天国に一番近い島、ニューカレドニア・ウベア島の魅力と楽しみ方とお土産

天国に一番近い島、ニューカレドニア・ウベア島の魅力と楽しみ方とお土産

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天国に一番近い島までは日本から8時間半

日本から南へ約7000キロメートル。オーストラリアの東側に位置するニューカレドニアは、本島のグランドテール島を含む複数の島々で構成されているフランスの海外領土の1つです。
日本からの直行便も出ており、成田からだと約8時間30分のフライトで到着します。
日本との時差は2時間です。

同じビーチリゾートで有名なハワイやグアムなどよりも情報が少ないニューカレドニアですが、いったいどのような場所なのでしょう。
現地の男性とご結婚されて以来、この素敵な場所に暮らす日本人女性・ミュギー紀子さんに聞いてみました。

お話をうかがった方

ミュギー紀子さん
ニューカレドニア・ウベア島在住。現地の男性とのご結婚をきっかけに移住。
テニス、タヒチアンダンス、散歩がご趣味というアウトドア派。

紀子さん:
綺麗な海と穏やかな気候がこの地の大きな魅力です。
海辺では映画のようなワンシーンを日常的に見ることができます。
そしてそれ以上に、人の温かさがとっても魅力的です。
地元の人々はとてもアットホームな感じで、日本から行くと、のんびりと癒される場所だと思います。

ニュ-カレドニアの首都、本島のヌーメアでさえハワイやグアムとは違い、街はとても静かです。
派手さには欠けるかもしれませんが、街中にはかわいい靴や洋服などの小さなお店が並んでいます。
また、フランス領であることからフランス料理のお店が多かったり、ベトナムからの移民が多い為ベトナム料理のお店があるなど、様々な文化が共存していることが実感できます。

観光客はフランス人、その他ヨーロッパ圏、お隣のオーストラリア、ニュージーランドからが多いです。
大人のリゾートが楽しめるところではないかと思います。

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── ニューカレドニアを初めて訪れる人に紀子さんがイチオシするのが「ウベア島」という島です。
どんな場所なんでしょうか。

紀子さん:長く続く真っ白なビーチ、海と空の青のグラデーション。
その景色を目にすると他に何もいらない…そんな気分にさせてくれるのがウベア島です。
ぜひこの島のホテルに何日か滞在していただいて、朝から夕方までの景色をビーチでチェアに寝そべって楽しんでほしいです。
小鳥のさえずり、波の音、全てがスペシャルです。

── 「全てがスペシャルです」という言葉に、すでにウベア島の魅力が垣間見えます。
では、更なる島の魅力やスポットについて伺ってみましょう。

本物の自然の美しさと恵みを満喫

ウベア島のおすすめスポット

紀子さん:
ウベア島とムリ島を結ぶ『ムリの橋』は、撮影にもよく使われている絶景ポイントです。
自然が守られているウベア島を象徴するような海がとにかく綺麗。
カメやエイの群れが泳いでいることもあります。
橋の下は魚の通り道なので、泳ぐことが禁止されているので注意してください。

『カメの洞窟』『青の洞穴』 はどちらも神秘的な空間。
カメの洞穴からはカメが順番に、息継ぎをしに水面に現れます。
青の洞穴は文字通り真っ青。その大きさや形状に驚くはずです。

サンゴ礁が隆起してできた『レキンの絶壁』も必見です。
唖然とするような自然の壮大さに圧倒されます。
神聖な場所なので立ち入り禁止で、周囲の海は遊泳禁止です。
よって対岸から眺めることしかできませんが、何か音を鳴らすとこだまして、やまびこのように聞こえるミステリアスな雰囲気です。

ニューカレドニアのグルメ

ニューカレドニアには気軽に軽食を食べられる『スナック』と呼ばれる地元の食堂のようなお店があります。

ウベア島にも数軒あるのですが、ここオニャ湾にある『soleil levant』 というスナックは、地場で採れた魚や野菜を使ったランチが絶品。
現地ならではの味を楽しめます。また『soleil levant』の裏手のスポットでは、海の流れに乗ってスノーケリングを楽しめます。

