ノスタルジックな上海の面影を残す田子坊はインスタ映えスポットがざくざく!【中国】

  • 最終更新日:2020.10.13
  • 中国
ノスタルジックな上海の面影を残す田子坊はインスタ映えスポットがざくざく!【中国】

かつては租界(外国人居留地)として和洋の文化が融合したエキゾチックな歴史を持ち、現代では近代的なビルが建ち並ぶ上海。人口約2500万人の人が住む、中国随一のハイパーシティです。
中でも、いま注目したいスポットがここ上海の「田子坊(ディエンヅファン)」。古くて新しい景観と、ハイセンスなショップやグルメスポットが目白押しで、実に刺激的な観光エリアとなっています。どこもかしこも写真映えする、インスタ天国は日本人女性にも大人気。上海で注目の田子坊の見どころと、インスタ映えの秘訣を紹介します。

田子坊のメイン入り口、泰康路210弄(瑞金二路の近く)

田子坊のメイン入り口、泰康路210弄(瑞金二路の近く)

上海にある田子坊ってどんなところ?

田子坊のストリートに掲げられたマップ

田子坊のストリートに掲げられたマップ

田子坊は、上海市の新黄浦区にあるおしゃれスポット。上海市の中心部から、地下鉄九号線の「打浦橋路駅」を下車し、1号出口から徒歩5分ほどの場所に位置しています。

上海の田子坊は、日本語読みでは「でんしぼう」や「たごぼう」など、さまざまな呼ばれ方をされます。中国語では「ディエンヅファン」と発音します。また、中国では「泰康路」(タイカンルー)とも呼ばれます。タクシーを使う場合は、「タイカンルー」と言えば運転手さんにも分かりやすいでしょう。

この界隈は、もともとフランス租界があった場所で、上海独特の異国情緒が感じられるエリアです。そんな上海にある田子坊は、昔ながらの住まいが立ち並ぶ住宅地でしたが、2000年ごろからアーティストのスタジオなどが入るようになり、自然発生的にショップやレストランが増え、次第に洗練されたスポットへと変わっていきました。2006年ごろから観光スポットとして知られるようになり、今では上海有数のショッピングエリアとして知られています。

路地は迷路のように入り組んでいて、その中に、アートやファッション、ショッピング、そしてグルメなどのショップがひしめき合っています。最先端のモダン感覚と、奥深い上海の歴史が絶妙に混じり合い、エキゾチックな風情を醸しています。
田子坊は、上海の歴史の奥深さに加え、ハイセンスな感覚に満ちたスポットなのです。

上海・田子坊の魅力は、何でもありのエネルギッシュさ!

多くの観光客が訪れる田子坊。週末の混雑は相当なもの

多くの観光客が訪れる田子坊。週末の混雑は相当なもの

上海にある田子坊の魅力は、迷路のような小さな路地の中に、所せましと軒を連ねたさまざまなショップやレストランです。場所が狭いからか、店の面積は どれも10〜20平方メートルほどと、小さなショップばかり。どの店も個性的で、実にエネルギッシュな空間です。モダンなデザインと歴史的な雰囲気が入り混じり、まさに“何でもあり”の風景が広がります。

そんな中で、普通に生活している人の洗濯物がはためくなど、カオスのような混沌とした世界が広がるのも中国らしい風景です。
上海にある田子坊は、毎日膨大な数の人々が訪れていますが、その大半は欧米を中心とした外国人観光客です。できれば週末は避け、平日に訪れると比較的ゆっくりできます。

田子坊は上海ならではのインスタ映えスポットがたくさん!

