※感染症拡大防止対策のため掲載内容に変更がある可能性があります。
 最新情報は、各施設の公式ウェブサイト等でご確認ください。  

スペインマドリード
世界遺産数、世界第4位を誇るスペイン。
スペインは、世界遺産観光や、サッカーなどのスポーツ観戦、パエリアやピンチョス(一口サイズの軽食)などスペイングルメやワインなど旅の目的となる要素がてんこ盛り!

コロナ禍において海外旅行が遠のいていましたが、予防接種やコロナ対策を講じることで世の中は動き始めています!
魅力溢れるスペインに、HIS社員が「トラベル調査員」として旅をし、プロの目線で旅先をチェックしてきました。
出発前の準備から出入国時の注意事項など、スペイン旅行を検討する上での情報をまとめました!
※情報は流動的のため旅行の際には、必ず最新情報を確認しましょう。

スペイン現地調査員今回聞いた人:たっしーさん
ニューヨーク1年半、ロンドン5年の駐在経験と世界40ヶ国、日本は47都道府県の訪問歴あり。

星空案内人と京都検定の資格保持しつつ、各地の食文化(B級専門、特に麺)と建築をこよなく愛する。コロナ前最後の旅が2020年1月のスペインでコロナ後最初の旅がスペインということに運命を感じながら旅の現在地をレポートします。
旅行期間 :2022年4月18日~4月26日
利用空港 :(往路)羽田-イスタンブール(トルコ)経由-マドリッド(スペイン)
 (復路)バルセロナ-イスタンブール(トルコ)経由-羽田

HISトラベル調査員とは

エイチ・アイ・エスは、旅前も旅先も、いままで以上の安心をサポートすることを誓い、旅行代理店から「トラベルパートナー」となります。
誰もが安心して行ける旅をサポートするために新しく誕生したHISの安心のサービスが「RE: TRAVEL SUPPORT」(トラベルサポート)。
その一環として、HIS社員が「トラベル調査員」として旅をし、プロの目線で旅先をチェックします。
お客様に安心して海外旅行を楽しんで頂くために、その旅で得た生きた情報をお客様に届けていきます。
新しく誕生したHISの安心のサービス「RE: TRAVEL SUPPORT」はこちら

いつからスペインに行けるの??

スペインのサグラダ・ファミリア
バルセロナ サグラダ・ファミリア(2022年4月撮影)
日本から、スペインには条件付で隔離なしで旅行ができます。
条件によりますが、スペイン到着後及び、日本帰国後の隔離は免除されます。

スペイン旅行に向けて出発までの準備

海外旅行持ち物リスト
スペインに入国するためには、大きく3点必要です。

【日本出発までに以下3点の準備をしましょう!】
①パスポートの取得、更新
②健康調査申告書(SPTH)
③自治体発行の海外渡航用ワクチン接種証明書

以下、一つずつ解説します。

①パスポートの取得・更新

パスポート
パスポートの取得、更新は住民登録をしている都道府県のパスポート申請窓口で行います。
都道府県や混雑状況によりますが、受け取りまで1週間ほどかかります。
提出書類の準備に時間を要することもあるので余裕をもって申請することをおすすめします。
また、久しぶりの海外旅行の場合など、有効期限が切れているなんてことも。
パスポートの有効期限は、帰国時の時点でが半年くらいあると安心です!

②健康調査申告書(SPTH)

SPTHのQRコード

健康調査申告書(SPTH)について
STEP①:
スペイン保健相のサイトにアクセス又は、専用のアプリ「SPAIN TRAVEL HEALTH-SpTH」をダウンロード

STEP②:メールアドレスなどの登録
●氏名、パスポート番号、フライト情報、到着日、メールアドレスを入力し送信。
●セキュリティコード受信

STEP③:受信したセキュリティコードとパスポート番号を入力し入力フォームを開く。
②-1:携帯番号、生年月日、住所を入力
↑出発前72時間以降に入力
②-2:座席番号を含むフライトと滞在先ホテル情報を入力
↑座席番号の入力必須。チェックイン完了後に入力が必要。
②-3:旅行目的と過去の旅行歴の問いに回答
「過去14日間に滞在した国」を選択
↑乗り継ぎのみの国名を選択する必要はありません。
②-4:感染者との接触履歴、証明書の種類、日本からの場合はワクチンの接種証明書のみ
・接種ワクチンの種類、最終接種日、ワクチンを接種した国を入力
↑ワクチン接種日14日以降のみ有効
②-5:最後に誓約書への同意

STEP④:QRコード受信

飛行機への搭乗時、スペイン入国時に提示を求められます。
スペイン到着日の2日(48時間)前までに電子フォームに署名して送信する必要があります。

③ワクチン接種証明

ワクチン接種証明書アプリ
最終接種から270日以内のワクチン接種証明書(日本の市区町村等で発行されるワクチン接種証明書は有効)
デジタル庁の新型ワクチン接種証明書アプリをダウンロードすると簡単です。