美しすぎる!南半球の静かな楽園。ニューカレドニア・ウベア島のロングビーチ体験

お店の情報はこちら

●ランチが絶品の食堂:soleil levant

住所 BP330, 98814, New Caledonia

── その他のグルメ、そしてお土産のオススメはどのようなものがあるでしょう。

紀子さん:先ほど紹介したスナックは、特にヌーメア周辺をはじめ色々な場所にあるので、ぜひ気軽に立ち寄ってください。
ベトナムの揚げ春巻き「ネム」が定番料理として置いてあったりして、ニューカレドニアが文化の混合した土地だということを感じます。

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紀子さん:
ウベアならではの味といえば、ココナッツを食べて育ち、またココナッツの殻を棲み家にする甲殻類『ヤシガニ(ココナッツクラブ)』です。
ホテルやスナックなどで食べられますが、必ず前日に予約をしておきましょう。
本島では食べられないレアフードです。

ウベア島のお土産なら、コレ

ウベア島のお土産なら、ココナッツにまつわるものがベストです。
島にはココナッツ石鹸の工場があり、私たち地元民も使っている石鹸のほか、『ココナッツオイル』はお土産品として喜ばれます。
ココナッツ製品は本島より安く購入できます。

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ウベア島で時間の流れに身を任せよう

── 自然を大切にし、その自然の恵みこそが魅力。
ウベア島はそんな島なんですね。
アクセスなどの基本情報や、旅行における注意点を教えていただきました。

紀子さん:
ウベア島へはグランドテール本島ヌーメアにある国内線空港「マジャンタ空港」から飛行機で約35分。
空港からホテル街までは車で約15分です。
本島には鉄道が無く、唯一の公共交通機関はバスです。
バスは平日だと1時間に3~4本ありますが、時間通りにはなかなか来ませんし、またアナウンスもありませんので時間に余裕のある人向きです。
観光客の方も利用していますが、海外旅行に不慣れな方にはちょっと厳しいかもしれません。
観光で行くなら、タクシーやホテルの送迎を利用すると良いでしょう。

ウベア島にはバス等の交通機関がありません。
空港からはホテル側が宿泊者を送迎してくれます。
ホテル到着後の移動は、レンタカーかレンタサイクル(ホテルによる)、徒歩になります。
個人手配は難しいので、日本人観光客はほとんどツア-で来ています。
パターンとしてはウベア島宿泊付きのパックツア-を利用するか、本島ヌーメア発のウベア島日帰りツア-をオプションとして追加する方法の2種類です。
日帰りツア-は日本語スタッフがヌーメアから同行し、島内観光をする形です。

── 公用語や通貨、チップについてはどうでしょう。

紀子さん:通貨は『パシフィック・フラン』です。
レートはユーロと固定レートで(1ユーロ =119.33パシフィック・フラン)、ユーロの変動に応じて変わります。
成田空港、現地の銀行やホテルで両替できます。
チップの習慣は基本的にありません。
言語はフランス語が公用語です。英語も多少なら通じます。日本語は通じません。

── フランス語の辞書やスマホの翻訳アプリ、指さし会話集などが欠かせませんね。
治安などはどうなのでしょう。

紀子さん:
ニューカレドニア全体としては、治安は良いほうだと言われています。
しかし日本人女性が1人で行動していると、声をかけてくる人もいます。
夜の1人歩きは避けた方がいいです。と言っても、夜に開いているお店は飲食店ぐらいです。

本島で最も大きな都市・ヌーメアのホテル周辺は観光客がたくさんいますので、夜食事に出かける程度なら大丈夫だと思います。ウベアでは夜どこも開いていないので、必然的にホテルで過ごすことになると思いますが、夜は道も暗いし、人も少ないので外出は避けましょう。
散歩に出かけるなら夕方か早朝がいいでしょう。

またニューカレドニアは、日曜日はほとんどのお店がクローズしてしまいます。
『日曜日の街はゴーストタウン』と言われるほど。
買い物はできませんし、人も少ないので1人で出歩くのは避けてください。

美しい海を眺め何もしない贅沢、静かな時を満喫するウベア島。
フランスの洗練されたグルメやショッピングを楽しむ本島ヌーメア。
両方満喫できるのがオプショナルツアーの良さです。
ニューカレドニアへの旅、1日は「全てがスペシャル」なウベア島を訪れたいものです。

紀子さん、取材にご協力いただきありがとうございました。

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投稿日:2016.09.15

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