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ノルウェーのフィヨルド観光は、鉄道・バス・フェリーのセットで行く!

北欧のスカンジナビア半島西岸に位置するノルウェー。ノルウェー海に面する西側は、複雑な地形を形成するフィヨルドが続き、その美しすぎる絶景は世界中の観光客を魅了しています。ノルウェーの数あるフィヨルドの中でも、世界遺産登録のネーロイフィヨルドを支流に持つソグネフィヨルドは必見のスポット。鉄道・バス・フェリーで景色を愛でながら巡るフィヨルド観光を、歴史ある街歩きと併せてご紹介しましょう。

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ソグネフィヨルド観光の拠点ベルゲン

世界遺産「ブリッゲンの街並み」と山からの絶景を楽しもう

ノルウェーの首都・オスロから約460km西に位置する都市ベルゲンは、ノルウェーで2番目に人口の多い都市。フィヨルドに囲まれ、海岸線のすぐそばまで迫る山肌とわずかな平地に建物が密集しています。

観光の中心エリアは、ベルゲン港周辺とベルゲン駅周辺。駅から港までは徒歩20分と比較的近い距離なので、ぶらりと歩きながらさまざまな観光を十分に楽しむことができます。

世界遺産に指定されたブリッゲン地区旧市街に残る古い木造倉庫群の街並みは必見。
港に面してとんがり屋根のカラフルな木造家屋が規則正しく並ぶ、絵画や写真でよく見かけるスポットです。

ここは14世紀から16世紀にかけて、ドイツのハンザ商人(北海やバルト海沿岸で貿易を行っていた経済同盟)の事務所や住居として利用されていた場所。建物はすべて木造となっており、そのためこれまで何度も火災に遭っていますが、その度に修復され当時の姿を今に伝えています。

現在はその建物にレストランや土産物店、アーティストの工房などが入りましたが、建物と建物の間に入ると狭い小路がずっと奥まで続き、まるで迷路のよう。路地にお店が並び、そぞろ歩きが楽しいスポットになっています。

ノルウェーの港街ベルゲンを彩るカラフルな木造家屋群。まるでおとぎの国のような街並み

ノルウェーの港街ベルゲンを彩るカラフルな木造家屋群。まるでおとぎの国のような街並み

ベルゲンの街をフロイエン山から眺める

ベルゲンを訪れたなら、絶対に行ってみたいのが標高320mのフロイエン山です。
「魚市場」や「ハンザ博物館」の近くにあるケーブルカー乗り場から、片道5~8分くらいで簡単に山頂までアクセスすることができます。
ケーブルカー乗り場の脇からは登山道も整備されていますので、時間の余裕がある人はハイキング気分で登山していくのもおすすめ。低山なので歩いて登るのもそれほど辛くはありません。

山頂エリアには土産物店やカフェなどの施設があり、景色を眺めながらゆっくり過ごせます。山頂の展望台はガラスのフェンスで囲まれ、眼前にはベルゲンの港町とフィヨルドの地形の眺望が広がります。まさに北欧の旅を実感できる情景です。

 

フロイエン山の山頂へは、ケーブルカーがあるので気軽にアクセスできる。街を一望できる山頂からの眺望は抜群

フロイエン山の山頂へは、ケーブルカーがあるので気軽にアクセスできる。街を一望できる山頂からの眺望は抜群

フィヨルド観光に欠かせない「ベルゲン鉄道」から望む景観は、北欧屈指の美しさ

ベルゲン鉄道は、ノルウェーの首都オスロとベルゲン間の500km近い路線を結ぶ鉄道です。オスロからベルゲンまでを最短6時間半で繋ぐベルゲン急行は、北欧ならではの絶景の中を走り、世界でも人気のルートです。

車窓から眺む雄大なノルウェーの森、迫りくるような山々に深い谷、荒涼とした景色や、はるか彼方に延びる氷河や湖など、変化に富んだノルウェーの大自然に魅了されること間違いありません。

また、沿線の180を超えるトンネルには、標高1,237mの高所を通過する箇所もあり、ベルゲン鉄道は、北欧の主要な鉄道の中で最も標高の高い地点を通る鉄道となっています。

ベルゲン急行の車内は明るい雰囲気。お腹がすいたら軽食を購入することができ、また車内ではWi-Fiも利用できるなどとても便利で、快適に過ごすことができます。オスロからベルゲンまで6時間半というのはちょっとした長旅ですが、景色の変化を眺めているだけでも退屈することはないでしょう。

ベルゲンの駅に停車しているベルゲン急行。ノルウェーの大自然を眺めながらの列車の旅が満喫できる

ベルゲンの駅に停車しているベルゲン急行。ノルウェーの大自然を眺めながらの列車の旅が満喫できる

憧れの北欧・ノルウェーの旅、メインディッシュはやっぱりフィヨルド巡り!