新型ワクチン接種証明書アプリ(デジタル庁)
【準備するもの】
・マイナンバーカード
・4桁の暗証番号
・本人の有効なパスポート

マイナンバーカードを持っていない場合は、接種を受けた際に住民票のある市町村の窓口で発行も可能です。

ワクチンをうっていない場合は?
新型コロナウイルス検査の陰性結果証明書が必要となります。
検査の種類や、記載項目が決まっているため、確認してから検査を受けましょう。

PCR検査等の陰性証明書は、スペイン入国時には必要ないものの、航空会社が搭乗に必要として同証明書の提示を求めることがあるため事前に確認が必要です。

羽田空港の様子

羽田空港
羽田空港(撮影:2022年4月)
スペイン現地調査員たっしーさん

羽田空港の国際線ターミナルも思ったより空港に人が多いなという印象でした。
夜発のフライトだったため、ほとんどのお店が閉まっていてさびしい限りでした。
必要な荷物は、空港に到着までにそろえておくことをおすすめします。

コロナ前と変わったことは?
事前準備は必要ですが、出発時の空港での手続きに大きな変更はありませんので遅くとも2時間前、混雑時期は3時間前を目安に空港に到着するようにしましょう。

機内の様子

トルコ航空

スペイン現地調査員たっしーさん

今回の旅では、トルコ航空を利用しました。
現在、安定して羽田空港から毎日就航しているトルコ航空は、就航都市も多くもともとロシア上空を飛ばないルートのためビジネスパーソンに人気のようです。

トルコ航空を利用すると東京からイスタンブールまでは往路は偏西風の影響で約13時間を要しますが、復路は10時間30分ほどです。
またイスタンブールから3時間以内で行ける就航都市は37か国80都市と様々な都市に就航しています。

お楽しみはなんといっても機内食!エコノミーの機内食も美味しいと評判です!
その理由は、、、
フライング・シェフと呼ばれるコック帽をかぶったスタッフが搭乗し、実際に機上で調理をする訳ではないですが機内食の温度調整を行い絶妙に仕上げてくれるのです。
特にパンは焼きたてのような味わいでついつい2、3個軽く食べてしまいます!

コロナ前と変わったことは?
現在はビジネスクラスが人気で、2022年4月からは49席のビジネスクラスがあるB777に機材を変え席数を増やしています。
機内サービスや、空港ラウンジはコロナ前と同様のサービスになっています。

乗り継ぎ空港の様子

イスタンブール空港

スペイン現地調査員たっしーさん

トルコ航空を利用したため、首都のイスタンブール空港で乗り継ぎをしました。
イスタンブール空港は、2019年に以前のイスタンブール・アタチュルク空港からトルコ共和国が国の威信をかけて移転拡張オープンしたヨーロッパで1番の巨大空港です。

700mものまっすぐな大きな通路に沿って並ぶさまざまなショップやレストランの数は281をかぞえ、そしてホテルなども立ち並ぶ様は街のようでした!
ターミナルが分かれていないため、乗り換えの移動は「全て徒歩で可能」をウリにしておりシャトルバスやモノレールなどの乗り物を使う必要がありません。
65歳以上の方は電動カートでつれて行くサービスもあります。

イスタンブールの空港でワクチンに関するチェックは往路は無く、復路に陰性証明を見せる必要がありました。

スペイン入国の手続き

マドリード空港

スペイン現地調査員たっしーさん

入国に必要なものは、出発までの準備で説明した3点です。
入国審査後にチェックポイントでアプリをスキャンされるだけの簡単なもの。
スペインのマドリード空港到着から入国までの所要時間はわずか15分でした。

入国時必要なもの
①パスポートの取得、更新
②健康調査申告書(SPTH)
③自治体発行の海外渡航用ワクチン接種証明書

PCR検査等の陰性証明書はスペイン入国時には必要ないものの、航空会社が搭乗に必要として同証明書の提示を求めることがあるため事前に確認が必要です。

スムーズにWi-Fiに接続できない場合もあるため、QRコードなどはスクリーンショットをして保存しておくと慌てずにすみますよ。

スペイン街の様子

バルセロナ サンジョルディの日
バルセロナお祭り サン・ジョルディの日
スペイン現地調査員たっしーさん

ちょうど滞在中の2022年4月20日よりレストランや美術館等の屋内でのマスク着用義務が解除されました。

屋外でマスクを着用している人は皆無で4月23日がサン・ジョルディの日だったのですが久々の外出制限なしのサン・ジョルディの日ということでバルセロナの町は大変なにぎわいででした。

