iPhoneユーザーが、初めて使った「海外SIM」の体験談と注意点

iPhoneユーザーが、初めて使った「海外SIM」の体験談と注意点

海外SIM スマホイメージ
iPhone8(ソフトバンク)ユーザーが、ヨーロッパ経由地含め3か国(12日間)を周遊した旅行で、初めて「海外SIM」を購入し、利用した理由と使い心地をまとめます。

海外で通信するための、3つの手段

海外旅行にいく際に、必須アイテムといえば「スマートフォン」。 現地での情報・地図検索、SNSの更新など、もはや旅行においても通信なしではやっていけません。海外で通信するためには大きく3つ手段があります。

① 携帯電話会社の海外パケットプラン
② 海外レンタルWi-Fi
③ 海外SIM

今までは、②の海外で使用できるWi-Fiをレンタルして使用していましたが
・空港での貸出・返却が手間であること
・レンタル料金が、旅行日数分かかること
に不満がありました。
出発日や、帰国日(時差があるため約2日間)は使用する機会がほとんどないのにレンタル料を支払うことに、無駄を感じていたので今回は初めて③の「海外SIM」の中から「変なSIM」を購入し試してみました。

順を追って解説します!

※「変なSIM」とは、今のSIMカードにシールのように貼り付ける抜き差し不要のSIM。83の国と地域で使え、[1日500円×使いたい日数分]データプランを購入することで使用できます。マニュアルも問合せも日本語対応なので安心でした。

変なSIMを使うための、大まかな流れ

・自分の携帯端末で「海外SIM」が使えるか?
(SIMロック解除できる携帯端末であるか?)

・海外SIMの購入

・海外SIMの装着

・アプリのダウンロード

・今回の旅行で使う通信プランを購入

・「変なSIM」を有効にする

携帯端末のSIMロック解除をします

「SIMロック」とは?

「SIMロック」とは、特定のSIMカードを差し込んだ場合のみに動作するよう携帯電話や通信モジュール等の通信端末に施される機能制限のことです。解除することで、他のSIMが利用できるようになります。

私は、iPhone8を携帯電話会社(Softbankショップ)で携帯端末を購入したため、SIMロック解除が必要でした。

  • 携帯電話会社から購入した方
    →SIMロック解除が必要
  • AppleのWEBから購入した方
    →SIMフリーです
  • 中古で購入した方
    →購入元に確認

SIMロック解除方法

My SoftBank(オンライン受付)またはソフトバンクショップで解除できます。
端末の購入時期等により、解除できないものもあります。
SIMロック解除をすることで、ソフトバンクのSIMカードが使えなくなるわけでも、契約が解除されるわけでもありませんのでご心配なく。

各社公式サイトで解除方法の説明がありますので、詳しくはこちらをみてください。
Softbank公式サイトはこちら>>
NTTドコモ公式サイトはこちら>>
au公式サイトはこちら>>

SIMロック解除できたことを確認したら「海外SIM」の購入

私は数ある海外SIMの中から「変なSIM」のシールタイプを購入ました。
理由は、「貼り付けタイプ」は、1度設定すれば差し替えが不要のため、SIMの紛失を防げるのと煩わしくないからです。

※機内で隣に座っていた方が、SIMを差し替えている時にSIMを落としてしまったようで、中々見つからず慌ててたのを目撃し、シールタイプで良かったなと実感しました。

変なSIMの種類

プラスティックタイプ
・デュアルSIM(SIMカードを複数いれられる)端末の方は、「プラステックタイプ」がおすすめです。
・SIMの切り替え操作は携帯で可能です

貼るタイプ
・既存のSIMカードにシールのように貼り付けます。
・都度入れ替えしなくていいため、便利です。
・そのため、紛失もしません。
・日本でSIMを挿入できるので、バタバタしながら現地空港で入れ替える必要はありません。
・帰国後も、貼り付けたままでOKです。
・SIMの切り替え操作は「変なSIM」のアプリで可能です。

注意:キャリア(ソフトバンクからauなど)を変更する場合には、SIMが変更になるため、貼り付けたSIMを剥がし、新しいSIMに貼りかえれば使用可能となりますが、うまく剥がせず「変なSIM」が使えなくなる可能性もあります。
キャリア変更を予定している方は、プラステックがおすすめです。