田子坊は夜の風景も美しい

田子坊は夜の風景も美しい

上海の田子坊に訪れる女子の楽しみは、何といっても写真映えするスポットがたくさんあることです。上海の田子坊は、どの風景を切り取っても見栄えがする「インスタの宝庫」といえるでしょう。

上海の田子坊がインスタ映えするのは、理由があります。まず、古い建物とモダンな店舗との絶妙なブレンド具合。SF映画に出てくるような、アジアの近未来都市といった趣があります。

フランス租界のあった上海では、150年ほど前から石庫門(せきこもん)と呼ばれる、西洋と中国文化の融合したような建物に、多くの人が住んでいました。上海の田子坊では、今もその面影が色濃く残っています。エキゾチックなレンガ造りの壁は歴史の重さを感じさせます。また、その石庫門をリノベーションした新しいショップは、ポップでカラフルなインテリアが強烈なインパクト。新旧、和と洋のコントラストは、これぞ上海、これぞ田子坊といえる素晴らしさです。

アートの街・田子坊ではさまざまなアートイベントが開催される

アートの街・田子坊ではさまざまなアートイベントが開催される

上海の田子坊はアートスポットという顔を持っており、メインストリートで企画される演出も見どころです。いわゆる「頭上アート」では、カラフルな傘や扇、フラワーアートなどがストリートの天空を覆い、美しい風景が見もの。その年だけの美しい風景は、きっと自分のインスタグラムのタイムラインを鮮やかに彩ってくれるはず。
また、エキゾチックな雰囲気が満ちた上海の田子坊だけあり、雨の日や夜の風景なども、微妙な光の陰影が天然のフィルターとなって味わい深い写真が撮れるでしょう。

インスタの定番、スイーツやフードも見逃せません。田子坊は上海から来る外国人観光客が多いこともあり、カラフルでインパクトの強いスイーツが目白押し。店の方も、SNSでの話題性を狙っているのでしょう。上海・田子坊のスイーツは、アイデアを駆使した“やり過ぎ感”が楽しげです。

初めての田子坊観光はガイドチャーターを利用しよう

田子坊の路地裏はエキゾチックな雰囲気満点

田子坊の路地裏はエキゾチックな雰囲気満点

小さな路地が複雑に入り組んだ上海の田子坊。歩き慣れないと迷子になったり、余計に歩き過ぎてクタクタになってしまう恐れもあります。もしも上海から初めて田子坊に足を運ぶなら、現地オプショナルツアーのガイドチャーターを利用するのが便利です。

たとえば、田子坊で現地集合・現地解散する2時間ほどのツアーでは、上海から、田子坊の最寄りの駅となる地下鉄九号線の「打浦橋路駅」を下車し、1号出口から右側にまわったところにある、スターバックスコーヒーの入口でガイドと待ち合わせます。

ガイドと一緒に田子坊を歩くので、上海・田子坊を初めて訪問する人でも安心です。入り組んだ路地でも、ガイドが案内してくれるから心配不要。上海・田子坊の路地裏の雰囲気に浸りながら、不安になることなくショッピングや食事が楽しめます。

  • 田子坊散策 ガイドチャーター(2時間)
  • ガイドが同行して散策するので、初めての方にも安心♪みんなで掘り出し物を探そう!!
  • ツアー詳細ページ

田子坊&上海グルメもぜひ満喫を

「阿一鲍鱼酒家」のあわびとフカヒレ料理は絶品

「阿一鲍鱼酒家」のあわびとフカヒレ料理は絶品

多くの外国人観光客が集まる上海の田子坊には、グルメスポットが豊富にそろっています。中でも多く目にするのが、おしゃれなカフェたち。朝からディナーまでいつでも自慢の一品を食べられ、店内はもちろん店先に広がるテラスで、開放的な雰囲気の中で飲食が楽しめます。

ただし、意外なのはイタリアンやタイ料理、カレーなどのお店が比較的多く、中華料理の店が少ないこと。もしも本場の中華料理を食べたいなら、上海市街のレストランで中華グルメを楽しみましょう。

上海市にある「阿一鲍鱼酒家(AH YAT ABALONE)」は、本場の広東料理が堪能できる高級中華料理店。香港で1号店がオープンし、現在はアジアを中心に10店舗近くが営業しています。人気はあわびとフカヒレ料理で、セットメニューも豊富にそろっています。日本語メニューも完備しているのも嬉しいポイントです。

一方、スパイシーな四川料理とエスニックフードも味わえる店が「巴国布衣(バーグオブウイー)」。刺激的な辛みが魅力の味わいはもちろん、比較的リーズナブルなプライスも魅力です。また店内で観覧できる四川省の伝統芸「変歛」のショーは必見! 手を使わずに、さっとお面が変化していくさまはとても不思議です。

なお、上海のレストランは、事前にサイト等で予約をしておいたほうが安心です。

お土産スポットにもことかかない田子坊

小さな路地のあちこちにある雑貨店でおみやげをゲット!

