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絵本のようなコッツウォルズ、湖水地方の自然の中で豊かな時を過ごす旅

コッツウォルズはロンドンから西に約83マイルほどの丘陵地帯。自然豊かな丘陵地に、まるで絵本から出てきたような家々が点在し、イギリスで最も美しいといわれる地域です。
ピーターラビットの作者ビアトリクス・ポターや、シェイクスピアを生んだ「ストラットフォード・アポン・エイヴォン」、イギリスを代表する18世紀の詩人ワーズワースゆかりの地として知られる「湖水地方」も、 “古き良き英国”の面影が現代にそのまま残されています。
緑に包まれた歴史ある街並みに触れ、穏やかな時の流れに心潤う旅に誘いましょう。

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イギリスで最も美しいと称されるコッツウォルズ
のんびりと蜂蜜色の村を巡り歩く旅。

イギリスに来たなら、ぜひ訪れてみたいコッツウォルズ!

昔ながらの建物や街並みがコッツウォルズの村々の全域に残されている

昔ながらの建物や街並みがコッツウォルズの村々の全域に残されている

コッツウォルズとは、「羊の丘」を意味する言葉。約160kmにわたる丘陵地帯に、小さく美しい村が点在しています。
コッツウォルズの村々では現代でも昔ながらの生活が営まれ、昔のままの建物や街並みからはまるで時が止まっているかのようにも感じられます。

 

コッツウォルズの蜂蜜色の建物と緑豊かな風景の中をゆったり散策

 

そんな静寂に包まれたこの土地で目を引くのが、蜂蜜色をした石造りの建物群。コッツウォルズで採石される柔らかいベージュの石灰石「ライムストーン」は、その色合いから「ハニーストーン」とも呼ばれています。この石を利用したこの地方の建物は数百年という長い歴史を刻んだ重厚感がありながらも、特有の暖かな色合いが印象的でどこかチャーミング。村によって微妙に異なる色合いや風合いなども、コッツウォルズの旅の味わいどころの一つでしょう。

緑が多く、絵画のような風景にいくつも出逢えるコッツウォルズでは、やはりゆっくり時間をかけて散策を楽しむのがおすすめです。

 

コッツウォルズらしい村「バイブリー」

バイブリーのホテル「スワン」は350年の時を経て、今も営業が続けられている(コッツウォルズ)

バイブリーのホテル「スワン」は350年の時を経て、今も営業が続けられている(コッツウォルズ)

 

ウィリアム・モリスが愛した「イングランドで最も美しい村」バイブリー

 

詩人やデザイナーとして知られるウィリアム・モリスが暮らし、「イングランドで最も美しい村」と称えた村がここ「バイブリー」です。モリスの言葉通り、バイブリーはどこを眺めても記念写真に収めたいシーンの連続。村の中心を流れるコルン川沿いには、1650年創業のホテル「スワン」が、村のランドマークとして静かな佇まいを見せています。

ホテル「スワン」から徒歩数分圏内に、中世に建てられた石造りのコテージが連なる「アーリントン・ロウ」があり、その可愛らしい佇まいはまるで絵本の中のおとぎ話の世界。

イギリスで最も古い歴史を持つマス養殖場「バイブリー・トラウト・ファーム」はホテル「スワン」のすぐ近くにあり、生け簀で餌付け体験などができます。マスの燻製などを販売するショップもあるので、ぜひ覗いてみましょう。

 

水辺の風景に心安らぐ村「ボートン・オン・ザ・ウォーター」

水鳥が遊ぶウィンドラッシュ川のほとり はぜひのんびりと散策したいもの(ボートン・オン・ザ・ウォーター)

水鳥が遊ぶウィンドラッシュ川のほとり はぜひのんびりと散策したいもの(ボートン・オン・ザ・ウォーター)

「ボートン・オン・ザ・ウォーター」はコッツウォルズ地方でも特に人気の高い村です。中心をゆるやかに流れるウィンドラッシュ川と、蜂蜜色の街並みが織り成す穏やかな風景が印象的。“コッツウォルズのベニス”とも呼ばれ、川辺でくつろぐファミリーや浅瀬で泳ぐ水鳥たちも風景に溶け込んでいます。