購入方法

店舗
HISの一部店舗で購入可能です。
「変なSIM」(1,980円/税別 2019.12現在)を現金又はクレジットで支払い可能。

WEBサイト
必要事項を登録するのみです。購入から到着まで約2~3日ですが、余裕をもって購入することをおすすめします。
HISモバイル公式ページはこちら>>

HISモバイルアカウントの登録

WEBサイトから「変なSIM」を購入する際や、「変なSIM」及び、「変なSIMアプリ」を使用するには、「HISモバイル」アカウントが必要となります。
(e-mail、パスワード、氏名、住所、性別、クレジットカード情報などの登録)
HISモバイル公式ページはこちら>>

SIMカードの設定

SIMカード取り出し用ピン

スマホからSIMカードを取り出すときに必要になるのが「SIMピン」とよばれる小さなピンです。
スマホ購入時に、箱の中にはいっています。が、無くしてしまった方も多いのでは。
「変なSIM」を購入すると、SIMピンも一緒に封入されているので安心です。
万が一、紛失した場合は、書類を挟むのに使うゼムクリップや、安全ピンで代用することも可能ですが、端末を傷つけてしまう可能性もあるので、最終手段として使ってください。

SIMカードの設定方法

以下のように、端末から抜き出したSIMカードに、「変なSIM」を貼り付けます。
その後、端末に挿入します。
この時点では、今までのSIMから「変なSIM」に切り替えをしていないため、今まで通り通信できます。
「貼るタイプ」のSIMカードであれば、バタバタする出発直前ではなく、時間にゆとりがある時に設定可能でした!

プランの購入方法

「変なSIM」アプリをダウンロードする

HISモバイルのページからダウンロードできます。

変なSIMアプリから、「プランの購入」

旅行の予定にあわせて、通信のプランを購入します。
日本でも現地でも購入は可能ですが、ネット環境が必要になります。
今回私は、3ヶ国を周遊するため「周遊」プランを購入しました。
世界周遊プランでは、日本を含む83ヶ国の国と地域で利用が可能で、日本人が多く行く国は、カバーしています。

「周遊プラン」と「1日」プランのメリット・デメリットの比較をしてみました。

国・地域:「周遊」
データ量:世界周遊4GB/15日間(360時間)
利用日数:15日/5,000円

周遊プランのメリット
・国ごとに切り替えが不要
・旅行日数<15日間の場合、日本でプランをスタートできるので現地で操作する必要がない
周遊プランのデメリット
・世界周遊プランは、15日間(4GB)のみ
※アジア周遊プラン、8日間(4GB):3,500円もあります

スペイン6日間→ポルトガル2日間→スペイン1日間の合計9日間を購入

①国・地域:「スペイン」
データ量:200MB/24時間
利用日数:6日/500円
※6日間を選びプランを開始すると、6日×24時間となり、途中で止めることはできません。
※1日単位×6日間分を6回に分けて購入することも可能

②国・地域:「ポルトガル」
データ量:200MB/24時間
利用日数:2日/500円

③国・地域:「スペイン」
データ量:200MB/24時間
利用日数:1日/500円

データ量合計:9日間/216時間(1.8GB)
合計4,500円

1日単位で購入した場合のメリット
・1日(24時間)単位で購入すれば、次のプランの開始タイミングを自分で選定できる
・通信環境が不要な日(ホテル内で過ごし、ホテルのWi-Fiを使うなど)は、無駄な通信が発生しない
1日単位で購入した場合のデメリット
・都度設定をする手間がかかる

プランの登録方法

「変なSIM」アプリでプランを購入した後に、プランの登録ページで、「変なSIM」と同期させます。

ここからは、iPhoneの「設定」の中にある「モバイル通信」に遷移します。
「モバイル通信」→「SIM App」

「変なSIMと切り換え」→「プランを登録する」

「入力枠を長押しする」→「コピーしたプラン情報をペーストする」

「送信プランをタップする」→「了解」

ここまでは、日本で設定しておくことをおすすめします。

設定完了後は、携帯端末の「設定」 →「モバイル通信」→「SIMAPP」→「国内SIM」に戻します。

「変なSIM」に切り替える

渡航先に到着したら、「変なSIM」に切り替え、プランを開始

iPhoneの「設定」 →「モバイル通信」→「SIMAPP」→「変なSIM登録と切り換え」で「変なSIM」に切り替えます。
ちなみに、「世界周遊プラン」と「アジア周遊プラン」は日本も対応国のため、日本出発前から通信を開始することも可能です。
私は、成田空港で通信を開始したので、現地で慌てることもなくスムーズに使用できました。

