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神話と遺跡の国、ギリシャの世界遺産とは

数々のギリシャ神話を生み、古代ロマンあふれる観光地と人気のギリシャ。エーゲ海に浮かぶ、街並みの美しい島々の魅力もありますが、ギリシャ旅行の王道はやはり遺跡めぐり。日本の約3分の1の国土ながら、ギリシャは17もの世界遺産(日本は19)がひしめいています。こうしたギリシャの世界遺産のうち、人気の3カ所をご紹介します。

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エーゲ海

南国気質でおおらかな国民性

紺碧の海と天色(あまいろ)の空が鮮やかなエーゲ海に面するギリシャ。「エーゲ海クルーズ」と称された、旅の船が停泊する街並みの美しい島々がある国です。

また、現地の人々は、温暖な気候のせいかおおらかで、のんびりとしています。「フィロクセニア(外国からのお客様は手厚くもてなすという意味)」という、日本と似た考え方があるので、日本人とわかると「トウキョウ、ヨコハマ」などと知っている日本語を話しかけてくれたりします。

アクロポリス遺跡

1.古代都市の神殿「アクロポリス遺跡」

ギリシャは、4年に1度開催される平和祭典、オリンピックの発祥の地。また、欧州の子どもたちが幼いころ読み聞かされるギリシャ神話の発祥の地でもあります。それゆえそれらにまつわる遺跡にも事欠かず、ユネスコに登録されたギリシャの世界遺産は、18カ所存在しています。特に見応えのあるギリシャの世界遺産を3カ所ご紹介します。

アクロポリス遺跡は、ギリシャの首都アテネにあるギリシャの世界遺産です。アクロポリスとは、ギリシャ語で「高い丘の都市」という意味。城塞としてつくられ、現在でもアテネの町を見下ろしています。

パルテノン神殿

遺跡の中心には、歴史の教科書にでてくるパルテノン神殿があります。神殿は、紀元前5世紀ごろに建設が開始され、アテネの名前の由来である全知全能の神ゼウスの娘である女神アテネの高さ12メートルの像が祭られていました。ところが、1687年のヴェネチア軍の攻撃により破壊され、現在、復元作業が続けられています。

他にも、酒と演劇の神ディオニソスの名前を冠したギリシャ最古の劇場の遺跡や、狩猟の女神アルテミスを祭った神殿の跡地であるアルミテス・ブラウロニアの聖域などもあり、常に観光客でにぎわっています。

エレクティオン神殿

中でも、目を奪われるのは、パルテノン神殿近くの乙女の石像を柱としたエレクティオン神殿です。この神殿は、アテネ最初の守護神の座を、海と地震の神ポセイドンと、知恵と芸術の女神アテナが争ったことを記念し、紀元前5世紀ごろに建てられました。

現在の乙女の柱はレプリカですが、本物は6本中5本がアクロポリス博物館に、残りの1本は大英博物館に所蔵されています。アクロポリス博物館は、神殿からわずか300m、アテネ市の主要広場であるシンタグマ広場から約2kmの場所にあります。

ちなみに、こうした神殿の周囲は大理石だったり足場が悪かったりするので、歩きやすいスニーカーで観光をすることをオススメします。

メテオラ修道院

2.ギリシャの世界遺産では屈指の絶景「メテオラ修道院」

「天空に浮いた」という意味のメテオラは、切り立った岩場にはりつくように建つ修道院に圧倒される、自然遺産と文化遺産の両面で認定されたギリシャ屈指の世界遺産です。

伝説では、ゼウスが天から投げた岩の跡といわれていますが、俗世間と離れられるという理由から、古くから修行者が住みついていたそうです。14世紀には、聖アサラティオスによりメガロ・メテオロン修道院が建立。その後、多いときには24もの修道院があったそうです。今はメガロ・メテオロン修道院を含め6つの修道院があり、修道士や尼僧が修行を続けています。

現在はどの修道院も見学することができますが、中でも見どころは16のフレスコ画やイコン(宗教画)でしょう。

ギリシャ北部の山間地帯にあるメテオラは、アテネのラリッサ駅から電車を乗り継いで約6時間。カランバカという小さな町に到着するので、そこからバスやタクシーで向かいます。アテネ発のオプショナルツアーに参加したほうが、効率よく見学ができるでしょう。

なお、メテオラ修道院は、現在も修道士たちが修行を重ねる神聖な場所です。訪問時には、肌の露出が多い服装や、ズボン姿の女性は入場できません。大判のストールを巻くか、スカートを上からはく必要があります。写真撮影等も禁止の場所があります。留意して訪れましょう。

デルフィ古代遺跡

3.世界のへそといわれる「デルフィの古代遺跡」

アテネからバスで約2時間半。デルフィ遺跡は、ギリシャの数ある世界遺産でも、アテネからの日帰りが可能なオプショナルツアーとして、ギリシャでも人気の観光スポットです。

この土地は、全知全能の神ゼウスが世界の中心を決めるため、別々の方向から2羽のワシを放ち、2羽が出会った場所といわれています。遺跡群の中でも、もっとも知名度の高いのが、アポロン神殿でしょう。ここでは、国内最古の神託所として、紀元前8世紀ごろから皇帝テオドシウスに西暦393年に禁止されるまで、神のお告げを受ける儀式が執り行われていました。実際にアポロンの神殿に立つと、日本のパワースポットと同じような神聖な気を感じます。

当時行われていた参拝の順番で見学できるので、ご神託を待ちわびていた人々と同じ気持ちになれることでしょう。

事前にホテルや通貨の確認を

ギリシャ旅行は、7月、8月がハイシーズン、4月~6月、9月~10月がミドルシーズン、それ以外はローシーズンというシーズナリティがあります。また、ギリシャのホテルは、ハイシーズンは価格設定が高く、ローシーズンとなるとお休みになってしまうホテルや施設があることは理解しておきましょう。ローシーズンに高級ホテルに安い価格で泊まるのも手かもしれません。

また、ギリシャは2015年の経済危機の際には、銀行口座から引き出せるお金に制限がありました。現在、規制は緩和されており、旅行者への影響も最小限にとどめられてはいますが、渡航される場合には、在ギリシャ日本大使館や、外務省海外安全ホームページの情報を確認してから出かけましょう。

ギリシャには、世界遺産だけではなくエーゲ海の美しい島々や遺跡が数多くあります。何度訪れても飽き足らないことでしょう。

※掲載画像にはイメージ画像が含まれています。

アテネ(ギリシャ)のおすすめ!のおすすめ!

ご旅行前に外務省・安全情報(ギリシャ)をチェック

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