川に架かる石橋もそれぞれ趣があり、撮影スポットの一つとしてよく知られています。川沿いやハイストリートにはカフェやパブが並び、土産物店もたくさんあるので、時間が許す限り覗いてみたいところです。

人気の観光スポットは、ボートン・オン・ザ・ウォーター村を実物の9分の1サイズで再現したミュージアム「モデル・ヴィレッジ」。住居や雑貨店、教会などが忠実に再現され、そのあまりの精巧な作りに驚かされること間違いなしです。

そしてもう一つおすすめなのが「モータリング・ミュージアム」。何といってもイギリスはモータースポーツ発祥の地。クラシックカーやバイクなどのレトロなおもちゃが賑やかにディスプレイされ、車に詳しくなくてもワクワクさせてくれる空間となっています。

 

ストラットフォード・アポン・エイヴォン
シェイクスピアが生まれ、眠る故郷で軌跡をたどる。

シェイクスピアの人生に思いを馳せる名所の数々

 

450年前のシェイクスピアの生家が現在も保存されている。ストラットフォード・アポン・エイヴォンを訪れたなら必見!

450年前のシェイクスピアの生家が現在も保存されている。ストラットフォード・アポン・エイヴォンを訪れたなら必見!

イギリス南部に位置する「ストラットフォード・アポン・エイヴォン」は、エイヴォン川のほとりに広がるイギリス屈指の観光地。やはり押さえておきたいのは、この地で生まれた偉大な劇作家、ウイリアム・シェイクスピアにまつわる数々のスポットです。

生前の生活を垣間見ることができる「シェイクスピアの生家」が残されており、ぜひ見学しておきたいもの。シェイクスピアの孫娘と最初の夫トーマス・ナッシュが暮らした「ナッシュの家」とその隣にあるシェイクスピアが晩年を過ごした家があった「ニュープレイス」も必見です。
厳かな雰囲気に満ちた「ホーリー・トリニティ教会」は、シェイクスピアが洗礼を受け、内部に彼と妻のアン・ハサウェイが埋葬されていることで有名なスポットです。ほかにも、シェイクスピアの母や長女の家、妻の実家などが点在し、その佇まいはシェイクスピア時代のイギリスの風景をそのまま残しています。

 

エイヴォン川沿い~ヘンリー・ストリート、ハイ・ストリートへ。パブやカフェで一息ついたら、お買い物へ。

スコーンやサンドイッチなど、紅茶とともにいただくアフターヌーンティーはイギリス旅行の楽しみのひとつ

スコーンやサンドイッチなど、紅茶とともにいただくアフターヌーンティーはイギリス旅行の楽しみのひとつ

史跡巡りに加えてひと息入れたいスポットが、エイヴォン川沿いに広がる「バンクロフト・ガーデン」です。美しく手入れされた芝生の広場では人々が思い思いにくつろぎ、川辺の眺めはとことん絵になります。
園の北側にはシェイクスピアの銅像が立っていて、ここは恰好の撮影スポット。銅像の周りにもマクベス夫人やハムレットなど、シェイクスピアの劇中に登場する人物像があります。

そして、ティータイムはイギリスを訪れる旅の楽しみの一つ。シェイクスピアの生家があるヘンリーストリートやハイストリート沿いにはパブやカフェ、土産物店が軒を連ねています。中世の建物をそのまま利用した店舗も多くあり、ロマンティックな気分に浸りながら食事や買い物を楽しむことができます。

 

湖水地方はピーターラビットの故郷
イングランドの渓谷と壮大な自然に感動!