プランを開始する

Wi-Fi環境が必要なため、到着した空港で設定するのがおすすめです。
「変なSIM」アプリから、「プランを使う」を選択し、今から使用するプランを選択します。
このタイミングから、購入したプランのカウントがスタートします。

プラン名のあたりをタップすると、以下ページが表示されます。
ここで表示された「APN」 が、次の行程で表示されるかを確認します。
(周遊プランは、APN設定は不要です)

データローミングをオンにする

携帯端末の「設定」→「モバイル通信」→「通信オプション」→「データ ローミング」をオン

※周遊プランでは、海外接続時などにタイ語でショートメッセージが入りましたが、通信には影響はないとのことです。

「変なSIM」で正しい電波をつかんでいるか確認する

携帯端末の「設定」→「モバイル通信」→APNで表示されているものが
先ほど確認したAPNと同じであるかの確認。

「変なSIM」切り替わったかの確認方法
SIMの電話番号を確認していただければわかります。
iPhoneであれば「設定」→「電話」→「自分の電話」を確認すると、購入した
プラン番号が表示されています。この場合は変なSIMの通信です。
購入したプラン番号以外が表示されている場合で通信ができている場合、
変なSIMの通信ではありません。

帰国後の設定

携帯端末の「設定」 →「モバイル通信」→「SIMAPP」→「国内SIM」に切り替えます。
私の場合、日本の通信会社はSoftbankのため、アンテナがSoftbankになっているか確認します。

まとめ

「周遊プラン」選択理由

・今回の旅行日数は12日間(移動日数を引くと、実質9日間)であるにも関わらず、利用日数が15日間となると一見無駄のように見えますが、最大15日間で、4GB使用できるプランなので、4GB÷9日間=440MB/1日使用できます。
GoogleMapに頼る私にとっては1日200MBでは、心もとないし、同行者とテザリング(複数接続)も可能なため、容量的に安心です。

・周遊プランであれば、日本でも使用可能のため、成田空港で設定をし、操作や使い心地を試しながら出発できました。但し、「変なSIM」に切り換えた後は、日本の電話番号は不通となるので注意が必要です。

・1日(24時間)ごとに、地域を選ぶプランもありますが、国が変わる度にプランを変更するのが煩わしかったため(面倒くさがりの人には、周遊プランが特におすすめです)、想像以上に快適でした!

【今回の旅のスケジュール】
日本からブリュッセル(ベルギー)を経由してバルセロナ(スペイン)へ。
その後、リスボン(ポルトガル)を周遊し、バルセロナ(スペイン)へ戻り、ブリュッセル(ベルギー)を経由して日本へ

【購入プラン】
旅行日数:12日間
実質日数:9日間
周遊国数:3ヶ国
購入プラン:世界周遊(4GB/15日間)

ちなみに1日単位で購入すると
・200MB(500円)×9日間=1.8GB(4,500円)
・経由地であるベルギーでは購入するともったいないので空港のWi-Fiを利用
・A国→B国に移動したタイミングで、B国のプランをスタートさせる手間が発生する
・その場合、A国で24時間分を使いきれてなくても途中で停止することはできない(=少し無駄になる)
料金は、500円ほど安くなりますが、手間と容量を考えると周遊する場合は世界周遊プランをおすすめします。

ちなみにWi-Fiをレンタルすると
Wi-Fiをレンタルすると、1日980円(500MB/4G回線)×11日=10,780円
その他、補償プランなどもレンタル日数かかります。

海外旅行にある程度行かれる方は、一度SIMを購入してしまえば、次回以降通信料だけなのでお得です。
わからないから不安、、、という気持ちはありますが、一度使用してみれば次回以降はスムーズに使用できると思います。
ぜひ、海外SIMにトライしてみてください。

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