フィヨルドは、悠久の昔から続く自然の営みが作り出した芸術

フィヨルドは、ノルウェー語で「入り江」を意味する言葉。
約100万年前の氷河による浸食で、谷底がU字V字型に削られ、そこに海水が進入して形成された自然の産物です。

「フィヨルド地方」と呼ばれるノルウェーの西部海岸線は、地図で見ると驚くほど複雑な地形となっています。全長2万kmを超え、海抜1,000mを超える切り立った崖の連なりや、水深1,000mを超える箇所など、まさに地球規模の自然を実感できる場所。

フィヨルドはそれこそ無数にありますが、なかでも代表的なのは「ガイランゲルフィヨルド」「ノールフィヨルド」「ソグネフィヨルド」「ハダンゲルフィヨルド」「リーセフィヨルド」の5つ。これらは5大フィヨルドと呼ばれています。

切り立った山々と複雑な地形の入江はまさにノルウェーならではの景観

切り立った山々と複雑な地形の入江はまさにノルウェーならではの景観

フィヨルド観光は、鉄道・バス・フェリーのセットでより景色を楽しんで

フィヨルドという大規模な観光スポットを巡りでやはり気になりるのは交通手段。
フィヨルド観光は、鉄道、バス、フェリーを使って移動しながら景色を満喫できるのが醍醐味です。

5大フィヨルドの中でも「ソグネフィヨルド」と「ハダンゲルフィヨルド」はベルゲンの街からアクセスしやすく、交通機関ごとに異なる趣を味わうことができます。
ベルゲン鉄道の停車駅のひとつ、ミュールダール駅からフロムまでの約20kmを結ぶフロム鉄道は、ソグネフィヨルド観光には欠かせない路線。急こう配を力強く上っていく迫力ある走りと、その後に出会える景色は感動ものです。

また、フロム鉄道駅の近くにはフロム鉄道博物館やカフェ、グドヴァンゲン行きのフェリー発着所もありますが、バスでさらにひと足延ばせば、世界的にも貴重な遺産「ボルグン・スターヴ教会」に行くこともできます。ここはディズニーアニメ、『アナと雪の女王』の氷の城のモデルになったことでも知られ、北欧独特の木造建築様式が魅せる珍しい佇まいは必見です。

フィヨルド観光に欠かせない交通手段「フロム鉄道」

フィヨルド観光に欠かせない交通手段「フロム鉄道」

一生に一度は見てみたい「ソグネフィヨルド」「ネーロイフィヨルド」

5大フィヨルドの中でも人気が高く、唯一通年で観光ができる「ソグネフィヨルド」。その長さは204km、水深は最深部で1,308mと世界最大規模を誇っています。内陸に向かうほど細く枝分かれし、先端の「ネーロイフィヨルド」は世界遺産に登録されています。

「ネーロイフィヨルド」へは、フロムとグドヴァンゲンを結ぶフェリーで周遊することができ、こちらはフィヨルド観光のハイライト。船上で澄んだ空気を感じながら、左右に断崖が迫る圧巻のスケールを体感できます。

一方、「ソグネフィヨルド」の南に位置する「ハダンゲルフィヨルド」は女性的なフィヨルドといわれ、なだらかな地形が特徴です。拠点の村として、ノルウェーでも特に美しいといわれるノールハイムスン村があり、ここではスタインダールの滝が有名です。「ハダンゲルフィヨルド」は牧歌的な風景が広がり、ほかのフィヨルドとはまたひと味違った魅力を備えています。

「ネーロイフィヨルド」は「ソグネフィヨルド」の先端部分に位置しており、世界自然遺産に登録されている

「ネーロイフィヨルド」は「ソグネフィヨルド」の先端部分に位置しており、世界自然遺産に登録されている

ノールハイムスン村のスタインダールの滝。大自然の営みを間近に感じることができる

ノールハイムスン村のスタインダールの滝。大自然の営みを間近に感じることができる

まとめ

憧れの北欧・ノルウェーの旅といえば、やはりぜひ体験してみたいのがフィヨルド観光。写真や映像で見るのと、実際に現地で観るのとでは圧倒的な違いがあり、生のフィヨルドの迫力や美しさは一生ものの記憶として心に刻まれることでしょう。
今回ご紹介した「ソグネフィヨルド」や「ハダンゲルフィヨルド」は比較的アクセスしやすく、フィヨルド観光に利用するバス、鉄道、フェリーといった交通手段それぞれに楽しみや見どころがあるのもポイントです。
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