湖水地方の湖と緑の風景に癒され、いざ、絵本の世界へ

広大なウィンダミア湖。遊覧船があるので湖側からも美しい景色が楽しめる

広大なウィンダミア湖。遊覧船があるので湖側からも美しい景色が楽しめる

 

湖水地方で生まれたイギリスを代表するうさぎの物語「ピーターラビット」

 

イギリス北西部に位置する湖水地方は、大小500の湖と雄大な山々で魅せる美観の宝庫。青紫色のブルーベルが咲き乱れる初夏や、紅葉の秋、雪景色の冬などと四季折々に格別な美しさがあります。
観光の中心となるのは、この地方で最大の湖「ウィンダミア湖」の周辺。なかでも一番人気は、世界中で愛されているピーターラビットゆかりの地ではないでしょうか。

ピーターラビットの作家ビアトリクス・ポターは湖水地方で半生を過ごし、この地をこよなく愛しました。絵本の世界を再現した博物館「ワールド・オブ・ビアトリクス・ポター」や、ポターが39歳で購入したという農場と家「ヒル・トップ」の他、ピーターラビットのグッズが目白押しのショップなどがあります。
美しい風景を愛でるとともに、存分に絵本の世界に浸る楽しみがあふれています。

 

詩情誘う、ワーズワースが愛した地「グラスミア」

グラスミア湖のほとりの小さな村。季節によってもさまざまに表情を変える美しい地

グラスミア湖のほとりの小さな村。季節によってもさまざまに表情を変える美しい地

ウィンダミア湖北端にある町「アンブルサイド」の観光なら、石橋の上に建つ小さな家「ブリッジ・ハウス」が有名です。17世紀に橋の上に建てられた石造りの2階建ての家は、1階2階とも4畳程度。こじんまりとして絵本に出てくるような可愛いさです。

アンブルサイドからさらに北西に進んでいくと、グラスミア湖畔の村「グラスミア」があります。
グラスミアは小さな村ですが、グラスミア湖とその周辺の自然を楽しむトレッキングや、湖水地方で生まれ育った18-19世紀のイギリスを代表する大詩人・ワーズワースゆかりのスポット巡りなどが人気の村でもあります。

ワーズワースが10年間過ごした家「ダヴ・コテージ」や併設の「ワーズワース博物館」、晩年を過ごした家「ライダル・マウント&ガーデンズ」などが名所となっており、「セント・オズワルド教会」脇の墓地には、ワーズワースとその家族が眠っています。
グラスミアの村の中には雑貨やアウトドア用品などの小さなお店やレストラン、ギャラリーなどもそろっているため、村の散策が楽しめます。
グラスミアのお土産を求めるなら、1854年創業の「グラスミア・ジンジャーブレッド・ショップ」のジンジャーブレッドをぜひ。今も当時のレシピ通りにその味が受け継がれ、評判を呼んでいます。

ゆったりとした時間と歴史が豊かな自然の中にあり、見るものすべての佇まいが美しく感じられる静かな地です。

マンチェスターからグラスミア、ボウネス、アンブルサイドを巡るバスツアーなら、湖水地方の人気の村を一日で回ることができます。バーミンガムでの宿泊も付いてるので、夜の到着後も安心です。

今回ご紹介したコッツウォルズやストラットフォード・アポン・エイヴォン、湖水地方は、イギリスらしい美しい田舎風景を満喫できる場所。ピーターラビットやワーズワース、シェイクスピアなどテーマを持っているため、観光がしやすいのも魅力です。特に湖水地方は2017年に世界遺産に登録されたので、注目度も大です。

各村の中心部はコンパクトで散策しやすい一方、村から村へ移動するには路線バス以外の交通機関がないため事前にチェックを。世界の旅行者と乗り合いバスで周遊できる【JOIBUS】なら、ロンドンを起点とする「【JOIBUS12日 ロンドン発ウィンダミア着」または、「【JOIBUS12日 ウィンダミア発ロンドン着」のホテル付きのツアーがあり、効率的に回れるのでおすすめです。

ロンドンとはひと味違うイギリスの田舎町で、とっておきの時間をぜひお過ごしください。

世界の旅行者と乗り合いバスでヨーロッパを大周遊!

JOIBUS

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