小さな路地のあちこちにある雑貨店でおみやげをゲット!

数え切れないほどの雑貨店が軒を連ねる田子坊では、おみやげ選びに困りません。全店回っていたら、日が暮れてしまうほどのボリュームです。

おみやげ候補になりそうな雑貨は、田子坊ならではのアーティスティックなグッズから、ファンシー系のかわいい雑貨、エスニックなアイテムやコスメなど、その種類も多種多様です。また切り絵細工や似顔絵など、その場で作ったり描いたりしてくれるものは、自分用のおみやげとして、特に思い出が詰まったものになるでしょう。

甘いもの好きならキャンディ、また年配者や目上の人へのおみやげなら中国茶もおすすめです。いずれも専門店があるのでチェックしておきましょう。

また、バラマキ用のおみやげなら、まとめ買いしておくのが◎。そのときはぜひディスカウントを。値切り交渉も、上海・田子坊でのショッピングの醍醐味です。

上海観光も見どころいっぱい

「てくてくお散歩プラン」なら、上海を縦断する「黄浦江」もフェリーで渡れる

「てくてくお散歩プラン」なら、上海を縦断する「黄浦江」もフェリーで渡れる

上海で田子坊観光を満喫したら、次は、上海そのものの観光も楽しみたいものです。
上海は宋王朝の時代から商業の港として栄え、1849年〜1946年の期間は「租界(外国人居留地)」となり、多くの西洋文化が溶け込みました。そんな歴史の面影と、超高層ビルが建ち並ぶ現在の姿の両面の楽しさがあります。

海外旅行初心者にオススメなのが、手軽な現地オプショナルツアーです。
HISが主催する現地ツアー「オープントップバス&フェリーで行く!てくてくお散歩プラン」は、開放感満点なオープントップバスと、上海市民のポピュラーな交通機関であるフェリーを使って、上海の観光地をぐるっと回るプラン。オールド上海とモダン上海を一度に楽しむことができます。

上海指折りの繁華街として知られる「南京東路歩行街」から、租界時代の面影がエキゾチックな「外灘(バンド)」。そして、上海近代化のシンボル的な、高層ビル群が圧巻な「陸家嘴金融エリア」、一大ショッピングスポットとして人気な「豫園商城」、そして旧フランス租界の時代を思わせる「新天地」へと足を延ばします。日本語ガイドが案内するので、さらに安心です。

  • NEWお手軽市内観光プラン!いろんな視点から上海をみてみよう♪
  • オープントップバス&フェリーで行く!てくてくお散歩プラン
  • ツアー詳細ページ

また、「上海市内一日観光プラン」は、外灘や南京東路歩行街をはじめ、明代の庭園「豫園」や、中国三大博物館の一つである上海博物館などをめぐります。小籠包ランチ付きで、上海・田子坊散策も含まれています。ゆったりと1日かけて上海を観光したい人は、こちらもオススメです。

  • 定番!上海の見どころを一日で楽しめます
  • 上海市内一日観光(小籠包ランチ付き)
  • ツアー詳細ページ

日本から上海・田子坊へのアクセス

東京から上海へは飛行機でたった3時間とちょっと!

東京から上海へは飛行機でたった3時間とちょっと!

上海は中国指折りの都市だけあり、日本からのアクセスは非常に便利です。東京(成田・羽田)・大阪・名古屋・福岡・札幌と、日本の主要都市から直行便が飛んでいます。
成田〜上海間は約3時間30分ほどと、フライト時間も比較的短く、しかも時差もマイナス1時間しかないので、時差ボケの心配もありません。
上海には、「浦東国際空港」と「虹橋空港」の2つの空港があるので注意しましょう。どちらも、地下鉄やリムジンバスなどで上海市街地とアクセスされているので、海外旅行初心者でも安心です。なお、浦東国際空港の発着便なら、上海が誇るリニアモーターカーにも乗車できるのでぜひ体験してみてください!

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投稿日:2018.05.21

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