スペイン人はラテン系民族で緩いのではないかという印象があるかと思いますが、地下鉄などではほぼ100%マスクをされていてメリハリのある生活をされているなと感じました。
美術館内などでも来場者はしていなくてもスタッフは着用を継続していました。
公共交通機関で未だ義務付けられているのですが、地下鉄ではほぼ100%の人がマスクをしており、タクシーでもマスクをしていないとマスクしないと罰金取られるから、といってマスク着用をお願いされます。

コロナ前と変わったことは?
「免税の手続き」が大幅に簡略化(DX化)が進んでいます。
簡略化されたシステムが導入されているお店かどうかにもよりますがスペインであれば誰でも行くであろうデパート「エル・コルテ・イングレス」などのお店では、以下の手順で免税手続きができ、品物を未開封で手荷物にする必要や、税関でスタンプをもらう必要がありません。

①購入後ショップでパスポートを提示しメールアドレスを伝える
②届いたメールに必要事項を入力
③バーコードが発行されるので、そのコードを帰国時に空港で読み取る

以上です。
読み取る機械は日本語表記もあり、帰国後4・5日でクレジットカードに還付されたというメールが届きます。

スペイン現地調査員たっしーさん

サンフラワーオイル(ひまわり油)の値段が5倍になったという話を聞いたときは、アンダルシアであんなにもたくさんのヒマワリが咲いているスペインでもウクライナからの輸入に頼っていたんだとびっくりしました。

日本への帰国準備

バルセロナ市内でのPCR検査

スペイン現地調査員たっしーさん

バルセロナのクリニックでPCR検査を受けました。
今回は、スペイン全土にある民間のセントレメディックにて受診(365日オープン)。

PCR検査は、帰国日の72時間前以降に検査する必要があります。
事前にパスポートコピーと結果受信用のメールアドレスを伝えておき、所定の書類に必要事項を記入して少し待って検査。
綿棒で鼻腔と口内から粘膜を採取します。
10分程で検査終了。
その後2~3時間ほどしてメールで結果が送られてきます。

日本政府が所定のフォーマットを定めているため、書き損じなどによるトラブルを避けるために日本のエージェントが確認した上で被検者に通知するフローを取っているケースが多いのが現状です。
HISでもお手続きのサポートを行っております。

この陰性証明を、帰国飛行機のチェックイン時と乗り継ぎ時に提示を求められました。

日本入国時(羽田空港の様子)

スペイン現地調査員たっしーさん

羽田空港着後、入国審査場から離れた場所遠くへ歩くよう導線が敷かれており一度距離を置いてから、複数のチェックポイントにて、MySOSアプリの承認済みQRコードを提示し、PCR検査を受けます。

健康居所確認アプリ「MySOS」とは(厚生労働省HP)
事前に「MySOS」のアプリをダウンロードしておき、質問票・誓約書・ワクチン接種証明書・検査証明書の登録を行うことで、入国時の検疫手続きを簡素化することができます。

機内で誓約書を渡されますが、入国者健康居所確認アプリ「My SOS」の事前登録をしていれば記入は不要です。
チェックポイントで配られた「黄色い紙」をベースに、その後のチェックが進められます。
チェックポイントでは、「MySOS」の登録内容を確認され、その後PCR検査のための唾液を採取され、その検査を待ち、結果陰性で無事入国となりました。

到着から入国まで1時間45分かかりました。
聞いていたよりはかなり早かったのですがそれでもスペインと比べると7倍かかりました。
空港から自宅が遠方の方、小さなお子様連れ、高齢の方などは、スケジュールに余裕をもっておくといいと思います。
また、最初のチェックポイントまではトイレにも行けず、また撮影も禁止されています。
心配な場合は機内でトイレに行っておくと安心です。

さいごに

カタルーニャ音楽堂
バルセロナ カタルーニャ音楽堂
スペイン現地調査員たっしーさん

正直、パスポートの更新や事前準備を含めて色々と煩わしいなと感じていたところがありましたが、イスタンブールの空港で乗り継ぎをしているときに、旅をしている感覚がグッといきなり蘇ってきて、身震いがしました。

海外旅行から遠ざかっている方々に この感覚、旅の高揚感を伝え思い出していただく、商品やプロモーションを通じて伝えることに注力していきます!

また、観光客に対しての”ウエルカム”も旅のテンションをあげる重要な要素だと感じました。
6月からは水際対策の緩和により訪日観光客を迎えいれる人数も増えていきます。
水際対策もしつつ、ウエルカム感を高められるかどうかが日本での旅の印象を大きく左右するポイントの一つだと思います。

最後に、コロナの影響よりも、オーバーツーリズムの規制が現実的になってきている、と強く感じました。
水際対策がどうこういっている日本を置き去りにするようにヨーロッパではwithコロナの先、いわばbeyondコロナの動きが始まっていました。
日本の先を行く海外旅行のトレンドに、日本も早く追いつくためにも早期に海外渡航の規制が撤廃される状況になることを切に願うばかりです。

   

投稿日:2022.05.31

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